“三世対決”は大鵬の孫・納谷幸男が力道山の孫・力を制す!
29日、鶴見大会のセミファイナルでは、昭和の時代に大きな名を残した、大横綱・大鵬さんと力道山の孫同士による対決が実現した。
大鵬さんの孫で、元関脇・貴闘力の長男である納谷幸男は、元十両・星誕期とタッグを結成。力道山の孫で百田光雄の息子・力は今成夢人とコンビを組んで激突。
力が祖父の得意技であるチョップを連発すれば、納谷はエルボー、キックで対抗。最後は納谷がヒザ蹴りから、急角度のバックドロップを決めて今成からフォールを奪った。
試合後、力が一騎打ちを要求したが、納谷は「今日は余裕。もうあんな女子レスラーのことしか考えていないような奴とシングルは、ちょっと勘弁してほしいなって思いますね。また次があるならあるでいいんじゃないですか。またこの『爆破甲子園』のリングで」とコメント。
報道陣から、「力選手が考えている女子レスラーって誰なんですか?」と突っ込まれると、納谷は「何かたくさんいるみたいです。固有名詞は・・・。あえて一人? チェリーさんですかね」と暴露。
力は「自分の長年のタッグパートナーである今成選手を、これだけボコボコにやられて黙っていられないんで! また力道山と大鵬、お互いに偉大なおじいちゃんを背負っているっていうのもありますし、このままでは終われないです。次はシングルで納谷選手ととことんやり合いますよ。力道山から受け継いだチョップと、百田光雄から受け継いだバックドロップで納谷選手を倒してみせますよ!」と力強く語った。
だが、話がチェリーのことに及ぶと、力は「プロレスのことにプロレスじゃないことを持ち込むとは、公私混同。ワケ分かんないこと言う奴は、リングの上で叩き潰してやるよ!」と赤面していた。