4.12『BumBプロレスフェスティバル』で夢名塾、華★激、HEAT-UPの3団体が連続興行を開催
昨年秋に引き続き、今年も4月12日(日)に東京・夢の島BumB東京スポーツ文化館で、「BumBプロレスフェスティバル」が開催される事となった。
今回の開催メンバー夢名塾プロ・レスリング、プロレスリング華★激、HEAT-UP!プロレスリングの3団体。
12時開始の夢名塾プロレスリングは「試練」というテーマで、全試合に何らかの「試練」が与えられている。
団体のエース、渡辺宏志は”実力者”マグニチュード岸和田と激突することとなった。
各団体でパワー殺法の猛威を振るう岸和田に渡辺は得意とする技巧で勝負をしかける。
2月にHEAT-UP!リングで佐野巧真と闘い、敗れはしたものの確かな爪あとを残したことで、現在渡辺は心身ともに充実している。
この岸和田戦でその自信を確かなものにして勝利を勝ち取りたいところだ。
また、10月の大会で名勝負を繰り広げた山田太郎vs.佐藤泰の再戦も決定した。
前回終了後、レフェリーストップという結果に両選手から「納得はしたがきちんとケリをつけたい」という再戦要望があり、場所も同じくBumBでの再戦となった。
特に佐藤にとっては前回のレフェリーストップ負けという現実を払拭する為の負けられない闘いとなる。
3月1日に長与千種率いるマーヴェラス所属となった雫有希が長与千種の遺伝子を持つ花月とシングルで激突。花月は同日に長与千種の宿敵とも言える尾崎魔弓率いるOZアカデミーのタッグチャンピオンになっており、ここにきてまさかの対立構造が生まれてしまった。
お互いが看板を背負う立場になり、双方とも負けられない闘いとなってしまった。
15時開始のプロレスリング華★激は「コスモ★ソルジャーデビュー20周年記念大会」として行われる。
九州を拠点とするプロレスリング華★激、久々の東京大会は驚愕の内容で勝負する。
1995年、レッスル夢ファクトリー(以下夢ファク)でデビューしたコスモ★ソルジャーが20周年を向かえ、その記念という事でかつての夢ファク戦士が大挙して出場。ちょっとした「夢ファクワンナイトスタンド」的な様相となっている。
さらにドラゴンゲートに在籍しているK-ness.も参戦し、華を添える等見所満載の大会となる。
そして、コスモ選手の対戦相手はX。メインを飾るコスモ選手の対戦相手だけに大物選手またはコスモ選手にゆかりのある選手が予想される。
華やかに、かつ激しいプロレスを堪能できる興行となるだろう。
18時30分から行われるHEAT-UPでは春の大イベント「パワフルタッグトーナメント準決勝」を開催する。
田村和宏&アミーゴ鈴木や新井健一郎&那須晃太郎等、ユニークかつ実力者を集めてタッグNo.1を決めるこの大会の準決勝ゆえにどの大会も見所は満載である。
また、大物佐野巧真のタッグトーナメント参戦でトーナメントに重厚感が加わった。
3月の横浜大会の動向次第では流れがガラッと変わるのでここでは詳細は掴めないが、とにかくどのチームが優勝してもおかしくない“実力伯仲”のチームが揃ったトーナメントは波乱必至の様相である。
このトーナメントの結果次第では団体の方向性がガラッと変わってしまうので、そういった意味では非常に重要な大会といえよう。