秋山率いる「準烈」が本家「純烈」の”公認“を獲得!リーダー酒井一圭は『紅白』出場に向け、チョップを受け気合
1日付で、全日本プロレスからレンタル移籍した秋山準が率いる、スーパー戦闘ユニット「準烈」(リーダーは大石真翔)が、本家ともいえるスーパー銭湯アイドルで男性歌謡グループ「純烈」の公認をもらった。
これまで、秋山、大石、渡瀬瑞基、岡谷英樹の4人は「秋山軍(仮)」として活動してきたが、各選手のツイッターでユニット名を公募。その結果、ファン投票で「準烈」に決まった。
読みが同じ「じゅんれつ」とあって、本家の許可を得るべく、「準烈」は20日、「純烈」が所属する事務所の都内のオフィスを訪ねた。「純烈」は、先にステージ衣装で待ち受けていたが、約束の時間から3分ほど遅れ、試合用のコスチュームで「準烈」が登場。
両ユニットがそろうと、それぞれが自己紹介を始め、「準烈」は大石がリーダー、渡瀬が特攻隊長、岡谷が鉄砲玉、秋山がリードボーカルと、役職を発表した。
大石がことの経緯を説明し、今林久弥アシスタントプロデューサーが「認めていただけますでしょうか?」と問うと、「純烈」リーダーの酒井一圭は「もちろんOKです。大喜びです。『じゅんれつ』という名前がプロレス界にも響き渡る」と快諾。
大石は「ダメなら、闘ってでも(『じゅんれつ』を)奪い取ろうと思ってました。プロレスの『準烈』として、てっぺんを目指していきます」と決意表明。
酒井は「条件があります。『じゅんれつ』と名乗る以上は、ボクらのキャッチフレーズは、夢は『紅白』、親孝行。プロレス界から『紅白』を目指してほしい。プロレスはお客さんが近い。ボクらはお客さんと握手しながら、濃厚なファンサービスが売りなんです。ファンを大事にしてほしい。おばちゃんやマダムを大事にしてほしい」と要望した。
すると、そこで大石が「母のマチコが『純烈』の大ファンで新曲のCDも買ったんです。一曲歌ってもらうことはできますか? 親孝行したいんで」と、ほとんど公私混同のお願い。
酒井は「マチコさんから、焼きそばも送ってもらったし、親孝行と言われたら断れない」として、2月26日にリリースした新曲「愛をください〜Don’t you cry〜」を「準烈」の前で熱唱する大サービスぶり。大石はちゃっかり、母親に送るため、スマホで動画撮影をしていた。
歌い終わった酒井は「お願いがあります。今ライブができない。テレビにも出れない。最大の目標は3年連続『紅白』出場。それに向けて、新しい『準烈』に気合の一撃を入れてもらいたい」と懇願。上半身、裸になった酒井は秋山のチョップを受け、胸元が赤く腫れ上がっていた。
首尾よく、本家の公認を得た「準烈」の4人は、4カ月ぶりとなる23日の東京・後楽園ホール大会で、「オールアウト」の竹下幸之介、彰人、勝俣瞬馬、飯野雄貴組との4VS4の全面対抗戦での勝利を期した。