【試合結果】3・6 新日本プロレス大田区体育館大会 【IWGP IC】鈴木みのるvs真壁刀義 【IWGPジュニアタッグ】SHO&YOHvsエル・デスペラード&金丸義信vsBUSHI&高橋ヒロム オカダ・カズチカvsウィル・オスプレイ

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『旗揚げ記念日』
日程:2018年3月6日(火)
開始:19:00
会場:東京・大田区総合体育館
観衆:3,864人・札止め

▼10人タッグマッチ 20分1本勝負
天山広吉/獣神サンダー・ライガー/タイガーマスク/田口隆祐/○KUSHIDA
7分31秒 腕ひしぎ逆十字固め
永田裕志/岡倫之/●海野翔太/八木哲大/成田蓮

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
ジュース・ロビンソン/デビッド・フィンレー/●トーア・ヘナーレ
7分41秒 GTR→片エビ固め
[CHAOS]○後藤洋央紀/矢野通/石井智宏

▼IWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチ 60分1本勝負
【王者組/RPG 3K】●SHO/YOH
16分34 エルエスクレロ
【挑戦者組/鈴木軍】○エル・デスペラード/金丸義信(フリー)
※もう一組は【挑戦者組/L・I・J】BUSHI&高橋ヒロム
※第56代王者が初防衛に失敗。金丸&デスペラードが第57代王者組へ

▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]●YOSHI-HASHI
17分38秒 ラウンディングボディプレス→体固め
[L・I・J]○SANADA

▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
[L・I・J]○内藤哲也
14分7秒 デスティーノ→片エビ固め
[鈴木軍]●タイチ

▼IWGPインターコンチネンタル選手権試合 60分1本勝負
【王者/鈴木軍】○鈴木みのる(パンクラスMISSION)
19分4秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
【挑戦者】●真壁刀義
※第17代王者が初防衛に成功

▼「旗揚げ記念日」スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
【第65代IWGPヘビー級王者/CHAOS】○オカダ・カズチカ
25分25秒 レインメーカー→エビ固め
【第80代IWGPジュニアヘビー級王者/CHAOS】●ウィル・オスプレイ

IWGPヘビーとジュニアの王者対決はオカダがオスプレイを撃墜!鈴木みのるがインターコンチを防衛し、デスペラードと金丸がIWGPJrタッグ奪取!

第1試合


 永田率いるヤングライオンが奇襲し試合開始。リングではヤングライオンが田口一人に攻撃し、八木がフォールも2。岡以外の3人でトリプルドロップキックを叩き込み、田口をコーナーに振るとトレイン攻撃。だが田口はヒップアタックで迎撃していくが、八木がエルボーからロープに飛ぶが田口はこれもヒップアタックで迎撃しタイガーにタッチ。

 チョップ合戦からタイガーがミドルキックで倒し、ビンタからコーナーに振ろうとするが、八木が逆に振って走り込むがタイガーはソバットで迎撃。再度強烈なソバットでふっ飛ばしフォールも海野がカット。タイガーは海野の足を刈って倒しライガーにタッチ。

 ライガーはストンピング連打からロメロスペシャル。これは永田がカット。ライガーは天山にタッチ。

 天山はストンピングからヘッドバッドで倒しフォールも2。
 天山はチョップを受けきりモンゴリアンチョップ連発。倒れた八木を起こすとヘッドバッドを叩き込み、ロープに飛ぶが八木はドロップキックで迎撃。八木は永田にタッチ。

 永田はミドルキック連発からコーナーに振って串刺しビッグブーツ。エクスプロイダーを狙うが、エルボーで逃れた天山がロープに振りラリアットも、避けた永田が低空ドロップキックからミドルキック連発。天山はこれをキャッチし足へのエルボーからヘッドバッド。エルボーの打ち合いから天山がボディにヘッドバッド。さらにモンゴリアンチョップも、ガードした永田がロープに飛ぶが天山は水車落とし。だが永田もエクスプロイダーで投げ捨て両者タッチ。

 KUSHIDAと海野がエルボー合戦から海野がエルボー連打。KUSHIDAはビンタを叩き込むも、海野は負けじとエルボー連打からロープに振るが、KUSHIDAはハンドスプリングエルボー。避けた海野がランニングエルボーを叩き込んで倒すと、ヤングライオンが出てきてトレイン攻撃。海野がミサイルキックからフォールも2。
 海野はKUSHIDAに逆エビ固め、岡がカットに来た田口にも逆エビ固め。だがライガーがこれをカット。
 海野がKUSHIDAに走り込むが、KUSHIDAは蹴り上げエプロンに降り延髄斬り。成田にも延髄斬りから海野にDDT。さらにアームホイップから低空ドロップキック。KUSHIDAは飛びつきDDTからホバーボードロック。海野はロープへ這うが、KUSHIDAは回転し腕ひしぎへ。海野はそのまま丸め込むが、返したKUSHIDAが腕ひしぎで伸ばし海野はギブアップした。

<試合後コメント>
永田裕志&岡倫之&海野翔太&八木哲大&成田蓮
永田「お前ら並べ!並べ!」
一同「ハイッ!」
(永田の前でヤングライオンが横一列に整列)
岡「こんなもんじゃ終わらねぇよ!」
永田「元気だけはよろしいッ!!今回新日本プロレス旗揚げ46周年!だけど47年、48年、49年、50周年を担うのはお前たち若手だからな!」
一同「ハイッ!」
永田「気合入れろッ!!」
(永田がヤングライオンの頬を順番に一発ずつ張っていく)
一同「ハイッ!!」
岡「来年のメインを飾ってやる!」
海野「これから先、新日本プロレスを俺らが支えていかなきゃいけないんだ。今よりももっともっと強くなってリベンジしてやる。来年、再来年、いや、5年後、10年後、見とけよ。答えは出てる」

KUSHIDA
「オスプレイ!絶対勝てよ!」

田口隆祐
「ライオンたちは勢いがあって非常によかったと思います。今は技術とかそういうものじゃなくてガッツ、勢い、元気良さ。そういうものを出してもらって将来のタグチジャパン入を目指してもらいたいと思います。正規軍からタグチジャパン……正規軍の永田監督の指導ももう終わります。私は誰のもとで練習しても構わない。最終的にタグチジャパンに来てもらえればそれでいいです」

第2試合


 先発はヘナーレと石井。エルボー合戦からヘナーレがロープに飛ぶショルダータックルも、石井は受けきりエルボー。避けたヘナーレがショルダータックル2連発で遂に倒すと、ヘッドバッド連発。だが石井がヘッドバッドで返し矢野にタッチ。石井はエプロンに降りようとするが、ヘナーレは背後からショルダータックルで倒す。動揺する矢野がリングに入ると、ヘナーレはフィンレーにタッチ。

 矢野はコーナーを剥がそうとするが、フィンレーがカットする。矢野は逆コーナーに振ってすぐにコーナーを剥がすと、コーナーマットで殴り掛かるが避けたフィンレーがジャンピングエルボースマッシュ。
 矢野はサミングからロープに走ろうとするが、フィンレーは髪を掴んでエルボー連打からロープに飛ぼうとするが、矢野は髪を掴んで引き倒し場外に落として場外乱闘へ。
 リングに戻ると、矢野はフィンレーを金具がむき出しのコーナーに叩きつけ後藤にタッチ。

 後藤はロープに振ってバックエルボーで倒すとフォールも2。
 後藤はチンロックから胸にエルボーを落とすと逆片エビ固め。フィンレーはなんとかロープへ手を伸ばす。
 後藤はストンピングも、フィンレーはエルボースマッシュから走り込むが後藤は担ぐも、着地したフィンレーにガットショットから走り込むがフィンレーはドロップキックで迎撃。矢野がフィンレーにストンピングも、フィンレーは矢野を金具がむき出しのコーナーに叩きつけ、石井のラリアットも避けてバックドロップで叩きつけるとジュースにタッチ。

 ジュースは石井に串刺しラリアット。矢野にも串刺しラリアットから石井にキャノンボール。後藤がジュースにガットショットから走り込むがジュースはスパインバスターで迎撃しセントーンを投下。ジュースは3人にナックルパートから次々ストレートパンチで倒すが、後藤が耐えるとジャンピングラリアットでなぎ倒す。ジュースはヘナーレにタッチ。

 ヘナーレはエルボー連打から走り込むと、後藤のラリアットを避けてフライングショルダータックル。石井が出てきてエルボー連打も、石井はエルボーから走り込むがヘナーレはラリアットで迎撃。ヘナーレはコーナーからダイビングショルダータックルを投下しフォールも2。

 後藤を金具がむき出しのコーナーに振るとトレイン攻撃から、ヘナーレがスピアーを突き刺しフォールも石井と矢野がカット。
 ヘナーレはエルボーからヘッドバッド。さらに走り込むが後藤は担いで牛殺し。後藤はGTRを叩き込み3カウント。

<試合後コメント>
ジュース・ロビンソン
「ニュージャパン・カップ、全ては過ぎていく。自分がいま気にしているのは裕二郎でも誰でもない。石井に勝ち上がってきて欲しい。そして自分と一対一で男対男として戦ってほしいし、自分がどれだけ自分が全力でぶつかっていったらアイツが倒れるのか、そしてアイツも全力でぶつかってきて欲しい。お互いの全力を出し合う試合をしたい。今自分の頭のなかには石井を倒すことしかないんだ」

デビッド・フィンレー
「ニュージャパン・カップも近づいているが、今自分は影の中ですべてを待っているだけの存在だ。でも逆に言えばなにもなくすものがないということ。これから自分が目指していくことは目の前の空いてを倒していくことであり、それは誰が相手でも同じことだ。自分の一勝というものに集中している」

トーア・ヘナーレ
「今の試合で自分の技が後藤、石井、矢野を相手に決まることは幸せなことだ。自分にとっては本当に未来しかない。自分の中には石井を倒すことしか頭にない。自分の勇者として、戦士としての道のりというものはここからの一勝から始まるんだ。ニュージャパン・カップはマッチョ・オブ・ザ・イヤーが決まるかもしれない大きなトーナメントだけど、自分自身は自分の戦いに集中して、石井を倒すことだけを考えていく」

第3試合


 先発はヒロムとYOH。チョップの打ち合いからヒロムがガットショット。ヘッドロックからショルダータックルで倒すが、YOHはすぐに起き上がるもヒロムは逆水平チョップでなぎ倒す。ロープに振ろうとするヒロムにYOHは逆水平チョップから、ヒロムのチョップを避けてヘッドシザースホイップ。YOHはSHOにタッチ。

 3Kはストンピングからダブルのガットショット。ロープに振ってYOHがカニばさみで倒しSHOが低空ドロップキック。BUSHIにもダブルドロップキックからロープに飛ぶが、鈴木軍が足を刈って倒し場外へ引きずり込む。そこへロスインゴがスライディングキックを叩き込み場外乱闘へ。

 リングにはヒロムとSHO。ヒロムが顔面を踏み潰しBUSHIにタッチ。
 BUSHIはTシャツを使ったスリーパーから、ヒロムと共にダブルの振り子式フェイスバスター。フォールも2。
 BUSHIはロープに飛ぶが、エプロンから金丸がタッチ。

 SHOが金丸をロープに振りドロップキックも、ロープを掴んでスカした金丸がロープに振ってモンキーフリップ。顔面を踏み潰した金丸がこれを離すとデスペにタッチ。

 デスペも顔面を踏み潰すがSHOはロープへ。デスペはボディスラムから腰へのボディプレス。フォールも2。
 SHOはチョップを叩き込んでいきロープに飛ぶも、デスペはスパインバスターからフォールもBUSHIがカット。ヒロムがデスペの背中にタッチ。

 ヒロムはSHOにストンピング連打から逆水平チョップ。コーナーに振って串刺しラリアットから顔面にスライディングキック。フォールもデスペがカット。
 デスペはヒロムの髪を掴んでコーナーに叩きつけると、その背中に金丸がタッチ。

 金丸はSHOをコーナーに振って串刺しガットショットから、コーナーに座らせ雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
 金丸は逆エビ固めもSHOはロープへ。金丸は投げようとするが、耐えたSHOがバックを取るも、投げようとするが腰が痛くて崩れ落ちる。金丸はストンピングから投げようとするが、SHOはブレーンバスターで叩きつけYOHにタッチ。

 YOHは鈴木軍に次々ドロップキックから金丸に走り込むが、金丸はビッグブーツから羽交い締めにし、BUSHIが走り込むもYOHは足を伸ばしてカットし金丸を巻き投げるとBUSHIにもドラゴンスクリュー。さらに金丸にランニングエルボーを叩き込み倒すと、ブレーンバスターを狙うが金丸は着地しエルボー。金丸はYOHを蹴りつけるが、YOHはソバットも金丸は髪をつかむ。エルボーで逃れたYOHに金丸は低空ドロップキックから頭頂部にエルボー。ロープに飛ぶが、ヒロムが場外から足を掴み、BUSHIが金丸の背中にタッチ。

 ロスインゴが金丸を連携ドロップキックで場外に叩き出すが、YOHはBUSHIに延髄斬り。YOHはSHOにタッチ。

 SHOはBUSHIにコンビネーションエルボーからランニングエルボー。ヒロムがBUSHIに膝蹴りから走り込むが、SHOはエプロンに落として水面蹴りからドロップキックで場外に叩き出す。BUSHIにもスピアーを突き刺すが、鈴木軍がSHOを蹴り上げカットすると、ロープに振るが、SHOはボディへのダブルラリアットでなぎ倒す。

 SHOはBUSHIに串刺しラリアットから、膝蹴りからの側頭部へのトラースキック。フォールも2。
 SHOはロコモーションジャーマンを狙うが、ヒロムがバックを取りカット。ヒロムはエプロンのデスペへへサンセットフリップパワーボムから、BUSHIは金丸にトペ・スイシーダ。3Kがそこへ走り込むが、YOHはノータッチトペ・コンヒーロもBUSHIがSHOをガットショットでカット。
 BUSHIとSHOがエルボー合戦からBUSHIがエルボー連打。ロープに飛ぶがYOHがリングに走り込み3Kでのダブルニーから合体フェイスバスター。フォールも2。
 YOHがエルボースマッシュからSHOがバッククラッカー。さらにYOHがジョン・ウーから3Kを狙うも、ヒロムがYOHを投げ捨てジャーマンからBUSHIがSHOに毒霧。BUSHIは逆さ押さえ込みを狙うが、金丸がBUSHIにウィスキー攻撃。このすきにデスペがSHOを丸め込んで3カウント。

<試合後コメント>
エル・デスペラード&金丸義信
デスペラード「いってぇぇ~~!!」
金丸「見たかオイ!顔じゃねぇんだよ!若造二人!ヒロム?BUSHI?テメェらも一緒だ。ここだよ、ここ。ここが違うんだよ(自身の頭を指差しながら)。好き放題やって、最後は美味しいところを狙う。見たかオイ。なんも文句ねぇだろ?正々堂々やったろ?」
デスペラード「正々堂々だよ。これだけグッチャグチャになっててもよ、試合権利最後まで守ってんだぜ?こんなクリーンなチャンピオン中々いないよ。適当にレフリーが見てねぇからってタッチもしねぇようなどうしようもないチャンピオンとは違うんだ。脳みその出来と、色んなものが違うんだよ。特になんだあの若いの二人?思ったほどじゃねーと思っていたけどここまでとは思わなかったよ」
金丸「ま、なんも感じねーけどな。今までやってても。まあ要するに、顔じゃねーんだ」
デスペラード「おい、ロスインゴの二人。ヒロム、お前のパワーボムだけだよ、今日のダメージはよ。それだけ。しかも試合権利のない俺に急にやってくるなんて酷いやつだ。考えられないよ。お前らはチャンピオンの器じゃない。俺達がチャンピオンの器だからベルトが来てるんだ。お前俺のこと魚のフンだとか金魚のフンだとか言ったな?金魚の糞に負けた気持ちはどうだ?ケツ拭く紙以下だ」

髙橋ヒロム&BUSHI
ヒロム「ハーッハッハッハ!鈴木軍!おもしれーじゃねーか!やってくれたな、やってくれたな鈴木軍。おもしれぇ!こんな興奮するの久しぶりだよ。また違った意味でな、興奮するぜ。正々堂々じゃない?正々堂々じゃない?しらねーよ!3WAYなんてルールがあってないようなもんだろ?おもしれーよ。奴らのほうが一枚上手だよ。だったら3Kはもういらねーよ。なあ、鈴木軍。俺たちとやろーぜ?タイトルマッチ楽しみで仕方ねーよ。……おもしれーもんもらったぜオイ!(金丸のウイスキー瓶を掲げながら退場)」

ROPPONGI 3K
ロッキー「レフリーのケンタはどうなってるのか聞きたいもんだ。デスペラードだってルール違反してたじゃないか。NBAみたいに、アメリカンスポーツみたいに試合の流れをもう一回レビューして見直したらすぐに結果はわかるだろう。そして自分たちがまだチャンピオンであることも分かるだろう。俺は鈴木軍に対して疲れ果てたよ。付き合っていられない。お前たちはとっととNOAHにでも帰ったらいいんじゃないか?新日本のファンだってお前らなんて求めてない。大阪から始まってここまで大変な思いをさせられた。ここからはしっかりと立て直してリベンジだ。自分が監督になる前はもちろん現役の選手だった。もしああいう後ろから裏を書くようなズルいスタイルを貫き通すのであれば、ROPPONGI 3Kにも俺のレパートリーを伝授してやる。ヒロムとBUSHIも忘れてないからな?」
YOH「だから言ったんだよ。鈴木軍はウンコだってさ。あいつらクソだよクソ!納得行かない。全ッ然納得行かない。もう一回だ。もう一回俺らに挑戦させろ。もう一回だ。3Kで沈めてやるよ」
SHO「あークソクソクソクソクソクソッ!いきなり、いきなりだ。目の前が真っ暗になっちゃった。確かにベルトは失ったかもしれない。取ったのはあの鈴木軍の二人?あんな取方でチャンピオンになっていいのかよ?お先真っ暗なのはお前ら二人なんじゃねーのか?もう俺の目の前はもう真っ暗じゃない。先は見えてんだ。あんな負け方で納得いくと思うのか?前から前から前から前から鈴木軍は大大大大大大大ッ嫌いなんだよ!俺がデビューした頃からずっとあの連中は憎んでるからな。そのうち、そのうちだ。3Kで顔面マットに打ち付けて3カウントだけじゃねー。怪我させて欠場させてやる。マジで狙ってやるからな。こんなんで納得行くか!必ず3K、俺達がベルトを取り返す!」
ロッキー「鈴木軍は“Dクラス”だ。俺達は“Aクラス”のタッグチームだ。だから鈴木軍はテキサスのド田舎の街でやってるインディー団体にでも行けばいいんじゃないか?ウンコ!ウンコ!ウンコ!」
 

第4試合


 ロックアップからSANADAがロープに押し込むが、YOSHI-HASHIが体勢を変えて殴りかかるが、SANADAが避けてヘッドロックからショルダータックル。
 SANADAは走りこむが、YOSHI-HASHIはリープフロッグからアームホイップ。さらにヘッドシザースホイップで場外に投げ捨てプランチャ。そのまま場外乱闘へ。

 リングに戻り、頭頂部にエルボーから首投げで倒しスリーパー。エルボーで逃れたYOSHI-HASHIにSANADAが走り込むも、YOSHI-HASHIは低空ドロップキックで迎撃しDDT。
 YOSHI-HASHIはショルダータックルからバックエルボー。さらにラリアットを避けてヘッドハンター。YOSHI-HASHIは串刺し逆水平チョップからロープにかけて背中にドロップキック。フォールも2。

 YOSHI-HASHIはヘッドバスターを狙うが、耐えたSANADAが往復リープフロッグからのドロップキックで場外に叩き出しプランチャを投下。
 SANADAはスワンダイブミサイルキックから投げようとするが、YOSHI-HASHIはバタフライロックで切り返すがSANADAはロープへ。
 YOSHI-HASHIはストンピングからジャーマンを狙うが、着地したSANADAがバックドロップ。
 YOSHI-HASHIはナックル連打から走り込むが、SANADAは担いでTKO。SANADAはドラゴンスリーパーも、YOSHI-HASHIは切り返すがSANADAはコーナーに振って走り込む。だがYOSHI-HASHIが足を伸ばしてカットしドラゴンスリーパー。SANADAはこれを切り替えしてドラゴンスリーパーも、YOSHI-HASHIは回転して逃れてバッククラッカー。

 YOSHI-HASHIはヘッドバスターからスワントーンボムも、SANADAは剣山で迎撃。
 SANADAはラウンディング・ボディプレスも、YOSHI-HASHIは避けて自爆させる。両者ダウン。

 エルボーの打ち合いからYOSHI-HASHIが顔面を張り、膝をついたSANADAがエルボー連打からローリングエルボーを狙うも、YOSHI-HASHIはトラースキックで迎撃。SANADAはエルボースマッシュも、YOSHI-HASHIは腕を取るがSANADAはバックをとってのドラゴンスリーパー。だがYOSHI-HASHIが首固めも2。
 SANADAはガットショットから走り込むがYOSHI-HASHIはラリアットで迎撃しフォールも2。

 YOSHI-HASHIはライガーボムからフォールも2。
 YOSHI-HASHIはバタフライロックも、SANADAはそのまま立ち上がる。だがYOSHI-HASHIは足を刈って捕らえるも、SANADAは暴れてなんとかロープへ足を伸ばす。
 YOSHI-HASHIはカルマを狙うが、着地したSANADAがSkullEnd。これで動かなくなったYOSHI-HASHIへSANADAがラウンディング・ボディプレスを投下し3カウントを奪った。

<試合後コメント>
SANADA
「YOSHI-HASHIと同じ入門テストを受けて、なんか因縁っぽくなってたけど、ただ違う道を行っただけで因縁でもなんでもないと思っております。それだけです」

YOSHI-HASHI
「SANADAにしろ、内藤にしろ、アイツらにやられるのが一番ムカつく!この状態じゃ絶対に終わらない。必ず巻き返す。ただ、全く俺は自分に見切りつけてないから。それまで終わらない。また行くよ。何回でも行ってまたアイツら打ち倒す」

第5試合


 タイチが急襲し場外乱闘で試合開始。タイチが場外パワーボムで叩きつけ、リングに戻ると寝転がり内藤を待つ。内藤はカウント19でなんとかリングへ。
 タイチはフォールも2。

 タイチは内藤のシャツを脱がしてムチのように叩きつけると、内藤は立ち上がりチョップを打ち込んでいく。タイチはソバットをボディに叩き込み、サミングからコーナーに走り込むが、内藤は足を伸ばしてカットしネックブリーカーから後頭部への低空ドロップキックで場外に叩き出す。

 場外乱闘からリングに戻ると内藤はストンピング連打からコーナーに叩きつけガットショット連発。ツバを吐いて顔面を踏みつけると、逆コーナーに振るがタイチは足を伸ばすが、内藤はキャッチしロープに掛けるとネックブリーカー。
 内藤はストンピングからバックエルボー。さらにコーナーへ串刺しドロップキックからエプロンに降りるも、タイチは追走しハイキック。場外に落下した内藤を鉄柵に叩きつけリングに投げ入れると、バズソーキックからフォールも2。

 タイチはパンタロンを脱ぎ捨て天翔十字鳳。キャッチした内藤がマンハッタンドロップからスイングDDT。内藤はコーナーに座らせ、雪崩式フランケンで投げ捨てフォールも2。
 内藤はデスティーノを狙うが、タイチは腕を巻き込んでバックドロップ。タイチは内藤にラリアットからアックスボンバー。フォールも2。
 タイチはタイチ式ラストライドからフォールも2。
 タイチは投げようとするが内藤は着地しリバースフランケンで投げ捨てる。両者ダウン。

 タイチは低空ドロップキックからタイチ式外道クラッチを狙うが、内藤はバックを取るもタイチは延髄斬り。だが内藤は投げ捨てジャーマンからグロリアを叩き込みフォールも2。
 内藤はデスティーノを狙うが、タイチは耐えると内藤の蹴りをキャッチし急所攻撃からタイチ式外道クラッチも2。
 タイチは天翔十字鳳も、内藤は避けて浴びせ蹴り。両者ダウン。

 タイチはマイクスタンドで殴り掛かるが、内藤は避けて延髄斬り。内藤がマイクスタンドを握るが、レフェリーが注意するが内藤はレフェリーをTAKAに叩きつける。そこへタイチが延髄斬りから走り込むが、内藤はホイップし急所攻撃からマイクスタンドでタイチの頭を殴りつける。内藤はデスティーノを叩き込んで3カウント。

TAKA「内藤哲也、ニュージャパン・カップ一回戦、内藤哲也対ザック・セイバー・ジュニア、一つだけ忠告しといてやる。いつ何時どんな体勢でも、関節技、サブミッションフォールが取れるザック・セイバー・ジュニアの技に気をつけてください。ユー・ジャスト・タップアウト!」

<試合後コメント>
タイチ
「ハハハ……ハハハハハ!俺は、内藤、テメェに負けたんじゃねぇ。俺の持ってきた鋼鉄のマイクに負けただけだ。たんこぶ……強烈だな。我の武器ながら。おめぇに負けたんじゃねぇよ。我が武器に負けただけだよ。内藤、わかったよ。これで分かったよ。これがヘビーの闘い……教えてくれてありがとよ。ハハハ……!」

内藤哲也
「なにか覚悟というか、変わるチャンスなんだという気持ちは感じたけど、ただ体重を増やせばいいとか、そういうのを見たかったんじゃないんだ。お客様もそういうのを見たかったんじゃないんだ。そんなタイチが見たくてみんな大田区総合体育館に来たんじゃないんだ。ちょっと勘違いしてるのかな?折角のチャンスなのにねぇ。このままじゃニュージャパン・カップ、復帰明けの棚橋選手に負けてそのまま存在感なくなって今まで通りの生活を歩むことになるんじゃないですか、彼は?折角のチャンスなんだ。もっと思い切ったことを彼にはしてほしかったですね。最初にも言ったけど、心意気は伝わってきましたよ。ダメージもありましたよ。でもその程度じゃ今の俺には勝てないぜ?そして今の新日本プロレスにはなんのインパクトも残らないぜ?ニュージャパン・カップまでまだ少し時間があるからね。復帰明けの棚橋選手相手にコロンと負けるようじゃタイチも注目度サカがるんじゃないですか?大丈夫?覚悟はできてる?そのへん俺は、愛知県大会の控室のモニターでしっかり見てますよ。ま、そんなとこですかね。俺のニュージャパン・カップの相手は今頃どこでなにしてんだ。こと新日本プロレスに一回も来てない人間がニュージャパン・カップにエントリーできるの?そんなレベルの低いトーナメントなの?」

――ザック・セイバーJr選手は新日本プロレスに何度か参戦経験がありますが……
「えっ?!ホントに?!あー、ごめんなさい。俺、知らなかったわ。これだけ新日本プロレスモバイルサイトをチェックしている俺でも気付かないくらいザック・セイバーJrは存在感無いんじゃないの?大丈夫?もうみんな知らないんじゃない?ヒマなら今から日本に来いよ。なにかリアクション起こしてみろよ。なんせ相手は今プロレス界でもっとも輝いている、もっとも美味しい内藤哲也だぜ?なにかインパクトを残してくれよ。じゃあ皆様、次は金曜日の後楽園ホールですか?またお会いしましょう。アスタ・ビエルネス!アディオス!」

第6試合


 エルボー合戦から鈴木がロープに振るとフロントキックも、真壁が避けてショルダータックルで倒す。
 真壁はエルボー連打も、鈴木はロープにもたれかかりながら蹴りで返す。真壁のエルボー連打を受けきった鈴木が体勢を入れ替えてエルボー連打。真壁もエルボー連打。鈴木はコーナーで前蹴り。だが真壁は構わずエルボー連打で倒し、エプロンに降りると鈴木を場外に連れ出し鉄柵へ。

 リングに戻り、エルボー合戦から鈴木がコーナーに振るも真壁はショルダータックルで迎撃。エプロンに転がった鈴木を真壁は起こすも、鈴木はぶら下がり腕ひしぎを狙うが真壁は反対の腕で殴り落下させる。
 真壁は鈴木を起こそうとするが、鈴木は再度ぶら下がり腕ひしぎから場外に引きずり落とすと鉄柵に叩きつけていく。鉄柱やイスで真壁の膝を破壊し、リングに戻ると膝へのストンピング。
 真壁は立ち上がるとエルボー連打も、鈴木はヘッドロックから一本足頭突き。鈴木は膝十字固め。真壁はロープへ。

 鈴木は顔面を蹴りつけてロープに飛ぶと走り込むが、真壁はパワースラムで迎撃。
 真壁は串刺しラリアットから逆コーナーに振って再度串刺しラリアット。真壁はナックル連打からノーザンライト・スープレックスホールドも2。

 真壁はバックを取るが、エルボーで逃れた鈴木がビンタ。さらにコーナーに振って串刺しビッグブーツからサッカーボールキック。キャッチした真壁がエルボー。エルボーの打ち合いから鈴木が振りかぶってエルボー。倒れた真壁が立ち上がると再度エルボーの打ち合いへ。
 鈴木が走り込むが真壁が担いでデスバレーボム。

 真壁は後頭部にラリアットから、コーナーに座らせスパイダージャーマン。さらにキングコング・ニードロップも鈴木が避けて自爆。
 鈴木は膝十字からアンクルホールド。さらにヒールホールドに切り替えるが、真壁はなんとかロープへ。

 膝立ちでチョップの打ち合いから鈴木がナックルで倒し、膝蹴りから膝十字を狙うが、真壁は耐えてぶっこ抜きジャーマン・スープレックスホールドも2。真壁はドラゴンスープレックスを狙うが、鈴木は前から膝を蹴りつけ走り込むも真壁はラリアットで迎撃。フォールも2。

 真壁はロープに飛ぶが鈴木は追走ドロップキックを顔面に叩き込む。両者ダウン。

 鈴木はスリーパーで捕らえ、ゴッチ式パイルドライバーの体勢も、耐えた真壁が担ぐも、着地した鈴木に袈裟斬りチョップ連発。避けた鈴木が左右の掌底連打。真壁が裏拳も、鈴木は膝へのフロントジェット。真壁のラリアットも鈴木が避けてカウンターのボディブロー。さらにスリーパーからゴッチ式パイルドライバーで突き刺し3カウント。


鈴木「おい大田区に集まったクソ共、まだ何か俺に文句あるのか?まあいい、お前らの意見なんかハナから聞いてない。さあいるだろう、俺の頭踏んづけてるやつ。テメーの所、かならず行くぞ。首洗って待っとけ。(観客「誰だよ!?」)誰だってお前プロレスしらねーだろ。うるせーよ、いちいち騒ぐんじゃねー、はしゃぐんじゃねー!うるせぇ、うるせぇ、お前たちにな、わざわざな、応援してもらおうなんざこれっぽっちも思ってねーんだよ。うるせぇよ、お前ら全員、車にでもひかれちまえ。それとも全員まとめてかかってくるか全員!全員ぶっ殺してやるこの野郎。こねーんだな、わかったよ、そう、お前たちに教えといてやる。俺たち鈴木軍、イチバーン」

<試合後コメント>
鈴木みのる
「さぁ。さぁさぁさぁ。まだいるだろ?貴様じゃなくてもいい、お前じゃなくてもいいんだ、貴方様じゃなくてもいいんだ。俺の上にいるであろう誰かであれば。そう、それはこれ(インターコンチ)じゃない何かを持っている奴だ。ぶちのめしてやる……必ず……!おい、新日本よ。ニュージャパン・プロレスよ。これがお前たちの求める価値なのか?命と体張ったやつがセミファイナルで、何も賭けない遊びみてぇなこれからやる試合がこの興行を締める……なんで無様なんだお前たちは。創立46周年?そう。創立46年!無駄に長い歴史をただの商売道具にしているんだよ君たちは。分かるかなぁ~?まあそれはそれでいいさ。俺が決めたことじゃない。自分の首を自分で締めている。それに気付かないだけなんだ。そのうち間違いなくすべてが俺の手の中に来る。それは全てだ。この世の宝……全てだ……!……なんだ?なんか言ってみろ(記者の一人に食って掛かる)。言えよ。なにもないのになぜそれ(ICレコーダー)を俺に向ける?なにもないのになぜ向ける?盗み聞きと一緒だぞ。お前はなんかないのか?オッサン?(別の記者に食って掛かる)」

――「すべてを手に入れる」という言葉がありましたが、それはIWGPヘビー級のベルトも狙っているということですか
「すべてと言ったらすべてだ。この世のすべてだ。お前らが自分のものだと勘違いしている富も名声も力も、すべてだ。それは未来の話なんかじゃない。もうすぐそこだ。楽しくお祭りでもやってろこの後!」

第7試合


 ロックアップからバックの取り合い。グラウンドの攻防からリストの取り合い。オカダが足を取ってグラウンドの攻防から立ち上がりオスプレイがヘッドロック。オカダがコーナーに振るがオスプレイが避けて丸め込み合戦。オカダが場外へ一度逃れる。

 手4つからオカダが潰してフォールも、1でオスプレイはブリッジ。オカダはこれに乗りつぶすが、オスプレイはブリッジで返してシーソーホイップ。ダブルフォールもお互い2でブリッジ。
 オスプレイはラリアットを避けてハイキックも、避けたオカダがレインメーカー。これを避けたオスプレイがオスカッターもオカダもこれを避ける。

 オカダがロープに押し込みクリーンブレイク。だがオスプレイが顔面を張り、ガットショットも、キャッチされるとエルボーから足を踏みつけエルボーで倒す。オスプレイは走り込むが、オカダはこれを避けるがオスプレイはコルバタで場外に投げ捨て走り込むも、オカダが避けるとハンドスプリングでリング中央に戻りポーズを決めたオスプレイへジョン・ウーで吹っ飛ばす。そのまま場外乱闘へ。

 リングへ戻るとオカダが踏みつけていくが、ロープを掴んだオスプレイがボディにエルボー。だがオカダがガットショットからDDT。フォールも2。
 オカダはネックブリーカードロップからフォールも2。
 オカダはクロスアームサーフボードストレッチも、オスプレイはロープへ足を伸ばす。

 オスプレイはボディにヘッドバッドからエルボー。ロープに振ってオカダのチョップを避けるもオカダはビッグブーツからロープに振る。だがオスプレイはハンドスプリングオーバヘッドキック。オスプレイはガットショットからチンクラッシャー。さらにハイキックから串刺しバックエルボー。さらに串刺し低空ドロップキックを突き刺し、スワンダイブラリアットを叩き込む。

 オスプレイは担ごうとするが、オカダは顔面に膝蹴りからロープに振ってドロップキック。オスプレイはロープを掴んでタイミングをずらすとドロップキックからその場飛びシューティングスタープレス。フォールも2。
 オスプレイはコークスクリューキックも、避けたオカダに走り込むがオカダは足を伸ばしてカット。オスプレイはソバットから走り込むがオカダはフラップジャックで迎撃。
 オカダはオスプレイをコーナーに座らせるが、蹴落としたオスプレイが走り込むも、オカダは担いでコーナーに座らせるとゼロ距離ドロップキックで場外に叩き落とす。
 
 オスプレイは鉄柵からのスワンダイブエルボーから、リングに戻りサスケスペシャル。
 リングに戻り、サイドバスターからフォールも2。
 オスプレイはコークスクリューキックからオスカッターも、キャッチしたオカダがコブラクラッチ。逃れたオスプレイが走り込むも、オカダは担いでリバースネックブリーカードロップ。
 オカダはスライディングエルボースマッシュからフォールも2。

 オスプレイはコンビネーションチョップからトラースキック。走り込むがオカダはドロップキックで迎撃。オカダはコーナーに登りダイビングエルボードロップを投下。レインメーカーポーズからレインメーカーも、オスプレイはバックエルボーで逃れるがオカダはエルボー。膝をついたオスプレイに再度エルボーを打ち込んでいき、前のめりに倒れたオスプレイの顔面をオカダは蹴りつけていく。
 立ち上がったオスプレイとエルボー合戦。オカダはラリアットも、キャッチしたオスプレイがハイキックもオカダは避けてラリアット。オカダはビッグブーツから走り込むがフラムフライで迎撃。オスプレイはレインメーカーからフォールも2。

 オスプレイはエアー・アサシンからフォールも2。
 オスプレイはオカダの後頭部に逆水平チョップからオスカッター。キャッチしたオカダがツームストンパイルドライバー。オカダはレインメーカーも、着地したオスプレイがシットダウンパワーボムで切り返しフォールも2.9。
 オスプレイがバズソーキックからトラースキック。さらにオスカッターもオカダはドロップキックで撃墜。オカダはジャーマン・スープレックス・ホールドも2。
 オカダはショートレンジラリアットから、再度ショートレンジラリアット。トドメのレインメーカーも、オスプレイは避けてオスカッターもオカダはキャッチし旋回式ツームストンパイルドライバー。オカダはレインメーカーを叩き込んで3カウント。

 オカダは握手を求めるが、オスプレイはこれを握らず抱きしめる。オカダも抱き返し、オスプレイは一礼してリングを後にした。

オカダ「3つ、言わせてください。一つ!オスプレイ、やっぱりお前最高だな。レスラーとしても大好きだし、弟としても大好きだよこの野郎。二つ!おかげさまで、新日本プロレス、46周年を迎えることができました。明日から、47周年目が始まる。棚橋、違うな、内藤、違うな、ケニー・オメガ違うな、オカダ・カズチカに任せなさい!三つ、とくにありません。そして今日は、外道さんがいません。でも!外道さんと、俺との付き合いは、46周年、今日までです。嘘に決まってんだろこの野郎!48年49年50周年51525354周年、一生俺と外道さんのペアで金の雨を降らし続けてやるからな。まだまだこの新日本プロレスに、47484950515253周年永遠に!金の雨が降るぞ!」

<試合後コメント>
ウィル・オスプレイ
「自分自身が自信を持って今日のリングに入場していったけど、思った結果は得られなかった。でも、今日は自分だけの問題ではなく、ジュニアヘビー級に対してこうして戦い抜けるのだということを証明した日だった。そして自分自身がレインメーカーにこれだけ近づけたのだという想いもある。もしかしたらまたこういう闘いもあるかもしれないけど、一旦はイギリスに戻ってしっかりと休養して、より強くなって戻ってきたい。今日のところは『ありがとうございました』と言いたい。でも、二年前、新日本プロレスに来る前に家で新日本プロレスの試合を見ていたとき、オカダの試合を見ることで自分自身がここに来たいという想いが強くなった。そんな選手とこの46周年という長い長い歴史ある新日本プロレスで戦えたことは嬉しく思うし、英国人がここまで出来たということはとてもすごいことだと思った。……ああ、首が痛い。みんな愛してるよ。とっても!」

オカダ・カズチカ
――オカダ選手、今年もこの記念大会でメインを締めくくられましたが、今のお気持ちは
「46周年、終わったなと。また明日から47周年目。どんな47周年になるのか楽しみにまた明日からやっていきたいと思います」

――リング上でも仰っていましたが、リング上でまたオスプレイ選手と向かい合ってみてどんなことを感じましたか
「かわいいっすよ。プロレスへの愛情というのも伝わってきましたし、オカダに対しての愛情も感じましたし、それを僕もしっかり愛で返せたと思います」

――相手がオスプレイ選手だからこそ出来た動きなどもあるかと思います
「すごいレスラーだと思います。オスプレイが新日本プロレスにいればね、当分安泰なんじゃないかなと思いますよ」

――セミファイナルではインターコンチネンタルのタイトルマッチもありました。IWGPヘビー級王者としてこの試合はどう映りましたか
「まあ、見てないですね。そんな他の試合を見ていられるほどオスプレイは余裕じゃないと思いますんで。それだけのレスラーですよ。まあ、インターコンチはインターコンチで、USはUSで、NAVERはNAVERで、ニュージャパン・カップはニュージャパン・カップで盛り上げてくれたらいいんじゃないかなと思います」

――ニュージャパン・カップについて、オカダ選手はチャンピオンとしてどのような気持ちでいますか
「余裕で待っていてやろうかなと思います。もう待ちくたびれてるんですよね、こっちは。もう何年ですか?誰もこのベルトを獲ることが出来ない状態が続いている中で、本当に長い間待っています。この俺を倒してくれる人が、ニュージャパン・カップ覇者でありますように。本当にオスプレイでも良かったんじゃないかなと思いますけどね。それだけ今日のオスプレイには勢いがありましたし。『オスプレイの方が勝てそうだったんじゃない?』って思われないくらいニュージャパン・カップを盛り上げてもらいたいと思います」

――リング上でも仰っていましたが、改めて47周年を迎えるにあたりチャンピオンとしての意気込みは
「47周年、さっきも言ったように、オスプレイがいれば新日本プロレスは大丈夫なんじゃないかと思います。まあ、俺が辞めるわけじゃないですけど。オスプレイがいて、オカダがいるっていうことは……新日本プロレスは、“オスプレイ×オカダ”で金の雨が降りますね。お金ですよお金。“オスプレイ×オカダ=お金”!今の新日本プロレス、47周年ももっともっと先を見ていきましょうよ。ホント新日本プロレスのレスラーでいられることを誇りで、プロレスラーであることを誇れるようにプロレス界を盛り上げていきたいと思います」

――二年前にこの大田区総合体育館でオカダ選手がウィル・オスプレイ選手をCHAOSの新メンバーとして紹介されたわけですが、あれから二年後にチャンピオン同士でシングルマッチが出来たことに関してはどう思われますか
「連れてきた甲斐があったなという感じですね。もちろん、連れてきて『ハイおしまい』じゃないですし、連れてきて大成功してほしいという思いもありましたんで、そんな中でIWGPジュニアのチャンピオンになっただけで嬉しいですし、またこういう舞台で46周年という二度と無い大会で二人で戦えたというのは、なんかいい思い出ですね、二人の」

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