“DDTメガトン級対決”で納谷幸男を制した火野裕士を2・23名古屋で一騎打ちの飯野雄貴が挑発!

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 身長2メートル1センチ、体重110キロの超大型戦士で、“昭和の大横綱”大鵬さんの孫である納谷幸男が、スーパーヘビー級の火野裕士(ダムネーション)との“DDTメガトン級対決”に臨んだが玉砕した。

 DDTの28日、新宿大会の第4試合で、納谷は火野と初の一騎打ちを敢行。この一戦に向け、納谷は17日の福岡大会、23日の大阪大会では、バックステージで火野を襲撃したものの返り討ちに遭っていた。

 奇襲を仕掛けた納谷だが、場外で火野の強烈なボディスラムを浴びて悶絶。リングに戻ってからも、串刺しのチョップ連打で攻められた。それでもショルダータックル、エルボードロップ、DDTなどで反撃。その後、火野のチョップと、納谷のエルボー、ミドルキックの応酬となり、両者とも一歩も引かぬ展開に。5分過ぎ、納谷がバックドロップを繰り出すと、カウント2で返した火野がラリアット連打からFuckingBOMBを決めて完全無欠の3カウントを奪った。

 試合後には火野と2月14日、カルッツかわさきでの復帰戦で8人タッグ戦(佐々木大輔、高尾蒼馬、マッド・ポーリー、火野組VS竹下幸之介、彰人、勝俣瞬馬、飯野雄貴組)、同23日の名古屋国際会議場大会ではシングルで対戦する飯野がリングインして、火野にスピアを見舞った。なおも攻撃しようとするも、「オールアウト」の彰人、勝俣瞬馬が止めに入った。

 飯野は「名古屋、シングル覚えとけよ!」と挑発。襲撃を受けた火野は「何で、そんなことするの? DDTのゴツめの若い子はイチイチ当たりが強い。俺は何もやってないはずやけど。やられたらやり返す。さっきのヤツ(飯野)、この借りはちゃんと返す」とマイク。

 バックステージで納谷は「完敗だよ。この借り、アイツがDDTにいる間、絶対返してやる。かつてKO-D無差別級のベルトを持ってた選手だから強い。それにぶつかれるチャンスをいただいたけどモノにできなかった。まだアイツが参戦してるならクビを狙っていく」と話し、肩を落とした。

 飯野は「火野! 俺は見てたよ。ずっと(納谷が)返り討ちにされてるのを。ゾクゾクしたんだよ。カルッツと、名古屋ではシングル。絶対アイツを殺してやるよ」と興奮で武者震いしていた。

 火野は「でかいし、あのでかさをまあまあ生かせてるんじゃない。でもまだまだやね。せっかくあんなに大きいのに。もっと生かして、もっと強くなると思う」と納谷を認めた。その一方、飯野に対しては「いきなりレフェリーに手を挙げられたときにやられたけど、なんでや。アイツとの関わりなんて腕相撲くらいや。どうなってんの、DDTの若い子は。そんなにワシが嫌いか? そんなに悪いことしたかな。理由はどうあれ、やられたんやからしっかり借り返させてもらう」と報復を宣言していた。

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