休場中の響が乱入し大会をぶち壊して罵詈雑言!長与千種は「まだまだ三下」と静かな怒り
25日、長与千種率いる女子プロレス団体『Marvelous』が今月3回目となる新木場大会を開催。
第1試合では今大会を最後に一時帰国するマーシャ・スラモビッチが、変形のジャンピング・パイルドライバーで星月芽依に快勝。セミファイナルでは前週の新木場大会でKAORUが悩める門倉凛に対して提案した、ベテラン世代との5番勝負がスタート。初戦の相手はKAORU自身が務め、エクスカリバーをカウント1でキックアウトするなど意地を見せた門倉だが、その後に3連発を受けると大の字で万事休す。
メインイベントは桃野美桜が、伸び悩み気味という神童ミコトとシングル対決。開始早々からハイスピードな攻防を繰り広げるが、突如「つまんねぇんだよ!」という声が場内に鳴り響き、拡声器を手にした響がリングへ歩み寄る。これまでの不満から団体との話し合いの上で前回18日の新木場大会を欠場した響は、この日もカードには組まれていなかったが、セコンドに体を押さえつけられながらもリングに入ろうとする響は、Tommyレフェリーの制止に従わず蹴りを叩き込んだため試合はノーコンテストに。
響は仙女との勝ち抜き戦で試合ができないまま終わったこと、3期生たちがやりたいカードはすぐ組まれるのに、自分の訴えはなかなか認められないことなどに怒りをブチまけると、3期生たちに「自分の方が先輩だ」と主張するなど言いたい放題。リング中央のマーベラスのロゴマークを何度も踏みつけながらほかの選手たちに食ってかかり、1人で会場を後にする。マイクを持ったKAORUが場を収め、選手たちが客席に頭を下げて大会終了となった。
バックステージでは言葉少なにコメントを発する選手たち。彩羽匠は「自由の発言するのもいいですけど、自由に中にルールがある。とりあえず今リングにいた子たちのケアをしたいと思います」。長与千種は響について「確かに話し合ってた。ただ、処分とかに関しては今日言われた奴ら、試合つぶされた奴らが罰するべきでしょ? “正月休み取らせてやるから、しっかり考えてこいよ”って言ったんだけどね。何でもかんでも思い通りにいかせたいんだったら、お客さん連れて来てみろよって話だよね。もう1回話し合うけども、あそこまで団体の看板踏みつけなくてもいいよね? 自分個人だったらすぐ行けた。でも、いつも思うんだよ。団体を構えてるってさ、自分の気持ちだけでガッと行けないのが悔しかったりもするしね。次回、ホントに来るんだったら試合も組むし、ヤダって言うんだったらもういいよ」と話し、「まだまだ三下だよ」と評した。