BOYZ 12.10新宿大会 DDTの女性客限定興行BOYZクリスマスイヴ×15スペシャル〜女祭り5〜
BOYZ クリスマスイヴ×15スペシャル〜女祭り5〜
日時:2014年12月10日(水)
開場:18:00 開始:19:00
会場:東京・新宿FACE
観衆:549人(超満員札止め)
▼第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○梅田公太
5分1秒 ハイキック→片エビ固め
●岩崎孝樹
▼第2試合 3WAYマッチ 20分1本勝負
○マサ高梨
8分39秒 ダブルフォール
●河村知哉
●美月凛音
▼第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○飯伏幸太/平田一喜
12分30秒 シットダウン・ラストライド→エビ固め
佐々木大輔/●勝俣瞬馬
▼第4試合 シングルマッチ 20分1本勝負
△木髙イサミ
20分0秒 時間切れ引き分け
△大石真翔
▼第5試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
HARASHIMA/○彰人/竹下幸之介/遠藤哲哉
17分41秒 HARASHIMAの蒼魔刀→エビ固め
KUDO/坂口征夫/石井慧介/●高尾蒼馬
激しさを増すKO-Dタッグ前哨戦にHARASHIMAは「今日はBOYZだよ」
イサミと大石が20分時間切れの熱戦!福田が『クリスマスイブ』熱唱
入場式
女性客限定興行のBOYZということで、新宿FACEには超満員札止めとなる女性ファンが駆け付けた中、まずは紋付き袴姿のジャニー江田島塾長が登場し入場式へ。まず梅田がパジャマ姿で登場。この日の入場式のコンセプトは「パジャマ」。普段はジャージで寝ているという梅田だが、女性だけの客席を見て「緊張しています」。
続く岩﨑もやや緊張気味。河村のパジャマ姿を見た塾長は「キミは似合うな!」と絶賛。「3WAYなんですけど、勝ちにいきたいと思います!」と意気込みを言った河村に、サラリと「なんで3WAYになってんでしょうね」と塾長。
美月の清純なところは珍しいが、「清純の“せい”は性欲の性」と言うと塾長はまたも「そういうことが積み重ねていくとまたね」とチクリ。頭にタオルを巻いた高梨は嫌そうな表情で登場すると「(パジャマ姿は)嫌なんだよ!」。
ペンギンの着ぐるみのようなパジャマで登場した勝俣と一緒に、猫の着ぐるみのようなパジャマで登場した佐々木に観客から「かわいい〜」の声が飛ぶ。平田と爽やかなパジャマ姿に、枕を抱えながら登場した飯伏は「普段は全裸で寝ています!」と大胆発言。
続く大石もイメージカラーの青いパジャマ姿で登場すると、「(寝るときは)全裸で、基本パンツは穿きません!」とキッパリ。イサミとは久しぶりのシングルだという大石が「BOYZらしい試合をして必ず勝ちたいと思います」と意気込みを語ると、イサミは「パジャマはよくないですよ。本気で眠たくなる」。久しぶりにパジャマを着たイサミは「パジャマはいいっすね。買って帰ろうと思います」と絶賛すると「おやすみなさい!」と言ってリングを降りた。
黒いバスローブ姿の坂口はゴリラのぬいぐるみを手に登場すると、「これは剛太って名前」。真っ白なシルクのパジャマKUDOは「普段からこの格好でコンビニも行くので」。石井は「すごくいいチームだと思うので自信あります」。
竹下はギズモ、彰人は巨大な白クマのぬいぐるみを持って登場。現在、自分を含めて寮には3人住んでいるとのことだが、遠藤は「みんな掃除しなさ過ぎ」と愚痴る。UFOキャッチャーで獲ったぬいぐるみが自宅のベッド近くにもあるという彰人。塾長から「名前つけてるでしょ?」とムチャぶりされると、「可愛い感じで……四つ葉とか」とひねり出した。
最後は「ワシがBOYZ塾長、ジャニー江田島である!」と叫んで大会スタート。
第1試合
オープニングマッチはBOYZ初登場同士のシングルマッチ。まずは梅田がヘッドロックでグラウンドに持ち込むが、岩﨑はヘッドシザースで脱出。なおもヘッドロックに捉えた梅田をロープに振った岩﨑はアームホイップで投げていくと、ボディスラムで叩き付ける。
串刺しランニングエルボーからミドルキック一発で尻餅をつかせた岩﨑は逆片エビ固めへ。ロープに逃れた梅田はエルボーで反撃に出るとドロップキックから、串刺し式ランニングキック。さらにスワンダイブ式ミサイルキックを発射。
岩﨑もランニングエルボーを返すとニーリフトからダブルアーム・スープレックスで投げていく。もう一度ダブルアームの体勢に入った岩﨑だが、梅田は逆さ押さえ込みで切り返す。カウント2で返した岩﨑に梅田はソバットからミドルキック。岩﨑もエルボオーで応戦すると、ローからのハイキックを狙った梅田にカウンターのエルボー。
そこからロープに飛んだ岩﨑だが、梅田はカウンターのハイキックを叩き込んで3カウントを奪った。
第2試合
リングインするとコーナーに登ってシャンパンの栓を抜いた美月。立て膝で握手を求めた高梨だが、美月と河村はそんな高梨を無視して握手。いざ試合が始まっても高梨を無視してロックアップした美月と河村。一人蚊帳の外の高梨はどうにか入ろうとするが、なかなか入る隙がない。
「おっしゃ3WAYいくぞ!」と気合いを入れた高梨は三つ巴の力比べにいこうとするが、美月と河村はまたも無視。「いい加減にしろ!」と河村の腕を取って捻り上げた高梨だが、美月がドロップキックで2人まとめて吹っ飛ばす。
さらに高梨にミドルキックを叩き込んでいくと、高梨もチョップで対抗。さらにサミングから顔面への低空ドロップキックで美月を場外に追いやるとロープに飛ぶが、場外から河村が足をすくっていくと、リングに戻った美月がコルバタで高梨を投げる。
河村が美月をウラカンホイップで投げていくと、高梨が「さすが河村だ!」と河村に共闘を求める。2人がかりで美月の商売道具である顔を踏みつけると、河村が羽交い締めにした美月に高梨がグルグルパンチ。
だが、美月がかわした河村に誤爆。続く合体ブレーンバスターも河村だけが美月に投げられてしまう。険悪な雰囲気の中、河村が美月をキャメルクラッチに捉えたところに高梨が低空ドロップキック。ようやく連係攻撃が成功すると、もう一度同じ攻撃。すると高梨は河村を攻撃しようとするが、読んでいた河村は蹴り脚をキャッチして反撃。
そこから3人が丸め込み合戦になると、高梨が2人まとめてSTFに捉える。美月も高梨をフィッシャーマンズ・スープレックスで投げるが、これをカウント2でカットした河村は高梨にリバーススプラッシュを投下。さらに美月も河村を突き飛ばして高梨にミサイルキックを発射。続くムーンサルトプレスをかわした高梨はオクラホマロールで丸め込むが、美月も丸め込みで切り返す。
さらに河村が2人まとめて横十字で丸め込むがカウントは2。ならばと河村は高梨をノーザンライト・スープレックスで投げるが、これもカウント2で返した高梨はトラースキックからタカタニックを狙う。ここで美月が入ってきてシャンパンミストを噴射。河村と一緒に高梨を攻撃しようとするが、ここで高梨が2人まとめて逆さ押さえ込みで切り返して3カウントを奪った。
第3試合
飯伏と佐々木のゴールデン☆ストームライダーズ対決で試合開始。腕の取り合いから下になった佐々木が蹴り上げる。バックの取り合いからお互いに譲らずタッチ。平田と勝俣はスーピーディーなロープワークを展開。勝俣がアームドラッグからのドロップキック。だが、平田は勝俣の髪の毛を掴んで自軍のコーナーにつれてくると飯伏にタッチ。
「来いよ」と挑発した飯伏にエルボーで向かっていった勝俣だが、強烈なエルボーで勝俣を吹っ飛ばした飯伏はキャメルクラッチに捉えると、手で口を塞ぐ。さらにコブラツイストに捉えると、平田が入ってきてやはり勝俣の口を塞ぐ。
グッタリする勝俣をスリーパーに捉えた平田。そこに飯伏が入ってきて控えの佐々木に攻撃してからシレッと勝俣の口を塞ぐ。勝俣も飯伏にエルボーで向かっていくが、ミドルキックで蹴り倒した飯伏は平田にタッチ。バタフライロックに捉えた平田だが、勝俣はロープに脱出。走り込んできた平田にカウンターのドロップキックを返した勝俣は佐々木にタッチ。
ダイビング・ラリアットからケブラドーラ・コンヒーロを決めた佐々木はナックルパート。平田もエルボーからのブレーンバスターを返すとコーナー二段目からのミサイルキック。これをかわした佐々木はクロスフェースに捉えるが、平田はロープに脱出。コルバタを返して飯伏にタッチ。
飯伏は佐々木を場外に追いやると、三角跳びケブラーダを狙うが、佐々木は場外に引きずり落とす。そこに勝俣も襲いかかるが、飯伏は佐々木と勝俣の2人を痛めつけると、テーブルの上からケブラーダを発射。リングに戻った飯伏は佐々木にドロップキックを狙うが、かわした佐々木はクロスフェース。
脱出した飯伏は蹴り倒したからその場飛びムーンサルト。これを剣山で迎撃した佐々木は首固めで丸め込むがカウントは2。タッチを受けた勝俣はミサイルキック、サマーソルトキックと決めていくが、平田が入ってきて飯伏とダブルのアームホイップから合体攻撃を狙う。これを場外から佐々木がカットすると、勝俣は平田に延髄斬り。
さらに飯伏をカサドーラで丸め込むがカウントは2。ならばと勝俣はウルトラ・ウラカン・ラナを狙って飛び付くが、飯伏は回転させない。しかし勝俣は背中に回り込むとスペル・ラナのような形で抑え込む。カウント2で飯伏が返すと、チャンスと見た勝俣は一気に走り込むが、飯伏は強烈なカウンターラリアットで吹っ飛ばし、続けてシットダウン・ラストライドで叩き付けて3カウントを奪った。
試合後、平田が「飯伏さん、今日入場飯伏さんに譲ったけど、やっぱ何か物足りないんですよ! 僕のプロレスというのは踊ってようやく完成されると思うんですよ。勝ったんで、やっぱり踊らせてもらっていいですか?」と言い出すと、観客は歓迎ムード。「優しいお客さんだ! 俺の曲をかけろー!」と叫んだ平田は飯伏が手拍子する横で、あのダンスをGO。平田が踊り終えたところで飯伏はバック転を披露して黄色い歓声を浴びた。
第4試合
ロックアップからロープに押し込んだイサミだが、まずはクリーンブレイク。再びロックアップすると、今度は大石がロープに押し込む。すると後転してブレイクした大石に観客から「かわいい」の声。それを聞いたイサミはコーナーポストを蹴っていく。アームドラッグで投げていった大石はバックを取るが、イサミもバックを奪い返す。
腕を取ってハンマーロックに捉えた大石は、観客に手を振りながらイサミの左腕を痛めつける。リストロックに捉えたイサミはヘッドロックに移行。これをヘッドシザースで切り返した大石だが、イサミは頭を抜くと腹パンをお見舞い。
ボディスラムで叩き付けたイサミだが、下から絡みついた大石はカンパーナに捉える。今度は大石がボディスラムを狙うが、腰を落としたイサミは逆にボディスラムを狙う。これを首固めで切り返した大石はイサミをコーナーに投げつけると、コーナーの上に寝かせてから踏みつける。
さらにエルボー合戦からイサミがロープに飛ぶと、大石はスライディングで絡みついて逆片エビ固めへ。ロープに逃れたイサミはエルボー合戦からカウンターのドロップキックを叩き込むと、チキンウイング・アームロックに捉える。ロープに逃れた大石だが、イサミは串刺し式ジャンピング・フロントキック。
大石もヒザへの低空ドロップキックを放つが、ジャンプしてかわしたイサミ。だが、大石はすかさずイサミの左ヒザをもう一度攻撃していく。イサミも足を狙う大石をスタンディングのアームロックに捉えると、そこから卍固めに移行。ロープに逃れた大石をブレーンバスターで投げようとしたイサミだが、背後に回り込んだ大石。コーナーに押し込んだイサミだが、大石はコーナーの上に座ると張り手からスイングDDT。
回転させなかったイサミは、逆にコーナーに座って張り手を見舞うとスイングDDTの要領で回転して自ら着地してからの低空ブレーンバスター。さらにそのまま立ち上がってもう一度ブレーンバスターで投げてからダイビング・ダブルニードロップを投下。
これをかわして自爆させた大石は飛び付き式スタナー。ミラクルエクスタシーを張り手で防御したイサミは大石の串刺し攻撃を蹴りで迎撃したが、大石もコーナーに飛び乗るとイサミの首を抱え込んでスイングDDT。お互いにアームカバーをあげてから真っ向からエルボー合戦を展開。15分が経過し、イサミがソバットから走り込むが、大石はのど輪で捕まえると、ミラクルエクスタシーを狙う。
これをフランケンシュタイナーで切り返したイサミは「ボディがガラ空きだ!」と腹パンを叩き込むが、大石も低空ドロップキックを返してイサミを場外に追いやるとケブラーダの体勢に。足を掴んで引きずり降ろしたイサミは、大石をエプロンに寝かせると、コーナーからダイビング・ダブルニードロップを投下。
両者場外に転落したが、大石が場外カウント17でリングに戻ると、19でリングインしたイサミに絶品!(=大石が使うムーンサルト系の技の総称)を投下。さらにヒザ十字固めに捉えていく。さらにイサミの左ヒザをマットに叩き付けた大石だが、大石の両足に絡みついたイサミも横回転してサソリ固めへ。
ロープに逃れた大石のバックを取ったイサミだが、エルボーの乱れ打ちで脱出した大石。そこにイサミが勇脚(=トラースキック)を叩き込むがカウント1で返した大石。ならばとジャーマンで投げたイサミは勇脚・斬(=ランニング式勇脚)。かわしてローリングエルボーを叩き込んだ大石はミラクルエクスタシー。
カウント2で返したイサミに大石は直伝トルネード・クラッチを狙ったが、これを横十字固めで切り返したイサミはそこから六八九(=変型腕固め)に移行。ガッチリ決まったが、残り試合時間10秒のアナウンス。大きく背中を反らしたイサミだが、大石もギブアップせずに耐え抜いて時間切れ引き分けに。
お互い正座をした状態で握手を交わし、一礼して健闘を称え合った。
第5試合
メインイベントはKO-Dタッグ王者の竹下&遠藤がHARASHIMA&彰人と組み、12.23後楽園でタッグ王座に挑戦するKUDO&坂口が石井&高尾と組んで激突するタッグタイトルマッチの前哨戦。まず石井&高尾のチーム・ドリフが入場すると、竹下&遠藤のハッピーモーテルが入場。続いてKUDO&坂口の酒呑童子が入場すると、最後にHARASHIMA&彰人のスマイルスカッシュが登場。HARASHIMAはBOYZ限定のシルバーコスチューム姿。
「今日BOYZだよ、BOYZ」と爽やかに握手を求めるHARASHIMAだが、酒呑童子&ドリフは誰も応じない。HARASHIMAはそれでも石井をロープに押し込むと、「OK、クリーンブレイク!」と爽やかなにブレイクするが、石井はフロントキックで何度も蹴り飛ばす。
蹴り脚をキャッチしたHARASHIMAもムッとした表情でサッカーボールキックを叩き込むと、ボディスラムで叩き付けてからストンピングの嵐。竹下がエプロンから思わず止めに入ると、再び爽やかな笑顔で「BOYZだね、BOYZ」と言って冷静さを取り戻し彰人にタッチ。
彰人にドロップキックを叩き込んだ高尾だが、彰人もボディスラムを返すと遠藤にタッチ。コーナー下で高尾を踏みつけた遠藤だが、体勢を入れ替えた高尾は両足で踏みつける。石井が入ってきて合体ブレーンバスターを狙うが、そこに竹下も入って来ると、さらにKUDO、彰人、坂口が入ってくる。最後にHARASHIMAが入ってきてスマスカ&ハピモ側が合体ブレーンバスターで投げていくと、そこから場外戦へ雪崩れ込む。
竹下はステージ上から高尾を突き落とそうとする中、HARASHIMAは一人リングに戻って「BOYZなんだからクリーンに、クリーンに! 場外乱闘とかダメだよ」。ようやく高尾が遠藤をリングに戻して石井にタッチ。石井がサマーソルトドロップを落とすと、酒呑童子&ドリフとトレイン攻撃へ。さらにKUDOと坂口がダブルのミドルキックを叩き込む。
坂口がスリーパーに捉えていくと、遠藤はどうにかエルボーで脱出。バックドロップを返した遠藤は竹下にタッチ。10分が経過し、串刺し攻撃を狙った竹下だが蹴りで迎撃した坂口はミドルキック。竹下もエルボーで応戦すると、逆水平チョップで坂口に片膝をつかせる。そこからぶっこ抜きブレーンバスターで投げた竹下はウォール・オブ・タケシタへ。
KUDOが蹴りでカットしようとするが、竹下はなかなか離さない。遠藤が入って来ると、スワンダイブを狙ったKUDOにドロップキック。しかしリング上では坂口が飛び付き三角絞め。これを持ち上げた竹下だが、坂口もウラカン・ラナで切り返す。そこにKUDOがスワンダイブ式カンフーキックで飛び込んでくる。
さらに8×4(=走り込み串刺しジャンピング肘打ち)からダイビング・ダブルニーアタック。これをかわした竹下はジャンピング・フロントキックを返して遠藤にタッチ。連係攻撃を狙った竹下&遠藤にチョップを打ち込んでいったKUDOだが、竹下がハーフハッチで投げたところに遠藤がその場飛びシューティングスター。
だが、エプロンから赤口が遠藤を蹴っていくと、KUDOとサンドイッチ・ランニングロー。竹下がカットに入るが、石井が場外に追いやる。遠藤もKUDOに延髄斬りを返すと彰人にタッチ。高尾が駅との背中にダイビング・フットスタンプを落とすが、彰人も俵返しを返すとダブルアーム・スープレックス。
15分が経過し、ニーリフトからジャーマンで投げた彰人。ようやくHARASHIMAもここで飛び込んできてトレイン攻撃。さらに彰人のエクスプロイダーからHARASHIMAがスワンダイブ式ボディプレス。高尾も彰人にバッククラッカーを決めると、そこに石井がダブルニーを投下。
さらに彰人をコーナーに寝かせると坂口が串刺し式ランニングニー。これで宙づりになった彰人にKUDOが垂直落下式ダブルニーを投下。竹下が救出に入ろうとするが、坂口がランニングキックで迎撃。乱戦の中、彰人と高尾がエルボー合戦。そこから高尾がジントニックで叩き付けていったが、そこにHARASHIMAが蒼魔刀を発射。その勢いを利用して彰人が回転エビ固めでひっくり返して3カウント。
エンディング
試合後、ジャニー江田島塾長がリングに上がってきて「高尾君、疑問がひとつあって。なにこれ?」と試合中、高尾が何度がやっていた“SUSHIのへい、らっしゃいポーズ”を尋ねると、高尾は「自分のポーズです」と返答。
何とも言えぬ空気が流れる中、塾長からメインのみ一部の選手の名前が抜けていため、全員正解ということにしたtotoBOYZに関して、残りの試合を全部正解した人が一人だけいたことが発表されると、場内からどよめきが起こる。
そして塾長が「全試合終了しましたね。しかし、ここで今回はケガで出られなかった選手がいるということでお呼びしましょう。ミスター!」と言うと、真っ白なタキシード姿の福田洋が登場。欠場中に身体を大きくしている福田はタキシードがパツンパツンの状態だったため、塾長が思わず「ミスター……大丈夫ですか? BOYZというにはあまりにも痛々しい姿ですが(苦笑)」。
福田は「大丈夫です! (服の中に)収まってまーす!」と言い張ると、「皆さん、肩の調子はいかがでしょうか、ミスターパーフェクトです。今日は私、口べたで不器用なんで皆さんへの感謝の気持ちを言葉で伝えられないので、今日は歌で感謝の気持ちを……感謝じゃねぇや。クリスマスらしさを伝えたいと思います」というと、山下達郎の『クリスマスイブ』を熱唱。
ディーノがボイスパーカッションでアシストし、途中から平田と大石も歌に参加。全出場選手が入ってきて手拍子で盛り立てた。みんなでまるで雪が降っているようなジャスチャーをするが、FACEの天井からは何も降ってはいない……
歌い終えたところで塾長が「近年希にみるクオリティでお届けした最後の出し物、皆さんいかがお過ごしでしょうか。我々BOYZ一同、皆様に素敵なクリスマスを過ごしてもらいたいと思い、今日全力でみんなファイトいたしました。それでは最後にワシがBOYZ塾長のジャニー江田島である! メリークリスマース!」と叫んで大会を締めくくった。