“大鵬三世”納谷幸男が“スコット・ホール二世”コーディ・ホールとバチバチ肉弾戦から睨み合い!
29日、東京都・後楽園ホールにてDDT『Who's Gonna TOP? 2019』が行われ、コーディ・ホールと納谷幸男が睨み合い、一触即発の事態となった。
スコット・ホールの息子であるコーディー・ホールは2012年にプロレスラーデビュー。2015年には新日本プロレスにBULLET CLUBメンバーとして登場。その後、場外乱闘中の怪我で長期欠場となっていたが、2017年からはNOAHに定期参戦していた。そしてその後、先月25日のDDT後楽園ホール大会に登場してDDTへの電撃参戦を発表し、今月1日の大阪大会では6人タッグマッチで納谷幸男と対戦。身長207cm、体重117kgの大型選手の参戦に納谷はコーディを強く意識していた。
“横綱”大鵬の孫であり“関脇”貴闘力の長男である納谷は2017年に“初代タイガーマスク”佐山サトルの指導を受けてプロレスデビューし、今年5月にDDTへ円満移籍。身長201cm、体重130kgの体格を活かしたパワーファイトで活躍し、因縁ある鈴木秀樹との抗争を経て成長。未来のDDTヘビー級戦線を牽引することを期待されている選手だ。
この日は、コーディ・ホール&アントーニオ本多vs大石真翔&納谷幸男vs大和ヒロシ&マッド・ポーリーvs上野勇希&吉村直巳の4WAYタッグマッチが行われ、コーディと納谷は試合序盤から額を突き合わせて睨み合いを展開し、ショルダータックルやラリアットで正面からぶつかり合う肉弾戦を展開。その後、全員が入り乱れる乱戦となる中でもコーディと納谷は互いを意識して突っ込んでいき、納谷はコーディのラリアットをラリアットで撃ち落としてハイキック。コーディはバックフリップでやり返すものの、納谷は怯まずジャーマンスープレックスで叩きつける。直後に上野と吉村が入ってきたことで直接の決着はお預けとなり、試合はコーディが上野をサンダーバスターで沈めて3カウント。
試合後、両者はリング上で睨み合い、あわや乱闘となる一触即発の事態となるが、セコンド陣が必死に引き剥がしてこれを止めた。
納谷はかねてから大型選手との対戦を熱望しており、2m超えの大型選手であるコーディは格好の標的。コーディは今後もDDTに定期参戦していくことが予想されており、今後の両者の対決の行方に注目していきたい。