【試合結果】1・5 アイスリボン横浜大会 雪妃真矢&弓李&尾﨑妹加vsテキーラ沙弥&ジュリア&つくし 星ハム子vs星いぶき コマンド ボリショイ&宮城もちvs 藤田あかね&松屋うの
『新春横浜リボン2019』
日程:2019年1月5日(土)
開始:12:00
会場:横浜・ラジアントホール
観衆:307人(満員)
▼6人タッグマッチ20分1本勝負
藤本つかさ/真琴(フリー)/●朝陽
16分26秒 ファンタスティック・トトロ→片エビ固め
松本都/柊くるみ/○トトロさつき
▼シングルマッチ15分1本勝負
○世羅りさ
9分22秒 リバーススプラッシュ式ダブル二ードロップ→片エビ固め
●Maria(Marvelous)
▼タッグマッチ15分1本勝負
○コマンド ボリショイ(PURE-J)/宮城もち
10分15秒 三角絞め→ギブアップ
藤田あかね/●松屋うの
▼シングルマッチ20分1本勝負
○星ハム子
8分29秒 ダイビングボディプレス→片エビ固め
●星いぶき
▼6人タッグマッチ30分1本勝負
雪妃真矢/●弓李/尾﨑妹加(フリー)
14分55秒 テキーラ・ショット
○テキーラ沙弥/ジュリア/つくし
テキーラ沙弥が新王者・弓李からフォールを奪いジュリアと共にタッグ王座挑戦を表明!新王者・雪妃に妹加&つくし&トトロが挑戦表明!星親娘の対決は母が貫禄勝利!
第1試合
前ICE×∞王者となった藤本が今年初のビックマッチの第1試合に登場。真琴&朝陽との異色トリオを結成した。一方は都、くるみ、トトロとアイスの重量級がトリオを結成。試合は未だ自身での勝ち星のない朝陽が都に狙いをつけ、藤本と真琴が朝陽の初勝利をアシストする展開となったが、指名された都も粘りをみせる。くるみ、トトロが重量級のウエイト全開で都をアシスト…というより邪魔者扱いしながら、フルファイトで応戦。最後も都がマンマミーヤZを朝陽に狙うが、これをアシストさせられたくるみが都がなかなかバランスが整わなかったため、遂に都をコーナーから落とし、逆にトトロを上げると、トトロ&くるみの豪快ファンタスティックトトロを爆発。健闘した朝陽だが、トトロに圧殺されてのフォール負けを喫した。
第2試合
すずがインフルエンザにかかってしまったために欠場。当初、予定されていた世羅とすずのシングル戦は延期となり、すずに代わってマーベラスの新人であるMariaが出場することになった。昨年12月24日横浜で藤本つかさ相手にデビューしたばかりで、この試合がデビュー2戦目のMariaは、他団体初参戦ももちろん初。デビュー戦の相手を務めた藤本がMariaのセコンドにつき檄を飛ばす中、Mariaも横飛び、正面飛びの2種類のドロップキックを華麗にヒットさせる。必死の攻撃をみせるが、一方の世羅は終始、ペースを乱すことなく、最後はコーナーでのリバースのダイビングニーを叩き込み、Mariaからカウント3を奪った。
第3試合
4月に引退が決定しているボリショイが久々にアイス参戦。もちとタッグを組み、あかね&うのと対戦した。うのがボリショイに対して敵対心を燃やし、関節攻撃を仕掛けていくなど、気合の入った攻めをみせるが、切り返しはもちろん、要所要所でヒットさせるアッパーブローが効果的に決まり、うのに攻め込ませない。フランクシスターズ興行を控えたもちとあかねがタックル合戦で盛り上げる中、最後は丸め込みを狙ううのの腕をキャッチしたボリショイが下からの三角絞めを決め、しっかりとギブアップ勝ちを飾った。
第4試合
新春最初のビックマッチのセミファイナルに組まれた親子シングル対決。試合前、ハム子の差し出す握手の手をパチーンと張ったいぶきは開始と同時にドロップキックの2連発、そしてエルボーの連打で勝負に出るが、このいぶきの仕掛けを読んでいたハム子はきっちりと切り返し、一気にハム子のペースで試合を支配していく。ダイビングプレス、逆エビ固めと、確実にいぶきにダメージを与えていくハム子に対し、いぶきは中盤、カウンターのローリングエルボーで反撃に出る。エルボーに定評のあるいぶきの連打攻撃を浴びたハム子。ダメージを受けつつも、最後は逆にカウンターのラリアットでいぶきを吹っ飛ばすと、コーナーからのダイビングプレスを決め、フォール勝ちをモノにした。
<試合後コメント>
星ハム子&星いぶき
ハム子「新春のビッグマッチからまさか親子シングルが組まれると思わなくて、久々に対戦したんですよ。今受験勉強で試合を休んでるので。やっぱりなんか久々のエルボーは、ストレスが溜まってるのかなっていうぐらい、ちょっと強烈でしたね。でも、今ストレス溜まってるからではなくて、このエルボーを自分の武器にして、みんながやるエルボーなので、その中でも唯一もっともっと磨いてって欲しいなって思いました。」 いぶき「新春一発目から親と戦うのは凄く嫌で、もっと色んな選手がいるのに、なぜ親と試合をしないといけないのか意味分かりませんでした。家でも喧嘩出来るのに、まあ家では殴れないし、でもリングの上では殴れるし、なので凄い、少しはストレス発散出来たと思ってます。」
ハム子「私たち家では殴り合いの喧嘩は一切してませんので、そこだけはちゃんとお伝えしておきます。」
――いぶきの成長は感じましたか?
ハム子「気持ちの面で強くなったんじゃないかなって思います。でも、まだまだ勝たせませんけどね。ここで手を抜く星ハム子ではないので。レスラー星ハム子としてレスラー星いぶきを教育していきたいと思います。」
――次の出場は受験が終わってからですか?
いぶき「今日が終わったら一応合格発表までは試合はしないと…」
ハム子「休め!」
いぶき「勉強優先していきたいと思います。」
第5試合
新ICE×∞王者と新リボンタッグ王者がトリオを結成し、新春興行のメインを務めた。対するは1月3日新春道場マッチでも勢いの良さをみせたピースパ軍。試合前、バニーを加えてメインに“出場”するアイス全チャンピオンがリング上での記念撮影に収まったが、これは逆にピースパ軍の闘志に火をつけた。序盤こそ沙弥がチャンピオン軍に集中攻撃を受けることになったが、これを沙弥がしのぐと、ジュリア、つくしが好ファイトを展開し、チャンピオン軍相手に互角の攻防を展開していった。息を吹き返した沙弥がうまく司令塔となり、タッチワークでいい流れを作っていったピースパ軍はつくしが雪妃の蹴りをかわし、これが弓李に誤爆したのを機に、一気にピースパ軍が混戦に持ち込んでいく。その中で、最後は弓李を捉えた沙弥が切り返しの攻防戦からテキーラショットを決め、カウント3を奪取。見事、チャンピオンの一角を崩し、勝利をモノにした。
沙弥「チャンピオンから直接取ったぞ!これがどういう意味か分かるよね?」
※沙弥から妹加がマイクを奪う。
妹加「分かってるよ!おい、雪妃!そのベルト取ったら私もう一回リベンジさせて下さいって言いましたよね?挑戦させろよ~!!」
※つくしがリングに入り、妹加からマイクを奪う。
つくし「自分も今年結果を残したいので、そのベルト挑戦させて下さい。」
※トトロがリングに入り、つくしからマイクを奪う。
トトロ「ユキさん、自分ベルト巻いて大阪帰りたいんです。そのベルト挑戦させて下さい。」
※3人が雪妃と対峙し迫る。それを遠巻きに見ながら沙弥が「私の立場は…」と客にアピール。
雪妃「新年早々景気の良い話ですね。こんなに挑戦したい人が現れるなんて。お前ら雪妃なら勝てるとか思ってんじゃねーぞ。」
3人「思ってるよ~!」
雪妃「3人で挑戦者決めて下さいよ。誰でもいいしどこでもいい。場所はここにしましょうか。ここで決まった話ですもんね。次の2月9日かな?横浜リボンは。そこで3人でどうぞ、つぶし合ってください。私は上からではなくてアイスリボンの中心で見守っています。」
沙弥「ちょっと、無視しないでよ!どういうことか分かってんのかって言ってんだよ、こっちは。」
※妹加が弓李にマイクを渡す。
弓李「やってやるよ~!!いいよ、いつだよ。来いよ、すぐだよ、すぐすぐ。」
ジュリア「名~古~屋!1月27日名古屋でやれよ。」
妹加「待ってる。」
沙弥「1月27日名古屋ダイアモンドホール。そのベルト賭けてタイトルマッチだ!」
妹加「やりましょう!」
<試合後コメント>
沙弥&ジュリア
沙弥「正直、年末の後楽園ホールでGEKOKU娘が勝った瞬間にこれはもう獲れるって思ったので、私はその場で挑戦表明をしたかったんですけど、その前に自分たちが試合した後のバックステージのコメントで、ジュリアが2019年は色々チャレンジしたいけど、考えてから行動したいって言ってたので、一旦持ち帰って相談してからにしようと思ったので、その場での挑戦表明は辞めました。でも今日こうして勝って、ベルトを獲れるっていうのが確信に変わったので、挑戦表明しました。」
ジュリア「考える前に動いたら痛い目を見るので。でも、こうやって新春早々メインで勝ってるので、あと、自分一昨日の新春道場マッチでもメインで勝ってるんですよ。これはGEKOKU娘余裕過ぎちゃうんじゃないのって、全然余裕でいけるなって思いました。あと1つ言いたいのは、ボーッと生きてんじゃねーよ!」
沙弥「正直、弓李さんてボーッと生きてるじゃないですか。そんな人がアイスリボンのチャンピオンでいて欲しくないなっていうのが正直あって、アイスリボンのチャンピオンってどの人?って言われて、自信を持ってこの人たちですって言いたくないなって思っているので、今までは、この人は強いっていう人がチャンピオンだったけど、GEKOKU娘はそうじゃない。そんな人にチャンピオン名乗って欲しくないので、だったら若手の勢いのある新人賞も獲った私たちが持ってた方がずっとずっと説得力があると思うので、絶対名古屋で獲ります。」
ジュリア「(チーム名を聞かれ)第一候補あります。これ勝手にお母さんと考えたんですけど、バーニングロー。ローは生もの、それを焼く。生の肉を焼く、バーニングロー。まだ決定じゃないので、暫定で。名古屋でベルト獲って3月の凱旋に持って帰ります。」
雪妃真矢
――3人の挑戦者が出て来たことに関して
「こういうのを求めていました。よかったです。勢いのある感じになってきましたね。これで誰も来なかったら意味なんですもんね。だけど、雪妃なら勝てる感が強いから、いいですよ、あの3人の中で勝ち抜いた人とやって、絶対防衛してやりますよ。(3人の中の)誰でもいいです。誰でも防衛したいなと思います。」
――今日の試合に関しては
「負けましたね、チャンピオンチームが。これは由々しき事態だけど、それだけ勢いがあるということだと思うので、団体としての。みんなの士気が上がってるということだと思うので、気を抜いてられないなと。気を引き締めて新年やっていきたいなと思います。」
――3人の挑戦者に関して
「なんなら3人とやりたいです。みんなやりたい。トトロとは大阪凱旋の時にトーナメントで戦って、自分が勝って、勝ち抜いてチャンピオンになってるので、地元で挑戦したいって気持ちは凄い分かるし、つくしさんも、タッグの時につくしさんに届かずに獲れなかったっていうのがあるし、妹加はトーナメントの時に獲ったら挑戦したいって言ってたし、それぞれにやりたい理由があるなって。」
GEKOKU娘
妹加「ちょっとキューさんどうしたんですか?」
弓李「調子に乗るとちょっとダメになるっていう傾向がありまして。」
妹加「正月ボケが続いてるんじゃないですか?」
弓李「お餅が美味しかった。次は焼き肉を食べてね。調子に乗ってたわ、ゴメン。」
妹加「ダメですよ。油断大敵って言葉知ってますか?後輩だろうが油断すると負けちゃうんですよ、今日みたいに。気を引き締めて。(挑戦者の焼き肉は?)重いんですよね。良い意味で濃いキャラクターを経て、別の濃さが…濃いよね?」
弓李「こってり。濃いな~。」
妹加「なんか調味料入れすぎたみたいな濃さ。ちょっと重たい。でも、誰が相手だろうが挑戦は受けるので、かかってこいって感じですよね。」
弓李「名古屋に美味しいお肉屋さんでもアルのかな?焼き肉集合じゃん。防衛して美味しい焼き肉を食べる。」
妹加「それで終了ですね。」
――ベルトを巻いての初めての試合はどうでしたか?
妹加「私は緊張しました。ベルト持ってるんだって改めて実感したと言うか、感慨深い感じでしたね。」
弓李「妹加ちゃんと同じモノを身に着けて、同じモノを巻けて、めっちゃ幸せじゃんって思って、凄い幸せを噛みしめてましたね。全然関係ない話をするんですけど、自分たち、第44代王者じゃん。弓李、トライアングルのベルト巻いたことがあって、その時第22代王者だったの。」
妹加「おー、倍数ですね~。」
弓李「凄くない?だから次シングルを狙うとしたら第66代とか。」
妹加「(爆笑)。めちゃめちゃ先の話ですね。全然先ですよ、いつ巻くんですか?(笑)。」
弓李「66代を狙って。そしたらキュー、グランドスラムだから。」
――シングル挑戦を表明しましたが
妹加「本当は先にシングルを持った状態でこのベルトも頂きたかったんですけど、順番がちょっと逆になっちゃいましたけど、私はシングルまだ諦めてないんで。トトロは後輩ですが3人の中で一番デカいので油断しちゃいけないなと思うし、つくしさんは、私は今まで一度も勝ったことがないので、そこでつくしさんに勝てたらもうユキさんは楽勝なんじゃないかと思いますけど。つくしさんに勝ったらユキさんいけますよね。」
弓李「勝てる。勝てる。お前ならいける。」
妹加「つくしさんがとりあえず難関ですね。」