666 12.23新木場大会 組織旗揚げ十二執念記念大会/犬日本vs.大日本、WしWvs.デブ.W.O、カマプロvs.ハーディー青年隊、有賀兄さん引退
666 vol.67
〜組織旗揚げ十二執念記念大会〜
日時:2015年12月23日(水・祝)
開場:18:30 開始:19:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:666人(超満員札止め)
▼第1試合 エロエロピー(W)旗揚げ第6戦目 エロエロピーSEX旗揚げ第3戦目
エロエロピーSEX対エロエロピー(W)〜最終決戦〜ハンディキャップマッチ
忍/Kouzy/●YANAGAWA/遠藤マメ/藤田峰雄/ヘラクレス千賀
6分03秒 マン臭事変→レフェリーストップ
○唯我
▼第2試合 カマプロ旗揚げ第6戦目 カマプロ対ハーディー青年隊 〜小野寺さんプロデュースマッチ〜
ASUKAMA/有賀姉さん/●寧々∞D.a.i
5分12秒 スワントーンボム→体固め
GOEMON・ハーディー/○MIKAMI・ハーディー/GENリタRO
▼第3試合 東口プロレス旗揚げ第6戦目 東口プロレス対西口プロレス
宮本裕向/KID
6分24秒 ノーコンテスト
蛾野正洋/腐れ外道/JD
▼再試合 ハンディキャップマッチ
○宮本裕向
4分06秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
●KID/蛾野正洋/腐れ外道/JD
▼第4試合 WしW旗揚げ第2戦目 WしW対デブ.W.O.〜最終決戦〜
●小仲=ペールワン/ダイナスティ/K666
8分10秒 ビッグバンクラッシュ→片エビ固め
アブドーラ・小林/○柴田正人/ガッツ石島 with さちこYokozuna
▼第5試合 犬日本プロレス旗揚げ第5戦目 犬日本プロレス対大日本プロレス
●怨霊/ミラニートコレクションa.t. with ブリティッシュ・バタードッグ
10分41秒 オースイスープレックスホールド
岡林裕二/○大橋篤
▼第6試合 涅槃プロレス旗揚げ第6戦目 生きてる軍対死んでる軍
[生きてる軍]ザ・クレイジーSKB/○葛西純/乞食/先輩/白木みのX with X
19分10秒 パールハーバー・スプラッシュ→体固め
[死んでる軍]●X/XX/XXX/XXXX/XXXXX
666 vol.67.5
〜有賀兄さん引退ワンマッチ興行〜
日時:2015年12月23日(水・祝)
開始:vol.67終了後
会場:東京・新木場1stRING
観衆:666人(超満員札止め)
▼メインイベント 有賀兄さん引退試合
●忍
16分29秒 ジャーマンスープレックスホールド
○有賀兄さん
▼ボーナスマッチ 有賀兄さん引退記念試合
○怨霊/宮本裕向/山田太郎/小仲=ペールワン/ダイナスティ/K666/寧々∞D.a.iほか
1分33秒 怨霊ドライバー→片エビ固め
●有賀兄さん
▼特別試合 有賀兄さん引退特別試合
○ザ・クレイジーSKB
0分22秒 体固め
●有賀兄さん
団体対抗戦一色だった2015年の666!大日本が犬日本を叩き潰し、デブ.W.Oは存続!?
十二執念記念大会後に有賀兄さんの引退ワンマッチ興行!何と兄さんが忍から大金星
前説
いつもスーツを新調して行っていた宮本の前説だが、この日は赤い特攻服で登場。しかもKIDだけでなく千賀も一緒に登場し「プロレスボーイズ」として前説を行う。地上波(TOKYO MX)に出演した話で盛り上げたあと、プロレスボーイズとして来年も活動していきたいという。
実際にMXの番組をスクリーンで流したあと、KID曰く「あのネタをフルで見たいというお手紙が2通来ました」とのこと。そこでプロレスボーイズがフルサイズでネタを披露したが、観客の反応は……ご想像にお任せします。
オープニング
オープニングVTRは宮本と忍がシャワールームを覗いたら裸の666の選手たちが入っていたというオチ。VTRが終わるといつものように須山氏とMEN'Sテイオーが登場。観戦をする上での諸事情を行ったあとに暗黒シャーマン・モリノスさんが登場。
突如他団体乱立時代を迎えた2015年の666を振り返った上で、十二執念を迎えたことに感謝の言葉。来年、足の手術をすることになったというモリノスさんは、この日を最後に長期欠場することを発表。引退は意地でもしないというモリノスさんは、必ず完治させて新木場に戻ってくると約束した。
第1試合
第1試合は唯我に嫌気が差したエロエロピー(w)のメンバーが唯我を残してエロエロピーSEXに移籍してしまったため、6vs.1のハンデキャップマッチに。いきなりマメのギャラ●ェラする唯我だが、そこにボディビルダーの平林賢造さんが乱入。唯我を捕まえると、エロエロピーSEX勢が次々に唯我の胸を集中攻撃して辱める。
峰雄に至ってはコスチュームを脱がせようとする暴走っぷり。さらに唯我の胸へのトレイン攻撃から、『涅槃でポン』で話題になったYANAGAWAが、そんな噂を吹き飛ばすかのように唯我の顔面に向けてミサイルキックを発射。さらに千賀のトラースキックから忍がSEXボンバー。Kouzyが唯我を蹴りまくると、峰雄がダイビング・フットスタンプを投下。
それでもカウント2で返す唯我。YANAGAWAがコーナーに登っていくが、追いかけていった唯我は雪崩式フランケンで投げた状態からのマン臭事変。これでYANAGAWAが落ちてしまい、唯我がまさかの勝利。
試合後、マメが「お前ら上がってこい!」とエロエロピーSEXのメンバーを呼び込むと、「何なんだ、このくだらない試合は!」と一喝してから、選手たちを正座させる。プロデューサーの忍が「やる気なかった」と吐露すると、マメは峰雄や千賀、KouzyやYANAGAWAに至極正論で説教していく。
ぶち切れたマメはこんな試合を観に来た観客にも悪態をついた上、エロエロピー(w)もエロエロピーSEXもまとめて解散すると宣言! さらに卒業式を突然やりはじめ、全員の本名を言ってからエア卒業証書を渡していった……。
第2試合
スクリーンにはアメリカ某所にいる小野寺プロデューサーからのビデオメッセージが流される。華魔からASUKAMAへとグレードアップ。これが引退試合となる有賀兄さんは有賀姉さんとして登場。対するはGOEMON・ハーディー、MIKAMI・ハーディー、GENリタROの新団体「ハーディー青年隊」。
カマプロ勢が奇襲攻撃を仕掛けていい試合開始。いきなり青年隊を場外に連れ出すと、寧々がコーナーからピーアール案チャを投下。GENリタROをリングに戻すと、寧々がニールキック。さらに姉さんと寧々がダブルのブレーンバスターで投げていく。エルボーを落とした姉さんは寧々にタッチ。
ダブルのクローズラインを狙った寧々と姉さんだが、GENリタROはジャンピングラリアットで迎撃してMIKAMI・ハーディーにタッチ。パンチでカマプロ勢を蹴散らすと、GOEMON・ハーディーもストンピングからトレイン攻撃。これをASUKAMAがヒップアタックでカットすると、GENリタROに串刺し攻撃を狙ったが、蹴りで止めたGENリタROはハリケーン・ラナ。
さらに青年隊は3人同意にエクストリーム・ツイスト・オブ・フェイト(=捻りを加えたダイヤモンドカッター)を決める。そこからMIKAMI・ハーディーが寧々にスワントーンボムを投下して3カウント。
マイクを持ったASUKAMAが「いまうちはアメリカにいて、なかなか666のカマプロのために帰ってこられない。だから今日でカマプロは解散や! 姉さんもアメリカに来る実力あるから、あんたたちがうちと同じステージに来たとき、アメリカでカマプロをやるときや! これがうちのマニフェストや!」と、カマプロの解散を宣言した。
第3試合
東口プロレスと西口プロレスの最終戦争。西口からは蛾野正洋、腐れ外道、JDの3選手が乗り込んできた。腐れ外道はよしえつねお……。ある意味で西口が本気で666を潰しにきた陣容。
いきなり蛾野がKIDにケンカキックからSTF。KIDがあっさりロープに逃れると、蛾野がバタフライアピールするがKIDが逆にケンカキック。続いてJDがリングインしてKIDの腕を取ると、Tバックの中にねじ込んでいく。
怒ったKIDはスピアーからソバットを叩き込むと、飛び蹴りでダウンさせたから宮本にタッチ。今年はすっかりお馴染みになった合体攻撃ボケを披露した宮本。KIDが丁寧にツッコミを入れる中、JDが腐れ外道にタッチ。宮本の乳首を責めていった腐れ外道は、タイツを脱いでアンダータイツ姿になってのスティンクフェイス。
さらに放送禁止用語を叫びながら攻撃。怒った宮本がボコボコにしていくが、ここでKIDが東口プロレスを裏切って宮本にラリアット。「よく俺を低賃金でコキ使ってくれたな! そのストレスを今日ブチ込んでやるよ! 俺は西口プロレスに戻る!」と宣言。
宮本が4vs.1のハンデ戦を受け入れたため、西口組はトレイン攻撃。さらに4人で合体ブレーンバスターで投げると、西口フォーメーションへ。ところが、蛾野やJD、外道がボケないため、KIDがオイシくない。ボディプレスをKIDより先に決めようとした外道だが、宮本は剣山で迎撃。
そして怒った宮本は蛾野、JD、外道を蹴散らす。ここでKIDが「ようやく1vs.1になったな。俺に勝てると思ったのか? 今日はとっておきの秘策を用意しています」と言い出す。何と宮本夫人と子供を人質にとっているという。
「お前の後ろにいる!」と叫ぶと宮本が振り返るが、KIDは「ウソだ!」と叫んで襲いかかる。だが、カウンターのラリアットであっさりKIDを吹っ飛ばした宮本はムーンサルトプレスを投下して3カウント。見事西口プロレスを退けた宮本は「俺が信用していたKIDが……。もう俺はプロレスボーイズも、東口プロレスも解散してやるよ!」と宣言した。
第4試合
デブ.W.OはWしWと対抗戦。デブ.W.OはサンタのコスプレをしたさちこYOKOZUNAを帯同。WしW側もダイナスティがミステリオ化! するとK666が「お前ら所属が一人もいないくせに人気ばっかりありやがって。負けたほうが解散だ!」と要求して奇襲攻撃を仕掛ける。
ペールワンが石島にフェースクラッシャーを決めるが、石島もブロックバスターで投げると柴田にタッチ。ジャンピング・ボディプレスを投下した柴田はアブ小にタッチ。ボディスラムで叩き付けてのクイックタッチでペールワンを痛めつけていくデブ.W.O。
さらに石島がコブラツイストで追い込んでいくと、ブレーンバスターの体勢に。しかし背後に逃れたペールワンはリバースDDTで叩き付けてタッチ。K666とダイナスティがトレイン攻撃を決めるが、石島はダブルラリアットで2人まとめてなぎ倒す。
さらに柴田がダイナスティにベイダーハンマーからコーナースプラッシュ。しかしダイナスティもコーナーに飛び乗ってのクロスボディーから619を叩き込むとK666にタッチ。アブ小にタッチすると、コーナーに登ったアブ庫は「愛してま〜す」からブレーンチョップ。
これをかわしたK666。着地したアブ小だが、ヒザに大きなダメージが。それでもカウンターでスリングブレイドを決めたアブ小はシャイニング・ウィザード。さらにレインメーカーを狙ったが、かわしたK666は延髄斬りからフライング・フォアアーム。ペールワンと柴田がリングインすると、K666とダイナのダブルドロップキックからペールワンがジャックナイフ式エビ固め。
カウント2で返した柴田はカウンターのテーズプレス。さらにアブ小と石島が入ってきてペールワンにトレイン攻撃。そしてさちこにペールワンを叩き付けると、さちこがバーミヤンスタンプ。ここでモリノスさんが扇子攻撃でカット。
だが、石島とアブ小が合体パワーボムを決めると、柴田がリバーススプラッシュを投下して3カウント。敗れたK666がWしWの解散を宣言したが、来年2月14日に蕨・レッスル武闘館で開催する小仲=ペールワンプレゼンツ『WRESTLE MANEYA vol.1~レッスル真似や~』で、デブ.W.OとWしWの全面対抗戦をやれと要求。試合後にはさちこが、来年からしばらく欠場するモリノスさんと和解(?)の握手を交わした。
第5試合
セミファイナルは犬日本プロレスとまさかの大日本プロレスの対抗戦。大日本プロレスからは二冠王者の岡林が乗り込んできた。ただしパートナーはフランク篤。エキサイトするフランクを宥める岡林だが、フランクはそんな岡林に「行け!」と指示。
怨霊vs.岡林で試合開始。いきなりエクトプレズムの餌食になった岡林だが、手四つの力比べでは右手一本で怨霊をねじ伏せる。しかし怨霊もリストロックで切り返す。ヘッドロックに捉えた怨霊をロープに振った岡林はショルダータックル。
しかし怨霊も低空ドロップキックから怨霊クラッチ。カウント2で返した岡林は突っ込んできた怨霊をボディスラムで叩き付けるとフランクにタッチ。怨霊もミラニートにタッチすると、ミラニートが開脚かわしあらアームドラッグでフランクを場外に投げて飛ぼうとするが、岡林が割って入ってリフトアップ。
しかしバタードッグが場外から岡林の足をすくて倒すと、場外に引きずり出す。フランクを捕まえた犬日本はダブルタックル。さらに怨霊の水面蹴りとミラニートのゼロ戦キックをサンドイッチで叩き込む。
怨霊がクルクルエルボーからミラニートが結び目固め。さらに動けないフランクに低空ドロップキックを見舞っていくと、怨霊が串刺し攻撃を絵ラウ。これを蹴りで止めたフランクはミサイルキックを発射。タッチを受けた岡林はフォアアームでなぎ倒していくと、怨霊とミラニートを叩き付けてからボディスラム。
さらに怨霊に向かって突進した岡林だが、トップロープを下げてうまく場外に転落させる。ドロップキックでフランクも場外に追いやった怨霊は、コーナー最上段からトペコンを発射。岡林をリングに戻した犬日本はダブルのブレーンバスターを狙うが、踏ん張った岡林は逆水平チョップで反撃。
怨霊もジャンピングソバットで応戦すると、怨霊ドライバーの体勢に。しかしコーナーに押し込んだ岡林は串刺しラリアットを狙う。怨霊がかわすと、ミラニートのジャンピングキックから怨霊が回転エビ固め。さらに首固めを狙ったが、岡林はぶっこ抜いてブレーンバスター。さらに岡林はラリアットを叩き込むがカウントは2。
ミラニートを場外に放り投げた岡林はフランクにタッチ。岡林が怨霊をアバランシュホールドで叩き付けると、フランクがこけし風のダイビング・ヘッドバットを投下。だが、これもカウントは2。怨霊はレフェリーをフランクに叩き付けてから怨霊クラッチ。カウント2で岡林がカットしたが、ミラニートが場外に追いやってプランチャ。
そこにバタードッグが入ってきて怨霊と合体攻撃を狙ったが、かわしたフランクは怨霊にオースイスープレックスホールドを決めて3カウント。まさかの決着に沸き上がる場内だが、怨霊は「バタードック疲れたよ。何だかとても眠いんだ……」と、どこかで聞いたことのある台詞を言いながらぐったり。
そこにミラニートっぽい天使とタケシマケンヂっぽい天使が降臨して、怨霊とバタードッグを運んでいったため犬日本プロレスは最終回となった。
第6試合
※この試合は主催者側の要請により、試合詳細・試合写真は一切掲載出来ません。ご覧になりたい方はぜひ会場までお越しください。
エンディング
メイン終了後、宮本が「もう1回やり直そうよ!」とこの団体乱立の言い出しっぺのくせに言うと、スクリーンに小野寺プロデューサーが登場して「華名が持っていたザ・クレイジーSKBとの共同経営権は私が引き継ぎます」と宣言。しかし宮本がやりたいのはWWEとかではなく、前のような666がやりたいんだと訴える。
怨霊にも「怨霊さんもそうですよね?」と訴えるが、怨霊が「やりたいのはこれです」と言うと、スクリーンに映し出されたのは何と動物愛護団体のWWFだった! ……とオチがついた。
とにもかくにも、宮本を筆頭に666内で分裂騒動が起き、次々に選手たちが勝手に団体を旗揚げしては潰れ、旗揚げしては潰れという状況が続いた2015年の666。
デブ.W.OとWしWは2016年2月14日の『WRESTLE MANEYA vol.1』で対抗戦を行うようなので、限定的に継続されそうだが、一応言い出しっぺの宮本が「前のような666がやりたい」と言ったことで、2016年からは晴れて元サヤに戻って666として新章に突入すると思ってよさそうだ。
vol67.5メインイベント
これで興行は終了かと思われたが、何と666 vol.67.5として有賀兄さんの引退ワンマッチ興行が開催されることに。しかも忍と兄さんのシングルマッチ。まずはオーソドックスな腕の取り合いから始まると、一旦離れてから忍がチョップ。兄さんもチョップを返していくが、そこからショルダータックルでのぶつかり合いに。
兄さんがなぎ倒すと、忍は場外へ。兄さんは飛ぼうとするが、忍はエプロンに飛び乗るとエルボーで阻止。逆に兄さんを場外に落としてケブラーダを発射。さらに場外マットを剥がした忍は床にボディスラムで叩き付ける。
さらにブレーンバスターで投げた忍は先にリングに戻る。「兄さん」コールが起こる中、どうにか立ち上がった兄さんはカウント19でリングに戻る。忍はサッカーボールキックから顔面への串刺しドロップキック2連発。厳しい攻撃を敢えて繰り出す忍に対し、兄さんも拳を握りながらカウント2で返す。
忍はエグイ角度の逆片エビ固め。兄さんはロープににじり寄っていくが、中央に引き戻した忍はSTFにスイッチ。それでもロープに逃れた兄さんだが、忍は串刺し攻撃を狙う。蹴りで止めた兄さんはカウンターのテーズプレスから馬乗りヘッドバットを連打。
場外にエスケープした忍に対し、兄さんはトペコンを発射。リングに戻った兄さんはミサイルキック。咆哮した兄さんはブレーンバスターで投げると、ドッグバット(=ハイハイ式ヘッドバット)を連打。さらにコーナー二段目からダイビング・エルボードロップを投下。10分が経過し、拳を握った兄さんはコーナーに登っていくが、忍はエプロンからのジャンピングキックで蹴落とすとミサイルキックを顔面に向けて発射。
これもカウント2で返した兄さんだが、忍は垂直落下式ブレーンバスター。SEXボンバーを狙った忍の背後から強引にジャーマンで投げ捨てた兄さんだが、忍もカウンターのSEXボンバーを叩き込むと、コーナーへ昇っていく。
だが、追いかけていった兄さんはエルボーから雪崩式ブレーンバスター。だが、すぐに立ち上がった忍はSEXボンバー。兄さんもすぐに立ち上がってヘッドバットを返してダブルダウン。お互いにマットに両ヒザをついた状態でエルボー合戦。兄さんもバックドロップを返すと、拳を握ってコーナーにンボってムーンサルトプレスを投下。
カウント2で返した忍だが、バックを取った兄さんはジャーマンを狙う。忍はエルボーで逃れるとヘッドバットから渾身のSEXボンバー。だが、兄さんはこれもカウント2で返す。朦朧とする兄さんに対し、忍は「フィニッシュ!」と叫ぶとS・E・X(忍エクスタシー・シューティングスタープレス)を投下。しかし、これもカウント2で返した兄さん!
ならばと忍はSEXボンバーを狙ったが、兄さんはスクールボーイで丸め込む。さらに師匠・怨霊ばりに低空ドロップキックから怨霊クラッチ。カウント2で忍が返すと兄さんはヘッドバットを連打。そこからバックを取った兄さんは素晴らしいジャーマンで投げて3カウント!
マイクを持った忍は兄さんの恥ずかしい話を暴露してから「そんなすごい奴いないよ! お疲れ様でした」と言って握手するが、何とここで忍とバカ社長以外の666レギュラーメンバーが全員入ってくる。
vol67.5ボーナスマッチ
宮本やGENTAROが襲いかかると全員でトレイン攻撃。さらにSOSも入ってきてダブルのドロップキック。さらに完全に私服に着替えてしまった岡林も入ってきて逆水平チョップ。そしてGENTAROがバックドロップで投げると、怨霊が怨霊ドライバー。最後は全選手も一緒になって3カウントを叩いた。だが、何とこれでも終わらず、バカ社長が登場!
vol67.5特別試合
※この試合は主催者側の要請により、試合詳細・試合写真は一切掲載出来ません。ご覧になりたい方はぜひ会場までお越しください。
vol67.5エンディング
特別試合が終わると兄さんがリング上に大の字に倒れていた。そして10カウントゴングではなく、引退の6カウントゴングが鳴らされたあと、666の選手で兄さんを胴上げ。もちろん最後はお約束で落として兄さんを送り出した。
マイクを持った兄さんは「今日はみんなの気持ちを思いっきり受け止めました。どうもありがとう! こんな僕を応援してくれてありがとうございます。これから普通の看護士に戻りたいと思います。どうもありがとうございました」と挨拶すると、最後に入場テーマ曲の『宇宙刑事ギャバン』を熱唱した。