【会見】東京ドームでIWGPヘビー級&IC王座の統一を目指すジェイ・ホワイトが内藤哲也へ怒涛の挑発!「東京ドームでオカダ・カズチカに勝つのは結構気持ちよかったぜ?」
5日、都内にて新日本プロレスが1・4&1・5東京ドーム大会『WRESTLE KINGDOM 14』についての記者会見を実施し、1・4でIWGPインターコンチネンタル選手権試合を行う内藤哲也とジェイ・ホワイトが登場。
ジェイは入場するなり司会進行を遮ってマイクを取り、直前の会見でウィル・オスプレイが「この一年間、新日本プロレスの中で一番頑張ってきた」という旨の発言をしたことに対してコメントを述べる。
ジェイ「まずは会見の前に、裏で待っていたらオスプレイが言っていたことがなんとなく聞こえてきた。オスプレイ、この一年たくさん働いてくれて“ありがとう”。お前はたしかに大したことをやっているよ。でも、ニュージャパンカップ、お前は勝ったか?G1 CLIMAX、お前は勝ったか?スーパーJカップ、お前は勝ったか?この1年の間で見ていると、お前は人よりは多少頑張ったとは思うが、俺たちが何年も築き上げてきたものに対しては、オスプレイはそこまでのレベルじゃない。今オスプレイに与えられた東京ドームで戦うという機会に納得がいかないんだったら、戦わなければいいじゃないか。俺はそう思う。あっ、俺が今、“ありがとう”って言ったのは皮肉だからな?ちゃんと通訳してくれよ。じゃあ本題に入ろうか。俺と内藤、二日目のメインイベントで戦うことになるかだ」
内藤「待ってるだけじゃチャンスは訪れない。自分から掴みに行かなきゃチャンスなんて絶対に訪れない。周りにどう思われるか、そんなことよりも一番大事にするべきなのは、自分の気持ち。俺はジェイ・ホワイトにリベンジしたい。ジェイ・ホワイトに俺の野望を横取りさせたくない。だから、名乗りを上げました。1月4日は、ジェイ・ホワイトとインターコンチネンタル王座だけを見てリングに立ちたいと思います。そして1月5日、インターコンチネンタル王座とIWGPヘビー級王座を同時に保持する。この史上初の男になってみせますよ」
ジェイ「そもそも、この東京ドームでのインターコンチネンタル王座戦での内藤戦。俺は何度も言ってきたけど、内藤にはそのチャンスがないと思っている。なぜなら俺は内藤に2回勝っているし、先日の大阪大会で内藤がタイチに勝ったからって、なぜ俺へのリマッチ権が与えられるんだ?なぜそれで挑戦権が与えられるなんて何も理解できない。G1 CLIMAXで勝ってるんだからリマッチ権なるものがあったとしても消滅しているんじゃないか?そもそもリマッチ権云々を言い始めるんだったら、俺が4月のMSGで自分の力でソールドアウトまで持っていって、なのにIWGPは残念ながらオカダの手に渡ってしまった。そのリマッチ権限は俺にはいまだ一度も与えられてない。そのオカダへの挑戦権が誰に与えられたかといえば、なんかよくわかんないファッキン・クリス・ジェリコってヤツが急に入ってきて急に挑戦したりした。俺は全然納得していない。どう考えても俺がIWGPの次の挑戦者だろう?ただ、インターコンチネンタル王座を獲ったからには、WRESTLE KINDOMのメインイベントへのチケットとして大切に使わせてもらう。そして、次の東京ドーム大会で内藤に勝つのは3度目になるが、翌日IWGPヘビーも獲って、俺が二冠となれば俺が最強であることは誰も否定できなくなるだろうね」
(内藤がふてくされた様子であることにジェイが気付く)
ジェイ「何故内藤は笑ってないんだ?お前は、前回の大阪で出てきたときはニヤニヤしてたのに今日は笑ってないなあ。今日は面白くないのか?」
(司会が内藤に回答を求めるが、それを遮ってジェイが話し始める)
ジェイ「なんか怒ってるみたいだなあ?怒ってる理由はこの2年で、お前がやりたかったことを俺が全部やり遂げてきて、しかもさらに俺が二冠になるという夢を果たすってことに対して怒ってるんじゃないか?……あんまり喋りたくないみたいだからもっと俺が話してやるよ。俺は弱冠27歳にしてUS王座、IC王座、IWGPヘビー級王座と3つの王座を戴冠している。そしてG1 CLIMAXでは決勝戦まで楽に行って、そしてどうやって決勝に行ったかと言ったら、内藤を倒して決勝に行ったんだ。しかも何年か前に東京ドーム大会のメインをファン投票で決めようとなったときに、お前はメインの座から落ちたよな?そしてIWGPヘビーとインターコンチの二冠を達成するってのは元は内藤のアイディアなんだけど、俺が史上初に成し遂げることになるということで、何も話すことはなくなっちゃったのかな?まあ、内藤が言い始めたことを、俺が内藤を倒して達成するってことは痛快だな。まあ、こんくらいにしといてやるよ」
――内藤選手に伺いたいのですが……
ジェイ「おいおい、内藤は今日は何も話したくないみたいだぞ?(笑)」
――……内藤選手、ジェイ選手も言っていましたが、今回のファン投票ではいい結果が出たことについて
内藤「…………そもそも」
ジェイ「オーウ!ナイストーキング!(笑)」(内藤が口を開いたことを囃し立てる)
内藤「そもそも、インターコンチネンタル王座とIWGPヘビー級王座を同時に保持したいというのは、俺の目標であり野望だからね。このファン投票の結果がどうなろうが、俺の野望が変わることはありえないから。とはいえ、こうしてファン投票の結果を受けて正式決定したことは、まあ嬉しいですよ。逆転の内藤哲也の舞台が確実に整いつつあるなという印象ですね」
ジェイ「確かに、ファンがこの試合を見たいか見たくないかは俺たちには関係ないこと。その点は同意するが、悲しいなあ、残念だなあと思うのは、お前のアイディアを俺が成し遂げるということだ」
――お二人に伺いたいのですが、お二人共初日の1・4で相手を倒して1・5のダブルタイル線に挑むおつもりだと思いますが、あえて言うのであればどちらとダブル選手権をやりたいでしょうか
内藤「強いて言うなら、やはり2018年の東京ドームの相手であるオカダとやりたいかな。彼はリング上で言ってましたよ。『東京ドームのメインイベント、すごく気持ちよかったぞ。勝ったらもっと気持ちいいぞ』って。それがどんなものなのか、オカダに勝った上で味わってみたいと思います」
ジェイ「内藤、心配する必要はないよ。俺は知ってるから。俺はオカダに東京ドームで勝ったことがあるから、アイツに勝つのがどういう気持ちか知ってるけど、お前はそもそも初日に勝つことはないから、お前がオカダと対戦することはできないよ。ついでに教えてやるけど……東京ドームでオカダに勝ったときは、結構気持ちよかったぜ?」
――ジェイ選手はオカダ選手と飯伏選手のどちらと対戦したいですか
ジェイ「俺にとってはIWGPっていうことだけを見ているから、オカダと飯伏のどっちが来ようが、そんなことはどうでもいい。ただ、強いて言うならオカダには何度も勝ってるから対戦相手としては最もやりやすい相手だな。飯伏とやるとしたら、G1 CLIMAXの決勝みたいに途中で入ってきて俺の邪魔をしないように。そこだけ気をつければいいかな」
『WRESTLE KINGDOM 14』
日程:2020年1月4日(土)
開始:17:00
会場:東京都・東京ドーム
▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合 60分1本勝負
【王者/BULLET CLUB】ジェイ・ホワイト
vs
【挑戦者/L.I.J】内藤哲也
『WRESTLE KINGDOM 14』
日程:2020年1月5日(日)
開始:15:00
会場:東京都・東京ドーム
▼IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合
【IWGPヘビー級王者】X
vs
【IWGPインターコンチネンタル王者】X
※1・4でのIWGPヘビー級選手権試合(オカダ・カズチカvs飯伏幸太)の勝者と、IWGPインターコンチネンタル選手権試合(ジェイ・ホワイトvs内藤哲也)の勝者が対戦
▼スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
X(1・4でのIWGPヘビー級選手権試合(オカダ・カズチカvs飯伏幸太)の敗者)
vs
X(1・4でのIWGPインターコンチネンタル選手権試合(ジェイ・ホワイトvs内藤哲也)の敗者)