【試合結果】12・24 DDT後楽園ホール大会 【KO-D無差別】竹下幸之介vsコルト・カバナ 【KO-Dタッグ】HARASHIMA&丸藤正道vs佐々木大輔&遠藤哲哉
『NEVER MIND 2017』
日程:2017年12月24日
開始:12:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:2017人(満員)
▼アンダーマッチ 15分1本勝負
[DAMNATION]○マッド・ポーリー
5分8秒 リバース・スプラッシュ→体固め
●伊橋剛太
▼タッグマッチ 30分1本勝負
入江茂弘/○奥田啓介(フリー)
8分58秒 グラウンド卍固め
高尾蒼馬/●下村大樹(DNA)
▼T2ひー女子プロレスvs東京女子プロレス全面対抗戦! 30分1本勝負
[T2ひー女子プロレス]フランソワーズ☆タカギ/マーガレット★オオワシ/●平田一子
9分7秒 クラッシュ・ラビットヒート→片エビ固め
[東京女子プロレス]○山下実優○&坂崎ユカ&まなせゆうな(フリー)
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
【王者】●山下実優
12時36分 スタナー→体固め
○平田一子
※平田が第1277王者となる
▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
[酒呑童子]KUDO/○坂口征夫/高梨将弘/赤井沙希
5分47秒 煉獄→体固め
石井慧介/松永智充/斗猛矢(フリー)/●島谷常寛(DNA)
▼NωA、負けたら即解散撤回スペシャル 30分1本勝負
男色ディーノ/スーパー・ササダンゴ・マシン/●アントーニオ本多(フリー)
10分30秒 三角絞め
[NωA]○大石真翔/勝俣瞬馬(DNA)/MAO(DNA)
▼Hasta la vista, Diego!スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
○ディエゴ(DNA)/彰人/樋口和貞
11分59秒 V.H.S→片エビ固め
岩崎孝樹(DNA)/渡瀬瑞基(DNA)/●レッカ(新台湾/DNA)
▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
【王者】●平田一子
13時31分 V.H.S→片エビ固め
○ディエゴ(DNA)
※ディエゴが第1278代王者となる
▼KO-Dタッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組】○HARASHIMA/丸藤正道(NOAH)
18分47秒 蒼魔刀→体固め
【挑戦者組/DAMNATION】●佐々木大輔/遠藤哲哉
※第62代王者組が5度目の防衛に成功
▼KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○竹下幸之介
22分23秒 ロールスルー・ジャーマン・スープレックス・ホールド
【挑戦者】●コルト・カバナ(フリー)
※第61代王者が10度目の防衛に成功
竹下がコルト・カバナ相手に王座防衛!ディエゴがDDTラストマッチもアイアンマン王者へ!HARASHI丸藤がタッグ王座防衛!
アンダーマッチ
伊橋がショルダータックルを打ち込んでいくが、受けきったポーリーがロープ振るも、ラリアットを避けた伊橋が重量感のあるドロップキックで場外に叩き出し、トペを狙うかに見せてロープ前で倒立し反動をつけて転がるとポーズを決める。
リングに戻ったポーリーがショルダータックルで倒しエルボードロップを投下。フォールも2。
ポーリーはキャメルクラッチで捕らえるが伊橋はロープへ。
伊橋は膝立ちでエルボーを打ち込んでいくが、ポーリーはエルボー一発で倒し、コーナーに叩きつけると顔面を踏みつける。髪を掴んで引き起こしたポーリーがボディスラムからフォールも2。
伊橋はエルボーからロープに飛ぶも、ポーリーは追走ボディスプラッシュからロープに飛ぶも伊橋はレッグラリアートで迎撃。
伊橋はコンビネーションキックからミドルキック連打。キャッチしたポーリーが足へのエルボーから投げようとするも、伊橋が逆にブレーンバスターで叩きつけてボディプレス。フォールも2。
伊橋はコーナーに登るが、ポーリーはロープを揺らしてこれを落とすと、コーナーに振って串刺しラリアット。再度対角線を走り込んでの串刺しボディスプラッシュから再々度対角線を走り込んで串刺しヒップアタック。フォールも2。
伊橋はエルボーから顔面を張るも、ポーリーはベイダーハンマーからDDT。フォールも2。ポーリーはコーナー下にセットしリバーススプラッシュ。これで3カウント。
オープニング
赤井沙希からお知らせがあるとのことでリングへ。赤井沙希と坂口征夫が出演した映画『LADY NINJA~青い影~』の告知という。1月3日の後楽園ホール大会で映画『LADY NINJA~青い影~』のインフォマーシャルマッチが行われ、主演のグラビアアイドル葉加瀬マイさんも来場予定。
赤井「(どんな役?)くノ一です。私くノ一です(坂口さんは?)悪い人です。そんな感じです」
続いて、以前赤井が大阪のバトルロイヤルで優勝し獲得した『1日GM権』に関して、亜門GMがクビになり無かったことにしようと思ったが赤井から「例の件どうなってます?このままなかったことにするんじゃないでしょうね?」と脅迫めいたLINEが来るようになったとのことで、3月14日に新宿FACEでホワイトデー赤井プロデュース興行が決定。
赤井「もう忘れられてるものだと思って焦ってたんですけど、自分プロデュースの興行することになりました。選手はDDT選手を基本に考えて、カードもルールも皆様の出で立ちも考えてます。キラキラ美しい感じにしたいなと思ってます」
赤井がリングを降りると、BASARAの中津と関根が登場。
中津「時間がないのでかいつまんで。28日19時から後楽園ホールにて、第3回新宿地上最大武道会という大会を行います」
関根「ワンデートーナメントです」
中津「そうそうたるメンバーが女から男までたくさんいます。ルールが特殊でして、一回戦二回戦ロープがないです外されます。通常のプロレスルールプラス場外に落ちたら失格で、準決勝からはロープが張られます。張られるんですけど、場外に落ちたら失格が適用されます。決勝は、なんと場外に落ちても失格しないという通常のプロレスルールでね」
関根「頭使わないと勝ち上がれない感じですが」
中津「優勝候補は?」
関根「浜田文子さんでしょう!昔写真集見たらめっちゃセクスィーだったんですよ!セクシーな浜田文子さん見に来てください。ウチラも出ないわけじゃないんですけど、トランザム軍と騎馬隊プラスアルファ軍で戦うんで見に来てください」
BASARAの二人が告知を終えリングを降りると、12月30日に主催興行を行うDAMNATIONを呼び込むが、島谷しか現れない。
今林AP「なにどうしたの?」
島谷「どうしたじゃないDAMNATIONだよ。リーダーだよ!」
今林AP「なんでタメ口なんだよ。はい告知。見どころなんかを教えてください」
島谷「見どころですか?石川と諏訪魔が今調子に乗ってる」
今林AP「呼び捨てなんだ」
島谷「それだけ」
今林AP「それだけかよ」
島谷「石川と諏訪魔が調子乗ってる」
今林AP「だから?」
島谷「だから全部石川と諏訪魔が調子乗ってる」
今林AP「ポーリーズが6人タッグに挑戦したり佐々木宮本のEXTREMEもあり、遠藤竹下のタッグマッチとかありますので」
島谷「12月30日チケット買ってください!お願いしまーす!
オープニングコールはNωA。
大石「俺達は1月28日絶対に解散して新しいステージにいきたいと思ってるんで、今日は、色んな気持ちのあれがあると思いますけど今日は応援してくださいよろしくお願いします」
勝俣&MAO「同じくです」
大石「よっしゃNωA絶対解散するぞ!DDT後楽園ホール大会!スタート!」
第1試合
下村が奥田を首投げで倒しサッカーボールキック連発。奥田は立ち上がるとナックルからミドルキックで倒し、強烈なサッカーボールキック連発。髪を掴んで引き起こし膝蹴りからミドルキックで倒し、クビを踏みつける。奥田はコーナーに叩きつけ顔面を踏みつけていくも、注意されると顔面を蹴りつけ自軍コーナーに叩きつけると入江にタッチ。
下村はエルボーも、入江がエルボーで倒していき、何度も起き上がらせてはエルボーで倒していく。フォールも2。
入江は奥田の足に下村の顔面を叩き込み奥田にタッチ。
奥田はフックも、下村はエルボーを打ち込んでいくが、受けきった奥田が膝蹴りからブラジリアンキック。さらにストンピングから蹴り上げ場外に叩き出す。
リングに戻った下村がエルボーも、奥田は顔面を張って膝蹴りで倒し踏みつけフォールも1。
奥田は首投げからサッカーボールキック。下村は立ち上がりエルボー連打からエルボースマッシュ。さらにエルボーを顎に打ち込むが、奥田がエルボーからミドルキックで倒す。奥田は首投げからエプロンの高尾にランニングエルボー。下村をコーナーに叩きつけて入江にタッチ。
入江はコーナーにでエルボー。崩れ落ちた下村を逆コーナーに振って串刺しラリアットからテディベア。フォールも2。
入江は投げようとするが、着地した下村がコーナーで走り込んできた入江を蹴り上げミサイルキック。下村は高尾にタッチ。
高尾はコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、入江がショルダースルーも高尾はエプロンで延髄斬りからコーナーに登り背中にフットスタンプ。さらにエプロンの奥田にドロップキックから入江にスイングDDT。高尾はロープ往復式の低空ドロップキックを顔面に発射しフォールも2。
入江はヘッドバッドからロープに飛ぶが、高尾はドロップキックで迎撃しジントニックを狙うも、耐えた入江にエルボー。だが入江がロープに振ってブラックホールスラムから奥田にタッチ。
奥田はエルボー連打も、高尾がボディにエルボーから左右のエルボー。さらにローリングエルボーで倒し下村にタッチ。
下村はスワンダイブミサイルキックからスライディングエルボースマッシュ。フォールも2。
下村と高尾はトレイン攻撃から高尾がボディスラムで叩きつけ下村がスワントーンボム。フォールも入江がカット。
下村はナックルを避けて顔面を張っていくが、奥田はスリーパーも下村が首投げで切り返しスリーパー。逃れようとした奥田に腕ひしぎも、奥田はそのまま潰しフォールも2。
奥田はミドルキックからハイキック。さらに卍固めで捕らえギブアップを奪った。
第2試合
先発はタカギと山下。タカギがガットショットからエルボー連打でロープに押し込みロープの反動で倒す。再度ロープの反動で倒すとフォールも2。
山下がミドルキック連発からロープに振ってミドルキックで倒すとフォールも、タカギはブリッジで返す。タカギはオオワシにタッチ。山下も坂崎にタッチ。
坂崎は足を刈って走り込むと、オオワシを飛び越え、オオワシは避けてジャンプしロープに振るが、坂崎はブーメラン式アームホイップからフォールもこれを抜けたオオワシと睨み合い両者タッチ。
平田がまなせにガットショットからタカギを呼び出し、ダブルの正拳突き。平田はロメロスペシャルを狙うがまなせが重くて上がらないと見るやストンピング。平田はロープに飛ぶが、まなせはラリアットで迎撃しサミングからコーナーに叩きつけて山下にタッチ。
山下は首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
山下は背中に低空ドロップキックからコーナーに叩きつけて坂崎にタッチ。
坂崎はぶら下がり首四の字から、これを離すとショートレンジのドロップキックを叩き込んでまなせにタッチ。
まなせはストンピング連打からボデイスラムで叩きつけてフォールも2。まなせはクロスアームスリーパーも平田はロープへ足を伸ばす。
まなせがエルボーから逆コーナーに振って走り込むが、足を伸ばしてカットした平田がミサイルキック。平田はオオワシにタッチ。
オオワシは次々ビッグブーツも、坂崎が避けてバックを取るがあがらない。坂崎はオオワシのコスチュームを脱がすも、解き放たれてビキニ姿になったオオワシが次々フライングクロスチョップ。オオワシはタカギにタッチ。
タカギがドラゴンリングインも、まなせがガットショットで迎撃しロープに飛ぶが、タカギはクロスチョップで迎撃しヘアーホイップを狙うも、まなせは側転し切り返すとヘアーホイップ。だがかつらが取れてしまい、タカギは呆然としながらソバット。さらにゆずポンキックを叩き込むと、かつらを振り回し次々倒す。タカギは坂崎を担ぐが、平田がタッチを要求し「私を信じて明日にきらめけ!T2ひ~!」と叫びタッチを要求。
タカギも「ウィーアーT2ひー」とポーズを決め平田にタッチ。
平田が走り込むも坂崎がフランケンで投げ捨て、山下が串刺しハイキックからまなせがビッグブーツ。坂崎が魔法少女プランチャを投下しフォールもオオワシがカット。
山下とまなせがロープに振ってダブル攻撃を狙うが、平田はダブル手刀で倒し、坂崎がコーナから飛び込むもこれも手刀で叩き落とす。平田がタカギとオオワシも手刀で場外に落とすと、GOメガネを装着し踊り始める。平田は次々選手たちGOメガネを装着させると、6人で踊り始めるが、踊り終わると東京女子勢がそれぞれスクールボーイ。返したT2ひーだったが山下がハイキックから回し蹴り。これを避けた平田に、山下が再度回し蹴りからクラッシュラビットヒートを叩き込んで3カウント。
平田「ちょ、ちょっと待って、ちょっと待ってよ、顎、間違えた美優さん、今のは間違えよ。あなた、いつのまにこんな強くて、美しくなって、スター選手になったのよ、え?もう私今の最後の何?クラッシュラビットヒート、心までパンと来たわよ最高よあなた。そんな美優と今日戦えて私本当に幸せだと思った。あなたみたいなスター選手がいるなら、もう女子プロレス界は安泰ね。どうか美優、これからも私と、私も頑張るから私と美優、一緒に、女子プロレス界、一緒に、女子プロレス界盛り上げていきましょう!」
平田は握手を求め、山下が応じると腕を上げるが、平田はガットショットからスタナーを叩き込んでフォール。これで平田が山下からアイアンマン王座を奪った。
第3試合
先発は松永と赤井。赤井のサンタコスチュームを松永が「全然可愛くねーぞ!」と挑発すると、赤井がロープに押し込むが松永は「クリスマスブレイク!」とブレイクさせる。
松永が逆にロープに押し込むと、足を踏みつけ足へのフットスタンプ。さらにヘッドロックも、赤井が切り替えしてヘッドロック。ロープに振ろうとするが、松永は帽子を引っ張り倒し「マツ・ナガ・トモミツー!」とポーズ。松永はサンタコスチュームを脱がそうとするが、これはKUDOがカット。赤井は高梨にタッチ。
松永を赤井がロープに振ると、高梨がマンハッタンドロップから赤井がビッグブーツ。高梨はガットショットから鼻つまみも、松永が乳首を摘んで切り返しソバットから斗猛矢にタッチ。
斗猛矢はスパインバスターからシーソーでコーナーに叩きつけてチョップ連発。逆コーナーに振って串刺しラリアットからブレーンバスター。斗猛矢は石井にタッチ。
石井は膝蹴り連発も、高梨が腕を切ってタッチしようとするが、腕を掴んで石井を高梨が丸め込む。これを返されると高梨はKUDOにタッチ。
石井はビッグブーツからレーザビームチョップを叩きこんでロープに飛ぶが、KUDOは追走ニーからエプロンに出ての振り子式ダブルニードロップ。フォールも2。
KUDOはコーナーに振るが、石井が飛び越えバックを取るも、切り替えしたKUDOがコンビネーションキックも石井は避けてニーアッパーから顔面にドロップキック。石井は島谷にタッチ。
島谷はエルボー連打からロープに飛ぶが、KUDOがソバットから延髄斬り。KUDOは坂口にタッチ。
高梨が島谷をコーナーに座らせ坂口が神の右膝も、避けた島谷がミサイルキック。石井がサンセットフリップから島谷がその場飛びシューティングスターを投下しフォールも酒呑童子がカット。
島谷は投げようとするが、耐えた坂口にサミングからロープに飛ぶも、坂口はニーリフトからKUDOとサンドイッチサッカーボールキック。坂口はスリーパーで捕らえるが、これは石井がカット。
坂口が左右のミドルキックで倒し3カウントを奪った。
第4試合
NωAが勝ったら解散できる試合になるが、試合前にディーノが持ち込んだシャンメリーに見える強力下剤を大石が飲んでしまったことが伝えられる。
大石のストマックエクスプロージョンまで8分と告知される中、入場パフォーマンスを行うディーノにMAOと高尾が飛び込み強制的に試合開始。
やっとリングに戻ると、ディーノが勝俣にナイトメアを狙う。ここですでに大石のストマックエクスプロージョンまで残り4分。
大石はディーノにナックルから無理やり座らせ試合を終わらせようとするが、勝俣は切り返しドロップキック。勝俣は大石に、ディーノはササダンゴにタッチ。
ササダンゴはラリアットを避けて靴紐を結び直すが、大石がガットショットから走り込むがササダンゴはアトミックドロップ。大石はお腹を押さえるがセーフ。ササダンゴはロープ際で大石のお腹に乗りフットスタンプ連発。ササダンゴはアントンにタッチ。
アントンはリングインしようとするもロープにコケる。
アントン「ちょっと待って今膝の打ちどころが悪くて、本当に膝が笑ってるハハハッ、ギブアップ、ちょっと待って今の嘘虚言虚言癖。ここで流石にね、こんな状態でギブアップしてしまったらちょっとあのサンタさんも来てくれないかもしれないから、今日は本当に二晩徹夜して特別なクリスマス大巨編の昔話を考えているので、それをとっとと披露させていただいてそれが終わり次第速やかにタップアウトしますんでいいですかね?大巨編!赤い花のトナカイ、第一部及び第二部及び第三部から拾五部まで。パッパパッパーパッパー」
MAOが正拳突きでカットし、ディーノが大石の腹に右ストレート。さらにダブルニードロップを腹に2連続で投下し、ディーノはエルボー連発からファイト一発。大石はお腹を抑えて動けなくなるが、ディーノがコスチュームの中に入れようとするも大石は右ストレートで逃れリングをあとにしようとする。カットに来たアントンとササダンゴもまとめて倒すとMAOにタッチ。そのまま大石はバックステージに走って戻る。
勝俣がディーノにミサイルキックからMAOがダイビングクロスボディアタック。ディーノはMAOをロープに振るが、MAOはドロップキックからボディスラムでセットしアラビアンプレスを狙うが、ディーノがケツに手を突っ込みカットすると、その尻へ串刺しホモイェ。ディーノはアントンにタッチ。
アントンはMAOにバイオニックエルボーを狙うが、MAOはガットショットから走り込むも、アントンはファイナルカットで切り返しフォールも大石と勝俣がカット。
ササダンゴが勝俣を投げ捨て、アントンがMAOにボディスラムからコーナーに登ると大石の「ちょっと待った!」という声が場内に響く。すると大石はトイレットペーパーを手に入場曲に乗り登場。トイレットペーパーで次々倒していくと、MAOは大石にタッチし、アントンにMAOがスパインバスターから逆エビ固め。大石がキャメルクラッチで捕らえ、勝俣とMAOがダブルドロップキックを狙うもアントンが避けて大石の腹に誤爆。
壮大な音楽とともに暗転し、明るくなると大石は清々しい顔で立ち上がり手を振りながらエプロンに出ようとする。勝俣とMAOは鼻を押さえて悶絶し、そこにアントンが次々ごんぎつね。ディーノが大石にガットショットからコスチュームの中に大石を吸引し男色ドライバーを狙うも、大石の尻が顔に近づいたところで悶絶。代わりにササダンゴが担ぐも、大石の尻が顔の近くにきたため悶絶して倒れる。アントンがバイオニックエルボーを狙うが、大石がこれをキャッチし引き込み腕ひしぎ。さらに三角絞めで捕らえ、アントンがあまりの匂いにタップアウトした。
喜ぶ大石だったが、MAOと勝俣は逃げてリングに近づこうとしない。
ディーノ「ちょっとストップ。確かに、この試合は、私達が負けたかもしれないでも、大石さんは、人として負けたんじゃないかしら?すなわち、この試合は一勝一敗。だから、この結果は、無かったことにします。よらないでください!やめてくださいほんとにやめてください!だから、まあ、所詮ね、今日の私達のパートナー二人は、男色親衛隊の中でもいわば下等戦士。貴様らを追い詰めるために、アイドルを続けさせるためにアイドルがとても嫌いな高級戦士を用意した。それがこちらだ(バラモン兄弟がモニターに映し出される)1月3日!男色バラモンと貴様らNωAと戦い、貴様らをアイドルとしてずっと居続けさせてやる。お前ら!死んで!地獄に落ちて!生き返って!蛆虫になったままアイドルを続けるんだな!アハハハハ!」
大石「くそなんてこった!どうしようお前ら!しょうがねぇ、こうなったら1月3日、NωA対男色バラモン、絶対勝って、1月28日後楽園ホールで絶対解散シまーす!以上僕達ニューレスリングアイドルNωAでした!」
<試合後コメント>
NωA
――もの凄い試合展開でしたが、即解散ということにはならず、1月3日に男色バラモンと試合が決まりましたがいかがですか
MAO「まあ、今日は……大石さん漏らしたんで……バラモンなんのそのって漢字じゃないですか」
勝俣「怖いもんない!怖いもんないよ!」
MAO「後楽園で漏らすなんて……」
勝俣「大丈夫?シャワー浴びた?」
大石「オォイ!バラモンに言ってやるよ!テメェらリング上でうんこ漏らしたことあんのか?!オイ?!」
勝俣「(バラモンはうんこを)投げる方だよね」
大石「おう!やってみろよ!」
勝俣「大石くんのうんこをバラモンに投げつけてやりましょう!」
大石「投げつけてやるよ!」
勝俣「バラモンが来ようが誰が来ようが、NωAは絶対解散するんで」
MAO「運命からは逃げられないからね」
勝俣「あとお前ら!元アイドルだろ!」
MAO「過去からも逃げられないんですよ」
勝俣「俺ずっとやりたかったんだよ!選挙の公約のときも、一位になったら復活させるって勝手に言ったんですよ。バラモンとリングでアイドル対決してやる!どっちが本物のアイドルか!なんでもやってやるぞ!」
大石「絶対解散してやるぞ!僕らはニューレスリングアイドル、NωAでした!ありがとうございました!」
第5試合
先発はディエゴと岩崎。岩崎が足を刈って倒しアンクルホールド。ディエゴはこれを切り返し両者タッチ。
渡瀬が樋口にエルボー連打から、ラリアットを避けてヘッドロック。渡瀬がショルダータックルも、受けきった樋口が逆にぶちかましで倒し、コーナーに叩きつけて彰人にタッチ。
彰人はバックエルボーで倒しフォールも2。彰人は投げようとするも、着地した渡瀬がランニングエルボーで倒しフォールしようとするも、ディエゴが足を引っ張り彰人に投げると、その足へ樋口がチョップからディエゴがドロップキック、さらに彰人がドラゴンスクリューで投げ捨てディエゴにタッチ。
ディエゴはエルボーから走り込むが渡瀬はアームホイップから低空ドロップキック。渡瀬はレッカにタッチ。
渡瀬はボディスラムでセットし、レッカはアイダホ・ミネソタ・ミシシッピエルボー。ディエゴはこれを避けると、岩崎はディエゴにストンピング。レッカは岩崎にタッチ。
岩崎はサッカーボールキックから逆エビ固め。ディエゴはロープへ。岩崎は自軍コーナに下がり渡瀬にタッチ。
渡瀬はナックルからエルボー。エルボー合戦から渡瀬がエルボー連打で倒し顔面を膝で踏みつけ顔面ウォッシュ。ディエゴはキャッチし立ち上がるとエルボー合戦へ。
渡瀬がロープに飛ぶもディエゴはドロップキックでカットし樋口にタッチ。
樋口は強烈なチョップを叩き込み、ロープに振るとダブルチョップ。樋口は担ぐが、着地した渡瀬にチョップからロープに飛ぶも、渡瀬はラリアットを避けて延髄斬りからブレーンバスター。渡瀬は岩崎にタッチ。
岩崎は串刺し攻撃を狙うが、キャッチした樋口が正面に投げ捨てる。岩崎はミドルキック連発からロープに飛ぶが、樋口はカウンターで担いでコーナーに投げ捨て走り込むが、岩崎がミドルキックで迎撃しバックを取る。樋口はエルボーからヘッドバッドで逃れると、オクラホマスタンピートから彰人にタッチ。
彰人は低空ドロップキックから俵投げ。フォールも2。
彰人は担ぐも着地した岩崎がミドルキック。キャッチした彰人が足へのエルボーからコーナーに振るも、岩崎はビッグブーツで迎撃しレッカにタッチ。
レッカは連続串刺しエルボーから串刺しカンフーキック。フォールも2。
渡瀬とダブル攻撃を狙うが、彰人は渡瀬をレッカに叩きつけて二人まとめてドラゴンスクリュー。彰人はディエゴにタッチ。
彰人が担いでそこへディエゴがダイビングエルボー。フォールも2。
ディエゴはコーナーに振って串刺しバックエルボーから走り込むが、レッカが丸め込んで低空ソバットからバックドロップ。フォールも樋口がぶっこ抜いてドクターボム。岩崎が樋口にサッカーボールキックも彰人がサモトラケのニケ。岩崎へ渡瀬がドロップキックもディエゴが渡瀬にラリアット。レッカがバックキックの延髄斬りもディエゴはGUANCHULD 1/2で叩きつける。
ディエゴは担いでVHSを狙うが、レッカは着地し左右のボディブロー連発。ロープに飛ぶが、彰人がニーアッパーからディエゴが正面に叩きつけてフォールも2。
ディエゴは串刺し攻撃も、レッカが避けて岩崎が串刺しニー。さらに渡瀬が顔面ウォッシュから岩崎が垂直落下式ブレーンバスター。レッカがトラースキックを叩き込んでフォールも樋口がカット。
レッカは投げようとするがディエゴが丸め込むも2。レッカはダブルの正拳突きからディエゴのナックルとレッカのエルボーの打ち合い。レッカがエルボー連打からディエゴが左右の地獄突き。だがレッカがビンタから走り込むも、ディエゴがジョン・ウーでふっ飛ばし、フォールも2。ディエゴはVHSで突き刺し3カウント。
彰人「ディエゴ、泣かないよ。笑顔で送り出すって決めたんだから泣かないよ。ディエゴ最後の試合あっという間だったね、楽しかったね。あんた5年前に日本にきて、初めはどっから来たのかよくわからない外国人だと思ってみんな不思議そうな顔して見てたけど、あなたの持ち前の愛嬌で、みんなの心をひきつけて、今こんなに大勢の人に応援されるような立派なレスラーになりましたよ。ディエゴ、これでディエゴはチリに帰ります。もしかしたらもう日本に来ないかもしれない、けど、ディエゴ、この4年間5年間やってきたことは僕らDDTの全員のレスラーの心にもそうだし、お客さんの心にも刻まれているから、ディエゴ君はDDTの仲間だから、チリに帰ってもずっとずっと仲間。チリに帰ってもずっとプロレス続けてください。約束。ディエゴ、一番最初に言ったさようならっていうのは撤回しよう。あなたがチリでプロレスを続けるなら、またもしかしたらどこかで会うことが出来るかもしれないから。またね、ディエゴ。またねだよねみんな!じゃあ、ディエゴ最後みんなに挨拶して終わろう」
ディエゴ「彰人サンさっき言ったとおり5年前来て、いつもいつも後楽園ホールでタッグマッチばかりでした。でも、仲間いっぱい作って、もう5年戦ったですね。今はセミで、休憩前で試合ができて、ほんとに嬉しいです。終わりだとは言いたくないよもうヤバイですよ。そして、みんな知ってると思うんですけど、僕はこのDDTという団体めちゃくちゃ好きですよー!DDTに入ってほんとに嬉しいことでした。みんなクソお世話になりましたありがとうございまーす!」
全選手がリングに上がり記念撮影。最後にDDTの寮で共に過ごした平田をリングに呼び込み二人になると、ディエゴはVHSを叩き込みアイアンマン王座を奪った。
<試合後コメント>
ディエゴ
――DDTラストマッチを終えられて如何でしたか
「やっとラストで巻きましたヨーッ!めっちゃ嬉しいです。嬉しい嬉しい。この大事なベルト~。もうメチャクチャ嬉しくて言葉出てこないヨ~」
――アイアンマンのベルトはチリに持って帰る?
「これはおみやげにします!みんなチリで喜ぶかもしれない」
――向こうでもプロレスの活動は続ける?
「そうですヨー!そういうこと!ジョーイ・ライアンみたいにもっと上手く出来ると思います!」
――DDTで一番思い出に残っていることは?
「結構ありますヨー。一回、菊タローさんと5年くらい前にDDT新木場でシングルマッチ出来ました。そして今月の頭に東郷さんと試合できました!それは僕のベスト、ベスト、ベストバウトです!だから満足です。本当にうれしいです」
――DDTファンにメッセージを
「リングでは気持ち一杯で全然言葉出てこなかったヨー!DDTの皆さん、僕は始めての時メチャクチャ弱かったですヨー。でも、頑張ればなんでも出来る。頑張れば笑顔で前向き!ちゃんと毎日ご飯食べたら、ちゃんと毎日勉強したら、ちゃんと毎日休んだら、なんででも出来ます。チリに帰ってもそういう気持ちを伝えたいと思います!そして僕、チャンピオンだヨー!!」
第6試合
先発は丸藤と佐々木。ロックアップから丸藤がロープに押し込むが、佐々木が体勢をかえるとクリーンブレイク。
再度ロックアップからリストの取り合い。丸藤が足を刈って倒しアンクルホールドも、佐々木がヘッドロックで切り返すが丸藤は回転しフォールも1。何度もフォールも1。佐々木がキックアウトしスタンドになると両者タッチ。
遠藤がヘッドロックからフロントネックで捕らえるもHARASHIMAが切り替えして袈裟固め。そのままヘッドロックに移行し、ロープに飛んでショルダータックルで倒すと、リープフロッグを狙った遠藤にライダーキックからギロチンドロップ。HARASHIMAはコーナーに叩きつけてセカンドロープに横に乗せると断崖式フットスタンプで打ち抜き、フットスタンプからフォールも1。
丸藤が出てきてダブル攻撃を狙うが、遠藤はロープを掴みタイミングをずらすと、走り込んできた丸藤をロープをたるませ落とし、HARASHIMAをロープに振ると場外から佐々木が足を引っ張り倒して遠藤がスライディングキック。佐々木と遠藤が対角線上に同時トペを発射し場外乱闘。
リングには佐々木とHARASHIMA。佐々木が顔面にストンピングからブレーンバスター。遠藤が往復式フットスタンプからセントーンを投下。フォールも2。遠藤はコーナーに叩きつけて佐々木にタッチ。
佐々木はスリーパーで捕らえるがHARASHIMAはロープへ。佐々木はストンピングからナックル。顔面を張ってコーナーに振ると串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットしたHARASHIMAがジョン・ウー。HARASHIMAは丸藤にタッチ。
丸藤は佐々木のシャツをめくり上げて胸にチョップ。さらに串刺しバックエルボーも、佐々木がコーナーに振って走り込むが、足を伸ばしてカットした丸藤がコンビネーションキックで倒す。
丸藤は不知火を狙うも、突き飛ばした佐々木にガットショットからブレーンバスターを狙うが、佐々木は腕を捻って逃れるも丸藤がチョップからロープに飛ぶ。これを佐々木はドロップキックで迎撃し遠藤にタッチ。
遠藤は走り込んでフランケンから飛びつきバックエルボー。さらに掟破りの不知火を狙うが、丸藤が突き飛ばし遠藤はエプロンへ。遠藤はエルボーからスワンダイブフォアアームを叩き込んでフォールも2。
丸藤はバックを取った遠藤にエルボーから逆水平チョップで倒し、さらに起き上がりこぼし式チョップ。丸藤は顔面を連続で蹴り上げ河津落としからフォールも2。
丸藤は不知火を狙うが、遠藤はコーナーに座らせ担ぐも、丸藤は着地しバックを取る。エルボーで逃れた遠藤がロープに飛ぶとハンドスプリングオーバーヘッドキックを叩き込んでフォールも2。
強烈な逆水平チョップの打ち合いから、トラースキックを避け合い、お互い顔面に叩き込むと丸藤が再度トラースキック。だが遠藤もオーバーヘッドキックを叩き込み両者ダウン。両者タッチ。
エルボー合戦からHARASHIMAが前蹴り。コーナーに振って串刺しビッグブーツからコーナーに座らせ正面に登る。エルボー合戦から佐々木がサミングで落とすも、HARASHIMAは二段蹴りから再度正面に登り雪崩式ブレーンバスター。フォールも2。
HARASHIMAはミドルキック連発からファルコンアロー。フォールも遠藤がカット。
丸藤が出てきてコーナーに振ると、HARASHIMAが串刺しバックエルボーから丸藤が逆水平チョップ。さらに首投げからネックスクリュー。HARASHIMAがそこへスワンダイブボディプレスも、佐々木は剣山で迎撃し、DDTからコーナーに上る。佐々木はダイビング・エルボードロップを投下も、HARASHIMAは肘への剣山で迎撃し蒼魔刀を狙うが、佐々木はキャチしサイドバスターから遠藤がファイヤーバードスプラッシュを投下。佐々木がフォールも丸藤がカット。
丸藤は交互にチョップを打ち込み走り込むが、遠藤がホイップし佐々木が蹴り上げ、遠藤が掟破りの不知火を叩き込むと、佐々木がHARASHIMAをボディスラムでセットしダイビング・エルボードロップを投下。フォールも返されるとクロスフェイス。HARASHIMAはそのまま担ぎ上げ山折り。HARASHIMAは蒼魔刀を狙うが、遠藤がスワンダイブミサイルキックで迎撃し担ぐも、着地したHARASHIMAに佐々木がナックルを狙うがこれが遠藤に誤爆。そこへ丸藤がトラースキックも今度はこれがHARASHIMAに誤爆。佐々木がHARASHIMAを丸め込むが2。HARASHIMAの延髄斬りを避けた佐々木がラ・ミスティカ式クロスフェイスを狙うも、HARASHIMAは耐えてそこへ丸藤がトラースキックでカットし佐々木に虎王。遠藤のラリアットを避けた丸藤がトラースキックから不知火を叩いこんで迎撃し、佐々木にダブルのトラースキック。フォールも2。
HARASHIMAはバズソーキックから蒼魔刀を発射し3カウント。
<試合後コメント>
HARASHIMA&丸藤正道
――DAMNATIONを相手にタッグ王座を防衛しましたが、今のお気持ちは
HARASHIMA「僕は何度も二人とは戦ってて、結構自分の技が見切られてるというか、それを感じながら結構苦戦しちゃったんですけど、丸藤さんのアシストのおかげで勝つことが出来ました」
丸藤「今日も素直に楽しかったです。初めて試合をした二人でしたけど、プロだなっていうのはしっかり感じることが出来たし。年末だからといってこのベルトを落としてNOAHに戻るわけにも行かないので、今日はしっかりね」
――丸藤選手、試合中に遠藤選手に不知火をかけられる場面がありました
丸藤「あのね、不知火はね、首持ってない方の手は横に広げるのが不知火なの。あれは未完成だね。でも運動神経いいから完コピできちゃうよね。もうやらないでください(笑)」
――ベルトを持って年を越す事になりそうですが、来年はこのベルトを使って何かやりたいことは?
HARASHIMA「やっぱ防衛をドンドン続けていきたいですね」
丸藤「ベルトを持っているからにはチャンピオンとしてこのDDTのリングを盛り上げていきたいと思うし、まず3月に僕両国参戦ということなんですけど、その前にどうやらシングルのリーグ戦があるそうなので。そこでしっかりHARASHIMA選手には優勝してもらいたいし、そのときはそのときで違う状況が生まれているかもしれないので応援しています。Twitter見ます、Twitter。LINE未だに知らないんで……」
HARASHIMA「あっ……じゃああとで……」
丸藤「いや、大丈夫っす(笑)」
HARASHIMA「まあ、心は通じてるんで(笑)僕がD王に集中できるように丸藤さんは僕を応援してくれるそうなので」
丸藤「俺も俺でホームリングでしっかりやるし、お互いね、まあリングで会ったときにまたしっかり戦えるように」
HARASHIMA「メリークリスマス!」
丸藤「アンド・ハッピーニューイヤー!」
佐々木大輔&遠藤哲哉
佐々木「……私は今まで、神様というものを信じてきませんでした。明日は、キリストの誕生日ですよね?私はクリスマスというものは……これ、生放送ですか?……クリスマスというものは、男性と女性がセックスをするための日だと、私はそう思っていました。しかし今日、私は天に召された気持ちです。これからは改心して清く正しく生きようと、そう思いました」
(横で黙って聞いていた遠藤が佐々木の頭をはたく)
佐々木「ウワーッ!……ウガァアア!哲哉ァ!目覚めたぞォ!オイHARASHIMA、丸藤よくもやってくれたなふざけんじゃねぇぞ!傷一つ付いてねぇぞ?哲哉言ってやれ。アイツらぶっ殺してやるぞぉ!」
(遠藤が笑いをこらえながら黙って頷く)
佐々木「なんか言えよコラァ!何がクリスマスだオイ?!なんか言えよオラァ!」
――KO-Dタッグは残念ながら取れませんでしがが、30日には不法集会もありますし……
佐々木「話変えんなよお前!KO-Dタッグの話だろまずは!HARASHIMAと丸藤の話だろお前!誰が改心したと思ってんだ。改心しねぇよ俺は!してねぇよお前!」
――では、今後もHARASHIMA丸藤を狙っていく?
佐々木「……やんの?」(遠藤に問いかける)
遠藤「うーん……。また、やります?」
佐々木「まあ興味はないけど、好きじゃないんだアイツらは。私服がよ、ダサいんだよ二人共。共通して。俺なんて短パンにレザースニーカーだぞ」
――では、タッグは一旦置いておくということですか?
佐々木「そのうちだ。また」
――では、話を不法集会に戻しますが、EXTREME、唯一残っているベルトを賭けることになりますが
佐々木「唯一残っているベルト……そうか……すっかり忘れてたぞ」
遠藤「大家に……」
佐々木「なんでその話すんだよお前?!」
遠藤「すみません(笑)」
――正式に電流爆破が会社からNGが出たということですが、改めて試合のルールはどうなさいますか?
佐々木「ルールか……。考えてねぇよ。電流爆破だろ。……でも電流爆破電流爆破言ってると、違うところでやることになったら困るからな。もう言うな。そういうことは。勝手なことばっかり言うな。出来ないんだから。知らないのかお前。後楽園ホールは火が禁止なんだよ。当たり前だろ。常識だぞ」
――では、不法集会に対する意気込みを
佐々木「意気込みだってよ」
遠藤「意気込み……」
佐々木「意気込み……うーん……意気込みなんかあったか?今日はクリスマスなんでね、ちょっと、それどころじゃない」
――では今年を振り返って、DAMNATIONとしてはいかがですか
佐々木「今年活躍したっけ?……いや違うんだよ。毎日毎日記憶が無いから何も覚えてないんだ」
遠藤「石川修司が抜けて……」
佐々木「あいつ調子乗ってるからな。石川と諏訪魔は調子に乗ってるからな。……DAMNATION関係ない」
遠藤「言ってやってくださいよぉ」
佐々木「……何の話だっけ?今年の話?覚えてないよ。先週のことも覚えてないんだから」
――遠藤選手、今日は丸藤選手を意識しているような場面が見られましたが
遠藤「意識してないよ」
佐々木「意識されてたな」
遠藤「意識されてましたね。なんだアイツ」
佐々木「もうオジサンだから若い子が羨ましくてしょうがないんだ」
(撤収時間が迫っていることでスタッフがコメントを早く終わらせるよう促す)
佐々木「なんだお前!」
遠藤「ふざっけんなよぉ!」
佐々木「まだまだ喋るぞ!延長料払えよ!ずっと喋るぞ!オイ!延長料払えよ!場所変えるか?!LOFTとか借りるかぁ?!」
(カメラが止まっても駄々をこね続けながら退席)
第7試合
試合が始まるとカバナは雄叫びを上げて場外へ。そのままカメラマンに襲いかかるが、竹下はロープを下げてリングに入るよう指示。カバナはリングに入り、やっと向かい合う。ロックアップからカバナがロープに押し込むと、竹下の身体を撫で回しブレイク。竹下はうつむいてゲンナリするが、突っ込んだところをカバナがリストを取って小手返しで倒していく。竹下は足を刈って切り返すが、お互い足を締め合いカバナがロープを掴みブレイク。
バックの取り合いからカバナがコーナに抱きつき耐えると、竹下はぶっこ抜こうとするがこれは微動だにせずブレイク。
カバナはサーフボードストレッチからそのまま足の上にのせると、投げ捨てボディシ~すから丸め込むも2。竹下は走り込むもカバナが再度腕を捻っていくが、竹下はヨーロピアンクラッチで丸め込むが2。
竹下がコーナーに振って走り込むが、カバナは足を伸ばしており、竹下は直前でとまると、カバナが「トッテトッテ!」と足を掴ませる。するとカバナが自分の足を折りたたみ巻き込んで引き寄せ丸め込むが2。
竹下は一度場外に降りるが、カバナがロープを開けると竹下はそこをくぐらずロープを飛び越えリングに戻る。
二人が静かにするよう会場に指示し、客席は静かになるが実況が喋り続け二人は実況に注意。再度静かにさせると、叫んだカバナがヘッドロック。竹下はロープに振るが、カバナはロープを掴み腰を振り続ける。竹下は笑いながら走り込もうとするが、カバナが足を伸ばしてカットし走り込むも、竹下はゼロ戦キックで迎撃。
竹下はコーナーに押しこみショルダータックルをボディに叩き込むも、カバナはブレイクを要求し竹下は素直に下がる。竹下はボディスラムからフォールも1。
竹下は首投げからシルバーブレッド。さらに低空ドロップキックを顔面に叩き込んでフォールも2。竹下はぶっこ抜こうとするが、カバナはレフェリーを掴んでこれに耐える。竹下は再度バックを取るが、カバナはロープを掴んでこれに耐える。
竹下はエルボーからバックを取るがカバナはロープを掴み、レフェリーはブレイクさせ、竹下のフラストレーションが溜まっていく。カバナはこのすきにコーナーポストをずらし、竹下の顔面を鉄柱に叩きつけようとするが竹下はこれに耐え、竹下はラリアットを狙うもカバナは避けてフランケンで投げ捨てトペを発射するかに見せて、エプロンに降りて場外に走り込んでのバックエルボーを叩き込む。
場外で客席に紛れ込んでのかくれんぼから、カバナが鉄柱に叩きつけてカウント19でリングに投げ入れる。
カバナはエルボードロップからフォールも2。
カバナはエルボーと逆水平チョップを交互に叩き込んでいき、ナックルからロープに飛ぶが、竹下はリープフロッグからフロントスープレックス。場外に降りたカバナに竹下はトペアトミコを投下。
リングに戻ると、竹下がカバナを飛び越えリングインし旋回式ブルーサンダー。フォールも2。
竹下は串刺しビッグブーツも、カバナは避けて逆サイドに行くが竹下は追走串刺しビッグブーツ。竹下はユルゲンラリアットも避けたカバナの足を刈って倒しランニングニー。フォールも2。
竹下はぶっこ抜きジャーマンを狙うが、股をくぐって逃れたカバナが掌底アッパー。
膝立ちでチョップの打ち合いから、カバナがヘッドバッドを叩き込むも竹下は二段蹴り式の膝蹴りから走り込むが、カバナはBOOM BOOM・ショット。カバナは串刺しバックエルボーからコーナーに登りドラゴンリングイン式のボディプレス。フォールも2。
カバナはエルボーから串刺しバックエルボーも、竹下はキャッチしし投げようとするがカバナは足を刈って丸め込みシカゴクラブ。竹下はロープへ。
カバナはコーナーでチョップを叩き込み、ブレーンバスターを予告するが竹下は逆にブレーンバスター。フォールも2。竹下は走り込んでラリアットでなぎ倒しフォールも2。竹下は走り込むがカバナはエルボーで迎撃しスーパーマンも2。
竹下が走り込むが、カバナはエルボーで迎撃し走り込むも竹下がフラップジャックでコーナーに叩きつけ、そのままコーナーに座らせると雪崩式ブレーンバスターを狙う。だがカバナがヘッドバッドで落とすも、竹下は走り込んで正面に登るがカバナは担いでシカゴ・スカイライン。フォールも2。
カバナは担ぐが、着地した竹下がスクールボーイも1。さらに丸め込むが2。竹下はロープに飛ぶと前方回転エビ固めを狙うが、カバナはそのまま潰してフォールも2。竹下は串刺し攻撃を狙うが、チョップで迎撃したカバナがムーンサルトも、竹下は避けてバックを取り、そのままロールスルージャーマンスープレックスホールドで3カウント。
エンディング
竹下「カバナさん、カバナさん、センキューソーマッチ」
カバナ「(マイクのスイッチを切って)アリガト。センキュー(松井レフェリーがスイッチを入れて)ハロー、アリガトゴザイマスコウラクエンホール。今日チャンピオンに挑戦できて、今日は俺の日じゃなかったけど竹下はDDTで最強のチャンピオンだ。彼は21歳、僕は37歳、娘は5歳、年齢差はあるけど、彼は素晴らしい王者だ」
今林AP「竹下おめでとう。強敵だったなほんとに。いよいよ次は1月5日新宿FACEからスタートするD王グランプリ、AブロックBブロックの勝者が1月の後楽園で戦い、3月25日両国大会のメインに立つことになります」
竹下「一つだけ質問があります」
今林AP「なんでしょう」
竹下「僕が今チャンピオンですよね?両国までタイトルマッチはない?」
今林AP「今のところ」
竹下「じゃあ、両国のメインはおそらくチャンピオンは立つ。でもD王グランプリはメインで立つ人が決める。チャンピオンが優勝した場合はどうなるんですか?僕もちろん優勝する気持ちでいきますんで、そこのモチベーションは、優勝したら僕は逆指名していいですか?」
今林AP「当然そういうことになるんだろうなと思います。Pそういうことでいいですかね?」
男色P「いいんじゃないですかね」
今林AP「軽いですね。じゃあチャンピオンが優勝した場合は挑戦者を指名できるということで」
竹下「わかりました。頑張ります」
男色P「これでDDTの本興行という形では先程の試合が最後になりました。まあ、ベルトを持って最後の試合に勝ち残った竹下が、今年の主役と言ってもいいでしょうそこは認めましょう。ただね!DDT止まってらんないからね。今日もカバナ危なかったでしょ?プロレスには色んなスタイルがあって色んな可能性がある色んな楽しませ方がある。次のD王もそうだ。D王に出る人が勝って次の主役に踊り出ても良いし、D王に出てない人は人なりに表現すれば主役になれる。だからどう、次の主役に誰がなるんでしょうね?ね?ただ、あんたを止めようとしてる人はいっぱいいるよ。わかってるね?OK、では、よろしくお願いします。とりあえず今年の主役ですからね」
竹下「それでは今Pが言ったように本年としては今年最後の後楽園ホールとなります。クリスマスなのでささやかながら皆さんへクリスマスプレゼントがあります」
男色P「無駄にテンション上げろ!」
(リングからプレゼントの配布)
今林AP「せっかくなので何人かの選手に一言もらいたいと思います。まずはタッグチャンピオン」
HARASHIMA「2017年、シングルのベルトは取られてしまいましたけどタッグのベルトを持って年越せるんで、来年2018年は、今年以上に素敵な年にしてやるさ―!(なんでー?)」
丸藤「今日は普通でいい?いいじゃん。私達HARASHI丸藤ベストタッグ取れませんでしたので、今日防衛できたんで、このまままた来年しっかり防衛して、東スポのベストタッグをとってやるさー(なんでー?)」
今林AP「次いきますよ酒呑童子」
KUDO「一年間DDTにお付き合い頂きありがとうございます。僕達酒呑童子は30日に6人タッグの防衛戦控えてますんで、そのまま勝ってベルトを肴に新年迎えたいと思います!」
島谷「今年は、KO-D、まだちょっとあと僅かだったんですけど、来年、D王グランプリ、必ず俺が優勝して、KO-D無差別級!KO-Dタッグ、KO-D6人タッグを巻いて、DDTにノブここにありを見せたいと思います!」
平田「ごちゃごちゃうるせーこの野郎!そもそもお前D王でねーじゃねーかよ。俺もだけど、お前が喋るなんて100年早いんだよ。という事で本日はDDTプロレスご来場ありがとうございました。来年はこの平田がKO-D総なめにして、平田一喜の年にしてやりたいと思います応援よろしくお願いします。ということで締めに入りたいと思いますのでご起立ください!立って立って、聞き分けのいい人たちだ本当に。ということで今回の締めは私が3,2,1,といったら、平田GOで!今回締めたい(えー!)やかましいわ!これがな、今年のDDT何だよ!(大ブーイング)予想外の嫌われよう動揺しちゃう。そんなの関係ねー!3,2,1って言ったら平田GOだからな。3,2,1(全員で平田をストンピング)おーい!だから!おまえらは!そしておまえらはー!なんなんだよ(お客さんと一緒にジャンプ)」
今林AP「はいありがとうございました。それでは最後に社長に一言今年の総括を」
高木大社長「今年はですね、3月に20周年記念興行で埼玉スーパーアリーナがあったり夏の両国あったり9月はDDTのサイバーエージェントグループに入ると色々ありましたけど、DDT12月になっても何にも変わってません!本当に、全くですね、なんか今年はすごく色々印象に残る一年だった気がしてます。来年もこれからもずっと、みなさんと一緒に、DDTは歩んでいきますので、どうか宜しくお願いします!」
今林AP「じゃあ、最後にチャンピオン、一言言って、三本締めでしめられたらいいかなと思います」
竹下「三本締め、あれやる前に何言うんでしたっけ?」
今林AP「皆様のご多幸ととかだと思うけど任せるよ」
竹下「皆さん2017年本当にありがとうございました。高木さんが今言ってましたけど、僕自身もDDTのみんな、サイバーエージェントになっても変わることないし、僕たちはこうやって見に来てくれるお客様を精一杯楽しませるだけです。それを2018年としてもやっていきたいと思うんでよろしくお願いします。では、皆様の、ご多幸と、ご発展をお祈りしまして、三本締めをさせていただきたいと思います。お手をください、よー!(三本締め)」
<試合後コメント>
コルト・カバナ
「ゴメンナサーイ、ゴメンナサーイ、DDTUNIVERSEの皆さんゴメンナサーイ」
――試合のご感想は
「これが見えるか?撮ってくれ!(内腿に出来た小さな擦り傷を見せながら)俺は勝っていたんだが、リングの外に出たときに足をヤっちまった……。俺は勝っていたのになぁ、これのせいだよ。竹下が付けた傷じゃなくて、俺が自分でヤっちゃった傷だから。今日はいい試合が出来たし、竹下もいいチャンピオンだったけど、彼は俺を倒していない。ゴメンナサーイ。ゴメンナサーイ(記者の一人の頬を撫でながら)」
――28日には、最初はノーロープルールでの新宿地上最大武道会への出場が決まっていますが
「俺は10歳のとき、自分のベッドの上でプロレスをやっていた。そこにはロープなんて無かった。だから俺はもう心の準備は出来ている。俺は自分が10歳だったときのような気持ちで挑む。そして俺は10歳の子供たちと一緒に練習をしてくるからな」
竹下幸之介
「コルト・カバナが強敵なのは端から分かっていたことで。こうやって反抗期で髪の毛染めて負けてたら話しにならないんで、意地で勝ちました!」
――今日はヒョウ柄のタイツといい、関西人・竹下幸之介の本領発揮と言うか……
「アメリカインディーマットvsDDTという図式もありましたけどね、アメリカvs西成という面もあったのでね。どっちがスラムなんだと。どっちがナンバーワンスラムかという、そういう気持ちもありました僕は」
――今年色々あったDDTですが、KO-D王者として年を越すにあたって今年を振り返ってみていかがですか
「3月でチャンピオンになって今日でV10なんですけど、タイトルマッチの度に、タイトルマッチに必死で振り返ってみてもハードな一年だったなということしか出てこないですけど、この一年が僕を強くしてくれたと思うので、それを2018年は還元させていきたいと思います」
――D王グランプリについて「優勝したら相手を逆指名する」という言葉がありましたが、やりたい相手というのは既にいる?
「ありますあります。竹下がチャンピオンだとして、その相手というのはよほどのことがない限り、後楽園でも地方でも組まれることは無いと思っている選手。でも、思い入れのある選手。その選手と、両国という舞台で試合がしたい。言ってしまえば僕の自己満足かもしれないですけど、でも、D王グランプリで優勝するって言うことはその権利が与えられるってことなので、だれも文句言えないはずです。だから、楽しみです。モチベーションになりました」
――そのためには優勝が絶対条件になりますが、一回戦は黒潮"イケメン"二郎選手と当たります
「今日のカバナといい、なんか、なんかね、僕も確かにV10はすごい記録だと思うし強いと思うけど、なんかこう、みんなの油断もあると思うんですよ。『まあ竹下なら行けるだろ』『最終的には勝つでしょ』みたいな。それがすごく怖いんです。だから、今日も正直ギリギリだったし。黒潮"イケメン"二郎との対決は、ニュージェネレーションのエース対決だと思ってるし、負ける訳にはいかないでしょ。しかもDDTのリングで。でも、『竹下なら大丈夫でしょ』みたいな空気が僕は一番怖いですね」
――コルト・カバナについて、実際に戦ってみて何が一番すごいと思いましたか
「プロレスを、楽しむ気持ち。確かにコミックなことはするし、必ずしも日本の王道スタイルとは違うかもしれないですけど、リングに上がる以上はみんな命かけてるし、体を全て賭けてるんで恐怖感もあるんです。でも、カバナにはそれがない。ないですね。楽しむ気持ちしか無い。僕もプロレス好きだし楽しいんですよ?タイトルマッチもやりがいも達成感もあるし。でも、心の隅っこには怖いという気持ちもあるし、毎回それと戦ってる。でも、カバナにはそれが一切ない。ゼロ。そこまでの選手は僕は初めてです。煽りVで出てきたジェネリコとかケニーさんとかにも無いもので、それが恐ろしかったです。だから、プロレスラーっていうのは笑顔で人を殴ることが出来る職業なのかも知れないですけど、もっと自分の命をかけていることに対しての恐怖感がない。それが恐ろしかったですね。もっと言えば、お客さんの反応をあんなに気にしてましたけど、カバナはそれも正直どうでもいいと思ってるんです。自分がやりたいことをやるだけ。それにお客さんがついてきてくれるっていう。僕もチャンピオンとして、自分の道をブレずに歩いていこうと思っていたけど、まだブレがあるなって。あれくらい自分のスタイルを貫くべきだって勉強になりましたし、『こう在ろう』と改めて思いました。恐ろしかったですね」
――今年一年を振り返って、一番印象的だったことは
「難しいですねー……今聞かれたら、今日の試合ですよ(笑)一ヶ月前に聞かれたら丸藤さんとの試合だっただろうし、難しいですけど、僕の中で大きかったのは、スーパーアリーナは2017年の本当の意味でのスタートだったなと。そこから動き始めたというか、今が確立されたかなと思っています。そういうターニングポイントがあるんで、そこを掴めたというのは大きいですね」
高木三四郎総括
高木三四郎総括
「今年は色々ありすぎて、20年っていう年月をDDTが保ったということが奇跡だし、その20年をこれからどうやって30年40年50年と維持していくかっていうことを色々と考えた一年でもあったんで、3月にさいたまやって、8月に両国やって、9月にもサイバーエージェントさんのグループ入りっていうのも、偶然でもなんでもなくて、ずっと考えてて、考えに考えた末での行動だったので、継続していかなきゃいけないし、DDTをもっともっと大きくしていかなきゃいけないし、これからもDDTの挑戦っていうのをね、21年目を迎えても続けていくのかなと。おかげさまでAbemaTVでレギュラー中継をするようになって、本当にDDTを初めて見たって声が結構多いんですよ。DDTを初めて見てみたら面白かったという声も多かったんで、もっと見てもらうしか無い、もっと見せないといけないなというのは思いました。これからももっと広げていくことが大切だなと思います。プロレス自体ももっともっと盛り上げていきたいと思っています」
――今年一年をチャンピオンとして引っ張ってきた竹下選手についての評価は
「いやぁ、すごいですね。もし僕がチャンピオンだったら……結局V10でしょ?完全に入江が持ってる記録も抜いたわけだし、HARASHIMAくんやら、色んな歴代チャンピオンが居た中で、DDTの歴史に残せる大きな金字塔じゃないかなと思ってます。やっぱりあの若さで……色々あると思うんです。思い入れの強いジャンルでもあるんで、若いチャンピオンというものに対して『何も苦労してないんじゃないか』とか、そういうことを言われているのを見るんですけど、22歳でこんだけ長い間チャンピオンを維持するんだから苦労してないわけないし、それぞれ彼自身にも色んな苦悩があったと思うんですよね。それをもっともっと報われてほしいなというのもあるし、単純にスゴイなと思います。俺が22歳のときなにやってたかって、そこらへんで遊んでただけなんで。そこらへんで”クラブ活動”して遊んでただけなんで。やっぱり22歳でこれだけ長い間チャンピオンベルトを巻き続けて、それなりの内容も残してって、今日のコルト・カバナも、やっぱりすごいクセのある選手だったんですけど、それでも順応して、それを上回って勝ったというのは彼の中で好結果だったんじゃないかと思いますね。まあ、DDTだけじゃないんで。このあとはBASARAもあるし、1・4は東京女子もあるし、ガンバレ☆プロレスもあるしDNAもあるから。やっぱり全部が全部盛り上げてやっていかなきゃいけないんで、引き続き頑張りますよ。一年間どうもありがとうございました!来年もよろしくお願いします!」