金剛を脱退した稲村愛輝へマサ北宮がエール!「信念を持って動いたのであれば、やってみろこの野郎!」
- 2020-11-9
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- プロレスリングNOAH
8日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『PREMIUM PRELUDE 2020』が行われ、金剛を脱退した稲村愛輝にマサ北宮がエールを贈った。
稲村は中学・高校で柔道と相撲に親しみ、大学時代には学生プロレスの名選手として名を馳せた後にNOAHに入団し2018年9月に正式デビュー。
将来的にNOAHヘビー級のトップを狙える逸材として注目を集め、2019年5月には拳王が立ち上げた反体制ユニット・金剛へマサ北宮、小峠篤司とともに参加。学生プロレス時代のトレードマークでもあったモヒカン頭となり、猪突猛進なファイトで金剛の切り込み隊長として活躍していたが、先月28日の後楽園ホール大会にて、清宮海斗の誘いを受ける形で金剛を脱退し正規軍へ。その後はデビュー直後に着用していた黒のツーショルダーに丸刈り頭の姿となり、再出発の覚悟を見せていた。
今月3日の静岡大会でも稲村は北宮&征矢と対戦して厳しい攻撃にさらされたが、この日は、稲村愛輝&稲葉大樹vsマサ北宮&征矢学のタッグマッチが行われた。
稲村は北宮、征矢と正面からショルダータックルやチョップで真正面からぶつかり合い、金剛の2人はアームブリーカーや腕固めなどで稲村の左腕への容赦のない集中攻撃。
稲村はエルボーの連打、ボディプレス、フロントスープレックスと全力でぶつかっていくが、最後は北宮が征矢とのサンドイッチラリアットを叩き込み、稲村のぶちかましをスピアーで迎撃。すべてを受けきった上でサイトースープレックスで叩きつけて3カウントを奪った。
マイクを取った北宮は、「稲村よ、お前が悩み抜いて、考え抜いて金剛を脱退したのであれば!それも1つの信念だろう。否定はしないよ。ただし!俺たちとリング相まみえたら、徹底的に容赦はしないぞ。ここはそういう場所だ!信念を持って動いたのであれば、ダセー真似すんなよ。せいぜい頑張れ稲村!やってみろこの野郎!以上だ!」と稲村の独り立ちにエール。稲村は北宮の一言一言に「ハイッ!」と大きな返事をして深々と頭を下げた。