飛鳥プロレス最強決定トーナメントが7・22新宿FACEで開幕!稔、児玉、イケメン、土肥、大和らが出場!

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 飛鳥プロレスの7月22日、東京・新宿FACE大会で、同団体のレギュラー参戦選手の最強戦士を決める「BEST of ASUKA」が開幕する。

 出場するのは、田中稔、児玉裕輔、黒潮“イケメン”二郎、土肥こうじ(土肥孝司改め)、大和ヒロシ、瀧澤晃頼、花見達也、鈴木心の精鋭8選手。

 1回戦の組み合わせは、Aブロックが児玉VSイケメン、稔VS花見、Bブロックが大和VS瀧澤、土肥VS鈴木で、8月28日の新宿大会で準決勝、9月30日の新宿大会で決勝戦を行う。1回戦、準決勝では通常のプロレスルールのほか、オーバー・ザ・トップロープルールを採用。決勝は通常ルールとなり、優勝者には賞金30万円が贈られる。

 同団体では、4月9日に予定していた新宿大会が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、同7日に埼玉・アイスリボン道場で無観客試合を行なった経緯があり、有観客興行は昨年12月14日の東京・新木場1stRING大会以来、今年初の開催となる。

 篠瀬三十七代表は「4月のときは、アミーゴである(エル・イホ・デル)パンテーラが本国に帰るということで、彼の壮行試合だけ、蕨で無観客で行いましたが、プロレスの大会ができない状況で、落ち込んだ面もありました。でも、やられても這い上がるのがプロレスです。それを見て、お客さんも元気をもらえるんだと思います。ですから、ボクらはファンの皆さんに闘っていく姿を見せなきゃいけない。そんななか、4月にWRESTLE-1が活動休止になって、WNC時代に同じ釜のメシを食った、たくさんの仲間たちが所属団体を失ってしまいました。彼らを救済とは言いませんが、闘いの場を提供していきたい。飛鳥は気持ちを新たに、“新生飛鳥”としてスタートしたいと思って、ウチの一番を決める『BEST of ASUKA』を開催することになりました。昔WNCで若手ナンバー1を決めるトーナメントがあったんですけど、それを模した面もあります。ほぼレギュラーメンバーのみで、“新生飛鳥”を始めるにふさわしいトーナメントになると思います」と話した。

 トーナメント1回戦の見どころについて、篠瀬代表は「児玉選手VSイケメン選手ですが、事実上の決勝戦と言ってもいいカード。この二人は別のブロックに分けたかったんですが、イケメン選手からの『トーナメントに出るなら、1回戦で児玉選手とやりたい』という希望を聞いて、こうなりました。この二人はSMASH時代から、波長が合うようで、いつも一緒にいるイメージでしたが、シングル戦をやるのは初めてじゃないかというレアなカード。児玉選手は一癖も二癖もあって、イケメン選手は勢いがあって、結婚されて公私とも充実してて、どっちに転んでもおかしくない」「稔選手VS花見選手は、実績やキャリアから、大方の人が稔選手の勝ちを予想するでしょう。でも、花見選手も2AWで真霜(拳號)選手と闘ったりで、今すごく勢いに乗っていて、稔選手に勝ってもおかしくない。大番狂わせの可能性もあります」「大和選手VS瀧澤選手は、お互いに源流がメキシコで、ルチャがベースにある。二人とも4月のパンテーラ壮行試合に出てもらいましたけど、手の合う者同士で、いい試合になるでしょう。瀧澤選手はシングルで、アラケン(新井健一郎)選手に勝った実績もあるし、大和選手に勝ってもおかしくない。大和選手が油断すると、瀧澤選手に足元をすくわれかねない」「土肥選手VS鈴木選手は、土肥選手はフリーになって、改名して、これから本格的に始動していこうというところ。ASUKA PROJECT時代以来になりますから、久々の参戦になって気合も入っていると思う。鈴木選手はあちこちの団体に出てるし、フリーとしては先輩だし、負けたくはないでしょう。はやて選手の流れを汲んでいるので巧者だし、地味かもしれませんが、おもしろいカードですね」と分析。

 トーナメント全体に関して、篠瀬代表は「やはり本命は稔選手になるでしょうね。対抗というか、上がってきてほしいのは、あえて児玉選手と土肥選手。出てる若手選手も力を付けているし、1回戦と準決勝は、オーバー・ザ・トップロープルールですから、誰が上がってくるかわからない。本当に予想が難しいですね。いずれにしても、優勝した選手には、11月11日の新宿大会以降の飛鳥を引っ張っていってもらいたいですね」と語った。

 また、トーナメント以外では、「プロレスキャリア20 OVER VS UNDER」と題して、TAJIRI、木藤裕次、松田慶三組対木高イサミ、UTAMARO、立花誠吾組による異色の6人タッグマッチが組まれた。

「4月に流れてしまったTAJIRI選手VSイサミ選手のシングル戦を組む案もありましたが、今回ソーシャルディスタンスでキャパシティ200人しか動員できません。どうせ、この二人のシングルを組むなら、もっとたくさんのお客さんに見てもらえる舞台で、気持ちよく闘っていただいきたいと思って見送りました。TAJIRI選手のトリオは、キャリア20年以上でもあるし、元IWA JAPANでもあって、この3人が組むなんてレアです。一方のチームは、イサミ選手は今アジアタッグを巡って、TAJIRI選手と抗争してるし、UTAMARO選手には全日本プロレスへの参戦で成長した姿を見せてほしい。立花選手はキャラが立っていて、全日本やDDTでチャンスをもらっています。誰が目立つか注目される一戦です」(篠瀬代表)

 そして、真琴、茉莉組VS小林香萌、松井珠紗組による女子タッグマッチも組まれた。篠瀬代表は「真琴選手、香萌選手は元WNCであり、レギュラー参戦してくれています。茉莉選手も準レギュラーで、その茉莉選手が推薦してきたのが松井選手。この試合は、いつもの飛鳥の女子らしく、安定のカードで、楽しんでほしいです。初参戦の松井選手には、ほかの3人を食って、暴れて存在感を発揮できるかどうかがポイントになりそうです」と解説した。

「BEST of ASUKA」を含め、好カードがズラリとラインナップされた7・22新宿は、目が離せない大会になりそうだ。

<「BEST of ASUKA」エントリー選手コメント>
児玉裕輔
「いよいよ飛鳥のトーナメントが始まりますね。黒潮“イケメン”二郎とは、デビューする前からの付き合いですが、『シングルでの対決って今まであったっけ?』ってほど珍しい一戦です。いつもノリノリなアイツを倒して、このトーナメントもノリノリで勝ち進みます。ノリノリで!」

黒潮“イケメン”二郎
「どうも。渡航難民の黒潮"イケメン”二郎です。今回1回戦で児玉裕輔とぶつかるわけですが、かれこれ児玉さんとの付き合いはもう15年近くになるんだけど、こうやってシングルで闘うのって実は2回目。非常に楽しみな一戦ですが、1分以内の勝利を狙って、フィニッシュ!」

田中稔
「7月22日から始まる『BEST of ASUKA』にエントリーされました! 優勝したら、リング上から言いたいことがあるので、まずは1回戦を勝ち上がって、8月の新宿大会につなげます!」

花見達也
「今回、飛鳥プロレスの『BEST of ASUKA』にエントリーさせていただきました。強者揃いのなか、ボクが優勝して、2AW・花見達也の名をとどろかせたいと思います。7月22日は新宿FACEで待ってるぞ!」

大和ヒロシ
「2019年は正直なところ、結果より試合数を求めてました。それは、自分の可能性を試すため。2去年1年間で闘った試合数、299試合。とりあえず、可能性を試すのはこれで一段落にしたいと思います。よって、次は結果です。2020年からは、改めて結果を貪欲に求めていきたいと思いす。『BEST of ASUKA』、早速結果を残せる場をご用意いただき、心より感謝申し上げます。努力に勝る力なし!」

瀧澤晃頼
「大和さんとは何度か組んだことはあるのですが、闘うのは初めてで、しかもシングルです。負けたら終わりのトーナメントなので、まずは1勝することに全力を注いで、勝って『BEST of ASUKA』に恥じない結果を残したいと思います。#ビッシバッシ」

土肥こうじ
「フリーになってから、1発目のトーナメントにエントリーということで、これはいただいて、これからの活動に弾みをつけたいですね。こういう状況だけど、やっぱりプロレスは最高だし観戦に来てくれる人もプロレスを思う存分楽しんでくれ!」

鈴木心
「業界的にもお客様的にも私のことは知らない方が多いかと思います。なので初めましてです! 今回のこのトーナメントで、経験を積み、認知度を向上させたいなぁ〜と目論んでます。まずは1回戦、土肥さんとの対決。全力でぶつかります! みたいな簡単に考えで勝てる相手ではないと思うので、頭はクールに心は熱く闘います!」

『一期一会~BEST of ASUKAトーナメント』
日程:2020年年7月22日(水)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE

▼「BEST of ASUKA」トーナメント1回戦 Aブロック
児玉裕輔(フリー)
vs
黒潮“イケメン”二郎(フリー)

▼「BEST of ASUKA」トーナメント1回戦 Aブロック
田中稔(フリー)
vs
花見達也(2AW)

▼「BEST of ASUKA」トーナメント1回戦 Bブロック
大和ヒロシ(フリー)
vs
瀧澤晃頼(フリー)

▼「BEST of ASUKA」トーナメント1回戦 Bブロック
土肥こうじ(フリー)
vs
鈴木心(フリー)
※1回戦ルールは、15分1本勝負、オーバー・ザ・トップロープあり

▼プロレスキャリア20 over vs under20
TAJIRI(フリー)/木藤裕次(フリー)/松田慶三(フリー)
vs
木高イサミ(BASARA)/UTAMARO(フリー)/立花誠吾(フリー)

▼女子タッグマッチ
真琴(フリー)/茉莉(Beginning)
vs
小林香萌(フリー)/松井珠紗(Beginning)

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