沙希様率いるNEO美威獅鬼軍が美しくベルト防衛!「雑草を抜く理由ってあなた達おわかり?」
25日、後楽園ホールにて東京女子プロレス『BRANDNEW WRESTLING 3~誰よりも最強!~』が開催。メインイベントではNEO美威獅鬼軍の沙希様&操が持つ『プリンセスタッグ王座』に山下実優&渡辺未詩が挑戦した。
美しさの象徴であるNEO美威獅鬼軍の二人に、かつてアイドルを目指して上京したものの現在は強さの象徴として君臨している山下と、アイドルとプロレスの垣根と常識を超えたアイドルユニット『アップアップガールズ(プロレス)』に所属する未詩が挑む形となったこの試合。
山下が打撃で操と沙希様を圧倒するが、操はステッキ、沙希様は薔薇で山下を排除すると未詩をパラダイスロックで捕らえ椅子代わりにして余裕を見せる。未詩はジャイアントスイングやレーザービームチョップで反撃するが、NEO美威獅鬼軍の連携の前には歯が立たず、最後は操がキングスレイヤーからのヴェニタスで叩きつけて3カウントを奪った。
ベルトに手が届かなかった未詩は「悔しい」と号泣し、山下は「個人で頑張って強くなっていきたいと思います」とリベンジを誓う。
対して勝利した沙希様は「あの方たちはただの雑草とペリカンさん。雑草を抜く理由ってあなた達おわかり?美しい花を活かすためと、そのための栄養をすべて私達がもらうためなの。操さん、あなたが選んだこの道は正解で正しかったのよ。私が全て受け止めて認めて差し上げるわ」と操をねぎらう。
これを受けて操は「沙希様とともに戦いこのベルトを持ち続けることで、ただただ憎かったはずのこの世界が、新しい景色に変わり新しい世界になり、憎かったはずの世界をまだ信じる事ができるのかな、少しでもまた愛することができるのかなとそう思うようになりました。しかし沙希様、我々はまだ旅の途中にございます。私達このベルトを手にし勝ちづけることで新世界を追い求めないといけないのです。このベルトは未来永劫我が美威獅鬼軍のもの!」とベルトを高く掲げた。
NEO美威獅鬼軍は、9月1日に行われる大阪・エディオンアリーナ大会に沙希様&操&マーサwithユキオ・サンローランのフルメンバーで参戦予定。沙希様は「大阪の皆様にも美しい私達の新世界を魅せて差し上げましょう」と美しく微笑んだ。