IWGPニ冠戦で飯伏幸太に敗北したジェイ・ホワイトが号泣の半狂乱!「今話しているのはジェイミー(本名)だ。全てを犠牲にニュージーランドを出てもう3年半両親にも会ってない」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 1月5日、東京ドームにて新日本プロレス『バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』が開催。メインイベントでは、飯伏幸太の持つIWGPヘビー&IWGPインターコンチネンタル王座に挑戦権利書保持者であるジェイ・ホワイトが挑戦した。

 前日の1・4東京ドームでは内藤哲也の持つIWGPニ冠王座に飯伏が挑戦し、怒涛のデスティーノの攻めを切り返した飯伏が3発目のカミゴェを叩き込み勝利。二冠王者となった飯伏のもとへジェイが現れると「お前が本当のチャンピオンじゃないことは周知の事実だ。この一瞬の喜びを噛みしめるがいい。なぜならば、お前の喜びというのは一夜しか持たないものだからな。俺がお前からすべてを奪ってやる。イブシ、明日、お前は俺と共に新時代の空気を吸うことになるだろう」と挑発。
 これを聞いた飯伏は「ジェイ、俺は絶対に一日じゃ終わらない。お前は明日で終わりだ。僕はこの最高のベルトと最強のベルト、明日もこれをキープする。僕は!逃げない。負けない。諦めない。そして明日、ジェイに勝って、本当の神になる!」と宣言していた。

試合はジェイの挑発的な試合運びをカミゴェで打ち破っや飯伏幸太が48分以上に及ぶ激闘を制しIWGP二冠王座を防衛。神になった飯伏とは対象的に、バックステージに戻ってきたジェイは涙を見せ半狂乱になった。

以下ジェイのコメント全文
ジェイ・ホワイト
「(フラついて机にもたれかかり)誰も助けてくれないのか?(振り返るが外道もBULLET CLUBメンバーも不在)今現在、俺の体は今までで一番“死”に近い状態にある。もうこんなことはこりごりだ。俺は全てを懸けてここに来た。オマエのためじゃない。俺自身のためにしたかったから、そうしたんだ。リングに上がり戦うことは、オマエのためのエンターテインメントじゃなかったはずだ。なのに俺は今、歩くこともままならない。そしてオマエら(メディアやスタッフ)、オマエも、オマエも、自分の2本の足で立ち、俺のことを睨んでいた。オマエらは、俺が歩くこともままならないまま、この席に着いたことをどう思ってるんだ? せいぜい楽しんでるんだろうな。ここまでやってきたこと全てを踏まえてみれば、もう少しリスペクトしてくれてもいいんじゃないか? もう少し俺に共感してくれてもよかったんじゃないか? なのにオマエらは、こんなに傷ついた俺を見て、手助けが必要な人間を見て、そんな風に笑うのか? オマエらは本当に俺のことが見えてるのか? ここにたどり着くまで、俺自身、何も疑問に思わず、やるべきことは全てやってきた。
 ……オマエらは『スイッチブレード・ジェイ・ホワイト』の話を聞きたいんだろうが、申し訳ない、今話しているのはジェイミー(本名)だ……全てを犠牲にし、ニュージーランドを出て、もう3年半、両親にも会ってない。(泣き叫び頭を抱えた半狂乱に)それだけの時間をかけて、俺は自分自身をプロレスに捧げてきたんだ! 自分を信じて、自分に何ができるか、心の中、頭の中で分かっていることを体現したつもりだった! でもそんな信念なんて、儚く崩れやがった! 今こそ自分の時間、自分の運命を生きる時だと思っていた。もうすぐで神になれたはずだったのに! 全部間違ってたんだ! そんな姿を見て、オマエら、楽しいだろう? 俺は間違ってたんだ!
 (号泣しながら)去年もそうだった。そして今年も、俺に対する答えはノー。“NEW ERA”、新時代なんて全然来てなかったんだ……(※泣きながら笑う)。どうだオマエら、それを聞いて満足か? 俺は日本に来て、俺の大事な時間を無駄にしてしまったんだ! パンデミックもあったしな! 全部犠牲にした! (机を叩いて暴れ)犠牲、犠牲、犠牲! ついに『WRESTLE KINGDOM』のメインに出ても、結果は残せなかった! それどころか今はどん底だ! 自分が捧げてきたもの、犠牲にしたものは何だったんだ? 俺はそんなに価値のない男だったのか? なぜ俺はここにいるんだ? もうやめる! やめてやるよ! もうこんなものに価値はない! クソッ! クソッ!(机を蹴り飛しイスごと床に崩れ落ちると、足を投げ出して床に座り込む)もう無理だ……。もうやりたくない……。明日だってどうなるか分からない。契約上は出場することになっているが、どうなるかなんて分からない。どうせオマエらは俺の惨めな姿を見るのが好きだから、明日も楽しみだろう? だがもうやりたくない……。8年間頑張ってきたが、もう無理だ……。負けて惨めな姿を明日も晒すかもしれないが、それ以降のことはもう何も言えない……。(スタッフへ)おい、助けてくれ! おい!(※スタッフに肩を借りて控室へ)」

 翌日の1月6日には東京ドームシティホール大会が決定済み。ジェイは姿を表すことできるのか?どのような姿で現れるのか、対戦カードが非公開となっている1・6『NEW YEAR DASH!!』に注目が集まる。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別

ページ上部へ戻る