#STRONGHEARTS のT-Hawkが黒潮“イケメン”二郎を破り王座防衛!山村武寛とタッグ王座奪取を宣言!

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 21日、東京都・大田区総合体育館にてWRESTLE-1『WRESTLE WARS』が開催。同団体初の大田区総合体育館大会のメインでは、WRESTLE-1王者のT-Hawkに黒潮“イケメン”二郎が挑戦した。

 昨年6月に、NOSAWA論外がCIMA率いる#STRONGHEARTSの面々をWRESTLE-1リングに上陸させたことから“WRESTLE-1vs#STRONGHEARTS”の対抗戦とも呼べる抗争がスタート。そこへ当時のWRESTLE-1王者の芦野祥太郎率いるEnfants Terriblesも加わり三つ巴の様相を呈していた。
 しかし、今年1月に#STRONGHEARTSのT-Hawkが芦野を撃破しWRESTLE-1王座を奪取。これにより芦野は一歩引き、正規軍のイケメンに団体の命運を託す。2月、3月の後楽園ホール大会でイケメンはタッグマッチながらT-Hawkから2回連続で直接フォールを奪っており、この日の勝敗の行方には注目が集まっていた。

 試合は、序盤からイケメンが堅実なグラウンドレスリングを展開しT-Hawkの腕を一点集中攻撃。T-Hawkの動きが鈍るとプランチャ・コンヒーロやスワントーンボムなどの華麗な飛び技を解禁し苛烈に攻め立てていく。
 しかし、イケメンが雪崩式フランケンシュタイナーを狙ったところをT-Hawkが雪崩式パワーボムで切り返したところで潮目が変わる。T-Hawkは逆水平チョップやウラジゴクなどで攻め立てていき、イケメンも飛び付き腕十字などの普段とは違う引き出しを開けて対抗。しかし最後はT-Hawkがアウトサイダーズ・エッジ、ナイトライド、ケルベロスと畳み掛け試合を決めた。

 試合後、T-Hawkは「イケメン、あんま柄じゃないけど、今日は楽しかったぞ」とイケメンの健闘を讃え、「今年の1月、俺は芦野からこのベルトを奪った。そしてイケメン、今日はお前からキッチリ防衛成功した。WRESTLE-1にはこの俺、そして#STRONGHEARTSに敵はいないんじゃねぇか?」と挑発すると、近藤修司がリングに上がる。
 観客が大盛り上がりの中、羆嵐が乱入して近藤を背後からKOするとT-Hawkに挑戦を表明。T-Hawkは来月の後楽園ホール大会で近藤と羆嵐で次期挑戦者決定戦を行うことを要求した。
 そして、T-Hawkがタッグ王座について言及すると山村武寛がマイクを取り「僕が復帰してから3ヶ月経ちました。俺はうずうずしてしょうがないんですよ。この勢いでタッグのベルト挑戦しましょう!」と叫ぶ。T-Hawkが快くこれを受け入れると、この日新タッグ王者となった河野真幸&アレハンドロがリングに上がり、4人はリング上で睨み合った。

 試合後、T-Hawkは「初防衛成功ッ!余裕だったって言ったらウソになるけどよ、楽しかったよイケメン。今のWRESTLE-1、芦野とイケメン以外は名前すら覚える気になれんわ。今になって危機感覚えて副社長の近藤と羆嵐が来たけどよ、来るならもっと来いや!生半可な気持ちじゃこのベルトは獲れねぇんだよ!ガッチリ俺をぶっ潰しに来いよ!」と王者の風格を示した。そして来月に山村と挑戦するタッグ王座戦については「俺ら野球部コンビでよ、お前ら場外までかっ飛ばしてやるからよ!」と勝利を予告した。
 一方のイケメンは、無言でうなだれた後にイスを蹴飛ばし、脱いだジャケットを床に叩きつけて去っていった。

 この日、第6試合に出場したCIMAは試合後に「俺らの使命は、最初に拾ってもらったWRESTLE-1、後楽園ホールを必ず満員にすること。そのためには俺らが勝ち上がらなおもろないんや」という覚悟を語っている。
 これからも“WRESTLE-1vs#STRONGHEARTS”の戦いは続いていくことになりそうだ。

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