16流派異種格闘技トーナメントで“プロレス最強”を証明した奥田啓介がDDTに入団!
23日、東京都・後楽園ホールにてDDT『Road to Ryogoku 2018』が行われた。
この日のオープニングに、17日に行われた巌流島で16流派による異種格闘技トーナメントを制覇した奥田啓介がDDT入団の挨拶を行った。
優勝後に「俺プロレスの技で勝っただけだよ。スピアーで俺は勝った。タックルじゃねぇ。スピアーだよ。ほんとにプロレスに俺リスペクト持ってるから。プロレスは最強それだけだよ」と“プロレス最強”を宣言していた奥田は、この日の挨拶でも「俺は入団したからって俺のスタンス何も変わんねーからな。一つだけ、DDT引っ掻き回してやるからお前らよく見とけよ」と鋭い眼光で観衆を睨みつけた。
この日、奥田の所属後初戦となる試合では、タノムサク鳥羽&今成夢人とタッグを組み、KUDO&坂口征夫&高梨将弘の“酒呑童子”と対戦。
今成が坂口へがむしゃらに突っ込んで食い下がり、鳥羽が強烈なボディブローやストレートで攻め立てる中、奥田は坂口にサッカーボールキック。坂口があぐらをかいて腕を組み受けて立つ姿勢を見せると、奥田は一撃見舞ってから同じ姿勢になり坂口にサッカーボールキックを要求。その後もバチバチと蹴り合い、他の4人には目もくれず2人で足を止めてのエルボー合戦で意地を張り合った。
最終的に鳥羽が高梨にランニングニーを突き刺してからのフォールを高梨が切り返して丸め込みカウント3を奪ったが、試合が終わってからも奥田と坂口は場外で対峙し睨み合った。
バックステージに戻った奥田は、パートナーの鳥羽と今成をこき下ろし「俺がやりたいのはこんなんじゃないんだよ。この間巌流島でプロレスラーが一番強いってのを証明したばっかりだろ。俺はもっとバチバチした試合がしたいんだよ。こんなんじゃ終わらんぞ。DDT、俺が引っ掻き回してやるからな。あと坂口、岐阜で一回やってから終わってねぇからな。アイツ殺してやる。覚えとけ」と殺気立ち、荒々しく会場を後にした。