中国のプロレス団体が日本で旗揚げ!藤田和之が団体エースに圧勝!
16日、後楽園ホールにて『東方英雄伝 日本旗揚げ大会』が開催された。
日中国交正常化45周年記念大会として開催された『東方英雄伝』は、上海IGFから派生した中国初の本格的プロレス団体。KENSOが何度も上海に足を運び指導した選手たちが、この日日本デビューを行った。
メインではエースの王飛が船木誠勝とタッグを組み、藤田和之&ケンドー・カシンと対戦。王飛は藤田にエルボーからスリーパーで絞め上げていくが、藤田は軽々前に投げ捨て船木と打撃戦。カシンもエルボーを中心に試合を組み立て王飛を痛めつけていくと、最後は藤田が急角度の逆エビ固めでギブアップを奪った。
カシンは「やっぱり東方英雄伝もNEWもIGFも変わらないような気がするよ。やっぱ東方英雄伝には大仁田厚が必要だ」とコメントし足早に会場を去ると、藤田はノーコメントで控室へ。
船木は王飛を「デビュー戦とは思えないね。一つ一つの技は荒いですけど、場数を踏めばそれは自分のものになりますから。それよりこの欧米人に負けない身体。これは財産ですよ。あとはプロレスを人前でやることを楽しんでいるので向いてますよ」と絶賛。これを聞いた王飛は「パートナーの船木さんも、相手の二人もキャリアがある本物のプロレスラーだ。本当に強いと思った。自分ももっと頑張りたいと思いました。今回の東方英雄伝は中国人選手はだいたい負けてしまった。しかし、中国人選手陣はもっともっと練習を重ねて、次の大会では絶対に勝つ!」と意気込んだ。