棚橋弘至が鷹木信悟との30分時間切れの死闘を終え愛の告白も玉砕!「最高も最強もNEVERが独占するためには棚橋じゃねえんだよ!俺が勝つしかねえんだよ!」

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 25日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to THE NEW BEGINNING』が行われ、棚橋弘至がNEVER無差別級王座挑戦を前に王者・鷹木信悟に愛の告白をするも玉砕した。

 4日の東京ドーム大会での試合後に「もう一回プロレスを盛り上げるのが俺の最後の仕事」と涙した棚橋に対し、鷹木は「何が『プロレス界のため』だ、保身するようなことばかり言いやがって!本当にプロレス界のためを思ってんだったら、お前が怖くないんだったらこのNEVERの激烈な戦いに入って見ろ!」と噛みつき、次の標的として棚橋をロックオン。
 棚橋も「決して疲れない。決して諦めない、落ち込まないという意味では日頃からNEVERを実行しているのは俺なんでね。NEVERに再起をかけますよ」と王座挑戦の意志を見せていた。

 この日のメインイベントでは、棚橋弘至&飯伏幸太&SHOvsSANADA&鷹木信悟&高橋ヒロムというそれぞれに因縁を持つ3組が集う6人タッグマッチが実施。
 IWGPヘビー級王座&IWGPインターコンチネンタル王座の二冠戦を控える飯伏とSANADA、IWGPジュニアヘビー級王座戦を控えるヒロムとSHOがやり合う中、棚橋と鷹木もノーガードで殴り合うバチバチの打撃戦を展開。
 棚橋がツイスト・アンド・シャウトを見舞うと、鷹木は「お返しだ!」と鷹木式ツイスト・アンド・シャウト。さらに棚橋のドラゴンスクリューには鷹木式ドラゴンスクリューと“因果応報”の攻防を見せる。試合時間が進む中、棚橋はハイフライアタック、鷹木はパンピングボンバーを見舞っていくが、互いに最上位技を出す前に30分フルタイムドローを告げるゴングが鳴った。

 死闘を終えた棚橋と鷹木はあぐらをかいてリング上で向かい合い、棚橋がマイクを取ると「鷹木……リスペクトを込めて、鷹木選手と呼ぼうか。惚れたよ。惚れた!惚れたわ。愛してますだわ。ホントに。素晴らしいよ。けどな、こっから大事だから。名古屋大会、終えて、帰ってきたとき、チャンピオンベルトは俺のものだ」と愛の告白。
 しかし鷹木は「残念ながら、お前の告白には応えられねえな。だが棚橋!俺は嬉しいぞ!ここに来て、やっと俺に対して本気になってくれたな!ここまで来たら、手段とか目標はどうでもいい。棚橋、1・30、愛知!その日にタイトルマッチ組まれてるのはこのNEVERだけだ。どういうことか分かるか?オイ、飯伏!いいとこにいたな!お前もよく聞いとけよ。その日だけは!最強の!最高のこのNEVERが独占する!それを証明するためには、棚橋じゃねえな。最後は俺が勝つしかねぇだろ!」と棚橋の愛は受け取らなかったものの、熱い想いは受け取り、両者ベルトを挟んで睨み合った。

 バックステージに戻った棚橋は「俺はいろいろ揺さぶりをかけたよ。愛してますとか素晴らしいとか。効かないね。それが鷹木信悟の世界。NEVERの世界か。じゃあ、俺が飛び込んでくしかねえな。いろんなタイトルマッチ、いろんなビッグマッチを経験してきたけど、なんだろう?この緊張感。それだけ棚橋がシングルのベルトから離れてたという証拠。逆に言えば、ここがポイントになるかな?100歩進むか?100歩下がるか?ちょっくら……ちょっくらじゃない、絶対NEVER獲ってきます!」と気炎。

 対する鷹木は「ここに来て、告白とはなあ……。あの八方美人め、腹立つな。久々に告白されたと思ったら男かよ。しかも棚橋かよ。まあ、でもあの野郎の“三味線”には引っかからねえ。土曜日、愛知、勝利至上主義だ。あいつの足だろうが首だろうが、弱ってるところにトコトン行くからな。まあ、今日のリング上で言った通り、最高も最強もNEVERが独占する。それを証明するためには、棚橋じゃねえんだよ! 俺が勝つしかねえんだよ!」とNEVERへの熱い気持ちを叫んだ。

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