カーベル伊藤が初上陸の長野県で勝利し年内のアジアタッグ王座挑戦&ヘビー級転向を猛アピール!「自分へのクリスマスプレゼントはアジアタッグと決めています」

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 22日、長野県松本市・キッセイ文化ホールにて全日本プロレス『2019 DYNAMITE SERIES』が行われ、カーベル伊藤が長野県に初上陸を果たした。

 カーベル伊藤とは、『新車市場』『100円レンタカー』『ペットの旅立ち』を全国に展開する株式会社カーベルの社長・伊藤一正(48)その人であり、オリジナルのマスクを被って全日本プロレスなどのリングに上がりレスラーとして戦っている社長兼プロレスラー。
 2016年11月にメキシコでデビューし、その後は社長業をこなしながら休日には全日本プロレスの全国巡業に駆けつけるなど“思い出づくり”に終わらぬ選手活動を行っている他、数多のインディー団体にも参戦するなど精力的に活躍の幅を広げている。
 カーベル伊藤は“全国47都道府県で試合をする”を目標に掲げて全日本プロレスの地方大会に積極的に参戦しており、今回が17県目の参戦。
 この日は秋山準&ウルティモ・ドラゴンのレジェンド2人とタッグを組んでギアニー・ヴァレッタ&ブラックめんそーれ&大森隆男を迎え撃った。

 先発で飛び出していったカーベル伊藤は、大柄なヴァレッタのパワーや噛みつき攻撃などのラフファイトに苦戦するが、この日のパートナーでもある秋山の技、ジャンピングニーを放つなどして互角に渡り合う。続くめんそーれには得意のジャイアントスイングで振り回して見せ、試合終盤に全員が入り乱れる乱戦となった際には場外の大森&ヴァレッタに向けカーベルスプラッシュを投下してウルティモをアシスト。最後はウルティモが伝家の宝刀ラ・マヒストラルでめんそーれを沈めた。

 カーベル伊藤はこの日放ったカーベルスプラッシュでヘビー級の選手2人をなぎ倒したことに大きな自信をつけたと語り、アジアタッグ王座挑戦への夢をぶち上げた。
 現アジアタッグ王者の内ジェイク・リーはヘビー級の選手であるため、カーベル伊藤は“対ヘビー級”の新技を開発中であることを明らかにし、「ヘビー級に対抗できるモノに磨きをかけて、体力も鍛えて、自信を付けた上で、年内にはアジアに挑戦したいなと思っています。全日本プロレス!俺にどんどんヘビー級を当てろ!」と気を吐いた。
 そしてアジアタッグ王座挑戦に向け、「実はタッグパートナーはもう考えてあるんです。実績と実力を兼ね備えた誰もが知る大物です!絶対に獲りたいと思っていますので、応援宜しくお願いします!自分へのクリスマスプレゼントはアジアタッグと決めていますので(笑)」とパートナーも既に考えていることを明かした。

 現在のアジアタッグ王座戦線は、全日本プロレスと大日本プロレスの対抗戦という形でヒートアップしている状況であり、ここにカーベル伊藤がどのように入り込んでいくのか。もう一波乱ありそうなアジアタッグ王座戦線の行方に目が離せない。

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