AEWでも活躍する英国美女タッグがスターダムで王座戴冠!ユニットを裏切り白いベルトに挑戦表明!

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 19日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『スターダム9周年記念日』が行われ、ビー・プレストリー&ジェイミー・ヘイターの“イチバンガイジン”タッグがジャングル叫女&小波を撃破してゴッデス・オブ・スターダム王座(タッグ王座)を奪取。ビーが大江戸隊に寝返って星輝ありさの持つワンダー・オブ・スターダム王座(白いベルト)に挑戦を表明した。

 ビーはスターダムに正式に所属するイギリス人選手であり、昨年はスターダムのトップのベルトであるワールド・オブ・スターダム王座(赤いベルト)を戴冠。“トップガイジン”を自称してその強さを見せつけており、米国AEWとも契約を結んでいる。
 ジェイミーはビーと同郷でAEWにも参戦している強豪選手であり、2018年に初来日してスターダムのリーグ戦5☆STAR GPに参加。昨年のGODDESS OF STARDOM(タッグリーグ戦)ではビーとのタッグでファイナリストまで残るなど存在感を発揮。
 ビーはQueens Quest、ジェイミーは大江戸隊とスターダム内ではユニットを異にしながらも抜群に息の合ったタッグワークを見せていた。

 この日は“喧嘩するほど仲がいい”を体現する叫女&小波が持つ王座に挑戦。
 かつてジェイミーにパワー勝負で敗れ、右腕の負傷による欠場に追い込まれたことのある叫女がジェイミーにラリアット勝負を挑んでいくが、ビー&ジェイミーは「ダイジョーブ?ダイジョーブ?」「イタイネ~?イタイネ~?」と日本語で挑発しながら叫女の右腕を集中攻撃。
 叫女のサポートに回った小波は多彩なキックと関節技、井上亘から直接指導を受けたトライアングルランサーや、新技のロコモーション式トライアングルランサーも見せていくが、叫女がラリアットを小波に誤爆してしまうなど中々息が合わず、両者の合体攻撃も全く出せない試合展開に。
 終盤には大柄なジェイミーのトペ・スイシーダも飛び出し、大ダメージを負った小波にビーがVトリガーからクイーンズ・ランディングで叩きつけて3カウント。圧巻の強さを見せつけて王座を奪取した。

 そしてこの日のメインイベントでは、STARSの岩谷麻優、Queens Questの渡辺桃という両ユニットの大将同士が赤いベルトをかけて対戦。王者・岩谷が貫禄の強さを見せつけて防衛を果たし勝利のマイクアピールを実施。
 桃にマイクが渡ると、「今日私は負けたけど、ビーがゴッデスをQQに取り戻してくれた。ありがとう」と感謝を述べてビーと抱擁。しかしビーは突如桃に暴行を加えると「QQはザコ!トップガイジンにはトップのユニットが相応しい!」とジェイミーも所属する大江戸隊のメンバーを呼び込み桃らQQと決別。
 さらにこの日白いベルト戦V9を達成した星輝をリングに呼び込んで挑戦を表明。星輝もこれを「待ってました!英語では言えないけど、待ってました!是非、闘いましょう!」と満面の笑みで了承した。

 “女子プロレスの最高峰”と位置づけられた赤いベルトの前王者であるビーが、“スターダムの象徴”と位置づけられた白いベルトに挑戦を表明したことはビーの所属選手としての覚悟が感じられる出来事。正式な決定は下されていないものの、星輝とビーの白いベルト戦は決定的と思われ、今後の展開から目が離せない。

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