夢闘派が2・21高島平で“1990年代インディープロレスの復活”を掲げる『第三ブランド』の旗揚げ戦を開催!ホーデスミンvs松崎和彦の25年目の決着戦が実施!高杉正彦も緊急参戦!
夢闘派プロレス、BKFに続いて夢闘派スタッフが仕掛ける第三のブランド『第三ブランド』の旗揚げ戦が2月21日、高島平区民館で開催される。
“1990年代インディープロレスの復活”をテーマに当時を知るメンバーが集結、まさにタイムスリップしたような空間での闘いが繰り広げられる。
尚、今大会はコロナ禍での開催となり、自治体の要請に基づいた感染対策を徹底した上での開催となる。
▼ダークマッチ 夢闘派プロレス提供試合 15分1本勝負
浪口修
vs
大谷譲二
この試合は夢闘派プロレスの提供試合として行われる。
夢闘派プロレスにレギュラー参戦していた大谷ではあったが、誤解があったとはいえ様々な事情による紆余曲折があり、1年間の活動自粛をしていたのは事実。
今年から活動再開という事で、ファンやスタッフからの要望もあり、今回ダークマッチとして大谷譲二の夢闘派復帰戦が行われる。
対戦相手は”灼熱野郎”浪口修。
「あいつが夢闘派のリングに復帰するなら、相手は俺しかいない」と自ら大谷の夢闘派復帰戦に名乗りを上げてきた。
過去に大谷と壮絶な喧嘩マッチを行い、大谷の実力を認めているからこそ「あいつをぶん殴りに行く」と浪口は息を巻く。
大谷からすれば様々な想いがあると思うが、余計な感情など一切持つ暇さえ許されない怒涛の闘いになるのはほぼ間違いない。
▼タッグマッチ 20分1本勝負
クラッシャー高橋/高杉祐希
vs
マスクドミステリー/瓦井寿也
最近ではあまり見られないヘビー級のタッグマッチ。
現在は北関東エリアで活動し、現役のタッグチャンピオンであるクラッシャー高橋とTTTでトップを張り、他団体でもタッグ戦線を中心にその存在感を見せつけるマスクドミステリーの激突はまさにパワー対パワーの真っ向勝負といえよう。
また、この日はマスクドミステリーのパートナーであり、TTTの代表でもあるガッツ石島も来場、ミステリー軍の応援に駆け付ける。
この前日に予定されていたタッグ挑戦者決定戦が延期となっている石島・ミステリー組からすれば高橋の持つタッグ王座は格好のターゲット。試合内容によっては今後の展開が大きく変わってくるかもしれない。
高杉と瓦井は共に若手時代に切磋琢磨した間柄。
時を経て、ファイトスタイルが大きく変貌した二人が再び相まみえる事となる。
先日、西湘プロレスにおいてタッグチャンピオンとなった瓦井はTwitter上で「ターゲットは高杉」と公言しており、感情のままに高杉に向かって行くのは確実。普段はスロースターターの高杉ではあるが、今回は最初からフルスロットルで臨まないと本領発揮の前に決着がつく事もありえそうだ。
いずれの選手もパワー系を得意とし、どの組み合わせも真っ向勝負の面白さが堪能できる、まさに90年代を彷彿とさせる大型選手同士の闘いを是非堪能してほしい。
▼6人タッグマッチ 60分3本勝負
松崎和彦/戸井克成/ジャングルバード
vs
ホーデスミン/レザーフェイス/ヴァサライケウチ
最近では滅多に見られない60分3本勝負という試合形式を採用したタッグマッチ。そしてそれぞれの選手に因縁があるカードである。
松崎とホーデスミンの因縁は1995年西日本プロレス後楽園大会に遡る。試合を終えたホーデスミンに松崎が襲い掛かった事が発端で、今回のカードも松崎と決着をつけたいというホーデスミンからの要望で決まったようなものだ。
既に「目的の為なら手段は選ばない」とホーデスミンは断言しており、この段階でもきな臭い臭いが漂い始めている。
戸井とレザーフェイスも因縁の間柄。W★ingから続く二人の抗争は時を経て令和の時代にまで続く、まさに血まみれのネバーエンディングストーリーだ。
今回は旧知の間柄である松崎とタッグを組み、それぞれの因縁の相手であるホーデスミン、レザーフェイスと完全決着を狙う。
また、松崎軍にはジャングルバード、ホーデスミン軍にはヴァサライケウチと、アシストの名手が両軍をサポート、この二人をどう使うかによっても大きく戦局が変わってくる。
25年の時を経て再び因縁が燃え盛る、そして試合形式は90年代に頻繁に行われた60分3本勝負、まさに今回のテーマにふさわしい闘いといえよう。
▼タッグマッチ 30分1本勝負
高杉正彦/伊織
vs
加藤茂郎/千葉智紹
“90年代プロレスの復活”というテーマにふさわしいタッグマッチといえよう。
当初予定していたメインイベントが出来なくなり、開催そのものがピンチに陥った際、ダメ元でオファーをしたところ、状況を知った高杉が快諾、今回の参戦となった。
その風格のある佇まいで相手を圧倒し、得意技のヒップドロップはまさに達人の域。
そんなレジェンドが第三ブランドの旗揚げ戦に華を添える。
そのパートナーである伊織も今までの経緯からすればまずあり得ない参戦といえる。
代表である吉野がピンチに陥っているのを聞きつけ、「俺でよかったら」と連絡を入れてきたのが伊織だった。
そのファイトスタイルは荒々しいまでの喧嘩空手道。眼光の鋭さで相手を威圧し、相手に休む隙を与えない波状攻撃で仕留める。
対する加藤・千葉は「レジェンドと闘う事ができるのは光栄だ」と既に頭を切り替えている。
ここでポイントとなるのがDarkSoulの若頭である千葉と伊織の激突。
どちらも突貫ファイトを身上としているので、二人が相対すれば確実に意地の張り合いが起こる。攻めを得意とする伊織と受けのうまさに定評のある千葉の激突はまさに鉾と盾の闘いになるのは間違いない。
加藤も90年代を生き抜いてきた猛者の一人であり、ほぼ同世代が狙っている高杉のクビを獲ればイッキにそのステータスが上がるのは間違いない。
まさに第三ブランド旗揚げ戦にふさわしいメインイベントといえよう。
『第三ブランド旗揚げ戦』
日程:2021年2月21日(日)
開始:17時30分(ダークマッチ開始)
会場:東京都・高島平区民館
※尚、当日は客席を置かないオールスタンディング形式となる。