宮原健斗がディランを下し三冠王座V2!ゼウスが次期挑戦に名乗りも「期待されればされるほど俺は輝く」と防衛に自信!
12日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2018 ダイナマイトシリーズ 【開幕戦】』が開催され、三冠ヘビー級王者の宮原健斗がディラン・ジェイムスの挑戦を退け王座を防衛した。
宮原は、3月にジョー・ドーリングを下して王座を奪取。5月に今年のチャンピオン・カーニバルの覇者・丸藤正道を撃破し初防衛に成功。その後挑戦を表明したディラン・ジェイムスを相手に二度目の防衛戦に臨んだ。
試合は、パワーで勝るディランが強烈なチョップで宮原の攻めを潰し、場外乱闘も交えて優勢に進める立ち上がり。宮原もエルボーで突っ張っていくが、ディランの猛攻に膝を着くシーンも見られた。
しかし、宮原はディランのチョークスラムをジャーマン・スープレックスホールドで切り返し、ディランの起き上がり際にブラックアウト。ディランもラリアットを狙っていくが宮原はこれをブラックアウトでカウンター。さらにブラックアウトを叩き込み、シャットダウンスープレックスホールドで3カウント。二度目の王座防衛に成功した。
試合後、勝利した宮原のもとへゼウスが現れ「一番、いい場面に申し訳ない。一言だけ言いに来た。その三冠ベルト、俺に挑戦させてくれや。ええ返事待ってるで」と挑戦を表明。
宮原も「望むところだ、ですよ。いるやるんだ?いつだっていいよ。なんならあっちのホームでやったっていいんじゃないか?俺は日本がホームだからどこだってホームだから」とこれを快諾し、自信に満ちた笑みを浮かべた。
さらに宮原は、「俺は今日言いたいことがある。今のプロレス界をさらに面白くできる存在は、どう考えたって俺だろう。みんな、プロレスファンの皆さん、もっと俺に期待してくれ!期待されればされるほど!俺は輝くから!俺の王者時代に全日本プロレス史上一番盛り上げるから。プロレスファンよ、そしてプロレスを知らない人たち!宮原健斗にもっと期待してくれ!」と叫び、全日本プロレスだけではなくプロレス界全体を背負っていく覚悟を示した。