初勝利をあげたデビュー1年の地獄兄弟が憧れのタッグチームと対戦決定!

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 1日、新木場1stRingで暗黒プロレス組織666『666vol.104』が開催。地獄兄弟ことHELLBROS Ryuが自団体で初勝利をあげた。

 HELLBROS RyuとHELLBROS Kenは2019年に暗黒プロレス組織666に練習生として入団。その後大阪のダブプロレスに預けられ練習を積み、2020年6月にプロデビュー。
 Ryuは自らのことを“神”と呼び、様々な楽器の演奏技術や銃砲所持許可も持っている数少ないレスラーとしてパンクでロックな長身長髪の風貌も相まって人気に。
 kenは発言や行動からにくめないお調子者として万人に愛され、悪意のない陽キャとしてムードメーカーに。保健体育の教員資格や加圧トレーナーの資格を所持し、兄弟の陰陽さが浮き立つタッグチームとして飛田新地や新宿二丁目など活躍の幅を広げている。

 この日は怨霊&小仲=ペールワン&HELLBROS Ryu vs K666&寧々∞D.a.i&ジャンボリー・バーブリッジによる純血6人タッグマッチが行われ、ジャンボリーが持ち前のパワーを発揮しラリアットで暴れまわる中、Ryuが首固めで丸め込み初勝利。

 喜びも束の間、突然リングにラム会長が現れ「Ryuくん、666での初勝利おめでとうございます。初勝利と言っても先輩方のアシストのおかげなんでね、そこは天狗にならず。自分で(SNSに)神とか書いてんの!?超寒いんだけど!いやないわ。まだ一年たってないんだから。でもまた調子にのらせちゃうかなみたいなことがありまして、私からのご褒美がございます。私達すごい長い付き合いじゃない?一緒によくプロレス見にいったし、Ryuってあの選手好きだったよなと思って、なんかその選手と闘わせたいなと思ってさ。呼んできたから。こいつ」と呼び込むと、そこに現れたのはデスマッチ界のカリスマ葛西純。

 葛西は「おいRyuくんよ、俺っちとお前がシングルで戦ってもただの残酷ショーで終わっちまうんだよ。お前昔、よーく弟と2人で大日本プロレスで俺っちの試合観に来てたんだろ?おいkenも上がれ。次の666、6月6日新木場大会で、お前らHELLBROS対、045邪猿気違's!このカードでやってやる!ただお前ら嬉しそうな顔してるけどよ、ほんとに残酷ショーで終わっちまうかもしんねーぞ。死ぬ気で来るんじゃねー。葛西純と沼澤邪鬼を殺すつもりで来い」と、大日本のデスマッチタッグが相手となることを発表する。

 これを聞いたRyuは「僕と弟はプロレスラーになる前からずっと大日本プロレスに通い、葛西選手がCZWジャパンとしてどんどん頭角を現していくのをずっと、ずっと!ずっと!!後楽園の遠い客席からずっと見ていました。その頃僕たちは全然うだつも上がらずに、毎日毎日アルバイトをして、なけなしのお金で大日本プロレスのチケットを手にとって、リングの上で輝く選手たちをずっと眺めてきました。でも次は、俺たちも今このリングに立ってます。これから次は俺たちの番です!」と感極まりながら思いを叫んだ。

 次回暗黒プロレス組織666は、6月6日12時より新木場1stRingで開催を予定。地獄兄弟vs045邪猿気違'sの他、怨霊の持つ無秩序無差別級王座に先輩の挑戦が決定している。

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