右膝負傷から復帰した棚橋弘至がNJC優勝宣言!「ちょっくら優勝してきます」
9日、東京・後楽園ホールにて『NEW JAPAN CUP 2018』が開催された。
この興行の第4試合では、1月から右膝変形性関節症のため欠場していた棚橋弘至の復帰戦が行われた。
トーア・ヘナーレ&デビッド・フィンレー&棚橋弘至vsタイチ&飯塚高史&鈴木みのるという6人タッグマッチで行われたこの試合は、鈴木軍の急襲で試合開始。鈴木が棚橋の膝にストンピング連打から膝十字を狙うが、暴れて逃れた棚橋がビッグブーツも避けてコンビネーションエルボー。
終盤に再び二人が対面すると、鈴木の放ったビッグブーツを棚橋がキャッチし、ドラゴンスクリューからバックを取るが、耐えた鈴木が膝を蹴りつけ逃れると、膝へのサッカーボールキックから膝裏へのサッカーボールキックを叩き込み膝十字。棚橋はロープに逃れ、エルボーを放っていくが、これを避けた鈴木がスリーパーからゴッチ式パイルドライバーの体勢も、耐えた棚橋へ膝蹴り。さらに走り込むが棚橋はスリングブレイドで迎撃。鈴木はタイチへ、棚橋はヘナーレへタッチ。
ヘナーレはショルダータックル、ダイビングショルダータックルとタイチを攻め立てていくが、最後は鈴木がヘナーレをスリーパーで捕らえてアシストし、タイチが天翔十字鳳を叩き込み3カウント。
バックステージに戻った棚橋は、「無事復帰戦を終えました。でも、よく考えてみると復帰戦は1月4日の試合もそう。2018年で復帰戦が二回目。もう二度と復帰戦がないように、ニュージャパン・カップ、明日サクっとタイチを倒して、その先に行きます」とコメント。
そして、「あぁ、帰ってきた。ただ帰ってきたわけじゃないから。目標を持ってね。ニュージャパン・カップ、ちょっくら優勝してきます」とニュージャパン・カップの優勝を宣言し、指をパチンと鳴らしながら自信に満ちた笑みを浮かべた。