プロレス大賞2014でベストタッグを受賞した田中「杉浦さんが練習してたら、俺はもっとしてやる」杉浦「色の黒さは負ける」

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12月8日、2014年度の東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞が発表され、プロレスリングZERO1の田中将斗とプロレスリングNOAH杉浦貴の『弾丸ヤンキース』が、最優秀ベストタッグ賞を受賞した。
2.11後楽園ホール大会にて初タッグながら、相思相愛の動きを見せた2人。4月にはNOAHグローバルタッグリーグ優勝。5月にはNWAインターコンチ&GHCタッグ二冠戴冠という偉業をなしえた。ZERO1だけではなく、NOAHのマットでもその猛威をふるった弾丸ヤンキースの二人が会見を行った。

杉浦「ありがとうございます。嬉しいの一言です。相方の田中選手から『組もう!』ってきて。俺も本当に組みたかったんで。初めて組んだときも、初めてとは思えないほど、コンビネーションが良くて、テンポが合って。あっと言う間に、ベルトも二つ獲って、駆け抜けた感じですね。本当に相方に感謝しています。」

田中「僕もタッグの受賞は(大谷社長との炎武連夢に続き)2回目なんですけど、NOAHさんとの他団体越境タッグってことで、スケジュール等もあって、中々難しい中で、対戦相手にも恵まれて、良い試合をお客様にも見て頂けたってのもありがたいし。勝つか負けるかの激しい試合ができたのも感謝でしたね。
でも、なんといっても、ここに居る“杉浦貴”という人間に出会えた事ですかね。凄く、この賞は嬉しいです。この賞を頂いたからこそ、次の風林火山では、絶対に敗けれないという、気が引き締まりましたね。」

プロレス界のトップ選手同士のタッグチームとあり、初めはどうなるかとの思いも強かった。しかし、組んでみれば、お互いがお互いにリスペクトを超えた“信頼”があったという。

ーー選考委員からは、試合内容の充実というものが大評価されていましたが。
杉浦「本当に、ベルトを持ってても、試合内容で評価がなければ、意味が無いので。そういった意味では、うちらは、トレーニングもしてますし、スタミナも切れないし、そこを評価されるのは、嬉しい限りですよね。」

ーーすごくトレーニングしているように見えます。
田中「実際に、トレーニングしてるところなんて、分からないじゃないですか。でも、試合で息が上がらなかったり、スタミナが続いたり、そういうところをお客様は観ている。だからこそ、杉浦さんが練習してたら、俺はもっとしてやる!って思わせてもくれましたね。お互いが切磋琢磨できた。」
杉浦「色の黒さは負けるけど(笑)」

終始笑顔の絶えない会見は、激闘を勝ち抜いたNo.1チームの安堵にも見えたが、その根底には応援してくれていた“ファン”の存在が大きかったという。

杉浦「本当に、1年、弾丸ヤンキースを応援して頂いて、誠にありがとうございます。試合中、本当に苦しい時に、皆さんの声援が後押ししてくれて、それが心の底から励みになって試合に勝てました。弾丸ヤンキースを応援してくれて、ありがとうございます!」
田中「ファンの皆さんの応援があったからこそ、ここに来れた。来れたのは、応援して下さった、ファンの皆様のおかげ。皆さんの声がなければ、ただの『面白いタッグ』で終わっていたかも。本当にみなさんの声が、応援が僕らをここまでこさせてくれた。感謝しています。ありがとうございます。」

【記事提供/ZERO1】

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