王者・入江茂弘がDDTのイメージを世界的に変えるため、ベルトを旧友から防衛し海外での防衛戦を宣言!
20日、DDTプロレス『Audience 2018』後楽園ホールのメインイベントにて、入江茂弘の持つKO-D無差別級に石井慧介が挑戦した。
竹下幸之介が作ってきた今のDDTを否定する入江は、海外武者修行中に「DDTはスローモーションやセックスドールの団体でしょ?」と言われ、自分が王者として海外で防衛戦をすることで『DDTにはストロングな選手もいる』とワールドワイドにイメージを変えていきたいと語る。
だがかつてチームドリフとして共に戦ってきた石井が、今のDDTを守ろうと立ちはだかった。
入江のパワーファイトに圧倒される石井だったが、足を蹴りつけ動きを止めると強引なフラップジャックや強烈なニールキックで畳み掛ける。トドメとばかりにコーナーに登るが、入江が駆け上がり雪崩式デスバレーボムで叩きつけると、自らも一回転するほどのビーストボンバーで石井を葬った。
勝利した入江は「やっぱり石井もったいないよ。ケツ出してワーワーやる試合やってる場合じゃない。もっと自己主張して、もっと大きいプロレスをやって欲しい。次の挑戦者はいつでもどこでも挑戦権トーナメントで勝ち上がって来た奴が挑戦するって言ってるけど、自分はどこの誰とでもタイトルマッチをやるつもりだからそんなことどうでもいいんだよ。DDTを広めるために日本だけじゃなく、海外のレスラーともタイトルマッチやってやるよ。今こうして僕がベルトを持って、渡瀬、ジェイソン“ザ・ギフト”キンケイドと一緒にDDTの新しい景色を見せていこうと思ってますのでこれからも応援よろしくおねがいします」と、会社の意向を無視し世界での防衛戦を示唆した。