【試合詳細】12・8 666新木場大会 【無秩序無差別級】宮本裕向vs竹田光珠 【きかんしゃ級&新風流人タッグ】"brother"YASSHI&木下亨平vs小仲=ペールワン&山田太郎 アブドーラ小林&忍&ドリュー・パーカーvsK666&寧々∞D.a.i&二代目マスクドバディ with ピンクタイガー総帥

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『666 vol.94 ~組織旗揚十六執念記念大会~』
日程:2019年12月8日(日)
開始:18:30
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:666人(超満員札止め)

▼エキシビジョンマッチ 3分間
山田太郎
0-0
ケン

▼エキシビジョンマッチ 3分間
YANAGAWA
0-0
リュウ

▼六六六組織旗揚十六執念スペシャルワイルドタッグマッチ
ダイナスティ/●Kouzy/趙雲子龍(新北京)
35秒 ボディプレス→体固め
ジャンボリー・バーブリッジ/柴田正人(フリー)/尾﨑妹加(フリー)

<再試合>
○ダイナスティ/Kouzy/趙雲子龍(新北京)
5分25秒 ダイナスティロール
●ジャンボリー・バーブリッジ/柴田正人(フリー)/尾﨑妹加(フリー)

▼YANAGAWAの今後を霊界!魔界?陰謀論で考える試合
怨霊/●暗黒シャーマンモリノス/バナナ千賀(フリー)
6分24秒 モリノスの大外刈りを切り返しての片エビ固め
○YANAGAWA/藤原秀旺(アライヴアンドメジャーズ)/山下りな(フリー)

▼小林軍団対ピンクモンスター軍ネオ
[小林軍団]○アブドーラ・小林(大日本)/忍/ドリュー・パーカー
10分16秒 寂しがりやの夜明け→体固め
[ピンクタイガーモンスター軍ネオ]K666/寧々∞D.a.i/●二代目マスクド・バディ with ピンクタイガー

▼666認定きかんしゃ級王座&シアタープロレス花鳥風月認定新風流人タッグ王座二冠戦
【王者組】"brother"YASSHI(ダブプロレス)/●木下亨平(ダブプロレス)
11分33秒 ファイヤークラッカープレス→片エビ固め
【挑戦者】小仲=ペールワン/○山田太郎
※小仲&山田が2冠王となる

▼666認定きかんしゃ級王座選手権試合
【王者組】小仲=ペールワン/●山田太郎
4秒 横入り式エビ固め
【挑戦者組】"brother"YASSHI(ダブプロレス)/○木下亨平(ダブプロレス)
※YASSHI&木下がきかんしゃ級王座を奪取

▼666認定無秩序無差別級タイトルマッチ
【王者】 ○宮本裕向
13分33秒 ムーンサルトプレス→エビ固め
【挑戦者】●竹田光珠
※宮本が王座防衛に成功

▼ラム会長軍対佐野メンヘラ軍
ラム会長/○葛西純(FREEDOMS)/ヤス・ウラノ(フリー)/先輩
15分18秒 パールハーバースプラッシュ→片エビ固め
佐野直(フリー)/●佐野メンヘラ軍

裕向がチャンピオンとなった光珠を撃破し無秩序無差別級王座防衛!「筋トレばっかじゃなくてプロレスの練習してこい」と檄!山田&小仲が二冠王達成も4秒で王座陥落!小林軍団とピンク軍が業務提携を発表?!

エキシビジョンマッチ


 大会開始前に666練習生のリュウとケンのエキシビジョンマッチが実施。

 最初に出てきたケンは山田太郎と対峙。
 ロックアップからバックの取り合いとなり、山田がグラウンドに引き倒してレッグロック。ケンがこれをブレイクするとリストを取りながらカニバサミで山田をグラウンドに引き込みんでネックロックに捕えるが、山田はこれをリバースして絞め上げ、ボディスラム2連発。ケンもドロップキックを見舞って反撃し、テイクダウンを奪って行くが山田はカニバサミで切り返す。ここで制限時間終了。山田とケンは固く握手を交わした。

 続いて、リュウはYANAGAWAと対峙。
 ロックアップでの押し込み合いからYANAGAWAがネックロックで絞め上げ、そのままグラウンドで胴締めフロントネックロック。リュウが脱出できずにいるとYANAGAWAは自ら解放し、手招きしながら「打ってこい!」とチョップを誘う。リュウは懸命にチョップを打ち込んでいくが、YANAGAWAは余裕の様子で受け止め、チョップ一発でリュウを吹き飛ばして逆エビ固め。リュウがこれをロープブレイクするとYANAGAWAは再び両手を広げてリュウにチョップを打たせていき、制限時間一杯のゴングが鳴ってもさらにリュウにチョップを打たせた。終了後に両者は固く握手を交わした。

第1試合


 小柄でスマートなKouzyらに対するは柴田らヘビー級の3人。
 Kouzyと柴田でゴングが鳴ると、Kouzyがチョップを打ち込んでいくが柴田はノーダメージで歩み寄ってKouzyをコーナーへ追い詰めていき串刺しボディアタック。ふらふらと倒れ込むKouzyにボディプレスを投下して3カウント奪った。

 柴田と妹加はあっという間の勝利に喜びながら退場しようとするが、10年ぶりの来日だというバーブリッジが出番を求めて再試合を懇願。Kouzyが完全に戦闘不能となる中、2vs3での再試合が決定し、ダイナスティと趙雲がドロップキックで奇襲して再試合開始のゴングが鳴る。

 ダイナスティと趙雲は軽快な動きで柴田と妹加を翻弄してドロップキックを放つが、両者はビクともせず、柴田がダイナスティを、妹加が趙雲を、バーブリッジがダウンしたままのKouzyを担ぎ上げてアルゼンチンバックブリーカーの三重奏。
 いち早くこれを脱出した趙雲がカットしていくが、柴田と妹加はサンドイッチラリアットで趙雲を撃退すると、今度はバーブリッジが柴田と一緒にダイナスティへサンドイッチラリアットを狙っていくが、ダイナスティが回避してバーブリッジが柴田のラリアットを受けて吹っ飛んでいく。この隙にダイナスティが柴田にニールキックを放って趙雲にタッチ。趙雲が柴田をミサイルキックで吹き飛ばすと転がっていった先で妹加にタッチ。
 妹加は突っ込んでくる趙雲をショルダータックルでなぎ倒し、エルボードロップからセントーン。さらにスパインボムからラリアットで勝負を決めに行くが、趙雲はラリアットをキャッチして担ぎ上げチャイニーズゴリースペシャルボム。両者タッチ。
 ダイナスティとバーブリッジの対面となり、両者エルボーの打ち合いに。これをバーブリッジがラリアットで制するとロコモーション式サイドスープレックスで叩きつけていくが、これは趙雲がカットし、飛び出してきた妹加を踏み台に場外の柴田へダイビングフットスタンプ。

 リング上ではバーブリッジがダイナスティへパワーボムを狙うが、復活したKouzyがバーブリッジのヒザへ低空ドロップキック。バーブリッジがよろけたところでダイナスティが着地してダイナスティロールを見舞うとこれで3カウント。

第2試合


 気づけば長らく因縁の続くモリノスとYANAGAWAの遺恨戦。
 モリノスがマイクを取り、「私のお陰でお客様方から少しは支持をいただけるようになって良かったですね?このメンバー見てご覧?お前が一番キャラが薄いねえ。今日はどんだけか見せてもらいますよ?」と立て板に水を流すように挑発していくが、YANAGAWAは無言でモリノスを睨みつけるのみ。
 YANAGAWAとモリノスでゴングが鳴ると、ロックアップから腕の取り合いとなり、モリノスが腕固めでグラウンドに引き倒していくがYANAGAWAがヘッドシザースで切り返し、クリーンブレイクから両者タッチ。
 千賀と山下となると、千賀はショルダータックルで突っ込んでいくが山下はビクともせず。千賀は「お前男だろ!」と山下の股間を蹴り上げるが、当然山下は女の子なのでダメージは無く、逆に山下がマンハッタンドロップで千賀の股間を痛打してショルダータックルで吹き飛ばす。すると千賀は山下を場外に放り出し、モリノス、怨霊と3人同時の場外飛びのフェイントを見せて挑発。山下がリングに戻ると千賀とエルボーを打ち合い、トラースキックを叩き込んだ山下が秀旺にタッチ。千賀は突っ込んでくる秀旺に延髄斬りを見舞って怨霊にタッチ。

 秀旺のアライヴァル脱退をめぐっていがみあう怨霊と秀旺のマッチアップとなると、秀旺がビッグブートからのサイドバスターで先制。さらにラリアットを狙うが、これをキャッチした怨霊が怨霊ドライバーの体勢へ。これを振り払ってチョップで突き放した秀旺がショルダースルーで放り捨ててブレーンバスターを狙うが、逆に怨霊がブレーンバスターで秀旺の巨体を投げきる。秀旺も即座に起き上がってドロップキックを見舞うが、両者ダメージが大きくタッチへ。
 再びモリノスとYANAGAWAの対面となると、モリノスが新技のドロップキックを突き刺し、崩れ落ちたYANAGAWAをキャトルミューティレーションで締め上げる。これをカットされると怨霊がゼロ戦キック、千賀がトラースキック、モリノスがセカンドコーナーからのダイビングクロスボディと畳み掛け、モリノスがフィニッシャーのSTOを狙うが、モリノスが片足を振り上げたところでYANAGAWAが横入り式エビ固めで切り返して3カウントを奪った。

 試合後、モリノスがYANAGAWAに握手を求めるが、YANAGAWAはモリノスを睨みつけてこれを無視して去っていった。

第3試合


 両軍が入場すると、K666は小林軍団の一員として登場した忍に対して「俺は怒りに震えてるよ!ピンクタイガーモンスター軍ネオから小林軍団に移ったって俺知らなかったよ!忍ちゃん、俺は怒りに震えて真っ黒になっちゃったよ!(ピンクの衣装を脱ぎ捨てると本来の黒のコスチュームが現れる)……思ったより沸かなかったなオイ!忍ちゃん、悪いけど今日は楽しく帰れねえぞ!今日行われるのは試合じゃなくて制裁だコラァ!」と怒りを打鍵で奇襲して試合が始まる。
 ピンク軍が忍を袋叩きにしている間にアブ小とドリューがコーナーに上って「愛してま~す!」とブレーンチョップを放ってカットに行くが、K666と二代目がこれをク十文字受けし、全軍入り乱れた場外戦へ。
 二代目は忍を連れてリングに戻り、ドロップキックからバズソーキック。ピンクタイガーがトップロープとセカンドロープの間から足を出し、忍をぶつけるように指示すると二代目と寧々がピンクタイガーへ忍を振っていくが、忍は丁寧にピンクタイガーの足を外した上で思い切り場外へ突き落とす。
 この隙に二代目がヒップアタック、寧々がサンセットフリップ、ブレーンバスター、スワンダイブ式ボディプレスと連撃し、K666に繋ぐ。
 K666はジャベで忍を痛めつけ、二代目にタッチすると2人でロープに飛んで攻撃を狙うが、忍は突如として土下座。忍は「すみませんでした!僕はやっぱりピンクタイガー軍、みんなと一緒に仲間でありたい」と謝罪の言葉を口にし、アブ小が「お前小林軍団じゃないのかァーっ?!」などの茶々を入れるたびに二代目とK666が走っていってアブ小を場外に突き落として戻ってくる。二代目とK666が「分かればいい。ちゃんと言って?」とさらに忍に謝罪を要求し、忍が「2年間みんなとやってきてすごい楽しかった。やっぱり僕は小林軍団じゃなくて僕はアブドーラ小林さんやドリューなんて嫌いなんです。僕はやっぱり寧々、バディ、K666、ピンクさんとやっていきたいです」と漏らすと、K666は「俺もだよ!」、二代目は「忍さんおかえりなさい!」と笑顔で駆け寄るが、忍は低空ドロップキックで片足ずつそれぞれの股間を痛打。二代目が猛禽類の鳴き声のような叫び声を上げて痛がり、K666が「うらぎりものぉ~」と呻く中で忍はドリューにタッチ。

 ドリューは二代目にジャンピングダブルニーを見舞ってアブ小に繋ぐと、アブ小が「このバカチンがぁ~!」とバカチンガーエルボーを落とすも二代目がこれを回避。加勢に来た寧々とK666をダブルの地獄突きで蹴散らしてから「このバカチンがぁ~!」と2人まとめてのバカチンガーエルボーもこれもかわされ自爆。ピンク軍はアブ小にトレイン攻撃から二代目と寧々がダブルのブレーンバスター、K666がダイビングフットスタンプを投下してフォールも忍とドリューがカットし、K666と寧々を場外に放り出して忍がケブラーダ、ドリューがノータッチトペコンヒーロで飛んでいく。
 そして忍とドリューが順番に二代目にダイビングボディプレスを放ち、アブ小がばかちんがーエルボー。二代目はこれを必死にキックアウトするものの、小林軍団の3人に同時にのしかかられてフォールされるとさすがに返せず3カウント。

K666「小林さん、アンタの気持ちよーく分かったよ。同じユニットのリーダーとしてアンタの気持ちが胸に突き刺さったよ!だから!だから!忍ちゃんを!忍ちゃんを!業務提携っていう形でそっちでいいですか?小林軍団とピンクタイガーモンスター軍ネオで業務提携をして選手の貸し借りとかをしていかないですか?!小林ピンクタイガーモンスター軍を……」
(アブ小がK666をひっぱたく)
アブ小「お前らは下品だからヤダ!下品なのはコイツ(忍)だけで十分だよ!」
忍「いつでも戻るから(笑)いつでも戻るからあ~(笑)」
アブ小「とりあえず!忍は小林軍団!」
忍「どっちも出るから(笑)」
アブ小「こんなとき1つになる魔法の言葉があるんです。ちなみに今日、ドリュー・パーカー選手、5月から日本で頑張ってきて、日本最後の試合となりました!でも2週間後には帰ってくるんだよね?でも日本ラストの試合を666を選んでくれました!今日は道場で2試合やってから来てますからね。それくらい皆さんを愛してます。皆さんドリュー・パーカー愛してますか?じゃあ今日はドリュー・パーカー愛してますだね」
ドリュー「はずかしい」
アブ小「ドリュー・パーカー!愛してま~~す!!」

第4試合


 山田&小仲が新風流人タッグ、YASSHI&木下がきかんしゃ級を保持した状態で10月の新木場大会でダブル王座戦を行い、この際は両者リングアウトの引き分けで王座移動なし。11月の大阪大会ではダブ軍が二冠を総取り。ここで木下が「いつでも挑戦を受けます」と言ったがために山田が次回大会での再戦を決定。まさかの3大会連続で4人が同じダブル王座で争うこととなった。
 山田とYASSHIでゴングが鳴ると、両者スピーディーな首の取り合いからアームドラッグの応酬、足払いの応酬とメキシカンなムーブを見せて両者タッチ。
 木下と小仲の対面となると、木下がショルダータックルで吹き飛ばすと小仲のゼロ戦キックで反撃。木下もドロップキックでやり返すとYASSHIとともにダブルチョップ。さらに木下はドロップキックを放ってYASSHIにタッチ。
 YASSHIはブロンコバスターで痛めつけ、小仲に玉砕を仕掛けるが、小仲は拝みながら心頭滅却したためノーダメージ。ここに木下も加わって小仲の股間を掴むが小仲は依然として平然を保ち、逆に2人の股間をむんずと掴み二子玉川からスタナーのように尻餅をついて2人の股間を引きちぎって山田にタッチ。
 山田は2人まとめてランニングネックブリーカードロップでなぎ倒し、YASSHIにロープに振られるとトンボを切って花道に出ていき、花道を走ってリング内に向かってトペ・スイシーダ。さらにブレーンバスターから正座式スワンダイブローリングセントーン。さらに追撃を狙うが木下が加勢に入り、YASSHIとともにサンドイッチドロップキック。そしてYASSHIがアシストして木下がメテオラからジャーマンスープレックスを狙うが、これを脱出してロープに飛んだ山田がジャンピングエルボー。

 山田は小仲とトレイン攻撃から山田がダイビングダブルニードロップ、小仲が座禅式セントーンを放つがYASSHIがカット。すると小仲が山田が膝を立てた上にYASSHIをフェイスクラッシャーで叩きつける合体攻撃を見せ、山田が木下にエルボーを連打していくが、木下は延髄斬りで反撃し、クロスレッグジャーマンスープレックス。さらに正調ジャーマンスープレックスを狙うが、山田はサムソンクラッチで切り替えしてからダブルニードロップ。さらにコーナー上から長距離飛行のダイビングダブルニードロップ。YASSHIがカットに入ると小仲がYASSHIを座禅タランチュラ式三角絞めで動きを封じ、山田が木下との丸め込み合戦を制してブレーンバスターからファイヤークラッカープレスを投下して3カウント。

 試合後、マイクを取った山田は「またいつでも二冠をかけてやってやるといいたいところなんですが、花鳥風月さんから怒られまして、新風流人タッグの方は12月22日の花鳥風月東京タワー大会が終わるまで防衛戦は控えてくれと……。ただ僕の手にはもう一本、666きかんしゃ級のベルトがあるんで、このベルトだったらいつでも出来るんでやりましょう!」と宣言するとダブ軍がゴングを要求し、突如として試合開始。不意を突かれた山田が木下にあっという間に丸め込まれて3カウント。

 結局王座は3ヶ月前と同じ状態に戻ったことになり、意気消沈した山田は小仲とともに「つかもう!明るい!未来!」と拳を突き上げて試合を締めた。

第5試合


 光珠は、8月の新宿二丁目プロレスで忍をシングルマッチで撃破しており、10月の新木場大会では6人タッグ戦ながら怨霊からフォールを奪った。光珠は裕向の持つ666無秩序無差別級王座への挑戦を直訴したが、裕向は光珠が11月に行われる新宿二丁目プロレスで竹田誠志の持つILNP王座に挑戦が決まっていることについて触れ「竹田誠志に勝ってチャンピオンになったら挑戦を受けてやる」と条件付きでこれを承諾。そして光珠は竹田対決を制して竹田誠志から王座を奪取。満を持しての無秩序無差別級挑戦となった。
 
 試合が始まると手4つからロックアップでの押し込み合いとなるも、裕向が優勢と見るや光珠は低空タックルでグラウンドに引き込みキーロック。さらにリストロックからロープに振っていくが裕向はショルダータックルで迎え撃ち、光珠のドロップキックもかわしてフィストドロップ。さらにコーナーマットを外して金具をむき出しにするとそこへ光珠を背中から容赦なく叩きつけ、ボディスラム連発から逆エビ固め。光珠がこれをブレイクすると背中へのエルボードロップを見舞い、さらに逆水平チョップで光珠を攻め立てていく。
 光珠は不意をついてのドロップキックで裕向を場外に吹き飛ばしてトペ・スイシーダで追撃。さらにリングに戻してミサイルキックを放ち、ブレーンバスター、ジャーマンスープレックスと続ける。

 しかし裕向はジャーマンスープレックスを一回転して着地し、コブラツイストから豹馬殺しを2連発。さらに光珠をエプロンに連れ出し、エプロンの角に光珠の背中を叩きつける奈落式ブレーンバスターを敢行。大ダメージを受ける光珠に対し、コーナーから場外へのムーンサルトアタックで追撃していく。
 裕向が光珠をリングに戻すと、光珠はエルボー連打で反撃してソバット、ミドルキック、ドロップキックのコンビネーションを放ってロープに振るが、裕向はハンドスプリングエルボー。しかし光珠はこれを空中でキャッチしてそのままバックドロップで叩きつけるという切り返しを見せる。

 光珠はさらにスピアーを放つが、裕向はリープフロッグでこれをかわしてラ・マヒストラル。光珠はこれをキックアウトしてハリケーンドライバーからスピアーを突き刺す。さらにジャーマンスープレックスを狙っていくが、裕向はサムソンクラッチで切り返し、金具をむき出しのコーナーを背に立ち上がる。ここに光珠が串刺しスピアーを狙って飛んでくるが、裕向が身をかわしたため光珠は鉄柱に自爆。裕向は投げっぱなしジャーマンから蒼魔刀を突き刺し、ムーンサルトプレスを投下。これをかわした光珠は竹田誠志からフォールを奪ったウラカン・ラナで押さえ込むが、裕向はギリギリでレフリーの腕を掴んでカウントを止める。

 光珠はジャーマンスープレックスを狙うが、裕向は自ら金具をむき出しのコーナーに突っ込み、その反動で光珠を吹き飛ばすとサンダーファイヤーパワーボム、ファイヤーサンダー、ムーンサルトプレスと畳み掛け、3カウントを奪った。

裕向「光珠、強くなったなあ。新木場でこのリングでデビュー戦もして、そのときと比べて見違えるように強くなったよ。でも強くなってるのはお前だけじゃねえぞ。俺だって強くなってんだ。まだまだ成長してんだよ!お前も成長したけど、俺は倍以上に一生懸命プロレスを楽しんで成長していきたいと思います。12月、最後の666になりましたけど、このベルト防衛したんで、来年もこのベルト防衛していこうと思うんですが、皆さん、僕がチャンピでも大丈夫ですか?もっと練習してこい。筋トレばっかじゃなくてプロレスの練習もしてこい」

第6試合


※この試合は主催者側の要請により、試合詳細・試合写真は一切掲載出来ません。ご覧になりたい方はぜひ会場までお越しください。

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