【試合結果】1・31 WAVE新木場大会 大畠美咲&水波綾&長浜浩江vs浜田文子&朱崇花&山下りな Leon&高瀬みゆきvs飯田美花&旧姓・広田さくら 桜花由美&チェリーvs宮崎有妃&野崎渚

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『Weekday WAVE vol.113』
日時:2018年1月31日(水)
開始:19:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:148人

▼モモイロWAVE 15分1本勝負
○春日萌花
8分30秒 お嬢様クラッチ
●桃野美桜(Marvelous)

▼メンズWAVE 15分1本勝負
○菊タロー(フリー)
10分42秒 クロスフェースロック
●後藤恵介

▼フラワーWAVE 20分1本勝負
○桜花由美/チェリー(DDT)
16分54秒 ビッグブーツ→片エビ固め
[KUSO ONNA NIGHT]宮崎有妃(フリー)/●野崎渚(フリー)

▼メモリアルWAVE〜飯田美花引退ロード〜 20分1本勝負
○Leon(PURE-J)/高瀬みゆき(Beginning)
16分52秒 キャプチュードバスター→片エビ固め
[さくらご飯]●飯田美花/旧姓・広田さくら(フリー)

▼スクランブルWAVE 30分1本勝負
大畠美咲/水波綾/○長浜浩江
15分49秒 裏カサドーラ
浜田文子/朱崇花/●山下りな(OSAKA女子)

大畠の試合後に中島安里紗が乱入しSEAdLINNNGでの前哨戦を要求!奈七永が負傷したハードコアマッチの雪辱戦が決定?!

第1試合


 桃野美桜のインフルエンザにより流れたカードが今大会で実現。春日が「お帰り」と握手を求めると、桃野は一応、「ただいま」と握り返す。
 しかし試合がはじまると……ドロップキックで奇襲をしかける桃野。春日を「ババア!」扱いして主導権を握る。
 怒った春日は攻守を入れ換えるとフットスタンプでお仕置き。すぐに桃野も顔面ドロップキックでやり返すと、春日を翻弄していく。
 エルボーのラリーから今度は春日がダブルリストアームサルトを敢行。キックアウトされると極楽固めへ。ブレイクされるとセカンドロープからのフットスタンプでカウント2。ダイビング・フットスタンプは桃野も回避する。
 すぐさま桃野が丸め込み技を駆使していくが、いずれも2止まり。逆に、春日が一瞬の隙を突きお嬢様クラッチでクルリ! 老獪テクニックで桃野から勝利を収めた。

第2試合


 海外放浪中の菊タローが一時帰国。WAVE初の男子レスラー・後藤恵介との初シングルマッチをおこなった。
 ロックアップからお互い押し込んでいき、クリーンブレイク。バックの取り合いからリストロックの取り合いへ。堪えた菊タローがショルダータックル。アームホイップで投げていく。菊タローはナックル攻撃からサマーソルトドロップでカウント2。
 耳を掴んでホイップした菊タローは串刺し攻撃を狙うが、後藤もフロントキックで迎撃。何度も失敗するため、菊タローは試しにレフェリーをハンマースルーしてみる。これは成功。改めてもう一度突っ込んでいくも、やはり後藤がフロントキックで迎撃する。
 これで勢いに乗った後藤がエルボーバット。バックフリップにつなげてセントーン2発を投下させる。さらに後藤はセカンドロープからのセントーンを敢行。
 キックアウトした菊タローは、エルボーのラリーからドラゴンスクリュー。シャイニング菊ザードを狙うが、後藤もガード。ならばとグラウンドに持ち込んだ菊タローは、体勢を入れ替えながら、クロスフェースロックでギブアップを奪った。

菊タロー「WAVEファンの皆様こんばんは。菊タローです! 昨日、アメリカのビザの更新のために帰ってきまして、これから2週間ちょい出稼ぎシリーズということで、しっかりとですね。またアメリカに航空券と来月の家賃を稼ぐべく、早速ですね、今日、WAVEさんが新木場であるということで、GAMIさんに連絡したら二つ返事いらないです。その瞬間、OKと来ました。ありがとうございます。この男気!(否定する二上社長に)ついとるよ×3! ついとるぞ、コラァ×2。菊タロー楽しんでいただけたでしょうか。また機会があったら、WAVEさん女子プロレス団体ですけど、男子選手もいると思って、女子プロ団体でデビューした選手、どんなもんかなと思ってやってみましたが、さすがです。いい選手ですね。しっかり楽しませていただきました。ということで、また機会がありましたら、WAVEさんにまた帰ってきたいと思いますので、そのときはぜひとも足を運んでいただいて、菊タローvs大畠美咲! 楽しみにしていただきたいと思います。美咲、幸せな試合しようね。ニコっとしてたのが僕には見えました。というわけで、みなさん最後までWAVE楽しんでいってください! ありがとうございました!!」

第3試合


 2・12後楽園でWAVE認定タッグ王座への挑戦が決まっているKUSO ONNA NIGHT(宮崎有妃&野崎渚)が、桜花由美&チェリーと対戦。
 奇襲に成功したのはKUSO ONNA NIGHT。そのまま主導権を握る。
 見どころとなったのは、宮崎vsチェリーの場面。チェリーは宮崎を見るなり「キャー! 恥ずかし固めをかけられるぅー」と、嫌がりながらも前に出て行く。ところが宮崎は、ババアにはかけないと拒否。仕方なく味方の野崎にかけようとしたのだが……。チェリーは宮崎の視界をTシャツで遮り、野崎になりすます。しかし、宮崎にあっさりと見破られてしまう。宮崎が野崎だと思ってかけたのは、なんと石黒レフェリー!? 中年男性に間違われて、複雑な表情を浮かべる野崎がカットに入る。
 チェリーは「汚ねーもんみせてんじゃねーよ!」と反撃開始。桜花&チェリーで「熟女と熟女が熟女にドーン!」を宮崎に炸裂させると、桜花がダイビング・サンマドロップを投下。カカト落としでカウント2。
 宮崎もGUSTからムーンサルトを狙うが、チェリーが妨害。すかさず桜花がビッグブーツで飛び込むが、かわす宮崎。すぐさまハリケーンドライバーでカウント2。ムーンサルトプレスも投下させる。
 桜花vs野崎も白熱。ビッグブーツのラリーから桜花が串刺しビッグブーツ。野崎もやり返していく。桜花が変形ブラディーEXで捕獲するも、これは宮崎が桜花へのリップロックでカット。このチャンスに野崎がドルミル。しかし、チェリーのカットが間に合う。もう一度、ドルミルを狙うが野崎。切り返した桜花がネックハンギングボム。チェリトーンボムを挟んで垂直落下ブレーンバスターを放つ。
 もう一度、リップロックを狙う宮崎だったが、運悪く野崎に誤爆。すかさず桜花がビッグブーツで飛び込むと、チェリーの春夜恋を挟んで、トドメのビッグブーツが野崎に突き刺さった。

 試合後、桜花は「宮崎さん、アンタ、私より一個年上だよね? 人のことババアっていうけど、同じ年なのあと2日だけ、あと2日後に誕生日を迎える宮崎さんおめでとうございます」とマイク。
 WAVE恒例の顔面ケーキでお祝いすると、宮崎も「ありがとうございます。ビックリしました。39もケガなく、プロレスとカフェアンカーを頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」と抱負を語った。

インフォメーション


1)桜花由美の初の凱旋興行が決定。4月29日(日)茨城・古河市三和健康ふれあいセンターでおこなわれる。

2)2・12後楽園追加カード

後藤恵介/朱崇花
vs
井坂レオ(Marvelous)/大谷譲二(ガッツワールド)。

3)2・4新潟追加カード
春日萌花
vs
沙紀(Beginning)

大畠美咲/水波綾
vs
山下りな(OSAKA女子)/旧姓・広田さくら(フリー)

後藤恵介
vs
岩崎永遠(ZERO1)

宮崎有妃(フリー)/野崎渚(フリー)
vs
チェリー(DDT)/門倉凛(Marvelous)

[既報カード]
長浜浩江/浜田文子/朱崇花
vs
桜花由美/志田光(魔界)/高瀬みゆき(Beginning)

第4試合


 Leon率いるユニット「獅子の穴」に参加していた飯田美花。5・4後楽園で飯田が引退することもあり、今回タッグマッチで激突することに……。
 先発はその飯田vsLeon。レスリングの攻防で魅せたあと、広田vs高瀬もヘッドロックの攻防。逆水平チョップのラリーから高瀬がカバーしていく。キックアウトされるとダブルのドロップキックを成功させる。チョップのリレーを受けきった広田は……。

広田「ちょっと待て、お前ら! さっきからよ。お前、キャリア何年だ!!」
高瀬「1年です」
広田「1年! いーちーねーんっ! お前はキャリア何年だよ」
Leon「18年だよ」
広田「あまり変わらない。お互いベテラン同士だからケガしないようにな」

 そうLeonを油断させておいて、すかさずロープ渡りへ。ボ・ラギノールも決めていく。
 広田vs高瀬となり、高瀬がダイヤル固めへ。反撃に転じた広田は「豊田真奈美、直伝ローリングクレイドル!」を披露。しかし、低速……。逆に高瀬がカバーしていく。
 これは飯田がカットに入り、広田にコーナーに登るように指示を出す。「そんなのやってないから……」と戸惑いながらもミサイル発射する広田。
 この勢いに乗ったさくらご飯は、飯田がエルボースマッシュで追撃。グラウンドに持ち込んでいく。飯田を持ち上げて脱出した高瀬はギロチンドロップでカウント2。パワースラムを放ってLeonと交代する。
 Leonは串刺しスピア2連発から旋回式ボディースラムを放つとnoki−anバックブリーカーへ。高瀬も卍固めでアシストする。
 飯田もコンプリートショット、河津落とし、グラウンド卍固めで反撃。腕固めで捕獲する。高瀬のカミカゼから、Leonのマッドスプラッシュが決まるも、広田がカット。飯田のピンチを救おうとする広田だったが、あっさりスピアで排除されてしまうどころか、ボ・ラギノールは飯田に誤爆。
 場外に降りた広田は、たまたま試合を見ていた宮崎をみつけて「お前———!」と襲いかかるが、宮崎の毒霧で返り討ちに。結果、リング内で孤立する形となった飯田は、Leonのキャプチュードバスターに為す術なく敗れた……。

飯田「Leonさん、Leonさんは私が新人でフリーだったときに獅子の穴というユニットでたくさん練習、教えてくださいました。Leonさんは私にとって先生のような先輩です。今日、試合してくださって本当にありがとうございました。広田さん×2、あの名古屋の時ちゃんとやるって約束しましたよね? 今日、なんで助けに来てくれなかったんですか。何してました? あの、こういうの何て言うか知ってます? 方向性の違いって言うんですよ。もうこんな、さくらご飯なんてやってられないよ。さくらご飯もうやってらんねー。もう私、新しい“さくら”探します。違う“さくらご飯”やります。自分が“さくら”だと思うヤツ、全員上がって来ーい!」

 するとチェリー、桜花、桃野美桜がリングへ。思った以上にさくら候補が集まり戸惑う飯田は、二上社長に助けを求める。

二上社長「飯田君の引退を発表してから指名が凄く多いんです。なので後楽園は飯田君のカード、決めてきたんです。ザックリとですけど、タッグマッチなんですけど、小波ちゃん。小波ちゃんと当たりましょう。小波ちゃんが飯田君とやりたい。そこのさくらたちは、さくらランブルで決めましょう(「お願いします!」とねるとん風に手を出す桜花、広田、チェリー)。たぶんボスはお父さんのお腹の中におったで。知らんねん。知らないよね? だから後楽園ホールで“さくら”が付く人たちで闘っていただいて、勝った人がパートナー」
飯田「あっ一番いいさくらを」
桜花「ごめんなさい。私、ボスとは闘えません。だから私は辞退いたします」
飯田「一番強そうなさくらがいなくなりました!」
二上社長「一番強そうな姥桜が砕け散りましたね。専務、でもなんかボスはアンタのことそんなに好きじゃないって言ってたよ。じゃあその3人で3WAYでいませんよね? じゃあ3人で」
飯田「頑張ってください」
二上社長「ちなみにタイトルマッチ狙ってますよね?」
飯田「狙っています」
二上社長「じゃあそんな感じです。ボス、勝ち上がったら飯田と組んでベルト挑戦できるって」
桃野「頑張りまーす!」
飯田「お願いします! 2月12日、小波ちゃんと対戦を、自分の思い入れのある後輩です。ぜひ見に来てください。よろしくお願いします」

第5試合


 1・20新木場でレジーナに返り咲いた大畠美咲。2・12後楽園での中島安里紗戦が初防衛戦に決まり、徐々に調子をあげている状況か。
 試合はゴングと同時に場外戦へ。スタートから激しい攻防となる。リングに戻った大畠は、水波とのダブルギロチンドロップ。ヘッドシザースホイップで投げ飛ばしていく。続いて長浜が出ていくが、文子がブレーンバスターを放って、失速させると朱崇花と交代。朱崇花は相手コーナーにビッツブーツで飛び込んだあと、ボディースラム。続く山下もボディースラムで叩き付ける。さらに山下はジャイアントスイングでブンブンまわしたあと、トレイン攻撃へ。
 長浜のローンバトルが続くなか、長浜が朱崇花に焼豚(チャーシュー)を放って流れを変えると、水波がスピアで逆襲! 大畠のダイビング・クロスボディーを挟んで、串刺しラリアット→ギロチンドロップでカウント2。
 一方の朱崇花もサードロープのブーメランアタックで攻守を入れ換え、文子がニールキック。その勢いで吹っ飛ばされた水波が大畠と交代となる。
 大畠の串刺し低空ボディーアタック、ジャーマンSHはカウント2。山下もあらゆるラリアットで応戦していく。なんとか大畠が耐えきると、長浜がドロップキック連発で反撃。ミサイルキック、低空ウラカンラナはカウント2止まり。
 山下もブレーンバスターでやり返すと、引き込み式ラリアットを狙うが、かわした長浜がスピア。AvidRivalの連係から長浜がバックドロップホールドでカウント2。朱崇花もブファドーラで攻守を入れ換えると、3人リレー式の顔面蹴り。山下がスライディングラリアットでカウント2。
 一方の長浜もカサドーラ、ヒロ・ギョプサルでカウント2。ならばと山下はスライディングラリアット、スプラッシュマウンテンで勝負に出るが、大畠がバックブローでカット。このチャンスに長浜が裏カサドーラでなんと山下から勝利を収めた。

エンディング


長浜「山下さんに勝ったぞー! 今年は勝ちっていう漢字を抱負で決めたんですけど、こうやってどんどん先輩からスリーカウント奪えるようにもっともっと頑張っていきたいと思います。そしてあと4日後となった、2月4日、私の地元・新潟大会がもうすぐ……」

 そこに中島安里紗が乱入する。

中島「2月12日、お前がどうしてもやりたいっつーから、シングル受けてやったけど、お前なにタイトルマッチとか決めてんだよ。だいたい、前から言ってるけど私、ベルトとかまったく興味ないんだよね。お前が頑張って×3、取ったベルトもまったく興味ないんだよね。でも、そのタイトルマッチやっても面白くないなら、お前、どうしてもタイトルマッチやりたいなら、そのベルト、私に本気で欲しいと思わせてみろよ」
大畠「すっごい上から目線なんですけど」
中島「2月12日の3日前の9日、SEAdLINNNGがここで試合やるから、お前のカード、用意して待ってるから逃げるなよ!」
大畠「逃げる理由もないし、別に何回やっても私が勝つんだよね? だったら、別に試合の形式とか関係なくない? タイトルマッチでもよくない? ベルトがいらないっていうのなら、ベルト取ったあとにリング上に置いて帰ればいいじゃん。CATCH THE WAVE2013の銀メダルのときみたいに。ねー、GAMIさん。だいたいそんな偉そうに言ってるけどさ、高橋奈七永がいない今さ、そんなの中島に決める権利あるの?」
中島「あるよ。アタシが決めるんだよ。SEAdLINNNGは中島がいるリングなんだよ。そんなことより客もそうだな。WAVEの客。何、笑って聞いてるの? タイトルマッチってそんなもんなの? いらなきゃ置いて帰れってそんなもんなの? 私は、思い入れのないタイトルマッチをやるつもりはない。12日は9日次第だよ。お前のベルトに挑戦するかどうかは」
大畠「いやもう決まっていることだから。試合するって言った以上、拒否権ないから」
中島「勝手にタイトルマッチに変えてんじゃねーよ。そんな簡単にかけんじゃねーよ。私に欲しいって言わせろよ」
大畠「だからなんでそんな上から目線なの?」
中島「自信ないの?」
大畠「なんでそうなるの?」
中島「私に欲しいと思わせる自信ないの?」
大畠「ないことはないけど」
中島「じゃあいいんじゃない? 9日楽しみにしてるよ」
大畠「ああ、マイクは音入れたまま投げちゃダメなんですよ。なんか凄く偉そうに言ってますけど、ようは2月9日SEAdLINNNGに出てほしいってことですよね。中島安里紗がいるリングだっていうのを証明するのに、私の力が必要っていうことですよね? そういうことでしょ。そんなのやってやりますよ。私は中島安里紗のこと、大嫌い。でも、お客さんが求めることはやりたいと思うから、私の感情は関係なしに、お客さんが求めていると思うので、中島安里紗をぶっ潰したいと思います。以上。(長浜に)勝ったから締めようか」

 長浜がマイクを受け取るも、水波が奪う。

水波「ちょっとね、人のリングに土足で上がってくるヤツにはスゲー、ムカついているんですけど、大畠がそれをね、取ってくれると思うんで。GAMIさん自分からも一つ。ちょっと心に残ってることがあって、年始、1月7日のFACEでハードコアマッチ、高橋奈七永さんがラダーから落ちて、それで運ばれて、そのまんまになっているんです。自分、それが凄く心残りで、この先、WAVEでハードコアマッチ続ける、続けない関係なしに、それで終わっているのは凄くイヤなんです。だからもう1回組んでください。ハードコアマッチ、お願いします。で、そのときは山下! 組んでたけど、次は対戦したい。山下とハードコアマッチで、だからそのカード組んでください」
桜花「ちょっとそのハードコアに私も入れてくれない? 私、ボス(桃野)が大好きなんです。でも、ボスは私のこと、中の下って言うんです。そして、もしかしたらボスが飯田とタイトルマッチになってしまうかもしれない。その鬱憤をこのハードコアマッチで晴らさせてください。水波、私と組んでください。お願いします。いいでしょ?」
山下「私の相手は?」
二上社長「山下の……あとで考えよう。タッグマッチで。いつものテイストのハードコアですね。バケツですね。わかりました、やりましょう、ハードコア」
水波「じゃあそれでお願いします」
二上社長「残念なお知らせがあります。宮崎さんと野崎さん、門倉さん、いらっしゃいましたらお願いします。非常な残念なお知らせがありまして、大会中に長与さんから連絡がきまして、2月12日、NEW−TRAvsKUSO ONNA NIGHTのタイトルマッチ、決まってたんですが、彩羽匠が足首を痛めたらしくて欠場となります。マーベラスさんからのリリースも出てないんですが、ウチから先に言っていいということなので、タイトルマッチなし! スマン!! ちょっとした期間欠場されるみたいなので、返上という形は取りません。WAVEには返上というシステムはないので、コミッショナー預かりになって、暫定タッグチャンピオン決定戦になります。KUSO ONNA NIGHT対、急なことなので対戦相手がまだ決まってません。門倉さんはちょっとここから外れていただく形になります。対戦相手がいない……」
長浜「対戦相手いないんですよね!? 私、今日、山下さんに勝ったんですよ! 長浜、勢いに乗ってると思いませんか? いないんだったら私そこ行きたいです」
二上社長「瀬川瑛子のプレッシャーが……(苦笑)」
長浜「行かせてください! 対戦相手いないんですよね! そしたら私、行きます!!」
二上社長「落ち着け×2。チャンスはわかった。落ち着こう×2。わかった? 落ち着いて。タッグマッチ一人ではできません」
長浜「大丈夫です。春日さん、一緒にやりましょう。一緒に組んでましたよね、私たち、クソオンナとハッピーポシェット」
二上社長「そんな名前やったっけ?」
長浜「そうですよね、私たちハッピーポシェット」
二上社長「ハッピーポシェットやったっけ? SO ON FLOWERじゃないの?」
長浜「SO ON FLOWERは(希月)あおいさんと春日さん」
二上社長「話長そうだからもうええわ」
長浜「ハッピーポシェットvsクソオンナ!」
二上社長「さっき知ってた? 大畠と中島安里紗がもの凄いシリアスなバチバチな乱入劇があったあとにハッピーポシェットって……(苦笑)」
長浜「ハッピーポシェット!」
二上社長「いまこのシーンを中島安里紗が見てくれたらWAVEってどういう団体かわかったよね? ウチはシリアスなんて求めてませんよ。脱力系団体なんで。ハッピーポシェットいきましょう!」
長浜「ありがとうございます! 2月12日、お願いします!!(クソオンナと握手)」
二上社長「ハッピーポシェットvsKUSO ONNA NIGHTの暫定タッグチャンピオン決定戦になります。すみません。今回は本当に申し訳ございませんでした。じゃあ浩代ちゃん締めていいですよ。瀬川瑛子風!」
宮崎「ちょっと待った。門倉、もう行っちゃった? 欠場中、彩羽匠の唇のケアお前がしっかりしとけよ。あとお見舞いに行くから。入院先教えてね。あとお前(長浜&春日に向かって)はムダ毛の処理しとけよ」
二上社長「もういいですか。下世話な話、もういいですか? さあ浩代ちゃん」
長浜「えっと今日は山下さんに勝って、自分のなかで凄くいい結果を出したなと思います。そして、今週末に自分の凱旋、新潟大会が決まっていますので、東京からも行けない距離じゃないと思いますので、ぜひみなさん来てください、よろしくお願いします。本日はみなさんご来場ありがとうございました! これが、WAVEだー!!」

<試合後コメント>
大畠美咲
——試合後に中島が乱入したが。
「意味わからないですよね。シングルマッチやるっていうのは向こうも承諾していることなのに、タイトルマッチになってもやればいいと思うし、私が『もしいらないならベルトを置いて帰ればいいじゃん』って言ったのは、昔中島がやったことを、ベルトじゃなくてそのときはメダルだったんですけど、それを言っただけなのに、置いて帰っていいほどの価値の低いベルトなのみたいなことを言ってるのも意味わからないし、そういうこと昔にしたのは自分だし。本当に私、正論ババアって言われているんですけど、私の方が正しいこと言ってるなって思いました」

——これまでは何回対戦してる?
「シングルだと記憶にあるのは3回くらいですかね。デビューしたその年、次の年かな? 昔の団体のときのリーグ戦と、CATCH THE WAVE2013の決勝。と、こないだのSEAdLINNNGかな。シングルはそのくらいしか記憶にないです」

——大畠さんとしても、優勝したときにメダルを置いて帰られたのは屈辱的だった?
「ありえないなって思いました。他団体のリーグ戦だって、自分で上がるって決めたわけだし、それで優勝目指してやってたはずなのに、準優勝で優勝できなかったからってメダル置いて行くって別に自分が負けたのが悪いのに、なんなのこの人って思ったし、今日もお客さんをバカにしてましたけど、そりゃ笑いますよね。だって言ってることおかしいんだもん。私がお客さんでも、笑うって別に楽しくて笑っているわけじゃなくて、鼻で笑っていう意味なので。それすら気付いてないのかなって思いました」

——前回はSEAdLINNNGでは負けているが。
「私は追い込まれれば追い込まれるほど力が出るので、やっぱり自分のホームで闘うのと、相手のホームで闘うのは意味合いも違ってくるし、力の出方も変わってくると思うので。負ける気はしないです」

——中島選手の嫌いなところ。
「うーん、逃げてるところ。私に対して、正論ババアって正論言っても、人は幸せになれないとか言ってるけど、それって正しいことから逃げてるだけだと思うし、実際逃げたし。私のことを一度も逃げずに続けてきたことしか、取り柄のない選手みたいにいってるけど、それすらできない選手に言われたくないなって思います。そういうところですね、きっと」

——SEAdLINNNGに入ってからの中島の印象。
「あー、埋もれているなって思います。だから前は同じタイプがいない団体にいたからこそ、負けず嫌いというキャラが生きていたと思うんですけど、SEAdLINNNGに入って、Sareeeちゃんとか所属だったわけであって、負けず嫌いが2人いたら、やっぱりSareeeのほうの負けず嫌いのほうがより際立ってたので。唯一の取り柄の負けず嫌い、乱暴なところが薄れていたと思うので、本当に埋もれているなっていうのしかないです」

——SEAdLINNNG2・9新木場に出ることになって、場合によってはやはりタイトルはいやだと言われる可能性も出てきたが。
「何をしたらタイトルマッチをやりたいと思うのかよくわからないですけど、とりあえず勝てばいいんじゃないですかね。勝つことと、次にもう1回気が済まない状況にすること。シングルは決まっていることであって、シングルを納得したら、タイトルマッチになるのは決まっていることなので、今言ってるのはタイトルマッチやるかではなく、シングルやりたくないって言ってることだと思うので、まだやり足りないと思わせればいいんじゃないですかね。あと、私の大事なものを奪ってやるって思うくらい、憎ませればいいのかなって思います」

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