【試合詳細】12・31 アイスリボン後楽園ホール大会 テキーラ沙弥vs38人 【ICE×∞】雪妃真矢vs尾崎妹加 【リボンタッグ】藤本つかさ&つくしvs星いぶき&鈴季すず 世羅りさvs朱里

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『RIBBONMANIA2019』
日程:2019年12月31日(火)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆: 1384人(超満員)

▼ガントレットタッグマッチ
<1戦目>
弓李/本間多恵(Beginning)
4分17秒 OTR
柊くるみ/○Yappy

<2戦目>
○柊くるみ/Yappy
2分42秒 ダイビングボディプレス→体固め
ラム会長(666)/●松屋うの

<3戦目>
●柊くるみ/Yappy
2分07秒 ラリアット→エビ固め
○山下りな(フリー)/トトロさつき

<4戦目>
●山下りな/トトロさつき
1分40秒 OTR
○藤田あかね/朝陽

<5戦目>
藤田あかね/○朝陽
2分46秒 ビクトリーサンライズ
星ハム子/●バニー及川
※最初、2つのタッグが試合をし、勝ったタッグチームが次のタッグチームと対戦していく、勝ち残り形式試合。
※最後まで勝ち抜いたタッグが勝利となる。
※通常のプロレスルールに加え ノータッチルール OTRルール採用

▼シングルマッチ 30分1本勝負
●世羅りさ
9分52秒 朱雀→レフェリーストップ
○朱里(MAKAI)

▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
【王者組】○藤本つかさ/つくし
12分44秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスホールド
【挑戦者組】星いぶき/●鈴季すず
※第48代王者2度目の防衛に成功

▼ICEx∞選手権試合30分1本勝負
【王者】○雪妃真矢
13分18秒 スノウトーンボム→片エビ固め
【挑戦者】●尾﨑妹加(フリー)
※第30代王者2度目の防衛に成功

▼テキーラ沙弥引退試合 38人掛け(1人1分)
<1人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△トトロさつき

<2人目>
○テキーラ沙弥
0分57秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ
●バニー及川

<3人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△向後桃(Beginning)

<4人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△朝陽

<5人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△青野未来(Beginning)

<6人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△Yappy

<7人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△弓李

<8人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△235(アイスリボンOG)

<9人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△Maria(Marvelous)

<10人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△マリ卍(PURE-J)

<11人目>
○テキーラ沙弥
0分33秒 スクールボーイ
●斎藤一二三(レフリー)

<12人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△松澤さん(真琴のマネージャー)

<13人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△雪妃魔矢

<14人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△大家健(ガン☆プロ)

<15人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△雷神矢口(浅草プロレス)

<16人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△ラム会長(666)

<17人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△松本都(崖のふち)

<18人目>
●テキーラ沙弥
0分58秒 セクシーポーズ→ギブアップ
○星ハム子

<19人目>
●テキーラ沙弥
0分32秒 いぶロール
○星いぶき

<20人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△チェリー(フリー)

<21人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△本間多恵(Beginning)

<22人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△尾崎妹加(フリー)

<23人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△青木いつ希(J2000)

<24人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△HIRO’e(WAVE)

<25人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△進垣リナ(2AW)

<26人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△米山香織(YMZ)

<27人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△宮城もち

<28人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△千春(リングアナウンサー)

<29人目>
○アイスリボン社長佐藤肇
0分51秒 テキーラ沙弥の良い所を10個挙げる
●テキーラ沙弥

<30人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△マスク・ド・テキーラ

<31人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△朱里(MAKAI)

<32人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△山下りな(フリー)

<33人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△藤田あかね

<34人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△世羅りさ

<35人目>
●テキーラ沙弥
0分7秒 ダイビングボディプレス→体固め
○柊くるみ

<36人目>
△テキーラ沙弥
0分22秒 タイガースープレックスホールド
○つくし

<37人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△練習生石川&ホワイト

<37.5人目>
○テキーラ沙弥
0分57秒 ブラジャー投入→TKO
●ランジェリー武藤

<37.6人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△バイク川崎バイク(吉本興業)

<37.7人目>
○テキーラ沙弥
0分40秒 テキーラ3杯早飲み対決
●アイスリボンスーパーバイザー豊田真奈美

<37.8人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△雪妃真矢

<37.9人目>
△テキーラ沙弥
(時間切れ引き分け)
△松屋うの

<37.95人目>
○テキーラ沙弥
0分47秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ
●藤本つかさ

<38人目>
●テキーラ沙弥
0分46秒 テキーラ・ショット
○鈴季すず

※テキーラ沙弥引退試合=テキーラ沙弥の6勝5敗33引分け。
トータル試合時間=40分30秒
※38人掛け完走

テキーラ沙弥が38人がけの引退試合を行い3年9ヶ月の選手生活に幕!雪妃が妹加を下してICE×∞防衛!藤本&すくしがリボンタッグ防衛!

第1試合


6チームが参戦したガントレットタッグマッチ。まずは弓李&多恵vsくるみ&Yappyからスタート。弓李と多恵のスピーディな攻めをパワーで押し切ったくるみとYappy。最後はYappyが弓李とのエプロンでの攻防を制し、1試合目を勝利。さらに息の合わないラム会長とうのにも快勝したくるみとYappyだが、第3試合で同じパワー系の山下、トトロとの真っ向対決でくるみが山下をラリアットで攻め込むも最後は山下のショートレンジのラリアットがくるみを沈め、山下&トトロが勝ち残り。あかね&朝陽のオレンジサンライズは序盤から連係、合体技で攻め込んでいく。朝陽が捕まる場面も見られたが、最後はアルミ缶を手に山下がコーナーに上がる所をあかねが場外に振り落とし勝利した。決勝はオレンジサンライズとハム子&バニーの一戦に。ここでもオレンジサンライズの勢いが止まらない。試合の流れをしっかりと掴み、最後は朝陽とバニーの一騎打ちとなり、丸め込みの攻防から朝陽が相手の腕を固定したまま両足を巻き込む丸め込み技ビクトリーサンライズを初公開。バニーからカウント3を奪い、朝陽が悲願であった自力初勝利を飾った。

<試合後コメント>
オレンジ・サンライズ
朝陽「今日で137戦目です。あかねさん、今日自分絆トーナメントの恩返しができたと思ってます。したくもない欠場とか、群馬に戻って治療してたりとか、凄い色んな思いがあったんですよ。9月14日の文体ですずとシングルやって勝ちたかったとか、あれから何ヶ月か経って9月に復帰して、早く戻ってこられたなって思うんですけど、お客さんとか皆さんの支えがあっての復帰だったので、今日勝っちゃいました初勝利。2年4ヶ月お待たせしましたって感じです。」
あかね「私は6年間で初めて山下に勝ちました。あいつがバカだから。でもよかった、初めて勝ててね。」
朝陽「後輩がどんどん初勝利、バニーさんもYappyも初勝利してて、ピースパ軍の中で初勝利がないのは自分だけだったので、勝つってこんなに嬉しいんですね。今だから言えるけど、負けててよかったのかなって思います。負けて負けて負けてたけど、今日勝ったから、今日からスタートじゃ~!て感じですよ。なんか凄い自信がつきました、今日勝って。負けてばかりなのにいつも売店でお客さんが“期待してるよ”って“初勝利、初勝利”って凄い言って頂いてて、いつも言葉だけだったんですけど、今日はちゃんと勝ったぞ~!ちなみに最後の技は、ビクトリーサンライズです。日本語の意味は?勝利の日の出!分かりましたか?みんな覚えてね。オレンジサンライズ勝ったぞ~!」

第2試合


世羅vs朱里の初シングルマッチ。序盤は世羅がパワーを利したジャイアントスイングを決め先手を取るが、朱里が世羅の左腕に狙いをつけての関節技、蹴りの集中攻撃に出ると流れが変わった。世羅のダイビングダブルニーをかわした朱里は飛び膝蹴りを世羅の顔面に叩き込む。世羅も反撃に出るものの、朱里のハイキックが世羅の後頭部を捉えると、腕十字、さらに左腕を固めた状態で右腕をアームバーに決める複合技・朱雀で朱里がレフェリーストップ勝ちした。

第3試合


12月1日SKIPシティ大会の再戦として行われたドロップキッカーズvsティーンズの王座を賭けた第2ラウンドはティーンズの奇襲に始まり、すずが場外ダイブを仕掛け、いぶきがつくしとのエルボー合戦に打ち勝つなど、前回の試合の勢いそのままの攻めをみせるが、徐々に王者チームのインサイドワークが若い2人を追い込んでいく。沙弥直伝のグランマエストロ・デ・テキーラなどで、ティーンズに藤本が追い込まれるシーンも見られたが、そこはつくしがきっちりとフォロー。最後は息を吹き返した藤本がすずを捉え、ダイビングローリング・ネックブリーカー、そしてジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールドでフィニッシュ。ティーンズの勢いをはね返してみせた。

第4試合


雪妃vs妹加によるICE×∞戦。前哨戦では共に1度ずつ直接、相手からフォールを奪っているが、12月21日新木場で妹加がアルゼンチン・スイングバスターで雪妃からフォールを奪たシーンが印象に残った。この日もスタートから攻めに出たのは妹加。雪妃を場外に誘うと雪妃を横に抱え上げ、そのまま鉄柱に叩きつけ、雪妃の腰にダメージを与える。雪妃も蹴りをヒットさせ反撃に出るもミサイルキックをすかされ、再び腰にセントーンを浴びてしまう。エルボー合戦から雪妃がラリアットの連打で再び勝負に出ると、雪妃は妹加の顔面に蹴りを連打し、「来いよ!やさしい妹加チン~」と挑発。これに怒った妹加は雪妃の腕を取っての起き上がりこぼし式のラリアットを連発していく。そしてアルゼンチンバックブリーカーからのスイングバスターを決めるが、雪妃も必死にキックアウト。ここで妹加にあせりが出たか、セントーン、そしてコーナートップからのダイビングセントーンに出るが、これは雪妃がかわす。ラリアットを連打し、再びコーナーに上がった妹加だが、これを阻止した雪妃はコーナーで妹加を捕まえ、雪崩式のパワーズラムで妹加を叩き落とし、御神渡りからタイガードライバーを狙う。なんとかリバースで返した妹加は雪妃のウィールウィンドも力で耐えるが、体勢を立て直した雪妃はハイキック、トラースキック、そしてバズソーキックをすべてヒットさせると、タイガードライバーへ。必死でこらえる妹加。ここで雪妃はブレーンバスターを決めると、三度目の正直でタイガードライバーを決めカバーに。なんとかカウント2で肩を上げた妹加だが、直後の雪妃のスノウトーンボムからのカバーは遂に返すことができず。雪妃がICE×∞王者として2020年を迎えることとなった。

雪妃「今年の大晦日も雪妃真矢が王者だぞ~!(客席の反応に)まばらなのはやめてもらえる?妹加~!…しんど。ありがとう!」
妹加「ありがとうございました。あ~、悔しい!また絶対シングルしましょう。お願いします!」
雪妃「2020年も雪妃真矢シングルのチャンピオンとしてやっていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします!」

<試合後コメント>
雪妃真矢
「2年続けて大晦日ベルトを持って実家に帰れます。(妹加は)しんどかった~。短期集中で仕留めてやるみたいなことを言ってましたよね。序盤からフルスロットルだったから、全部受け止めてやろうって思ってたけど、途中で受けるのやめようって思うところが出てきたり、強烈でしたね。腰痛いし頭痛いし。途中何回かこれ食らったら私返せないなって思うところか何回かあって、でも、短期集中に頭を使いすぎたんじゃないですか、向こうは。短時間で攻め込むっていう方に重きを置いたんじゃないかなって。でも結構防ぐ方に重きを置く方なので、もしこれが来たらこう防いでそこからこれが出来るっていう、理屈っぽいタイプなので、もしかしたら脳みそが筋肉なんじゃないですか?彼女は。そこが敗因じゃないですか?」

――顔面や頭部への蹴りが多かったが
「私は妹加に何度も「私は妹加を信頼してるよ」って言ってきたと思うんですけど、決起集会の時に「妹加は知ってる?私が信頼を置いてる人とシングルマッチをした時にどれだけのことを私が相手にしてきたか知ってる?」って聞いたんですよ。たぶん知らなかったんじゃないですか?彼女は。私は今までシングルやってだいたいの人の頭を踏んづけたり蹴ったりしてるんですよ。それをしてない相手、私は頭への攻撃を出す人と出さない人を選んでるので、それは脳みそが発育中の子とか、あとプロレスの技術の当たりの面だったりとかが判断基準にあるけど、どれだけ私がひどいことをするかっていうのは、その人への信頼に比例するところなので、私は妹加に負けるんじゃないかっていう恐怖心がずっとあったんですよ。でもそれを出してしまうと、弱みになるから私は上からを貫いた。私は妹加を認めてるよとかそういう言い方をしてきて、それって私が言うほどの差はないって思うし、妹加の方が優れてることもたくさんあるから、でも私は上から目線を貫いてきた。でも、妹加は本当にいい子だから私が上から目線で言ってることにも気づいてないと思います。妹加がどれほど優れてるかということを妹加自身が気づいてない。2020年はベルトを落とさずに巻き続けたいと思います。2020年を通してこのベルトを巻き続けて2020年の大晦日も私が王者としてシングルのタイトルマッチを戦います」

尾崎妹加
「凄い悔しいです。やっぱりチャンピオンって凄いですね。凄い試合前緊張して、あんな強いこと言ってたけどめちゃめちゃ緊張して、でも、ユキさんはこの経験を何度もしてるんだな~と思うと、継続は力なりじゃないですけど、手数の差で負けたかなって思い知らされましたね。でも、負けちゃったけど凄い楽しかったです。ユキさんとだからあそこまでできたと思うし、相手がユキさんでよかったなと思ってます。(戦前は)短期決戦を狙うって言ってたんですけど、ちょっと短期決戦を狙いすぎてしまって、ちょっと空回ってしまったかなって感じですね。新木場で取ったフィニッシュ技を決めたんですけど、もうちょっと後の方にユキさんにダメージを負わせた後に出してたら勝ってたんじゃないかな~って、ちょっとそれは戦略ミスですね。再挑戦?もちろんです。ユキさんにはずっと防衛してて欲しいですね。」

第5試合


赤コーナーより沙弥がソンブレロを手にプロレスラーとしての最後の入場。コールを受ける。

<トトロさつき>
ロックアップするもトトロがパワーで投げ飛ばす。もう一度、ロックアップも再びトトロがぶん投げる。沙弥がストンピングからパワーボムを狙うが、トトロがリバース。さらにヒップドロップ。これをかわした沙弥が再びパワーボムを狙う。またもリバースで返したトトロはロープ際に沙弥を持っていくと、仰向けにし、その腹の上に両足を乗せ、ロープを手に何度も踏みつけるが、その途中で1分終了

<バニー及川>
入るなりドロップキックの8連発を放ったバニーだが、8発目を打った直後、体勢を整える前に沙弥に捕まり、振り子式ボディスラムへ。これをこらえたバニーがそのまま首固めへ。カウント2。続けてスクールボーイもカウント2。再びスクールボーイを狙うバニーを沙弥が切り返してグラン・マエストロ・デ・テキーラでカウント3奪取。

<向後桃>
初他団体参戦、エルボー連打を打ち込む桃。しのいだ沙弥は「桃ちゃーん、大好きーっ!顔が好きーっ!」と言いながら桃にエルボーを連打。桃がタイミングをずらして横入り式エビ固めへ。カウントは2。続けてのスクールボーイ、逆さ押さえ込みはいずれもカウント2。コーナーに逃れた沙弥を再びスクールボーイに取るもカウント2。起き上がった沙弥に桃がドロップキックを放ったところで1分終了。

<朝陽>
泣きながらリングに飛び込んできた朝陽は沙弥のローキックに耐え、沙弥に旋回式フェースクラッシャー3連発でフォールもカウント2。すぐにアームロックへ。これを回転して逃れようとした沙弥だが、朝陽は腕十字へ移行。ロープに逃れた沙弥に619を放つ。さらにボトムロープを使っての低空619。沙弥がカニばさみから619を狙うがロープに足が引っかかり股間を痛打。ここで1分終了。

<青野未来>
入場と同時に青野がドロップキック、串刺しドロップキック、サッカーキックからカバーに入るがカウント2。再びサッカーキックからフォールもカウント2。サッカーキック4連打からフォールもカウント2。沙弥がロープに振られてクロスボディ。青野の顔面にリバースのサブマリノ3連発。ここで1分終了。

<Yappy>
Yappyがタックルを決め、沙弥を起こすとリバースのジャイアントスイング。マットに叩きつけてフォールもカウント2。ロープに詰めて顔面へのヒップウォッシュからロープに飛んでの開脚アタック。今度は沙弥が今ひとつぎこちないヒップウォッシュから開脚アタック。1分終了。

<弓李>
弓李がト―キックから首投げ。変形アームブリーカーから沙弥の前に回り開脚させての股割り。沙弥がやり返すが弓李は余裕の表情。さらに沙弥の腕を固めながら沙弥の口を手で塞ぐ。Tommyレフェリーがブレイクさせると、沙弥がクロスボディを決め弓李のバックから口を塞ぐ。弓李がロープに逃れるもブレイクせず。Tommyレフェリーが止めに入ると、Tommyの口も手で塞ぐ。ここで1分終了。

<235>
客席からアイスのジャージを着たOGの235がリングへ。沙弥に抱きつくと見せかけロープに振ってのクロスボディ。ジャージとスカートを脱ぐと現役時代のコスチュームに沙弥Tシャツの235。横入り式エビ固めはカウント2。沙弥がボディスラムからフォールもカウント2。沙弥がキャメルクラッチを決めたところで1分終了。

<Maria>
Mariaがト―キックから串刺しドロップキック。さらに逆コーナーへ投げ、コーナーに沙弥を詰めると顔面を踏む。今度は沙弥がMariaを逆コーナーに投げ、強烈な踏みつけ。ブレイクから中央に戻るとMariaが正面ドロップキックからカバーに入るがカウント2。さらに押さえ込むがカウント2で1分終了。

<マリ卍>
マリ卍がショルダータックル5連発でカバーもカウント2。続けて河津落としを狙う。沙弥が踏ん張ると、マットに叩き落としてカウント2。沙弥を起こして河津落としからグランド卍固め。沙弥が粘るとエビ固めで押さえ込む。カウント2。エビ固めの応酬で1分終了。

<斎藤一二三>
往年のヒールレスラーの紅夜叉を思わせるコスチュームで登場した一二三。沙弥にメンチを切りながら歩み寄り、コーナーに上がってファンの声援に応えると竹刀で沙弥を襲う。これをかわした沙弥がスクールボーイで丸め込みカウント3を奪取。

<松澤さん>
真琴が高熱により欠場。代わってマネジャーの松澤さんがリングへ。真琴の欠場を詫びた後、紙袋から長ネギを持ち出し、沙弥に襲い掛かる。一度はかわした沙弥だが2発目を顔面に浴びダウン。沙弥のバックに回った松澤さんはネギを使ったチョーク攻撃。さらにネギで沙弥の口を塞ぐ。沙弥が苦悶する中、1分終了。

<雪妃魔矢>
持ってきた花束を沙弥の顔面にフルスイング。さらにムチを打ちまくり、沙弥の首をムチで絞め上げる。座った状態の沙弥の胸元にパイプイスを投げた魔矢だが、このイスを沙弥が魔矢に投げる。胸元で受け止めた魔矢に沙弥がクロスボディ。さらにイスの上にサブマリノからフォールもカウント2。沙弥の髪を掴んだ魔矢が、イスの上に顔面を何度も叩きつけているところで1分終了。

<大家健>
ウォッカのボトルを手に入場。入場パフォーマンスだけで1分終了。

<雷神矢口>
ジンのボトルを手に入場。沙弥が真正面からエルボーを連打するが、まったくダメージを与えられずに矢口のモンゴリアンチョップを浴びてしまう。さらにロープに飛ばしてのモンゴリアンチョップからポーズを決めた矢口。起き上がった沙弥が渾身のブレーンチョップで矢口をぐらつかせ、矢口のポーズを真似る。矢口が水平チョップ1発で沙弥をぐらつかせ、次の攻撃をアピールしたところで1分終了。

<ラム会長>
ラムとテキーラのボトルを手に入場。テキーラのボトルを沙弥に渡し、2人でポーズを決める。ここに大家、矢口も加わり、沙弥を中心に4人でポーズ。1分終了。

<松本都>
都がリングに入るなり特攻服を振り回し沙弥を奇襲。大ブーイングの中、沙弥にマンマミーヤを決めにいくが、沙弥の上をまたぐところを下から足をキャッチされる。倒れた都に沙弥がマンマミーヤを決めようとするが、沙弥のプレスを都が剣山。コーナーに上がった都がマンマミーヤZを狙うがバランスを崩し場外転落。リングに戻る前に1分終了。

<星ハム子>
※セクシーポーズ
コーナーに沙弥を追い込んだハム子が顔面への腹ウォッシュ。さらにお・し・り・ダーッ!からのブルドッキングヘッドロックでフォールもカウントは2。ハム子のラリアットを前転でかわした沙弥はセクシーポーズでハム子を挑発。ひととおりを仁王立ちで見ていたハム子が本家セクシーポーズを仕掛けると、これに耐えられなくなった沙弥がギブアップ。

<星いぶき>
リングに入るなり、沙弥に息つく暇を与えぬエルボーの連打を決めたいぶきが飛び込みエルボーからカバーもカウントは2。すぐにいぶロールを決め、沙弥からカウント3を奪った。

<チェリー>
正面から腕を組み合い「わからない♪わからない♪」とリング上を2人で回り、「どっちだ?」と観客にアピールも沙弥が「よく見ると私のほうが可愛い」との発言にチェリーが怒り、沙弥をヘッドロックに決めて髪を引き抜く。沙弥がこれを切り返し、チェリーの髪を引き抜くお返し攻撃へ。踏ん張ったチェリーがボディブローを決め足を掛けて沙弥を倒してのカバーはカウント2。ここで1分終了。

<本間多恵>
右腕に「テキーラ沙弥」左腕に「おつかれさま♡」と書いた多恵は握手を求めるふりをしてのト―キックを放つが、沙弥は多恵をコーナーに追い込むとトクホの3連発もこれを切り返した多恵がコーナーに詰めてのエルボーから顔面ドロップキック、ワキ固めで絞め上げる。沙弥がギブアップしないとみた多恵はロックを外すと沙弥に抱きつき、そのまま2人でリング上でごろごろ。1分終了。

<尾崎妹加>
いきなり沙弥を捕まえファイヤーキャリーからアルゼンチン・バックブリーカーへ。そのまま場外に降りた妹加はリングサイドを沙弥を抱えたまま、ゆっくりと周回。そのまま1分終了。

<青木いつ希>
ロープに沙弥をはりつけ、バックに回り込んだ青木はスマホでのツーショット撮影のあと、自らロープに飛んでのボディアタックを連発し、カバーに入るがカウント2。ここで1分終了。

<HIRO’e>
HIRO’eのタックルをすかした沙弥は引退を発表したHIRO’eに話しかけるが、HIRO’eはボディブローからコーナーに振ってのタックル。さらに反対コーナーに振って飛び込むが、沙弥はカウンターの背面クロスボディへ。しかし、これはHIRO’eにかわされ逆にフォールされるがカウント2でキックアウト。HIRO’eがブレーンバスターから再度フォールもカウント2。沙弥をロープに振ってのショルダースルーが決まったところで1分終了。

<進垣リナ>
進垣がハイキックから沙弥の左腕を取ってのアームブリーカー、さらにロープに左腕をからめて絞め上げる。さらにエプロンに立った進垣がアームブリーカーを決め、マウントからのエルボー、さらに脇固めを決めたところで1分間終了。

<米山香織>
米山が沙弥にフェースタオルを渡し、2人でコーナーでタオルを振る競演。そしてリング中央に戻るとマイクを手にした米山が沙弥に本当に引退するのかどうかの意思を再度、確認。沙弥がきっぱり引退を宣言。これを米山が祝福し1分終了。

<宮城もち>
もちが沙弥をねぎらう素振りからト―キック、モンゴリアンチョップ、コーナーに詰めるが、ここで沙弥が反撃。もちに蹴りを叩き込む。がっくりと倒れそうになるもちを覗き込む沙弥だが、ここでもちがもっちりバディシザースでカウント2。さらにコーナーでのリバーススプラッシュ2連発でフォールに入るも1分終了。

<千春>
千春が現役時代の入場コスチュームで入場曲「愛があれば大丈夫」に乗ってバトンを回しながら登場。リング上でもバトンを披露し、最後は沙弥といっしょに踊り1分終了。

<アイスリボン社長佐藤肇>
マイクを手にした佐藤社長が1分間で沙弥のいいところを10個挙げていく。途中、言葉に詰まる場面もあったが見事、時間内に10個挙げて勝利。

<マスク・ド・テキーラ>
沙弥のコスチュームを着た謎のマスクウーマンが登場。沙弥と激しいロープワークを見せつつ、沙弥のバックに回るとタイガー・スープレックスを狙う。沙弥がこらえると後方回転のエビ固めへ。カウントは2。「誰だ、お前!」と問いかける沙弥の前でアクロバティックな動きをみせたマスクウーマンはコーナーに上がると沙弥を挑発。沙弥が突進すると前方回転で着地すると沙弥にグラン・マエストロ・デ・テキーラを狙う。カウント2で沙弥が切り返し、逆にグラン・マエストロ・デ・テキーラへ。これもカウント2。マスクウーマンのバックに回った沙弥はマスクを脱がそうとするも1分間終了。

<朱里>
サッカーキックからコーナーに振っての串刺しニーを決めた朱里。ハーフクラッチ・スープレックスからスリーパーへ。ロープに逃れた沙弥がエルボーで反撃。エルボー合戦になったところで1分終了。

<山下りな>
テキーラのボトルを手に山下が入場。ショットグラス2個にテキーラを注ぎ、沙弥と乾杯し一気飲み。山下がグラスを置くために背を向けたところを沙弥がスクールボーイもカウントは2。山下がスプラッシュ・マウンテンを狙う。リバースで返した沙弥だが、ショルダータックルで沙弥を吹っ飛ばした山下はスプラッシュ・マウンテンの体勢で沙弥を抱え上げるが、ここで1分終了。

<藤田あかね>
アルミ缶を持ち込んだあかねは沙弥にエルボーをぶち込み、コーナーに立たせると肩口に担ぎ上げ、アルミ缶の上にパワーボム。カバーに入るがカウントは2。みかんでポンで再びカバーに入るがカウントは2。ここで1分終了。

<世羅りさ>
「1分間、回しまーす!」と宣言した世羅が沙弥をジャイアントスイング。終盤はややスピードが落ちてきたものの、1分間回し続けてみせた。

<柊くるみ>
※ダイビングボディプレス
起き上がれない沙弥にコーナーから飛んできたくるみがダイビングボディプレス1発でカウント3を奪った。

<つくし>
沙弥を引き起こしたつくしは沙弥の両手をマットにつけるとそこにフットスタンプ。そしてタイガースープレックス・ホールドでカウント3を奪った。

<練習生石川&ホワイト>
練習生2人と藤本、つくしがリングに上がる。藤本が進行役になり、練習生の公開練習がスタート。ますはエルボーの練習。沙弥を相手に石川、ホワイトがエルボーを打つ。最後に藤本が「つくしさん、エルボーの見本を見せて下さい」とつくしに指示。笑顔のつくしが強烈なエルボーを沙弥に叩き込む。続いてはドロップキックの練習。片膝立ちの沙弥に石川、ホワイトがドロップキックを放ち、ここでもまた藤本が「つくしさん、ドロップキックの見本を見せて下さい」。なんの躊躇もなく、沙弥をひきずっていったつくしが顔面ドロップキックを叩き込み、「デビュー目指して頑張ります、」と話し1分終了。

<ランジェリー武藤>
エプロンでガウンを脱ぎ、ポーズを決めた武藤。リングに入るとまだロープ際で座ったままの沙弥に高い位置からの顔面ドロップキックを放つ。武藤の追撃をかわした沙弥だが武藤のドラゴン・スクリューを浴びてしまう。コーナーに上がろうとした武藤だが、ここで誤って場外転落。膝を痛めてしまい、ブラジャー投入により沙弥がTKO勝ち。

<バイク川崎バイク>
沙弥の漫才の相方である吉本興行のバイク川崎バイクが登場。リング上でBKBをアピールし、沙弥といっしょにポーズを決め1分終了。

<豊田真奈美>
沙弥にとっては永遠の憧れの存在である豊田とリング上でテキーラのショットグラス3杯早飲み競争を行い、沙弥が僅差で勝利。

<雪妃真矢>
雪妃のハイキックをあわした沙弥はエルボーからクロスボディを狙うが、これを雪妃はミドルキックで阻止し、ロープに詰めての顔面二―を放つ。沙弥がブレーンバスターホールドを決めるがカウントは2。雪妃が側頭部へのハイキックを放てば、それに耐えた沙弥が背面クロスボディでフォールもカウントは2。サブマリノからフォールもカウント2。ここで1分終了。

<松屋うの>
スクールボーイの連発は、いずれもカウントは2。リング中央での一歩も退かないエルボー合戦から沙弥が握手を求めるふりをしてうのを丸め込むがカウントは2。もう一度丸め込むもカウント2。ここで1分終了。

<藤本つかさ>
「沙弥、今までありがとー」と言いながら、いきなりミサイルキックから藤本がカバーもカウント2。「沙弥、ありがとー」と言いながら、PKもカウント2。ここで勝負に出た藤本が涙を堪え「アイスリボンに入ってくれて、ありがとー」と言いながら、ビーナスシュートを放つが、これをかわした沙弥が逆にグラン・マエストロ・デ・テキーラを決め、なんと藤本からカウント3を奪った。

<鈴季すず>
テキーラ沙弥現役最後の対戦相手はすず。入場するなりチリンチリンタックルを決めたすずは早くもジャーマンを狙うが、これは沙弥が踏ん張る。沙弥がグラン・マエストロ・デ・テキーラ。しかし後転起きで逃れたところに、今度はすずがグラン・マエストロ・デ・テキーラ。沙弥がカウント2で返すも直後、すずが初公開のテキーラショットを決め、沙弥からカウント3を奪った。

テキーラ沙弥引退セレモニー


試合後、大の字で呼吸を整えた沙弥がマイクを手にする。
沙弥「本当に楽しい3年9ヶ月でした~!!私が今ここでこうしてマイクが持てるのも、関わってくださったプロレス界の皆さん、そして、ファンの皆さんのおかげです。今日こうしてたくさんの方に見送っていただけることを本当に幸せに思います。」
関係者、選手たちからの花束などが贈られる。
沙弥がリング中央に立ち、はらあいリングアナが沙弥のプロフィールを紹介。

プロフィール紹介が終わり、沙弥が再びマイクを持ち挨拶。
沙弥「私の人生で一番濃くて楽しい最高の3年9ヶ月でした。もし私が悲しいことがあった時、辛いことがあった時、道を間違いそうになった時は、今日のこの景気を思い出して、しっかりと一歩ずつこの先の人生も歩んでいきたいと思います。私はこれからもアイスリボンを陰から支えて覚悟が出来ております。なので皆さんもアイスリボンをずっとずっと応援してください。そして最後に私の引退試合、やりたいカードをやらせてくれたアイスリボンに大きな感謝、本当にありがとうございました。これで私は今度こそ引退します。本当にありがとうございました。」
10カウントゴング。「テキーラ沙弥」の選手コール、客席からの紙テープが飛ぶ。
選手たちがリングへ。沙弥が円陣でも締めを務め「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」でフィナーレ。
藤本、雪妃、うの、トトロ、すずが騎馬を作り、その上に沙弥が乗り、リングサイドを1周し、赤コーナーより退場。

<試合後コメント>
テキーラ沙弥
「今まだ引退したという実感が実は沸いてないです。他の方の引退を何度か見てるんですけど、その時の方が泣いたなって思って。いざ自分の時って意外と不思議なふわふわした感じなんだなって思いました。次のアイスリボンの大会が1月3日なので、その時私はいそいそとコスチュームを準備しちゃうんじゃないかと思うくらい、今まだ実感が沸いてないですよね。とにかく幸せに、ハッピーに、試合を全部怪我なく終えることができたので、やり残したことはないかなと思います」

――38人オーバーの試合でしたが
「欲張りすぎちゃって、38人に収まらなかったので、最後お尻が合えばいいかなと思って。37.5、37.8、37.9、37.95、38で38人がけにさせて頂きました。私のわがままでたった1分のためにわざわざご足労頂いた方とか、本当に感謝感謝で、私もバタバタしている中で引退するんでお願いしますっていうだけ伝えて、こうやって私の引退をたくさんのお客さんとたくさんの選手、スタッフ、OGの方であったりとか、みんなで送り出していただいて、本当に私は幸せ者だなと思います」

――最後をすずにしたのは
「私がグランマエストロ・デ・テキーラという技を継承したっていうのもあるんですけど、私はもう引退する身なので自分の今を見せることしか出来ないけど、すずはアイスリボンの未来の象徴だと思うので、藤本選手とか雪妃選手とかはもう確立された地位、実力、キャリアもあって、なので、そこはアイスリボンの今なのかなと思ったので、未来が見える選手がいいと思ったのですずを38人目にしました」

――最後はテキーラショットで敗れましたが
「それで負けたなら私は本望です。テキーラショットを初めて食らいました。嬉しいです。なんか、自分を超えていってくれる未来の選手というのが見えたので大満足です」

――今後のアイスとの関わりは
「足りてない部分も補っていければいいなって思ってて、ちょっとずつ人手不足で出来ないことがあったりとか、ここにもっと人がいればアイスリボンでこういうことが出来るのになっていうのが多々あるので、そういう部分を補っていければいいのかなと。あと社長からお気遣い頂きまして、ファンの方ともまだ交流が出来るようにっていうので、受付とかお客様と会えるポジションに、そういう業務を任せていただけるので、お客様と完全に離れるってことはないので、気軽にお声がけいただければと思います」

――沙弥選手にとってプロレスはハッピーでしたか?
「超ハッピーでした。ハッピーじゃないこともあったけど、終わり良ければすべて良しで大ハッピーです」

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