ドラゴンゲート1.16後楽園大会 ドリームゲート次期挑戦者決定ワンナイト・トーナメント

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

OPEN THE NEW YEAR GATE 2015
日時:2015年1月16日(金)
開場:17:30 開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1850人(超満員札止め)

▼第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
●スペル・シーサー/“ミスター・ハイテンション”琴香/林悠河
8分14秒 エビ固め
堀口元気H.A.Gee.Mee!!/斎藤“ジミー”了/○ジミー・カゲトラ

▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○ジミー・神田/Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン
6分10秒 琉's→体固め
問題龍/●パンチ富永

▼第3試合 オープン・ザ・ドリームゲート王座 次期挑戦者決定ワンナイト・トーナメント1回戦(1)30分1本勝負
●ドン・フジイ
2分56秒 砲丸投げスラム→エビ固め
○ビッグR清水
※清水が決定戦進出

▼第4試合 オープン・ザ・ドリームゲート王座 次期挑戦者決定ワンナイト・トーナメント1回戦(2)30分1本勝負
●新井健一郎
8分13秒 ジャンボの勝ち!固め
○ジミー・ススム
※ススムが決定戦進出

▼第5試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
鷹木信悟/戸澤陽/●しゃちほこBOY
17分00秒 真・最強ハイキック→片エビ固め
B×Bハルク/○望月成晃/ドラゴン・キッド

▼第6試合 ミレニアルズ VS MAD BLANKEY 4vs5 全面対抗戦 時間無制限1本勝負
T-Hawk/●Eita/U-T/ヨースケ♡サンタマリア
14分21秒 ギャラリア→片エビ固め
○YAMATO/サイバー・コング/CIMA/Gamma/K-ness.

▼緊急決定試合 ミレニアルズ VS MAD BLANKEY 12人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
T-Hawk/Eita/U-T/ヨースケ♡サンタマリア/○“ミスター・ハイテンション”琴香/林悠河
11分08秒 横入り式エビ固め
YAMATO/サイバー・コング/●CIMA/Gamma/K-ness./Dr.マッスル

▼第7試合 オープン・ザ・ドリームゲート王座 次期挑戦者決定戦 時間無制限1本勝負
●ビッグR清水
14分33秒 ジャンボの勝ち!固め
○ジミー・ススム
※ススムがドリームゲート王座次期挑戦者となる

ススムが1DAYトーナメント決勝で急成長の清水を下し、ドリームゲート挑戦権を獲得!
琴香と林がミレニアルズに加入!Dr.マッスルの正体だったKzyはDia.HEARTS入り!

オープニング

まずは今大会で開催されるオープン・ザ・ドリームゲート王座への次期挑戦者を決するワンナイト・トーナメントの組み合わせ抽選会を行うことに。トーナメントに出場するジミー・ススム、ドン・フジイ、新井健一郎、ビッグR清水の4選手が登場し、八木本部長が持った封筒を引く。
その結果、「1」と書かれた紙を引いたのはフジイと清水、「2」と書かれた紙を引いたのはアラケンとススム。

アラケン「ここで2月の後楽園も含めて最高の結果を出して、2015年はこの新井健一郎、ドラゴンゲートの中心に復帰したいと思います。トラックの運転席、空けておくように」

ススム「新年一発目の後楽園で地味にチャンスが来ました。2月の後楽園で夢の扉を開きたいと思います」

清水「2月の後楽園でハルクさんの持つドリームゲートに挑戦したいと思いますので、応援よろしくお願いします! オーーーイ!」

フジイ「オーーーイ! 清水、お前眼中にねぇんだよ。それより横須賀享、お前勝ち上がってこい。決勝でやろうじゃねぇかよ」

フジイはそう言うと、ススムに近づいていって握手を求めるが、ススムが応じないでいると張り手をお見舞いした。

第1試合

堀口とシーサーの先発で試合開始。いきなり「H.A.Gee.Mee!!」コールが起こる中、カニ挟みで倒したシーサーはロメロスペシャルで吊り上げる。そこにカゲトラが入ってきてシーサーをカバーするが、琴香がカゲトラを場外に追いやる。
斎了と林がリングインしてきて林がランニングエルボーでなぎ倒すが、カゲトラがミサイルキックで飛び込んでいく。すかさず斎了がダイビング・フットスタンプを投下すると、堀口とマラハイサッパ(=堀口のフェースクラッシャーから斎了の顔面への低空ドロップキック)。

ジミーズは林を捕まえて痛めつけていくと、カゲトラが林のエルボーを受け止めてから張り手。しかし林もカウンターのドロップキックを返してシーサーにタッチ。アイルビーバックで堀口を吹っ飛ばしたシーサーは斎了の攻撃をかわして、場外の堀口にトペを発射。斎了は琴香にブレーンバスターを狙うが、逆に投げてみせた琴香はランニングエルボー。
だが、斎了も飛び付いてきた琴香をキャッチしてジャーマンで投げ捨てる。さらにカゲトラの串刺し式ジャンピングキックから堀口がスイングDDT。カゲトラの垂直落下式ブレーンバスターでカウント2まで追い込むと、カゲトラはコーナーへ。

倒立で飛び付いたシーサーが投げ飛ばすと、林が背負い投げから腕十字。しかし斎了がダイビング・ボディプレスでカット。琴香が場外に追いやってトペを発射すると、リング上ではシーサーがカゲトラにヨシタニックを狙うが、どうにか回避したカゲトラ。
しかしシーサーはヨーロピアンクラッチからレッグクラッチホールドと流れるように抑え込む。これもカウント2でキックアウトしたカゲトラは丸め込みの応酬からエビ固めで抑え込んでどうにか3カウントを奪った。

第2試合

2015-1-16DG後楽園_第2試合MAD BLANKEYが奇襲攻撃を仕掛けていき、場外乱闘で試合開始。谷嵜がパンチをリングに戻すと、神田とのダブルのカウンターエルボーからバックブリーカー+ダイビング・ニードロップの合体攻撃。問題龍が入って来ると、ロープに飛んだ谷嵜の足を場外のパンチがすくって倒していく。
パンチはコーナー下の谷嵜を両足で踏みつけると、大きく背中を仰け反らす。さらにコーナーに逆さ吊りにしてから、問題龍と一緒に感を踏みつけていく。パンチのマンハッタンドロップから問題龍がランニング・ネックブリーカーを決めると、パンチがポケットに手を入れたままのDDT。

谷嵜も河津落としを返して神田にタッチ。問題龍をフラップジャックで叩き付けた神田だが、パンチがカニ挟みで倒すと、問題龍がヒップトスからフルネルソンバスター。そしてパンチが身震いしながら昇天するが、そこに谷嵜がDH(=串刺し式ヒザ蹴り)から巻き込んで膝(=コブラクラッチ式ニーリフト)。
さらに神田が裏投げで投げたところに谷嵜がカサノヴァからインプラントで叩き付けるが、カウント2で問題龍がカット。ならばと神田がバックを取るが、パンチは急所蹴りをお見舞いすると一斗缶を手にする。だが、ジョン・ウーで吹っ飛ばした神田は琉's(=旋回式ペディグリー)で叩き付けて3カウント。

第3試合

2015-1-16DG後楽園_第3試合オープニングの公開抽選で決まったオープン・ザ・ドリームゲート王座 次期挑戦者決定ワンナイト・トーナメント1回戦第1試合の組み合わせは、フジイvs.清水。
フジイがリングインすると至近距離で睨み合った清水だが、フジイはパウダーを投げつけると、ラリアットからパワーボム。どうにかカウント2で返した清水だが、場外に連れ出したフジイはボディスラムで叩き付ける。

清水の突進をかわして鉄柱に誤爆させたフジイはイスで一撃加えてからリングに戻してチョップ。清水もベアハッグでフジイを捕まえると、その体勢からブレーンバスターで投げていく。さらに砲丸投げスラム(=砲丸投げポーズからのチョークスラム)を狙うが袈裟斬りチョップで脱出したフジイ。
場外から問題龍がボックスで殴打すると、フジイは外道クラッチで丸め込むがカウントは2。フジイのラリアットに対し、何とか相打ちに落ち込んだ清水はのど輪落としを狙うフジイを逆にのど輪で捕まえると、そこから強引に砲丸投げスラムで叩き付けて3カウントを奪った。

この結果、まずは清水が決勝進出を決めた。

<試合後コメント>
ドン・フジイ with 問題龍&パンチ富永
フジイ「不覚だよ、クソッ。オイ、あいつのなんだ? 砲丸投げ?」
問題龍「あれ恐ろしいぞ。俺もくらったけどよ。お前(=パンチ)もくらっただろ、オイ? なんなんだよ」
フジイ「何が起こったかわからんかった。あれ要注意だな。あの技」
問題龍「次、次、ドンマイ。次だ」
フジイ「俺がこんなんでお前、落ち込むと思うか? 何年キャリアやってると思っとるんや。心配ないぞ、次、次。これがエネルギーになって、また次、大暴れしてやるからな」
問題龍「来月のドン・フジイ覚えとけよ、コラ!」
富永「見とけコラ、オイ!」

第4試合

2015-1-16DG後楽園_第4試合オープン・ザ・ドリームゲート王座 次期挑戦者決定ワンナイト・トーナメント、もう一方の1回戦はアラケンvs.ススム。
ゴングと同時にダッシュしたアラケンに対し、ススムはジャンボの勝ちで迎撃すると、串刺しラリアット。2発目をカウンターエルボーで迎撃したアラケンはススムをコーナーに逆さ吊りにすると、ロープを掴む右腕を両足で踏みつける。

腕十字に捉えていったアラケンだが、ススムはロープに逃れると場外にエスケープ。リングに戻ってきたススムにショルダーアームブリーカーからロープに右腕を巻き付けて痛めつけていったアラケンは、奈落式アームブリーカー。さらに右腕へのスライディングキックからコブラツイストに捉えるお、その体勢からススムの右腕を羽根折り固めに捉える。
グラウンドに移行してアームロックにスイッチするが、ススムはロープに脱出。串刺し攻撃を狙ったススムをアラバマスラムで叩き付けたアラケンは、右腕にニードロップを落とすとコーナーに登っていく。

すぐに追いかけていったススムだが、アラケンはコーナーの上でアームロック。しかしススムはヘッドバットで脱出すると、雪崩式エクスプロイダーで投げていく。串刺しラリアットからジャンボの勝ちを狙ったススムだが、アラケンはワキ固めで切り返す。だが、バックブリーカーで脱出したススム。
ジャンボの勝ちを右腕へのフロントキックで迎撃したアラケンだが、それでもススムはジャンボの勝ちでなぎ倒すと、友情(あいかた)の体勢。これを逃れたアラケンにショートレンジラリアットを叩き込むススムだが、倒れないアラケンはヘッドバットからパイルドライバー。

ダイビング・ヘッドバットを投下してカウント2まで追い込んだアラケンは、奥の手のファイアーバードスプラッシュを投下。ススムがかわすと着地したアラケン。そこにショートレンジラリアットを連発したススムだが、ジャンボの勝ちを狙ったススムに飛び付いたアラケンは回転十字架固め。
これをカウント3寸前で返したススムは、全体重を乗せたジャンボの勝ち固めで抑え込んで3カウント。アラケンも意地を見せたが、トーナメント決勝はススムvs.清水に決定した。

<試合後コメント>
新井健一郎
「もう、俺の中でどっちが上か下かなんてないけど、やっぱ俺は、インディーレスラーだな、今。あんなラリアット、インディーにはいねーよ! ほんとにでも、なんか吉野(正人)が病気で欠場して、なんかよくわからねぇまま名前が上がってて、ホームページ見たら新井健一郎が代わりになるって。全然ピンとこなかったけど、いざ日が近づいたら、もう、欲しくて欲しくてたまんねー。あのベルト摂ったら、俺、巡業出れるわけでしょ? プロレスラーは巡業してナンボですからね。まあ新年一発、去年の暮れはミスター・ポーゴにのこぎりでズタズタにされて、火を吹かれてコスチューム燃やされて、それで締まったけど、これで2015年ピシっとスイッチ入りました。ほんとに。また誰もいないようだったら、ほんとに俺、行きますよ!」

第5試合

2015-1-16DG後楽園_第5試合昨年12.28福岡大会でドリームゲート王座をかけて激しく激突したハルクと鷹木。この試合で左肩を脱臼したハルクだが、予想以上の早期復帰となった。望月vs.しゃちで試合開始。相変わらずのハスキーボイスで「声出していこー!」と叫ぶしゃちだが、望月は会場中に響き渡る声で「声出していこー!」と叫ぶと張り手。しゃちも望月のブロックをかいくぐって張り手を返すと、人工衛星ヘッドシザースで投げていく。
だが、場外からしゃちを引きずり出した望月は場外でサッカーボールキックを叩き込む。続いてキッドと鷹木がリングイン。

飛び付こうとするキッドをパワーで止める鷹木だが、キッドはハリケーン・ラナで鷹木を場外まで投げ飛ばす。そこに戸澤が襲いかかると、ハルクがリングイン。いきなり二段蹴りを戸澤の顔面に叩き込んだハルクはアームドラッグから、戸澤がガードを下げるまで待ってミドルキック。
戸澤もハルクを場外に追いやると、トペを狙うが、ハルクがかわすとロープに飛び乗ってバック転。そこに望月が襲いかかるが、鷹木とのダブルタックルで吹っ飛ばすと、鷹木がセントーンを投下。

しかししゃちが入ってきたところに張り手を見舞った望月はキッドにタッチ。ニードロップを落としたキッドは倒立。しかし戸澤が入ってきて蹴りでカット。ならばとハルクはスピンキックを叩き込むと、望月が振りかぶってのチョップ。体勢を入れ替えた戸澤はマシンガンチョップをお返しすると、グーパンチを狙ったが、体勢を入れ替えた望月が逆にグーパンチ。
さらにコーナーごと下から戸澤の顔面を蹴り上げると、今度こそキッドが倒立からニードロップを投下。ハルクは蹴りのコンビネーションからローリングソバット。望月が戸澤の左ヒザを下から蹴り上げ、さらにローキックを連打。

しかし戸澤も串刺し攻撃を狙った望月をバイシクルキックで迎撃した鷹木にタッチ。ハルクをアームホイップで投げてからラリアットで場外に追いやると、そこに戸澤が連続トペを発射。さらにしゃちがケブラーダで続くと、リングに戻されたハルクに鷹木がキチンシンク。
ハルクも蹴り落としからカカト落とし、水面蹴りからその場飛びムーンサルト。これを剣山で迎撃した鷹木は串刺し攻撃を狙うが、迎撃したハルクはスワンダイブ式ミサイルキック。
エルボー合戦になると、鷹木はワンツーエルボーからカウンターのグーパンチ。ハルクもコーナーに飛び乗ってのミサイルキックを返すが、鷹木は返す刀で後頭部ラリアット。

続いてしゃちがキッドの619をかわしてスピンキックを叩き込むと、ムーンサルトプレスを投下。これをかわしたキッドはMONSTER EXPRESSのトレイン攻撃を蹴りで迎撃したコーナーに登る。だが、追いかけていった戸澤は雪崩式ブレーンバスター。さらにMONSTER EXPRESSは「オー! オー!」からの串刺しラリアット。
さらに鷹木と戸澤は連係攻撃へ。鷹木がツームストンパイルドライバーで叩き付けると、しゃちがコーナーに登っていくが、エプロンから望月が足止めすると、ハルクがニールキックを叩き込んでからコーナーで肩車。そこにキッドが盛り上がれ!(=超高層雪崩式フランケン)。

さらに望月の串刺しフロントキックからハルクとダブルの蹴り落としからミドルキック。さらに望月がランニングローからツイスターで叩き付けるがカウントは2。ハルクとサンドイッチ・ランニングローからダブルのトラースキック。これをかわして同士討ちを誘い込んだしゃち。ハルクはファースト・フラッシュ(=頭部へのソバット)を狙うが、鷹木がパンピングボンバーでカット。
戸澤とキッドも飛び込んで来るが、戸澤がキッドをジャーマンで投げると、望月が戸澤にスーパーケンカキック。しゃちが望月に不知火を決めたが、望月は最強ハイキックからイリュージョン(=ソバット→スピンキック)を叩き込んでしゃちから3カウントを奪った。

<試合後コメント>
B×Bハルク&望月成晃&ドラゴン・キッド
望月「とりあえずは、B×Bハルク、早期復帰で。ぶっちゃけ俺、半年ぐらいかかるんじゃないかと」
ハルク「全然問題なし」
キッド「僕もね、昔脱臼はあったし休業してますけども、こんだけ早く復帰できるのは」
望月「とりあえずね今、Dia.HEARTS、4人ともタイトルホルダーですから。まあでもね、4人ていうのもね、中途半端だし、そろそろね。そろそろ1人ね」
ハルク「動きましょうか!」
望月「もうそろそろが1年後なのか、1ヶ月後なのか、来週なのか明日なのか」
キッド「そうですね。明日なのか」
望月「明日の岐阜なのかわかりませんけど、まあようやくね、俺も開幕戦で斎藤了にやられたけども、これで地元・後楽園で白星スタート。頭切れたんで」
キッド「いやDia.HEARTSは、去年末から今年、スタートも含め…」
ハルク「絶好調」
キッド「かなり調子いいんじゃない?」
望月「私も明日、45(歳)になりますけども」
キッド「なる!」
ハルク「これからこれから!」
望月「フォーティーファイブ! フォーティーファイブってことで! ハルクもね、とりあえず次、ススムとビッグの勝った方?」
キッド「ビッグのね。これビッグ来たらヤバイ」
望月「次の後楽園でね」
ハルク「いや、いいじゃないですか。若い力試してやりますよ」
望月「全てをね、Dia.HEARTSで持って行くんで」
ハルク「もっていってやりましょうよ!」
キッド「楽しみましょうよ!」

第6試合

2015-1-16DG後楽園_第6試合①U-Tが復帰したミレニアルズだが、ゾンビにように何度も甦り、その度にミレニアルズを潰そうとするCIMAらと4対5ハンデキャップの状態で全面対抗戦を行うことに。なかなか入場してこないMAD BLANKEYに対し、いきり立って挑発するミレニアルズだが、何と背後からGammaが竹刀攻撃。さらにCIMAとK-ness.も背後から襲いかかっていき、いきなり場外乱闘で試合開始。
CIMAとGammaはU-Tを抱え上げると、そのまま鉄柱に叩き付ける。リング上ではYAMATOとK-ness.がマリアにダブルのカウンターエルボー。そして大阪06の2人もリングに戻ってマリアを4人で捕まえると、サイバーがジャンピング・ボディプレスを投下。

続いてT-Hawkに5人で連続でトレイン攻撃を決めると、Eitaにサイバーがパイナップル・ボンバー。さらにYAMATOとK-ness.のアシストを受けて、コーナーからスーパーパワーボムで叩き付ける。さらにGammaはリープフロッグを狙ったU-Tの急所を蹴り上げると、CIMAがフェースバスター。
K-ness.が木槌で攻撃すると、Gammaが汚水攻撃。YAMATOがスワンダイブ式ニードロップを落とすと、CIMAが場外に連れ出してエプロンにアゴを叩き付ける。リングに戻されたU-Tにサイバーがエルボードロップを落とすと、テーピングで目隠しをしてから、CIMA、Gamma、K-ness.、サイバーの4人で一斉にストンピング。

さらにYAMATOが踏みつけてから、セコンドのフジイも加えた6人で踏みつける。CIMAとK-ness.はU-Tの耳に噛みついていくと、トレイン攻撃を狙ったが、逆上がりキックで迎撃したU-TはCIMAをコルバタで投げるとT-Hawkにタッチ。CIMAとK-ness.をまとめてブレーンバスターで投げると、飛び込んできたGammaにマリアがミサイルキック。
T-HawkはYAMAコンに逆水平チョップを打っていくが、サイバーがパイナップル・ボンバーで吹っ飛ばすと、YAMATOはEitaをエクスプロイダーで投げてからブレーンバスターを狙う。背後に着地したEitaはロープに飛び乗ろうとしたが、足を滑らせて失敗。

だが、そこに走り込んできたYAMATOにカウンターのドロップキック。YAMATOも回転エビ固めからクロスフェースに捉えるが、T-Hawkがカット。GammaがラリアットでT-Hawkを吹っ飛ばし、さらにツバを吹きかけるが、上空にあげたT-Hawkはニーリフト。T-HawkとEitaがサンドイッチ攻撃からトレイン攻撃を狙うが、Gammaがかわすとサイバーがダイビングラリアットで飛び込んでくる。
さらにダブルラリアットでEitaとT-Hawkを吹っ飛ばすと、YAMATOが大の字に倒れたEitaを踏みつけてからギャラリア(=ドラゴンスリーパーからのドライバー)を狙う。しかし足をバタつかせたEitaは十字架が耐えで切り返す。

2015-1-16DG後楽園_第6試合②YAMATOがカウント2で返すとEitaはロープに飛ぶが、K-ness.が飛び込んできて昇龍脚。続けてYAMATOが垂直落下式ブレーンバスターから今度こそギャラリアを決めて3カウント。やはり数で勝るMAD BLANKEYが圧勝。CIMAとGammaが倒れているミレニアルズの上にイスを乗せて座って勝利をアピール。
すると、そこに琴香と林が飛び込んできてCIMAらに襲いかかる。ダブルドロップキックでCIMAらを吹っ飛ばした琴香と林だが、サイバーがダブルラリアットで迎撃。すかさずYAMATOが「オイ、琴香、林! お前ら何だ? ミレニアルズにつくっていうのか? 俺たち、このドラゴンゲート制圧目前のMAD BLANKEYに楯突いて、食い扶持にありつけると思うなよ!」と言い放つ。

ミレニアルズ救出に入ってきた琴香と林琴香「おい、MAD BLANKEY! 年末のダーツで決まったのか知らないけどな、お前らのやり方汚過ぎるんだよ! こうなったら去年のことは忘れて、俺と林、ミレニアルズに入ってお前らと闘ってやるよ!」
林「おい、お前らMAD BLANKEY! お前ら本当に卑怯な奴らだなぁ。お前らMAD BLANKEYただでさえ卑怯で厄介な奴らなのに、厄介なオヤジどもが入ってきたせいで、さらに卑怯になっちまったじゃねぇか! そもそもお前らアラフォー世代のオヤジどもが、若者をよってたかっていじめるようなやり方、めちゃめちゃ性格悪いよぉ。去年の最後の後楽園大会で、俺はもう幻滅したよ。だから……」

林が流ちょうなマイクをしていると、CIMAが割って入る。
CIMAが「黙れ、コラ! お前、コラ。20歳にもなってないクソガキが〜。お前ら、いくつに向かって上から説教垂れとんじゃ、コラ!」
林「俺は確かに20歳だけどよ、40近くなってそんなゾンビみたいな真似、俺には出来ないよ」

完全にマイクでCIMAから一本取った林は「俺は今日から琴香さんとミレニアルズに入って、お前らとやってやるからな!」と宣戦布告。続けて琴香が「まずはなMAD BLANKEY、お前らに同じ思いをさせるために、いまから5対6のハンディキャップ、試合やってやるからな!」と言い出すと、YAMATOが「待て、待て、待て! お前らが6人集めるというなら、俺たちももう一人、隠し球がいるぞ!」と言って、1.12神戸大会での王座決定トーナメントで優勝してブレイブゲート王者となったDr.マッスルを呼び込む。

緊急決定試合

2015-1-16DG後楽園_緊急決定試合Dr.が加わり、これで6対6になったところでYAMATOが「お前ら、俺たちMAD BLANKEYに楯突いたことを後悔させてやるからな!」と言った瞬間に、MAD BLANKEYがパウダーを投げつけながら奇襲攻撃。一斉に場外乱闘になると、サイバーはT-Hawkをステージ上に連れて行き、イスの山を築いてからパワーボムで叩きつけようとするが、T-Hawkがリバースで切り返す。
今度はT-Hawkがステージ上からパワーボムでサイバーを投げようとしたが、サイバーがリバースで切り返してイスの山の上に投げつける。リング上ではCIMAが林に向かって「オイ、小僧! お前の得意なマイクでしゃべってみろ!」と挑発。しかし林はCIMAを一本背負いで投げていくと、飛び込んでくるMAD BLANKEYを次々に投げていく。

T-Hawkと琴香がYAMATOを合体攻撃で場外に追いやると、Eita、U-T、琴香が同時に場外ダイブ。林も意を決してダイブしようとしたが、場外にいたパンチが足をすくって阻止。T-Hawkがサイバーを肩車すると、Eitaがコーナーに登ってグランデ(=合体式ダイビング・コードブレイカー)を決める。
EitaにDr.が襲いかかるが、低空ドロップキックで迎撃したEitaはその場飛びムーンサルト。これを剣山で迎撃したDr.はハンドスプリングでロープでバウンドしようとしたが、足が引っかかって失敗。すかさずEitaはゴリースペシャルボムで叩き付ける。

さらにマリアが高角度レッグドロップを決めると、Gammaに張り手。ミレニアルズはGammaにトレイン攻撃を決めると、オリジナルの3人でマリア(=EitaとU-Tが両側から腕を持ってリフトアップ→T-Hawkがショルダースルー→EitaとU-Tが同時にその場飛びムーンサルト)を決めてから、T-HawkがBTボム。
しかし琴香の串刺し攻撃をGammaがかわすと、YAMATOが飛び込んできて串刺しドロップキック。今度はMAD BLANKEYがトレイン攻撃を決めると、サイバーがダイビング・ラリアットからダイビング・エルボードロップ。カウント2で返した琴香だが、サイバーはアバランシュホールド。

さらにもう一度MAD BLANKEYでトレイン攻撃を決めるが、CIMAの攻撃をかわすと、ミレニアルズがトレイン攻撃3連発。だが、琴香の背後からDr.がボックス攻撃。すかさずCIMAがロープに飛ぶが、何とDr.はCIMAにボックス攻撃を見舞ってからパウダーを投げつける。そこを琴香が丸め込んで3カウント。
ここでDr.がマスクを脱ぐと、その正体はKzy! すかさずYAMATOが「オイ、Kzy! テメー久々に帰ってきたと思ったら、何を考えてんだ、オイ! 俺たち、ドラゴンゲート制圧寸前のMAD BLANKEYに逆らうつもりか? 俺たちに逆らって食い扶持にありつけると思うなよ、コラ!」と激怒。

しかしKzyは「馴れないことはするもんじゃねぇなぁ(苦笑)。あ、ただいま〜後楽園! ケガも治った、土井ダーツも終わった、そしてDr.マッスルタイムの今日で終わりだ。いや苦しかったぜ、Dr.やるのはよぉ。そしてMAD BLANKEY! お前らとも今日で終わりだ! マッドでブランキーで今日でサヨナラだよ! ミレニアルズ、悪いな。オイシイところは譲れないもんでね。これから俺は別の方向で、新しい時を刻んでいってやる! このドラゴンゲートを面白くするためにな! ハハハハ! おう、分かってる。一人じゃない、一人じゃないよ。俺がこれから輝くのはな、このメンバーと一緒にだ!」と言い放つと、Dia.HEARTSのテーマ曲が鳴り響き、ハルク、望月、キッドが登場。
復帰したKzyはディア・ハーツに加入ハルクと抱き合ったKzyは「よく見ろ後楽園! 今日から俺はDia.HEARTSのKzyだ!」と、改めてDia.HEARTS入りを表明し、観客も大歓声で歓迎した。

YAMATO「オイKzy! お前トチ狂ったか? 裏切り者Kzy、そしてDia.HEARTS。テメーら絶対に許さないからな。お前ら! 生意気なミレニアルズ、お前らもどうだ! お前ら俺らに逆らって食い扶持にありつけると思うなよ!」

T-Hawk「おい、コラ! 憎きMAD BLANKEY! ブレイブトーナメントではめちゃっくちゃにしやがって、この野郎! そしてこの場をめちゃくちゃにしやがったDia.HEARTS、お前らも一緒だ!」

望月「何もごちゃごちゃにはしてませんけど? 何が食い扶持だ。お前らがごちゃごちゃやっている間に、俺らだって見えないとことで動いちゃったりするんだよ! おい、いいか。ブレイブゲートチャンピオンのKzyを加えた全員タイトルホルダーのDia.HEARTSが、今年もドラゴンゲートマットの主導権握ったるからな、覚悟しておけよ!」

三つ巴の抗争が勃発した瞬間、何とも絶妙なタイミングでエプロンに上がってきた八木本部長が「はいはいはいはい、新年早々、いい感じに揉めに揉めちゃってるじゃないの!」と言うと、ユニット抗争が三つ巴となったため、2月5日の後楽園大会でDia.HEARTS、ミレニアルズ、MAD BLANKEYの6人タッグ3WAYを行うことをその場で決定する。
T-Hawkが「Kzy、しゃべりずらいから早く帰ってくれ!」と言うが、観客はKzyコールでKzyの復帰を感激。その後、T-Hawkは「何はともあれ、セミファイナル、俺たち新しいミレニアルズが完全勝利しました! 琴香! …いや、琴香さん。練習生時代はよく怒られてたけど、これからは仲間だ。よろしく。林、いろいろあったけど、またお前の保護者になっていいか?」と琴香と林を改めてミレニアルズの新メンバーとして迎え入れてから「よし、俺たちは背伸びもしないよ。失敗だっていっぱいするかもしれない。だけどよ、アイツらにはない時間を持っている、俺たちには。もし失敗したら何回でもやり直したらいい。イチからまたこのメンバーでやっていく。新しくなったミレニアルズ、これからも応援よろしくお願いします!」と挨拶すると、各メンバーで握手をしてから拳を合わせていった。

<試合後コメント>
Dia.HEARTS
望月「いろいろあってね、俺らからしたらこういう奴欲しかったしな」
キッド「しかも! 見てください。この(Kzyが)手に持ってるもの! ブレイブゲート!」
望月「ドリームゲートチャンピオン、ブレイブゲートチャンピオン、そしてトライアングルゲートチャンピオン」
キッド「ベルトが集まって来ましたよ!」
望月「あとはツインか。まあでもとりあえずな、1つずつしっかり防衛しまして」
キッド「これからこれから、色々と。Kzyが入ったことで、やっていくぞ!」
望月「まあ楽しみにしとけ。5人……これでようやく5人そろったから。キッチリ、スタートの時点で5人がタイトルホルダー。すでに主導権握ったと言っても過言ではない」
キッド「いいんじゃないですかー!」
望月「これでキッチリ、今年の福岡国際センター大会、最後まで! 俺たち出場しますんでDia.HEARTS、楽しみにしといてください」
キッド「というわけで! 2015年も! Dia.HEARTSで!」
全員「盛り上がれ―!」

ミレニアルズ
琴香「今日からミレニアルズ合流して、この中で、僕一番先輩なんですけど、でも! もうそんなこと言えないぐらい僕、追い込まれてるんです。だから! これからはミレニアルズの仲間と組んで、バンバンバンバン! 他のユニットと抗争していきますよ!」
林「2015年になって、新しくなったミレニアルズ、林と琴香さん、そしてミレニアルズを応援よろしくお願いします!」
T-Hawk「新しくなったミレニアルズ、目を離すんじゃねーぞ!」
全員「アディオス!」

第7試合

2015-1-16DG後楽園_第7試合①メインイベントはオープン・ザ・ドリームゲート王座 次期挑戦者決定ワンナイト・トーナメントの決勝戦。清水のセコンドには早速Kzyを含めたDia.HEARTSの全メンバーがつき、対するススムのセコンドにもジミーズのメンバーがつく。
王者のハルクから気合いを注入された清水は、ロックアップからススムを押し倒すとストンピングの連打。さらにショルダータックルでなぎ倒すと、ススムは場外にエスケープ。追いかけていった清水だが、ススムは突進してくる清水をかわして鉄柱に誤爆させると、左腕を鉄柱に叩き付ける。

リングに戻ったススムは腕固めからロープに左腕を巻き付けていく。さらにヒザを落としてからショルダーアームブリーカーと、徹底的な腕殺し。だが、ショルダータックルでなぎ倒した清水はシュミット流バックブリーカーからブロックバスターで投げ捨てる。キャメルクラッチに捉えた清水だが、ススムは何とかロープに脱出。
ススムのチョップに逆水平チョップを返した清水は、ターンバックルに叩き付けてからのオクラホマスタンピート。逆水平チョップからアルゼンチン・バックブリーカーを狙った清水だが、エルボーで逃れたススム。

清水は走り込んできたススムをファイアーマンキャリーで担ぎ上げるが、これも脱出したススムはエクスプロイダーで投げると、パワーボムの体勢に。リバースで切り返した清水にラリアットを叩き込んだススムだが、もう一度ファイアーマンキャリーで抱え上げた清水はバックフリップからコーナースプラッシュ。
さらに反撃しようとするススムに体当たりした清水はパワーボムの体勢に。一気に持ち上げた清水だが、ススムは高角度DDTで切り返すと、ジャンボの勝ちを狙う。カウンターのネックハンギングボムで切り返した清水は、亀有公園前固め(=抱え込み式逆エビ固め)へ。

ススムがロープに逃れようとすると、清水はそこからぶっこ抜いてライガーボムで叩き付ける。10分が経過し、「ススム」コールが起こる中、ススムの力ないショートレンジラリアットにエルボーで対抗した清水。だが、ススムは意地のラリアットでなぎ倒すと、串刺しラリアットから拳を握って気合いを入れる。そして清水をコーナーに乗せてからヘッドバットを連打すると、最上段から雪崩式エクスプロイダーで投げていく。
串刺し攻撃を狙ったススムをのど輪で捕まえた清水は砲丸投げスラム(=砲丸投げポーズからのチョークスラム)を狙うが、エルボーで逃れたススムは後頭部ラリアットから投げ捨てジャーマン。そして串刺し攻撃を狙う。だが、再びのど輪で捕まえた清水は今度こそ砲丸投げスラム。

2015-1-16DG後楽園_第7試合②カウント2で返したススムにエルボーを叩き込んでいく清水だが、ススムは倒れずに清水に額をくっつけると、ショートレンジラリアットを連打。だが、ジャンボの勝ちをブロックした清水は強引にジャーマンで投げ捨てると、砲丸投げスラムを狙うが、ショートレンジラリアットで脱出したススムはラリアットを連打。
清水も倒れずに踏ん張りラリアットを返すが、ススムは返す刀でジャンボの勝ち!。これもカウント2で返した清水だが、立ち上がってきたところに渾身のジャンボの勝ち固めを決めたススムが3カウントを奪って勝利。

エンディング

2015-1-16DG後楽園_エンディング勝ったススムには挑戦者の証である鍵が渡される。マイクを持ったススムは「ありがとうございます! でも、あまり大丈夫じゃないです。でも、俺が勝ちましたー! ビッグ! お前、ヤバイな。お前、ヤバイよ。お客さん見て分かったでしょ、こいつヤバイよ。でも勝ったのは俺なんですよ! これでドリームゲート挑戦の証、鍵、地味にゲットしました! 思えば僕がドリームゲートチャンピオンだったのは、もう2006年のことです。それから何度も何度も…地味に何度も何度も…去年はKING OF GATEに優勝して、そのあと満を持して挑戦しても1回も獲れませんでした。でもな、ハルク。いまのチャンピオンのお前も何度も何度も、何度も挑戦してダメだったよな。そして僕が2006年のドリームゲートのチャンピオンになったとき、一番最初に挑戦者に迎えたのがB×Bハルクでした。まだねデビューして1年も経っていなかったと思いますよ。そんなハルク、そんときは俺が勝ったけど、9年経って地味に立場が変わりましたね。まぁでも俺も何度も1回チャンピオンになってから負けてきてる。ジミーズになってから誰もドリームゲート獲っていない。だから! 2月は俺が絶対にドリームゲート獲りますよ。ハルク、覚悟はいいか?」と思いの丈をぶちまけた。

ハルク「ススムさん、9年前まだ俺、デビューして間もない頃、当時チャンピオンのあなたに俺は挑戦しました。あれから9年、何度も何度もドリームゲートに挑戦して、9年経ってようやく手に入れたドリームゲートのベルト、いま手放すわけにはいかない。ススムさんの気持ちは分かるけど、俺はいまドリームゲートを手放すわけにはいかない。……ススムさん、9年経って成長した俺の力、充分に味わってください。ジミー・ススム! ドリームゲートのベルトは絶対に、絶対に渡さない」

ハルクとともに引き上げていく清水に、観客からは健闘を称える「清水」コールが飛ぶ。リング上のススムは「どうしよう……同じジミーズの皆さん、なんで(リングから)降りてるの? まあ本当に今年一発目の後楽園ホール、僕がこうしてメイン、最後の舞台に立っています。今日もたくさんの応援、ありがとうございます。僕もデビューして昨年の11月で丸16年、いま17年目です。地味におっちゃんですよ! でも駆け出しの頃は体もピンピンとしてましたけど、正直いまいろいろキツイです。でもこうして応援してくれる人がいるんで、僕らは絶対に諦めないし、そして次ドリームゲートに向かっていきたいと思います。見た感じ、今日ジミーズの皆さん、リングに上がる気配なさそうですから、微妙なマイクですけど、僕がこのまま締めたいと思います。今日はジミーズトレイン…やりません。(観客から「えー!」の声)スミマセン。でも正直、飽きてきたでしょ? 飽きてきたと思うんですよ。そこでジミーズ、実はいま新バージョン練習しています。僕が何を言いたいか分かりますよね? その新バージョン! 2月、僕がドリームゲートを獲ったときに披露したいと思います! だから今日はジミーズトレインをお預けにして、次の2月のニューバージョンのジミーズトレイン、楽しみにしていてください。今日は最後まで本当にありがとうございました!」と2015年最初の後楽園大会を地味に…ではなく、派手に締めくくった。

<試合後コメント>
ジミー・ススム
「ちょっと前までリョーツ清水だったのに、いやほんとに……こんな言い方アレですけど、苦労することなく勝ってた相手だったんですけど、ほんとにあいつがビックになって、Dia.HEARTSと色々なトップの選手…鷹木やら、YAMATOやら、僕も年末負けてね、ベルト落としてますし、もうなんて言うんですか? 若手? 1人のイチ若手選手じゃなくて、DRAGON GATEのもう次の世界にね、次の世代を担う選手の1人になってると思うんで。でもそうやって出てくるからこそ僕らが簡単に引くわけにもいかないし。そんな俺らが簡単に譲るどころ見たいと思わないだろうし。僕らには常に意地はありますから。ジミーズもね、今キャンディのお笑い以外は無冠になってしまってますから。それこそリング上でも言いましたけど、ジミーズはドリームゲート巻いた人間いない。僕個人的に言えば2006年以来? 最初に一回取った以来何回も挑戦してますけどそれこそ去年なんてね? KING OF GATE優勝して挑戦してますけど、それでも獲れなかったんで。まあちょっとね、早いこういう段階でチャンスが来ると思わなかったですけど、まあそれもこうやってゲットできたんで、これもタイミングかなと。ハルクとマイクで殴りあいましたけど、9年経ってあいつも苦労したのすごいわかるんで、僕もその間、地味に苦労してますんで。今度こそはって気持ちはすごいあります」
――砲丸投げスラムを食らうとどんな感じ何ですか?
「どんな感じ? まあそうですね、なんていうんですかね? あんだけ高いところから落とされますし、普通のチョークスラムと違って、スローが入るんで、受け身のタイミングが難しいのもあるんで、やっぱあれですぐカバー来られたら厳しかった。その前の攻めがあいつもだいぶ立ち向かって来ましたけど、あれだけやって効いてたんで、それがなんとか、それも運ですけど、それだけあいつにすぐにカバーにこさせなかったようにダメージを与えたと思います。すごいです。くらいたくないですけど」
――最後に意気込みを
「もうこれ何回この鍵、手にしたんでしょう? その都度、チャンピオンベルトに引っ掛けられてキーホルダーになってますんで、これキーホルダーじゃないですからね? ベルトのキーホルダーじゃなくて、鍵っていうのは挿して開けるものですから。次こそ2月の後楽園、2月、僕、37歳の誕生日もありますんで、自分でドリームゲート獲って、地味に自分の誕生日プレゼントにしたいと思います。頑張ります」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別

ページ上部へ戻る