ミラノコレクションA.T.が錦糸町道場でスターダム選手を指導!「自分がやってきたプロレスは雑だった」

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 12日、女子プロレス団体『スターダム』が新コーチに就任したミラノコレクションA.T.(以下ミラノ)とともに公開練習を行った。

 ミラノはウルティモ・ドラゴン率いる闘龍門の6期生として2000年にデビューし、退団後は国内外でメジャーインディー問わずに活躍。2007年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで優勝すると、2008年には新日本プロレス所属へ。しかし目の負傷により2010年に引退し、その後は新日本プロレスの解説者やコーチとしてプロレス界に関わっていた。2017年にはテレビドラマ『豆腐プロレス』のコーチに就任し、AKB48グループのメンバーを後楽園ホールで試合ができるまでに鍛え上げていた。

 豆腐プロレスの主人公たちは錦糸町道場に所属していたが、奇しくもスターダムも錦糸町に道場を構える女子団体。この日は岩谷麻優、中野たむ、飯田沙耶、上谷沙弥の4人がリングに上がり、ミラノから受け身やリストロック、ロックアップなど様々な基礎をみっちりと叩き込まれた。
 練習を終えたミラノは「メキシコとかアメリカに行くと男女一緒にレスリングスクールで練習とかがあって、男子だとこれ女子だとこれっていうのがここまでハッキリ別れているのはもしかしたら日本だけ。男子の良いところを女子の良いところを残しながら融合が初めてできる。とにかく将来性がすごいので可能性が沢山見えるのでわくわくしますね。イギリスのプロモーターさんとかアメリカのプロモーターさんでもスターダムの選手を呼べば試合が間違いないぞというクオリティに、もう岩谷選手とかは完全になってますし、そこにどんどん続いていけるように色んな人の底上げをしていきたいですね。ブシロードグループになって、新日本プロレスを知って自分を知って、じゃあスターダムを見てみようかという方ももしかしたらいるかもしれないので、そういう方たちに『あぁスターダムもいいじゃん。面白いじゃん』て思ってもらえるにはじゃあどうすればいいかなっていうのが僕の役目だと思って、これから女子として世界に発信していく中でスターダムなりの凄さっていうのを長所をどんどん伸ばしていけるよう色々考えてます」とコメント。

 これにスターダム勢は「ホントの基礎を学びました。自分がやってきたプロレスがどれだけ雑だったかわかった」と各々感想を語り、ミラノも「プロレスっていうのは長く見れば長く見るほど進化の過程というのを楽しめるものなんです。今のスターダムと数ヶ月後のスターダム何が変わっているかとか、そういうのを皆さんにもっともっと味わってほしいので、すごく努力しているのでそういうのをスターダムワールドに入って楽しんでほしい。920円で入れるんで見てください!」とアピールした。


<質疑応答>
――実際に練習を受けてみていかがでしたか?
岩谷「普段やってきた事の基礎を教えていただいたんですけど、こうすれば極まりやすいとか、ここをこうすればいいっていうのを教えていただいたので、今までのプロレスで自分がやってきたことが、雑って言い方はおかしいんですけど、なんかホントの基礎っていうのを学びました。普段やらないこととかも教えていただいたんですごい勉強になりました」

中野「これまで知らなかったプロレスの大切な事だったり、ほんとに基礎の基礎、自分が今までどれだけ雑にやってきたかっていうことを考えさせられる練習になって、基礎ってすごく大事で、どんな大技よりも基礎ありき。基礎をしっかりやらないとやっぱり粗は見えちゃうし怪我はしてしまうし、そういうところで自分のプロレスを一から見つめ直す練習ができることに今すごく喜びを感じています」

飯田「自分もまだ一年経ってないんですけど、ミラノさんに基礎を教えていただいて、自分が一年間教わったものにより詳しく、よりプロレスの見え方というか見せ方を教えていただいたので、これからどんどん色んな事を教わっていくのが楽しみです」

上谷「みなさんが言ってたように、すごい沢山の基礎を教えていただいて、今まで自分のプロレスは中身がないプロレスをしてたのかなって思って(苦笑)デビューしたばかりでこの時点で気づけて、ミラノ先生のおかげで気づけてもっともっとやるべきことがたくさん見つかったので、中身のある熱いプロレスができるようになりたいなと思いました。ありがとうございました」

ミラノ「あの、ネガティブにならなくていいですからね(苦笑)素晴らしいものを持ってるので、基礎をやった上ですごいプロレスみせてください」

――実際教えてみていかがでしたか?
ミラノ「やっぱりこう、日本だけなんですかね?男子プロレスと女子プロレスの違いっていうのは。僕メキシコとかアメリカに行くと男女一緒にレスリングスクールで練習とかがあって、男子だとこれ、女子だとこれっていうのがここまでハッキリ別れているのはもしかしたら日本だけなのかなと思っちゃうぐらい、やっぱりこう今この時期に来てスターダムさんと一緒に僕がやれることになって、そういう男子の良いところ、女子の良いところは女子の良いところ残しながらという融合が初めてできるかなっていうのがありますし、とにかくこう将来性が皆さんすごいので、そういうポイントをポンてやったら化けそうだとか、そういうのがすごい可能性が沢山見えるのでわくわくしますね。僕も非常に細かい人間なので、なんでしょう粗探しじゃないですけどスターダムワールド入って一試合一試合見たりとか、ここをこうすればいいのにとかメモったりとかそういう細かい人間なので、920円でしたっけ?払いながらやってますけど、まあそれを920円払った分以上に僕も皆さんに見せてほしいなと、変えていきたいなと思いますよね。ブシロードグループさんになって、新日本プロレスを知って自分を知って、じゃあスターダムを見てみようかという方ももしかしたらいるかもしれないので、そういう方たちに新日本見てても『あぁスターダムもいいじゃん。面白いじゃん』て思ってもらえるにはじゃあどうすればいいかなっていうのが僕の役目だと思って、これから女子として世界に発信していく中で、スターダムなりの凄さっていうのを長所をどんどん伸ばしていってほしいなと思いますし、色々考えてますね」

――男子と女子の違いで基本的な部分で言うと左右の違いということもあると思いますが、それを世界基準に今後はあわせていく方向でしょうか?
ミラノ「そうですね、世界どこ行っても裸一つでこうね、プロレス持っていけばどの国の誰とでも試合できるぞと。イギリスのプロモーターさんとかアメリカのプロモーターさんでもスターダムの選手を呼べば試合が間違いないぞとそういう風なクオリティに、もう岩谷選手とかは完全になってますし、そこにどんどんどんどん続いていけるように色んな人の底上げをしていきたいですね。今結構良い意味での女子選手とファンの距離感ていうのもあると思うんですけど、僕的にはこの選手のカリスマ感とスター感をグワーッと上げていって、ファンの人達も『あの人たちについていきたい』と思ってみんなでついてきてくれるようなのを作っていきたいです。もうとにかくみんなでガーッとあげていきたいというのはありますね。スターダムワールド入ってますか?」

――・・・入ってないですね。これからは入って僕も勉強しようと思います
ミラノ「プロレスっていうのは長く見れば長く見るほど進化の過程というのを楽しめるものなんですよね。今のスターダムと数ヶ月後のスターダム何が変わっているかとか、そういうのを皆さんにもっともっと味わってほしいので、すごく努力しているのでそういうのをマスコミさんにはしっかり伝えていただきたい。今いくらでしたっけ?1500円?値上げするんでしたっけ?しない!今の920円のまま入れるんで見てください!」

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