2・23名古屋でKO-D6人タッグ王座に挑むDDTレジェンド軍が王者の若手通信世代に強烈なメッセージ!
5年ぶりの名古屋でのビッグマッチとなる、2月23日、名古屋国際会議場大会で、KO-D6人タッグ王座に挑むDDTレジェンド軍(高木三四郎、HARASHIMA、男色ディーノ)のディーノが、王者の若手通信世代(彰人、平田一喜、翔太)に強烈なメッセージを投げかけた。
1・31板橋大会の第3試合で、同選手権戦の前哨戦として、彰人、平田組がHARASHIMA、ディーノ組と対戦。前半は一進一退の攻防となったが、いつしか試合はレジェンド軍のペースとなり、ディーノの尻とHARASHIMAの蒼魔刀の合体技「地獄刀」が彰人にガッチリ決まり、ディーノが完全無欠の3カウントを奪取した。
試合後、ディーノは「アンタたち、余裕ぶっこいて、アタシたちを挑戦者に指名したのかはわからない。でも、ベルト獲ったら、また私が『自分こそがDDTだ』って旗振るぞ! それでもいいのか? その覚悟があって挑戦者に指名したんだね? アンタたちの口から、『応援よろしくお願いします』『この世代で盛り上げていきます』は聞きました。私が聞きたいのは『俺たちこそがDDTだ』って言葉よ! その言葉をもう1回、私が言うことになるんだよ。かかって来いや! 『がんばります』『私たちが盛り上げていきます』じゃない! 『俺こそがDDTだ』って聞かせてよ。さもなくば、また私が言うことになる。またHARASHIMAさんが『黙って付いて来い』って言うことになる。それがイヤなら、力づくで。多少自信なくてもリング上で言い切ってくれよ。当然、させませんけどね!」と魂のマイク。
バックステージでディーノは「これは私だけの話だけどね。準ちゃん(秋山準)、DDTに上がって来てるじゃない? みんなの意識も変わった。それはわかる。もう私もそっちに行くのかと言ったらそんなことない。だから私が闘わなきゃならないのは、もしかしたら準ちゃんなのかもしれない、と思ってるんで。それを言うにはまずベルトでしょ? みんながここを目指すって場所をつくってからでしょ。なんでそういうモチベーションで今回いってます」と秋山との闘いについても言及。
彰人は「僕らは若手通信興行でもあったように、真ん中を取ろうとしない世代なんですよ。矛盾してるんですけど、あの人たちを越えたいと思ってずっとやってて、あの人たちを越えるということは真ん中に立ちたいとは思ってるんですよ。勝とうとはしてるんですよ。だけど、真ん中を取ろうとはしない。あの人が言う『僕たちがDDTだ』っていうのは、そういうことだと思うんですよ。団体の中心にいたいけどいれないと思ってしまって、使い勝手のいいポジションに自分たちから行ってしまった世代なのかなって。言い方は悪いけど、そういう世代なのかなと思ってしまって。ああ言われた以上、名古屋で」とコメントした。