原田大輔が大原はじめを制してGHCジュニア王座V2!吉岡世起の挑戦表明に「気をつけろ。俺はすごいぞ」と王者の自信!
- 2021-1-11
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- プロレスリングNOAH
10日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『HIGHER GROUND 2021』が行われ、原田大輔が大原はじめを相手にGHCジュニアヘビー級王座の防衛に成功した。
原田は昨年に小峠篤司とのタッグ“桃の青春”を再結成してNOAHジュニア戦線に新たな風を吹かせており、昨年11月にはGHCジュニア二冠王を達成するなど名実ともにNOAHジュニアの中心に立って見せた。
対する大原も昨年結成された“FULL THROTTLE”の2代目リーダーとしてチームを牽引しており、吉岡世起&YO-HEYとともに活躍中。大原のGHCジュニア戴冠はちょうど4年前の1月初頭であり、最近は縁の下の力持ち的な役割が目立っていた大原自身にとってもFULL THROTTLEの今後にとってもベルトという結果を出したい大一番であった。
序盤から大原がオーソドックスなワンハンド・バックブリーカーから変則的なカベルナリアなど多彩なバックブリーカーで序盤から丁寧にムイビエンへの布石を打っていき、徹底した背骨攻め。
原田はカウンターのフロントスープレックスで流れを変えると、ノーザンライトスープレックスや雪崩式フロントスープレックスなど得意のスープレックスで畳み掛けていき、大原の風車式バックブリーカーを耐えて逆にパイルドライバーで突き刺すなど研究の成果も垣間見せる。
大原は風車式エメラルドフロウジョンやゴリースペシャルからシットダウンするバックブリーカー、コーナーから飛びついてのムイビエンクラッチなど大技を繰り出しトレスフルールを狙っていくが、原田が片山ジャーマンホールド2連発で切り返して3カウント。
試合後、大原のセコンドを務めていた吉岡がリングに上がると「今日この試合で俺、火が点きましたよ。アンタとのシングルは(昨年7月の)無観客試合で時間切れ引き分け。次はお客さんの前でそのベルトかけて俺と決着つけようじゃねえか!」と挑戦表明。
原田は「お前らのリーダー、めっちゃ強いな。アイツが勝てなかった俺に勝てるか?その自信があるんだったらこのベルトかけてやってやる!」とこれを快諾した。
バックステージに戻った大原はがっくりとうなだれながらも「俺は諦めない。原田を倒してベルトを巻いて、さらなる高みのムイビエンにNOAHジュニアを俺が導いていくから。俺のあとは吉岡が挑戦するから、俺のこの思いを吉岡に託します」と語る。
思いを託された吉岡は「リーダの試合、大原さんの試合、今日ガンガン胸に響きました。この試合見て熱くならないレスラーがいるわけ無いでしょう。俺は原田大輔と決着を付けに行きますよ」と闘志を燃やした。
対する原田は吉岡について「NOAHに慣れてきて自分の持ち味っていうのをすごく発揮してる」と評価しつつ「アイツが来たのは俺は願ったり叶ったりというか、今度は俺がしっかり勝って決着を付けますよ。吉岡、気をつけろよ。俺はすごいぞ」と語り、自信を見せた。