B×Bハルク&KAIがツインゲート王座を防衛し香港出身のジェイソン・リーへ「ここは日本だ!まず日本語を勉強してくれ!」と諫言

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 12日、東京都・後楽園ホールにてDRAGONGATE『OPEN THE NEW YEAR GATE 2021』が開催され、B×Bハルク&KAIがジェイソン・リー&箕浦康太を退けオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座の3度目の防衛に成功した。

 ジェイソン・リー&箕浦康太は昨年8月に同王座を戴冠し順調に2度の防衛を重ねていたが、ジェイソンが発熱によって昨年11月の神戸ワールド記念ホール大会での防衛戦を欠場することとなってしまい無念の王座返上。同大会ではB×Bハルク&KAIvsYAMATO&箕浦康太の新王座決定戦が行われ、ハルク&KAIが王座戴冠を果たした。
 思わぬ形で王座を失い臥薪嘗胆の日々を送っていたジェイソン&箕浦だったが、昨年12月にはオープン・ザ・ドリームゲート王者のシュン・スカイウォーカーが結成したユニット“MASQUERADE(マスカレード)”の初期メンバーとして参加。心機一転した2人は、昨年11月に王者として迎え撃つはずだったハルク&KAIに挑戦者としてぶつかった。

 ジェイソン&箕浦は序盤からR・E・Dの2人のラフ攻撃をことごとく回避する研究の成果を見せてハルクへ集中攻撃をかけていくが、ハルクがカウンターのフラップジャックでジェイソンをエプロンに落とすとKAIがラリアットで場外に叩き落とし、エプロンへのパワーボムでKO。ジェイソンは倒れたまま動けなくなり、箕浦はローンファイトを強いられる。


 ハルクは箕浦を「ママレード・ボーイ!」と罵りながらKAIとともにいたぶっていくが、箕浦はKAIのパワーボムを水車落としで切り返して復活したジェイソンにタッチ。ジェイソンはハルクを踏み台にKAIにスイングDDTを見舞い、華麗なトペ・コンヒーロも見せて猛追。箕浦がKAIにロコモーション式ジャーマンスープレックス3連打からジェイソンとともに合体式ダイビングDDTを決め、ジェイソンが香港旋風での決着を狙うが、KAIが雪崩式パワーボムで叩きつけて切り返し、その上にハルクが箕浦をR.E.V.Oで叩きつける。
 ジェイソンが動けなくなると、箕浦に対してハルク&KAIが側頭部へのサンドイッチトラースキック、ハルクのE.V.O、KAIのメテオインパクト、ハルクのファーストフラッシュと流れるように大技を畳み掛けて3カウント。ジェイソン&箕浦は甘くて苦い敗北を喫した。

 マイクを取ったハルクは「ママレード・ボーイの箕浦&ジェイソンが俺たちに敵うわけねーだろーがよ!KAIと俺の豊富な経験と確かな実力の前ではあんなクソガキ、無力なんだよ!ママレード・ボーイズだかなんだか知らねーが、新ユニット結成して調子乗ってその勢いでツインゲート取れると思ったかぁ?残念でしたぁ!」と勝ち誇り、バックステージでは「イージーマッチだ!こんな楽に防衛記録重ねてよ!大体、日本語で挑戦表明も出来ないジェイソン!ここは日本だ!まず日本語を勉強してくれ!」と吐き捨てた。


 なお、今大会では“プレ・タイトルマッチ”と銘打たれ、翌日のトライアングルゲート戦と同カードである吉田隆司&KAZMA SAKAMOTO&SB KENTovs Kzy&横須賀ススム&堀口元気の6人タッグマッチが実施。
 R・E・Dの面々は終始試合を有利に運んでいくが、最後の最後にSBKのエルボーが吉田に誤爆。その隙に堀口のバックスライド・フロム・ヘブンが決まり吉田に黒星が付いた。
 これに激怒した吉田は「SBK!明日本番でもし同じことが起ころうもんなら!俺たちの大事な大事なトライアングルのベルトが取られてまうんやぞ!SBK、分かったな?!」と同じミスが起こらないよう何度も念押しし、タイトルマッチに向けて万全を期した。

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