きらきら太陽プロジェクト『縁日プロレス』の全対戦カードと見どころが発表!個性派揃いの選手が集い、メインイベントには新人を抜擢!

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 長野県善光寺大本願乳児院はじめ児童福祉関連の支援を目的としたプロレス活動を行っているきらきら太陽プロジェクト(きらプロ)。
 今年も夏の恒例行事である「縁日プロレス」を開催する運びとなった。

 きらプロはプロレスを通して乳児院の存在と意義、児童福祉の支援に力を入れており、その一環として行われる「縁日プロレス」は毎年バラエティに富んだカードが発表されているが、今年も“無料興行”でありながらかなり個性のあるカード編成となっている。

第一部
▼第一試合 シングルマッチ
大野翔士
vs
ぽっかりん

 きらプロの第一試合を毎回飾っているのがぽっかりん、そして今年の相手はイーグルプロレスの大野翔士。
 プロレスの第一試合はその大会の方向性を決める重要な試合であり、二人のコミカルな闘いはプロレスの「楽しさ」を表現しつつも観客を非日常にいざなう重要な役割を担っている。
 この二人、実は共に“とある選手”の世話になった事がある。その選手は既に亡くなっているのだが、今回この対決にあたって両者とも「世話になったその選手に対し、感謝をこめて闘いたい」と述べている。二人の感謝を込めた”プロレス”を十分に堪能してもらいたい

▼第二試合 シングルマッチ
竹田光珠
vs
空手マミー

 昨年のデビュー以来人気が急上昇、今や次世代のエース候補と呼ばれている竹田と空手の実力者でもある怪奇派の空手マミーのシングルマッチ。
 竹田は多くの団体から呼ばれる程の人気選手。その容姿端麗な風貌に加え、プロレスセンス抜群の動きやキレのある技で観客を魅了する。
 それに対し、怪奇派でありながら空手の実力者であり、大型のレスラーである空手マミー。得意とする蹴り一発で相手を秒殺したこともあり、破壊力は抜群である。スピードとセンスの竹田か?パワーのマミーか?前半の大一番といえよう。

▼第三試合 シングルマッチ
藤ヶ崎矢子
vs
ASUKAMA

 当初予定していたカードが選手による負傷、並びにその選手と因縁のある選手も出場不可となり、紆余曲折あった上で組まれたのが藤ヶ崎矢子対ASUKAMAの一戦である。
 藤ヶ崎矢子はPURE-Jの若きメインイベンターであり、他団体に出向いてはビジュアル系と呼ばれる選手を次々と撃破する「ビジュアルハンター」として恐れられている。
 対するASUKAMAは言わずと知れたあの選手の変身した姿。世界でのプロレス経験を持つASUKAMAとの闘いは矢子にとってはまたとないチャンスでもあり、これからのキャリアを考えても大きな経験となるだろう。ただし、ビジュアルハントの対象になるかは定かではない。

第二部
▼第四試合 シングルマッチ
吉野コータロー
vs
清水来人

 昨年デビュー以来着々と実績を重ねている清水来人、今回の相手はK-DOJOの吉野コータローである。
 最近の清水は様々な格闘系プロレスに参加しており、得意のグラウンドに加え打撃の強化にも励んでいる。今回のようなワイルド系は対戦経験が少ないものの、総合格闘技の経験が彼の支えとなるだろう。
 対戦相手の吉野は新日本プロレスのLION’S GATEに参戦経験があり、高い技術を持つ選手。ワイルド系の影に隠れているが、プロレスリングの下地はしっかりしている。形としては清水来人のチャレンジマッチ的な要素が強いが、それゆえに何か爪痕を残せば勝ち以上の価値を得られるのではないだろうか?

▼セミファイナル タッグマッチ
山田太郎/大野翔士
vs
唯我/美月凛音

 セミファイナルはきらプロ男子部の山田、大野がホスプロの唯我・凛音と激突するタッグマッチ。
 山田はグラウンドテクニックから華麗な飛び技まで何でもこなすユーティリティープレイヤー、パートナーの大野は若きベテランと言われる業師で、試合そのものを自分のペースに引き込むのがうまい選手である。
 対戦相手の唯我は女子選手ではあるが、普段から男子のトップ選手と激闘を繰り返しており、その実力は折り紙付き。またパートナーの美月凛音とはチームを組むことが多く、阿吽の呼吸で数々の連携プレーを繰り広げる等、今や絶対の信頼を置いている。
 個々の実力としては山田&大野組が若干上だが、タッグチームとしての実績は唯我&凛音組のほうが圧倒的に上。この微妙なパワーバランスが勝敗のカギとなるのは間違いない。

▼メインイベント タッグマッチ
雫有希/浪口修
vs
日向小陽/花見達也

 縁日プロレスのメインを飾るのが実力者3名の中にK-DOJOの新人、花見達也を加えたタッグマッチ。
 主催者の雫はこのタッグを組んだ経緯として「縁日プロレスを単なる明るく楽しいプロレスだけにしたくない。プロレスの厳しさとか、そういうものに新人の花見選手が立ち向かっていく姿を見てもらって、お客さんに勇気を持って帰ってもらいたいんです」と述べており、その為に今回”熱き魂の伝道師”である浪口修をパートナーに指名、二人の実力者を相手にする花見にとっては試練の一戦となるのは間違いない。
 この花見をパートナーの日向がどうコントロールしていくのか?もこの試合の重要なポイントであり、試合巧者の日向が花見をどうリードしながら自分のペースに持ち込むかが勝敗のカギとなる。「今回の大会は好き勝手にやらせてもらう」と宣言したとおり、メインはあえてプロレスの厳しさを前面に出した“シビアなプロレス”、そして、その試練に立ち向かう姿を見て観客が”何か”を感じたら、この試みは成功と言えるだろう。

 尚、今大会は無料興行ではあるが、大会趣旨が「乳児院、児童福祉関連の支援」という事もあり、大会終了後に参戦選手が募金箱を持って支援金を募る事となっている。
 主催者の雫も「きらきら太陽プロジェクトの主旨をご理解いただき、是非支援金のご協力をお願いいたします」と述べている。

きらきら太陽プロジェクト『縁日プロレス』
日時:2018年8月5日(日)
第一部試合開始:17:30
第二部試合開始:19:30
会場:埼玉県越谷市慈眼寺(埼玉県越谷市大泊104)

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