“大鵬三世”納谷幸男と“スコット・ホール二世”コーディ・ホールが超大型タッグ結成初戦で快勝!
27日、東京都・後楽園ホールにてDDT『Pre Ultimate Party 2019~Ready to Go!両国大前夜祭!!~』が行われ、“大鵬三世”納谷幸男と“スコット・ホール二世”コーディ・ホールがタッグ結成初戦を勝利で飾った。
スコット・ホールの息子であるコーディー・ホールは2012年にプロレスラーデビュー。2015年には新日本プロレスにBULLET CLUBメンバーとして登場。その後、場外乱闘中の怪我で長期欠場となっていたが、2017年からはNOAHに定期参戦していた。そしてその後、先月25日のDDT後楽園ホール大会に登場してDDTへの電撃参戦を発表し、今月1日の大阪大会では6人タッグマッチで納谷幸男と対戦。身長207cm、体重117kgの大型選手の参戦に納谷はコーディを強く意識していた。
“横綱”大鵬の孫であり“関脇”貴闘力の長男である納谷は2017年に“初代タイガーマスク”佐山サトルの指導を受けてプロレスデビューし、今年5月にDDTへ円満移籍。身長201cm、体重130kgの体格を活かしたパワーファイトで活躍し、因縁ある鈴木秀樹との抗争を経て成長。未来のDDTヘビー級戦線を牽引することを期待されている選手だ。
当初はタッグマッチで激突し遺恨を深めていた2人は今月17日の両国KFC大会で一騎打ちを行い、死闘の末に勝利した納谷がコーディへタッグ結成を提案。これをコーディが快諾し、国内に現存する中では最重量級のタッグが誕生した。
この日の2人の相手は、高尾蒼馬&マッド・ポーリー。高尾は現KO-Dタッグ王者であり、ポーリーも2代前の元KO-Dタッグ王者だ。
納谷&コーディを相手に、180cm140kgと最重量級のポーリーが正面からぶつかっていき、軽量の高尾はコーナー上からのダイビングフットスタンプなどのサポートに回り試合を優位に進めていくが、納谷はポーリーをラリアットでなぎ倒し、カットに来た高尾をダブルのブレーンバスターで撃退。最後は納谷がポーリーへランニングニーからのバックドロップを決めて3カウントを奪った。
タッグ結成初戦で現王者&元王者タッグから快勝した納谷は「何の問題もない。心強いですよね、コーディがいると。次の両国国技館では今日よりもさらに大きなインパクトを見せていきたいですね」と涼しい顔で初タッグの感触を噛みしめる。
対するコーディは「俺たちを見てくれ。デカいだろう?デカさは強さだ!俺たちが組めば敵はない!」と自信たっぷりに叫んだ。