“THE DRAGON”鷹木信悟がドラゴン・リーとの“ドラゴン対決”に勝利も「俺が24歳だったら間違いなく5分で終わってる」とリーを絶賛!
23日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.26』が行われた。
メインイベントでは、BEST OF THE SUPER Jr. 26のAブロック公式戦として、鷹木信悟と現IWGPジュニアヘビー級王者のドラゴン・リーのシングルマッチが行われた。
前日の試合後、鷹木は「“ザ・ドラゴンvsドラゴン・リー”!日本のドラゴンとメキシコのドラゴン、どっちが凄くて強いか真っ向勝負で決めようぜ」とリーとの対決に意欲を示しており、この日も鷹木は入場してきたリーに向け、腰に手を当ててベルトのジェスチャーで王座挑戦をアピール。それを見たリーが握手を求めると鷹木はしっかりとその手を握り返すが、そのまま握りつぶすかのように掴んで引き寄せそのままバックを取りに行き試合開始。
パワーで勝る鷹木はパンピングボンバーや熨斗紙、スピードで勝るリーはあらゆる角度からのニーアタックやリバースフランケンシュタイナーとそれぞれの持ち味を生かしてぶつかり合い、終盤には丸め込み合戦を制したリーがランニングニーから必殺のデスヌカドーラを狙うが、鷹木が強引に持ち上げてラスト・オブ・ザ・ドラゴンで叩きつけて一発で3カウントを奪うという衝撃の幕切れとなった。
これで鷹木は無敗の5連勝で勝ち点10となり、Aブロック単独トップに立った。
試合後、満身創痍の鷹木は「ドラゴン・リー、アイツ半端ねぇな?!あれで24歳かよ?!信じらんねぇ。アイツは間違いなく怪物だよ。だが!今日のメインに勝ったのは、“日本のドラゴン”だ!これで俺の成績は5戦5勝!オイオイオイ、少し見えてきたんじゃねぇか?両国のメイン!実は、何を隠そう俺はキャリア15年で両国のメインは経験したことがない。それで、新日本の初登場が両国、次の両国で俺がメインに立ってたら最高に面白くねぇかオイ?!それと、もう一つ。今年のスーパージュニアは記念すべき令和元年、令和初の開催だ。オスプレイとか、バンディードとか、ファンタズモとか、すげぇ外国人もいっぱいいるけどよ、ここは日本人が勝たなきゃダメだろオイ!SHOでもない、石森でもない、タグチジャパンでもない、悪いけどBUSHIでもない。お前ら分かってんだろ?!優勝するのは!この俺しかいねぇだろオイ!よーし、最後の最後まで!龍のごとく!両国のメインとそして全勝優勝に向かって驀進して行くぞ!」と叫び、大歓声の中で拳を突き上げた。
バックステージに戻った鷹木は「一瞬の隙を狙っていたが、あの野郎、最後まで隙なんてなかった。24だろ?オイ、俺が24歳だったら間違いなく5分で終わってるな。今の俺には、わけわかんねーけどよ、なんか負け知らずの神様がついてるみてぇだから、ハッキリ言う!全勝優勝だ!令和初、初出場、全勝優勝だ!まあこんなこと言ってると明日コロリとTAKAみちのくに負けたりするかもしれねぇから、勝って兜の緒を締めたいと思う。ドラゴン・リー、おもしれぇな。これでちったぁ俺のこと眼中に入ったろ」と不敵に笑い、会場を後にした。