【試合結果】11・16 東方英雄伝後楽園ホール大会 藤田和之&ケンドー・カシンvs船木誠勝&王飛 KENSO&谷嵜なおきvs神龍&王俊

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『東方英雄伝 日本旗揚げ大会』
日程:2017年11月16日
会場:後楽園ホール
開始:19:00
観衆:1257人・満員

▼第0試合 GENOMEルール10分1本勝負
○KENSO
5分59秒 STF
●陳俊潤

▼記念すべき第1試合☆日中シングル対決 GENOMEルール10分1本勝負
●長谷川
7分36秒 スライディングB→片エビ固め
○佐野直

▼日中マスクマン対決 GENOMEルール15分1本勝負
△神虎
10分24秒 両者リングアウト
△SUGI

▼日中混合タッグ対決 GENOMEルール20分1本勝負
○常剣鋒/定アキラ
14分46秒 常スペシャル
●林棟軒/奥田啓介

▼日中シングル対決 GENOMEルール20分1本勝負
●劉文擘
5分36秒 アイスドライバー→片エビ固め
○中井光義

▼日中タッグ対決 GENOMEルール30分1本勝負
○神龍/王俊
13分35秒 ブレーンバスター→片エビ固め
KENSO/●谷嵜なおき

▼東方英雄伝スター対決 GENOMEルール30分1本勝負
船木誠勝/●王飛
9分6秒 逆エビ固め
○藤田和之/ケンドー・カシン

中国プロレス団体東方英雄伝が日本で旗揚げ!藤田和之とのタッグで勝利したケンドー・カシンは「大仁田厚が必要だ」

第0試合

 ロックアップからリストの取り合い。KENSOがロープに押し込むがクリーンブレイク。
 再度ロックアップから陳がロープに押し込むも、体勢を切り替えたKENSOがクリーンブレイク。
 リストの取り合いからKENSOが倒しフォールも2。再度フォールも2。しつこく何度もフォールするが2。
 ロックアップからKENSOがロープに押し込み強烈なチョップ。再度ロックアップから陳がロープに押し込むが、体勢を切り替えたKENSOがチョップ。
 ロックアップからバックの取り合いも、KENSOがヘッドロックで捕らえ絞め上げる。KENSOはショルダータックルも、受けきった陳がショルダータックルを四方から叩き込む。だがKENSOは受け切るとビンタ。陳は負けじと再度四方からショルダータックル。だがKENSOはビンタで倒す。
 陳は再度四方からショルダータックル二連発。KENSOはビンタからロープに振るとラリアットも、避けた陳がショルダータックルで倒しフォールも2。

 陳は串刺しエルボーからエルボー連打。逆コーナーに振り走り込むが、KENSOはラリアットでなぎ倒しフォールも2。KENSOはSTFでギブアップを奪った。

オープニング

 ドラと太鼓がリング上に用意され、獅子舞の乱舞が行われた。
 続いて中国人選手がリングへ。
梁「みなさんこんばんは。私、東方英雄伝の梁健星です。今日このリングに上っていて、すごく嬉しかった。実は、我々中国の選手たちは、本格的なプロレスのレスラーとして初めてこの日本のリングに来る。実はあの、8年前、中国では全くプロレス知らない状態のままで、今の選手達が僕の道場に来て練習して、やっと今日ここに来ました。もちろん日本の先輩たちと比べたら、技でも身体でもまだダメなんですけど、でも皆さん、是非、応援してください。3年後我々頑張って、是非強くなりたいと思います」

第1試合

 ロックアップから佐野がロープに押し込むとビンタ。再度ロックアップから長谷川がロープに押し込むが、クリーンブレイクしようとした長谷川に佐野がビンタ。
 佐野はストンピングから首投げで倒しスリーパー。長谷川はロープに足を伸ばす。

 長谷川は膝立ちでエルボーも、佐野はストンピングからボディスラム。佐野はエルボーを落としていくが、気合を入れて立ち上がった長谷川がチョップも佐野がチョップで倒しスリーパー。ロープを掴んだ長谷川に佐野はサミングから走り込むが、長谷川がバックエルボーで迎撃しストンピング連打。長谷川はハンマーブローからコーナーに押し込みチョップ連打。さらにマシンガンチョップからローリングチョップ。フォールも2。連続フォールも2。

 長谷川はボディスラムからロープに飛んでランニングエルボードロップ。避けた佐野が逆にエルボードロップからコーナーに押し込みビンタ。佐野はマシンガンチョップから逆コーナーに振り串刺しバックエルボーからブレーンバスター。佐野は逆エビ固めも長谷川はロープへ。

 長谷川はチョップを必死に打ち込んでいきローリングチョップ。だが佐野はロープに飛んでラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 佐野はブレーンバスターからハーフダウンの長谷川にスライディングクロスボディアタック。これでフォールし3カウント。

<試合後コメント>


佐野直
(マスコミ陣に日本語が通じるかどうかを確認して)
「日本語でいいのか?日本語でいいのかな?今日ね、NEWから今日の東方英雄伝まで、佐野直二連勝だぞ!これでいいのかIGF?!佐野直が二連勝だぞ?!いいのか!IGF!」

第2試合

 SUGIがリストを捻ると神虎は「いたたたた」とロープを掴んでコーナーに逃げる。
 SUGIが組み合いグラウンドで足4の字も神虎はロープに急いで逃げてブレイク。さらにタイムを要求。神虎はSUGIの攻撃をすぐに場外に逃げていくが、やっとリングに戻るとSUGIはガットショットからコルバタで投げ飛ばしドロップキック。場外に逃げた神虎にSUGIはトペを狙うが、ロープの反動でリングに戻る。

 SUGIはガットショットから頭頂部にエルボー。コーナーに押し込んで顔面を踏みつけると、首投げからエプロンに出て振り子式エルボードロップ。
 SUGIはフェイスロックからビンタを叩き込み619。さらにトップロープからのムーンサルトを投下しフォールも2。
 SUGIは投げようとするが、神虎が逆にブレーンバスターで叩きつけるとコーナーに登る。だがSUGIはロープに飛び乗りドロップキックで場外に叩き出すとトルニージョ。カウント19でギリギリリングに戻った二人だったが、SUGIがエルボー連打から走り込むも神虎はエルボーで迎撃しドロップキック。さらにブレーンバスターで叩きつけていく。

 SUGIがコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、避けた神虎はドラゴンスクリューからプロレスLOVEポーズ。ガットショットからタイガースープレックスを狙うが、足を蹴りつけ逃れたSUGIが走り込むも神虎はレッグラリアートで迎撃しタイガースープレックス。フォールも2。
 SUGIは延髄斬りから旋回式DDTで叩きつけてフォールも2。SUGIは千本桜から、エプロンの神虎にラリアットも、ガードした神虎がブレーンバスターの体勢。SUGIはエプロンに着地。ハイキックをガードし延髄斬りからコーナーに登るとケブラーダを発射。だがそのままお互い足を引っ張り合いリングアウトで引き分けとなった。

<試合後コメント>

SUGI
「なんの縁か分かりませんが、IGF旗揚げから一度しか出たことがなかったんですけど、この東方英雄伝の開幕戦に携わることが出来たのは何かのご縁があるのではないでしょうか。今後も出続けると思いますので、よろしくお願いします」

第3試合

 剣鋒が突っかかっていき、奥田も挑発。試合は剣鋒と林で開始。ロックアップから林がロープに押し込むがクリーンブレイク。
 再度ロックアップから林がロープに押し込もうとするが、剣鋒が体勢を変えナックルを叩き込もうとするがレフェリーが引き剥がす。
 林はヘッドロックもバックの取り合いからグラウンドの攻防へ。改めてリストの取り合いから林がヘッドロックで捕らえグラウンドの攻防。お互い距離をとりタッチ。

 奥田はローで牽制しバックを取るが、アキラがバックを取り返しグラウンドからガードポジションでパウンド。蹴り飛ばして逃れた奥田がバックを取ると、強引に投げて亀になったアキラの後頭部にナックル連打。抜けたアキラに奥田はヘッドシザース。ハンドスプリングで抜け出たアキラに奥田はバックを取ってスリーパー。これを離すとサッカーボールキックを叩き込んでいく。
 奥田はミドルキックも、アキラは左右の掌底から膝蹴り。コーナーに押し込んで顔面を踏みつけていくと、エルボーを要求しエルボー合戦へ。奥田がミドルキック連発で倒し林へタッチ。

 林はストンピングからコーナーに叩きつけて顔面を張っていく。さらに膝蹴りも、アキラはナックルからエルボースマッシュで倒し、髪をツアkンで引き起こすとボディスラム。その背中にサッカーボールキックからロープに飛んで低空ドロップキック。アキラは剣鋒にタッチ。

 剣鋒はガットショット連発から首投げで倒しサッカーボールキック。フォールも2。
 剣鋒は逆エビ固めも奥田がブラジリアンキックで迎撃。林は膝を落としていき奥田にタッチ。

 二人で顔面を踏み潰すと、奥田は首投げからサッカーボールキック。剣鋒はエルボーも奥田はビンタで倒しストンピング。奥田はかかと落としからコーナーに叩きつけて林にタッチ。

 林は膝蹴りからボディスラム。そのまま踏みつけフォールも2。林はストンピングから奥田の足に叩きつけて奥田にタッチ。

 奥田は顔面を踏みつけていくがアキラがカット。剣鋒はエルボー連打も、奥田は顔面を張ってコーナーに叩き込むと林へタッチ。
 林はロープを使って顔面を擦り、串刺しニーから串刺し低空ドロップキック。首投げからスライディングラリアットでなぎ倒しフォールもアキラがカット。林は奥田にタッチ。

 奥田はガットショットから串刺しビッグブーツ。さらに走り込むが剣鋒はドロップキックで迎撃しアキラにタッチ。

 アキラはスピアーからスパインバスター。さらにニードロップを投下しフォールも2。
 奥田はミドルキック連打も、アキラはエルボー連打からDDT。奥田はナックルからミドルキック連打。アキラが避けて強引にバックドロップ。アキラはファルコンアローからフォールも、立ち上がった奥田がサッカーボールキック。両者ダウン。両者タッチ。

 剣鋒がラリアット二連発からコーナーに振って串刺しエルボー。さらにアキラとダブルブレーンバスターからフォールも奥田がカット。
 林がエルボーからバックドロップで叩きつけフォールもアキラがカット。林はコーナーに上るとダイビングボディプレス。フォールも2。
 エルボーの打ち合いから林がエルボー連打。ロープに飛んで走り込むが剣鋒はスクールボーイ。返されると首固めも2。剣鋒は飛びつき横十字固めで3カウント。

 林は納得行かずにストンピング連打。

<試合後コメント>


定アキラ&常剣鋒
定「まず、この常剣鋒!みんなチェックしてください!彼はよく頑張りました!」
常「ぶっ殺してやる!!あいつら絶対ぶっ殺してやるからな!!」
定「分かるぞその気持ち。奥田啓介、そしてあの出目金野郎!調子こいてんじゃねーぞ!今日勝ったのは、常剣鋒、そしてこの定アキラ……ダブルJだ!覚えとけ!IGF、NEW、東方英雄伝……名前は変わった!だけど、根本にある"真の戦いを見せる"というのは、コイツが証明しただろうが!分かるか?!コイツはすげぇファイターだよ!お前は中国のエースになれ!王飛とか林棟軒とかどうでもいいんだよ!お前が一番になれ!」
常「俺がナンバーワンだ!!」

第4試合

 お互いローキックで牽制し、劉が掌底とローのコンビネーション。中井も同様に返し、お互い同じように攻めていく。劉はローを打ち込んでいき、中井もロー連打。チョップの打ち合いから中井がエルボー連打しボディスラム。さらにマウント掌底も、劉が回転しガードポジションから左右の掌底を落としていく。中井は足を取ってアキレス腱固めも劉はロープへ。

 膝立ちの劉に中井はロー連打。劉はその足を掴んで刈ると、ガードポジションから左右の掌底連打。中井は下から腕ひしぎ。そのまま三角絞めに移行するが、劉は強引に担いでバスター。フォールも2。
 劉は左右の掌底からハイキックで倒しフォールも2。劉は首投げからロープに飛ぶが、場外から林が足を引っ張り倒すと、中井がサッカーボールキック。劉は場外の林に詰め寄るが、中井は後ろから急所攻撃を行い旋回式ファルコンアロー。これで3カウント。

 試合後もストンピングを続ける奥田と林に、アキラと剣鋒が助けに入った。

<試合後コメント>


中井光義&奥田啓介&林棟軒
(三人で勝利を喜びながら登場)
奥田「オイ!一言言ってやれよ!」
中井「ヒャッハァーーッ!!」
奥田「このとおりだよ。なんて言ったかお前らにはわかんねーだろ。俺には分かるんだよ。『これから三人でメチャクチャやってやるからな!』だ!オイ、林!言ってやれ!」
林「勝ったのは中井!そして俺達だ!俺達は最強だ!」
奥田「まあコイツが言ったのは、『俺は酒は苦手だが今日はガッツリ飲む』ってことだ。楽しみだよ。これから三人でやろうぜ!……以上だよお前らさっさと散れ!!」

第5試合

 先発は谷嵜と王俊。谷嵜がロープに押し込みクリーンブレイク。ロックアップから谷嵜がヘッドロックで捕らえショルダータックル。再度ショルダータックルも王俊は受け切り、ロープに飛んだ王俊がショルダータックルで倒しフォールも1。両者タッチ。

 神龍が握手を要求するが、KENSOはその手を握らずガットショット。さらにコーナーに叩きつけてビンタ。ロープに神龍の顔を擦り付けると、手4つから神龍がブレーンバスター。神龍はストンピングから王俊にタッチ。

 王俊はボディブローから足へのストンピング。立ち上がったKENSOが握手を要求すると、その手を握った王俊に強烈なビンタ。ロープに振って腰紐でスリーパー。これはレフェリーが注意し神龍がカット。場外に降りたKENSOが王俊にイス攻撃から谷嵜にタッチ。

 カウント18でリングに戻った王俊に谷嵜はストンピングからフォールも2。谷嵜はストンピングからエルボーを落としていき、首投げから逆エビ固め。これは神龍がカット。谷嵜はKENSOにタッチ。

 KENSOはロープに振ってラリアットからフォールも神龍がカット。KENSOは連続フォールも全て2。KENSOはストンピングから谷嵜にタッチ。
 谷嵜はコーナーに叩きつけてチョップからコーナーに振り走り込むが、王俊は足を伸ばしてカットしダイビングクロスボディアタックからブレーンバスター。フォールも2。王俊は神龍にタッチ。

 神龍はミドルキック連発から波動拳。さらにジャイアントスイングからKENSOにショルダータックル。谷嵜を羽交い締めにすると、王俊がラリアットを叩き込んでフォールも2。
 神龍は投げようとするが、谷嵜はその場飛びの膝蹴りから串刺しニー。さらにボディスラムで叩きつけてカサノヴァ。フォールも2。
 谷嵜はスタンディングシャイニングウィザードも、キャッチした神龍がオクラホマスタンピート。さらに神龍はブレーンバスターからフォールし3カウント。

<試合後コメント>


KENSO&谷嵜なおき
KENSO「今日、上海IGF……」
谷嵜「東方英雄伝」
KENSO「東方英雄伝。最悪の試合だったよ。俺先生だぞ。彼らの先生なんだぞ」
(KENSOは不機嫌そうに退席)
谷嵜「なんだよアレ。中国人、差がありすぎる!神龍ともう一人、差がありすぎる!ずるいよ……」

第6試合


 先発はカシンと王飛。王飛がロープに押し込みチョップ。バックの取り合いからリストの取り合い。王飛がヘッドロックで捕らえショルダータックルで倒すと、さらに走り込むがカシンはリープフロッグからアームホイップを狙う。だが王飛はボディブローからボディスラムで叩きつけてフォールも2。王飛は船木にタッチ。

 船木と王飛はダブルのショルダータックルでカシンを倒しフォールも2。
 カシンのエルボーと船木のチョップの打ち合い。カシンはナックルから藤田にタッチ。

 藤田はストンピングからカシンとともに顔面を踏みつける。
 藤田はバックを取るが船木は脇固め。抜けようとする藤田に腕ひしぎも、藤田は抜けると首投げからスリーパー。船木はバックを取り返すとスリーパーのまま自軍コーナーに下がり王飛にタッチ。

 王飛はエルボーから首投げで倒しスリーパー。藤田はそのまま前に投げ捨てカシンにタッチ。
 カシンは王飛の足を掴んで鉄柱を使った急所攻撃。カシンは膝を蹴りつけエルボースマッシュ。エルボーの打ち合いを王飛が制していくが、カシンはボディブローからハンマーブロー。王飛がロープに振るとバックエルボーから船木にタッチ。

 船木は左右のミドルキックから首投げで倒しPK。フォールも2。
 船木はスリーパーも、カシンはコーナーに逃げるが船木はミドルキック連発から逆コーナーに振る。だがカシンは足を伸ばしてカットしジャンピングラリアットで迎撃。カシンは藤田にタッチ。

 藤田はショルダータックルからボディスラム。チョップ合戦から藤田がエルボー。船木がローキック連発からミドルキック。藤田がキャッチも、船木はチョップから浴びせ蹴り。船木は王飛にタッチ。

 王飛はソバットからドロップキック。フォールも2。
 王飛はドロップキックも避けた藤田がストンピングから逆エビ固め。これは船木がミドルキックでカット。
 藤田は改めて急角度の逆エビ固め。これで王飛はギブアップ。

<試合後コメント>


ケンドー・カシン
「やっぱり、東方英雄伝もNEWもIGFも変わらないような気がするよ。やっぱ東方英雄伝には、大仁田厚が必要だ」

エンディング


サイモン「今日は東方英雄伝旗揚げイベントに来ていただき本当にありがとうございます。ファンの皆さんスポンサーの皆さんマスコミの皆さんレスラーの皆さんのおかげです本当にありがとうございます。11月16日は、中国プロレス協会にとってけして忘れない日になると思います。こっから歴史的に1ページが始まりました。そして今後もドンドン大会を開いていきます。12月は深センで大会をおこないます。22日も大会をおこないます。来年は日本そして中国、ドンドン大会をしていきますのでご期待下さい!。中国人選手はテクニックや技は足りないかもしれませんが、練習を重ねて強くなっていきます。いい選手になっていくのを暖かく見守ってください。日本人選手は肩を貸してあげてください。よろしくお願いします。最後に、ここで、ちょっと私達東方英雄伝で新しく盛り上がってシメたいと思いますんで、私ではなく上海道場のムードメーカーでもあるコーチ、KENSOさんにマイクを渡したいと思います。KENSOさんから道場生最後選んでください」
KENSO「喋ってもいいですか!喋ってもいいですか!生きてんのか死んでんのか、喋ってもいいですかー!いいですかー!いいですかー!OK、今からやります、1,2,3ダーじゃないですよ―、1,2,3ダーじゃないですよ。今からは、イーアルサンチャーヨー。一回練習します。イーアルサンチャーヨー、もう一回やります。イーアルサンチャーヨー、一人僕の生徒の中から、一番中国で押したいやつ、常!」
常「イーアルサンチャーヨー!」

<試合後コメント>
KENSO「僕が1から教えた生徒たちが、今日すごく頑張ってくれて、技とかそういうのじゃなくて、根本的なことは『自分に自信を持ちなさい』ってことを常に言ってきたんです。リングに立ったら自分しか信じられないんだから、自分に自信を持つことが大事なんだと。それが見えたんで良かったなと。我々もこれから中国で興行をやっていくんでね、日本でもよろしくお願いします」


船木誠勝&王飛
王「今日は試合では負けた。でも俺はまだ若い。これからプロレス人生は長い。次は絶対に勝つ!」

――初めてプロレスラーとして試合をしたご感想は
王「パートナーの船木さんも、相手の二人もキャリアがある本物のプロレスラーだ。本当に強いと思った。自分ももっと頑張りたいと思いました」

――船木選手はいかがですか
船木「正直、(王飛は)デビュー戦とは思えないね。ちょっと心配したんですけど。まあ、一つ一つの技は荒いですけど、場数を踏めばそれは自分のものになりますから。それより、この欧米人に負けない身体。これは財産ですよ。中々居ない。今日みたいな藤田&カシンという強い相手と当てて場数を踏ませたほうがいいですね。あとはプロレスを人前でやることを楽しんでいるのでね。同じ年齢の日本人レスラーと比べても考えられないですからね。それはスゴイと思いますよ。いいな。向いてますよ」

――この団体に可能性はありそうですか?
船木「彼が頑張ってスターになればやっていけますよ。若いスターが一人いれば団体はずっと続きますよ。彼の方に全部かかっています」

――藤田和之&カシン組と対戦したわけですが、それに関してはいかがですか
王「藤田さんとカシンさんはとてもとても強い相手だった。もっと勉強させてもらいたいです」
船木「彼の年齢と同じ年齢の日本人と比べても全然スゴイものを持っています。末恐ろしいですね。(王飛の)顔、試合終わった後に見えます?まだまだもう一試合できそうじゃないですか」

――これから東方英雄伝を引っ張っていく立場になりますが、それについては
王「今回の東方英雄伝は、中国人選手はだいたい負けてしまった。しかし、中国人選手陣はもっともっと練習を重ねて、次の大会では絶対に勝つ!」

――船木選手、改めて藤田選手と対戦した感想をお願いします
船木「17年前に彼が初めてPRIDEに出るときにPANCRASEの道場で一緒に練習した記憶があります。17年ぶりなんですけど、彼も彼でああいう肉体を持っていますので、中々居ない人材です。特別ですよね」

――今後、藤田選手との再戦については
船木「彼もね、帰ってきたばっかりなんで調子が戻ってないです。もうちょっとですね」

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