2.1パンクラス有明大会でのタクミ戦に向けてナム・ファン「戦争のような試合がしたい。闘うか、死ぬか」

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1月28日午後、東京都八王子市のパラエストラ八王子で、2月1日の『PANCRASE 264』東京・ディファ有明大会に参戦するナム・ファンが公開練習を行なった。
ナムは昨年10月にパンクラス初参戦(PANCRASE 261)、馬場勇気(ロデオスタイル)を1Rチョークスリーパーで破った。さらに、友人であるタクミ(パラエストラ大阪)の持つフェザー級タイトルマッチ挑戦をアピールしている。

ナムは2001年KOTCでプロデビュー。以降、Strike Force、Dynamite!、戦極、UFCなどで活躍してきた。柔術では黒帯を持ち、寝技を得意とするのみならず、プロボクシングでも4戦3勝1敗(2KO)の成績を残すなど、オールラウンダーとして進化中だ。
公開練習では1分1Rのシャドーのあと、タクミの写真を貼ったサンドバッグを殴ってニッコリ。カロリーの低い蕎麦を食べるなどして体調も良いようだ。ナムとの質疑応答は以下。

――今回闘うタクミ選手とは友人関係だということですが、いつごろから友人なのですか?
ナム もう忘れてしまったくらい前。戦極より前だったと思う。タクミ選手がパラエストラ八王子に練習に来たことがあって、その時から友人です。
――タクミ選手はどんな選手だと思いますか?
ナム 柔術が黒帯で、技術があって、とても強い選手だと思います。
――どんな試合になると思いますか?
ナム 戦争のような試合がしたい。友人だけど、殺すつもりで闘う。「闘うか、死ぬか」それだけです。
――どんなプランを立てていますか?
ナム プランは秘密です。でも、ボクシングも大丈夫だし、グラウンドも大丈夫。全部、大丈夫です。最後はパンチでKOしたい。ゲーム「ストリートファイター」の昇竜拳みたいなのがいい。
――昨年10月、パンクラスでタイトルマッチ挑戦のアピールをした時の気持ちを教えてください。
ナム パンクラスのチャンピオンになりたかったから。友達のことは殺したくない。でも、私はパンクラスのチャンピオンになりたいです。でも、大丈夫、試合が終わっても私はタクミ選手が好きですし、まだ友達です。私の方は全然、大丈夫です。
――パンクラスのベルトに対する思いは?
ナム これはすごく重要なベルトです。そして、すごく綺麗です。本当にかっこいいベルトです。また、これまで、バス・ルッテンやネイサン・マーコート、シャムロック兄弟やガイ・メッツァー、スズキ(鈴木みのる)やフナキ(船木誠勝)、ジョシュ・バーネットら、そうそうも選手たちが巻いてきたベルトです。私もそのベルトを巻きたいです。
――勝ったら、どんなチャンピオンになりたいですか?
ナム 謙虚なチャンピオンになりたいです。謙虚という言葉に代表される、日本の精神性が非常に好きです。
――今お付き合いしていらっしゃる女性も日本人だそうですね。
ナム はい。アメリカで通訳をしています。八王子で知り合いました。3月に結婚する予定なので、ぜひ勝って結婚したいです。
――彼女さんからアドバイスは?
ナム 「頑張ってください」と言ってくれました。
――プライベートな意味でも負けられないですね。日本が大好きなナム選手ですが、一番好きな日本語は?
ナム 「闘うか、死ぬか」!!

【写真・文/佐佐木 澪】

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