“名古屋を背負う紅白歌手レスラー”ノリ・ダ・ファンキーシビレサスがリーグ戦を制覇し名古屋で祝杯!

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 11月5日、神奈川県を中心に活動するプロレス団体・HEAT-UPが行う東京・新木場1stRING大会で、シングルマッチ最強の選手を決める『灼熱王バトルリーグ☆2017』の決勝戦が行われた。
 『灼熱王バトルリーグ☆2017』とは、田村和宏率いるHEAT-UPが初めて敢行したシングルマッチ最強の“灼熱王”を決めるリーグ戦であり、9月2日より予選リーグが行われていた。

 決勝に駒を進めたのは、HEAT-UP屈指の実力を持つ兼平大介と、紅白歌合戦出場グループ『nobodyKnows+』のメンバーであり、名古屋の今池商店街を拠点とするプロレス団体・今池プロレス所属のノリ・ダ・ファンキーシビレサスの二名。
 兼平はHEAT-UP所属選手として、ノリは名古屋のプロレス界を代表して闘う立場として負けられない意地をぶつけ合う一戦となった。
 
 試合は、兼平がノリの必殺技であるバックドロップで速攻を仕掛け、その後も自身の得意技であるキチンシンク(腹部への膝蹴り)やランニングニーで攻め立てていく。
 しかし、自らのペースを取り戻したノリが持ち前の堅実なレスリング技術で兼平の首を集中攻撃。スインギング・ネックブリーカー、ネックロック、首四の字と攻め立てて兼平のスタミナを奪い、リーグ戦では見せなかった奥の手・裏投げも披露。
 最後は、首への一極集中攻撃を貫いたノリが必殺のバックドロップをロコモーション式で連発し、勝利を勝ち取った。

 リーグ戦を制し、“灼熱王”の称号を勝ち取ったノリは、念願の優勝トロフィーと優勝賞金を手にし、喜びに震えながら「東京までバスに乗って来る甲斐があるってもんよ!驚異的なハンデを乗り越えて灼熱王初代王者になりました、ノリ・ダ・ファンキーシビレサスです!思いもよらぬ結果になったでしょう。俺のこと色眼鏡で見た奴、全員くたばれっ!」と吼え、自身のプロレスラーとしての実力を見せ付けた。

 すると、灼熱王リーグ戦では予選敗退を喫したHEAT-UPユニバーサル王者、田村和宏がリング上へ。
 田村が「ノリさん、“灼熱王”は悔しいがアンタの称号だ。だけどな、HEAT-UPは俺が経営者、俺が全部カネを握ってる!そして俺がチャンピオンだ!灼熱王とチャンピオンの格の差を新百合ヶ丘で見せてやる!」と権力をちらつかせながら挑発し、次回の新百合ヶ丘大会でのタイトルマッチを宣言。

 しかし、ノリが「俺が色眼鏡で見られる理由のひとつ、ミュージシャンという仕事がある。ひとつ言っておこう、ミュージシャンの世界ではそんな勝手な理屈は通らない。他の社会でも通らない。プロレス界以外では通らない。わかるな?人としてわかるな?チャンピオン!」と正論で言い返すと、田村はぐうの音も出ず、前哨戦はノリが完勝。

 試合後、ノリは「プロレスラーになって初めて頂点に立ちたいという欲が出て獲りてぇと思って獲れたから良かったし、ずっとこの先も見られるんだろうけど、色眼鏡で見ていた連中に一矢報えたかなって。俺の自己満ですけど、それが出来てよかった」とコメントし、名古屋で待つファンと優勝トロフィーで乾杯することを宣言。
 対する田村は、リング上の舌戦で完敗した分を取り戻すべく「チェケラ!チェックしとけYO!YO!チェックしとけ新百合ヶ丘の!この!聖地が!また新百合ヶ丘に登場するぜ!イエーイ!」とフリースタイルラップでコメント。ひっそりと二連敗を喫した。
 
 注目の田村和宏とノリ・ダ・ファンキーシビレサスのHEAT-UPユニバーサル王座決定戦は、11月25日に新百合ヶ丘駅そばのトウェンティワンホールにて行われる。

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