“破壊女王”を目指す直DATEがトーナメントに優勝し王座挑戦!「時は来た!」

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 31日、2017年最後の後楽園ホールでの女子プロレス興行『RIBBONMANIA2017』にて『ヤングアイストーナメント決勝戦』が開催された。

 決勝に進出した直DATEは今年プロレスデビューながらも、2012年からキックボクサーとして培った実力を遺憾なく発揮し、10月のSEI☆ZAでもバックボーンである“マハーラージャ カルーリカ&ヨーガ”をベースにした総合のテクニックを見せアームロックで勝利。橋本真也を信奉しながら“破壊女王”を目指して現在急成長中の選手だが、プロレスラーになるためにカバン一つで長崎から上京してきた対戦相手の長崎まる子はTeamDATEの闘い方と態度に以前から猛反発していた。

 “猛スピード”を提唱しているまる子は速攻を狙うが、直が腕を極めて動きを止めにかかる。ならばとまる子は丸め込みを狙っていくが、直は橋本真也式のDDTで突き刺すと、スタミナ切れを起こしたまる子にバックフリップからヨーガ・タワー・フォール(=みちのくドライバーII)で3カウントを奪った。
 トーナメント勝者には好きなベルトへの挑戦権が与えられるが、この日メインイベントで行われたICE×∞選手権で世羅りさから柊くるみが勝利しマイクを持つと、直DATEはそこに乱入し「……時は来たーッ!!」。
 会場が大「ハッシモト!」コールに包まれる中、直はくるみが持つICEベルトに挑戦表明。くるみもこれを快諾し、1月6日の横浜ラジアントホール大会でのICE×∞選手権試合が決定した。

 この日の後楽園ホール大会は大晦日にも関わらず満員のファンが詰めかけ、コンスタントに興行を開催している女子プロレス団体の中で1番の老舗団体となったアイスリボンのシングル王座戦だけに、新王者の初防衛戦に注目が集まる。

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