【試合結果】8・3 群雄割拠後楽園ホール大会 FREEDOMSvsダブvs琉球ドラゴンvsDEWAvsOSAKA女子vs鳥取だらずvsがむしゃらvsB168vsイーグルvsチームでら

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佐々木貴プロデュース『プロレス戦国時代 群雄割拠其の一』
日程:8月3日(木)
開始:18:45
会場:後楽園ホール
観衆:735人

▼第0試合 シングルマッチ10分1本勝負
○進祐哉
3分48秒 腕ひしぎ逆十字固め
●ドラゴン・リブレ

▼チームでら(愛知)6人参加バトルロイヤル20分
【退場順】蓮香誠→バキューンマスク→伊東優作→影山道雄→高井憲吾
○ジ・インテリジェンス・センセーショナル・グランドパッションマスク4号
6分40秒 回転エビ固め
●高井憲吾

▼イーグルプロレス(栃木)タッグマッチ20分1本勝負
○吉田和則/TAKU
7分30秒 キダム式フランケンシュタイナー→片エビ固め
近藤博之/●ブラック・ソルジャー

▼B168プロレス(大阪)エニウェアマットフォール6人タッグマッチ 20分1本勝負
●ダイナ御堂/伊東尚輝/怪盗セロ
5分43秒 ラダー上からのセントーンアトミコ→片エビ固め
正岡大介/○神威/イデア

▼がむしゃらプロレス(福岡)タッグマッチ20分1本勝負
○陽樹/トゥルエノ・ゲレーロ
11分43秒 YCD→片エビ固め
鉄生/●YASU

▼FREEDOMS(東京)対鳥取だらずプロレス(鳥取)対抗戦 6人タッグマッチ20分1本勝負
ガイナタイガー/因幡のバッファロー/●G
8分38秒 フェイスロック
マンモス佐々木/杉浦透/○GENTARO

▼OSAKA女子プロレス(大阪)6人タッグマッチ20分1本勝負
フェアリー日本橋/○山下りな/三代目三崎グリ子
9分11秒 ラリアット→片エビ固め
●ポリスウ~メン/にゃんば~/クロネコ

▼プロレスリングDEWA(山形)タッグマッチ30分1本勝負
○菊地毅/小橋太っ太
8分56秒 ランニングエルボー→片エビ固め
●愛澤No.1/ヤマダマンポンド

▼プロレスリングFREEDOMS(東京)unchain対ロス・ノマダス 6人タッグマッチ30分1本勝負
[unchain]葛西純/竹田誠志/●吹本賢児
12分2秒 ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め
[ロス・ノマダス]ビオレント・ジャック/○ミエド・エクストレモ/シクロペ

▼琉球ドラゴンプロレス(沖縄)6人タッグマッチ30分1本勝負
グルクンマスク/美ら海セイバー/●ウルトラソーキ
13分3秒 スワントーンボム→片エビ固め
ハイビスカスみぃ/首里ジョー/○ティーダヒート

▼ダブプロレス(広島)6人タッグマッチ30分1本勝負
●レイパロマ/YO-HEY/近野剣心
9分23秒 ダイビングギロチンドロップ→片エビ固め
○グンソ/HAYATA/カブキキッド

ローカルプロレス団体が後楽園ホールに集結!グンソの魂の叫びに答え、佐々木貴が第二回大会開催を宣言!

ダークマッチ

 リブレが急襲しドロップキック。さらに背中にハンマーブローからロープに振ろうとするが、逆にロープに振った進がアームホイップを狙うも、リブレが逆に投げてロープに飛び乗るとコルバタで場外に落としトペ・アトミコ。

 リングに戻り、コーナーに振って串刺しエルボーから串刺し低空ドロップキックを顔面に叩き込みフォールも2。
 リブレは首投げからドラゴンスリーパー。そのまま立ち上がりDDTで叩きつけるとフォールも2。
 リブレはエルボー連打からロープに振るとドロップキックを叩き込みフォールも2。
 リブレはコーナー下にセットするとダイビングクロスボディアタック。さらに走り込むが進はスパインバスターからパラダイスロックで捕らえると、横でスクワットから腕立て伏せ。進はやっとリブレを担ぐとブレーンバスターで叩きつけ、ローキックのコンビネーションからソバット。さらに胴回し回転蹴りでフォールも2。

 進はダブルアームを狙うもリブレがスクールボーイも2。リブレは首固めも2。リブレは逆さ押さえ込みを狙うが、耐えた進が膝蹴りからミラノ作・どどんスズスロウン。フォールも返されると腕ひしぎで捕らえリブレがギブアップ。

第1試合

 プロデューサーの佐々木貴がリングに登場し開戦宣言。

 影山と伊東がバキューンを、高井とグランパスが誠を攻撃していくが、誠がチョークスラムで叩きつけ、さらに影山と伊東にもダブルラリアット。そこへバキューンがソバットから走り込むが、誠がラリアットで迎撃する。

 バキューンがリングに身代わりの選手を投げ入れ、実況席の貴の隣に座る。すると高井は混乱し、貴をリング上に連れて行こうとするが貴は抵抗しバキューンと高井をリングに戻させる。

 リングでは伊東に誠が串刺し攻撃を狙うが、伊東が避けて誠にトレイン攻撃。バキューンが右脚を叩き込んで全員でフォールし3カウント。誠が退場。

 高井とバキューンがグランパスをコーナーに振り高井が串刺しラリアット。バキューンがさらにラリアットでなぎ倒し、高井がグランパスをコーナーに座らせると、バキューンが雪崩式ブレーンバスターを狙うが、そこへ高井が急所攻撃。バキューンはリングに転がり落ち、全員でフォールするとバキューンは退場。

 伊東が影山にチンクラッシャーからシャイニングウィザード。フォールするかに見せて腕ひしぎ。そこへ伊東の左腕に高井が腕ひしぎ。グランパスが伊東の右腕に腕ひしぎ。影山が足を極めて伊東はギブアップ。

 影山が二人を止めてフェイスバスターからグランパスをロープに振りレッグラリアート。フォールも2。グランパスがスクールボーイを狙うが、影山はレフェリーのシャツを掴むがそのシャツが脱げてフォール。これで影山が退場。

 グランパスは高井にチンゲメーカーを狙うが、避けた高井とエルボー合戦。高井がエルボーからローリングエルボーで倒し、バックを取るがグランパスはレフェリーを掴む。高井は二人まとめて投げようとするが、グランパスは耐えてレフェリーをコーナーに押し込む。高井がそこへ走り込むがレフェリーに直撃しそうになるとストップ。そこへ走り込んできたグランパスをエプロンに落とすとエルボー合戦。グランパスがナックルからコーナーに登り前方回転エビ固め。これを高井がレフェリーのズボンを掴み耐えるが、レフェリーのズボンが脱げてグランパスが丸め込んで3カウント。

<試合後コメント>

高井憲吾
――今日の試合はいかがでしたか
「今日の試合ねーッ!最後僕が勝ち名乗り受けられなくて……レフリーがちゃんとズボンとかベルト留めとかないと!あれのせいで負けたようなもんでしょう!チャンピオン!オラ!兜の緒も締めとけよ!そういうことだ!う~~~~……バキューン!」

第2試合


 ブラックが吉田と腕の取り合いから吉田がロープを駆け上がってのアームホイップ。さらにロープに駆け上がって後転してのアームホイップ。両者タッチ。

 TAKUと近藤はチョップ合戦から近藤がサミング。近藤はショルダータックルからロープに振るが、TAKUがカサドーラ式アームホイップからコルバタで投げ捨て、膝蹴り連発も近藤はサミングからボディスラム。近藤は腕サソリを狙うもTAKUはロープへ足を伸ばす。近藤はブラックにタッチ。

 ブラックはロープに振ってゼロ戦キック。ブラックは近藤にタッチ。
 近藤はショルダーアームブリーカーから首投げで倒し腕へのギロチンドロップ。さらに腕へのサンセットフリップから腕サソリを狙うが吉田がカット。近藤はブラックにタッチ。

 ブラックはストンピングから首4の字。吉田がさらに首4の字で数珠つなぎ。そこへ近藤が吉田の顔面へフットスタンプから吉田へ腕サソリ。これはブレイク。

 近藤はTAKUをロープに振るが、TAKUはメサイアDDTで突き刺し吉田にタッチ。
 吉田はスワンダイブミサイルキックも、ブラックが吉田をコーナーに振るが吉田は駆け上がってミサイルキック。再度逆コーナーに駆け上がってミサイルキックからブラックをロープに振るが、ブラックはロープにぶら下がり吉田を挑発。走り込んできた吉田をロープをたゆませ場外に叩き出すとトペ・スイシーダも、これは近藤に誤爆し、そこへTAKUがケブラーダ。さらに吉田がコーナーに駆け上がり場外へのプランチャ。

 リングに戻り、吉田がブラックのバックを取るが、ブラックが丸め込むも2。吉田がラリアットも避けたブラックがジャーマンスープレックスホールドも2。
 ブラックはみちのくドライバーから近藤がスワントーンボム。フォールもTAKUがカット。
 近藤が吉田を肩に担ぐも、着地した吉田がスーパーキック。そこへTAKUがカナディアンデストロイも2。
 TAKUがブラックを肩車し、吉田がキダム式フランケンで叩きつけてフォールし3カウント。

<試合後コメント>

吉田和則
「後楽園、後楽園って言ってるけど、俺達は亡くなった、木村浩一郎に何回もぶたれてやってきてるんで、地元・栃木でやる試合と何ら変わらず。ま、いつもよりは紙が少なかったかなと思いますけども。まあ、次は木村浩一郎、佐々木(貴)がDDT入ったときに、ボロックソにいじめた相手。佐々木は今回ローカルプロレスとか言ってっけど、ローカルプロレスにはローカルプロレスの意地もあるし、必ずFREEDOMSとの対抗戦、実現させてみせます。それだけです」

第3試合

 ジョイントマットの上だけフォールが認められる特殊ルールへ。

 御堂と伊東とセロが急襲し場外乱闘へ。ダンスボーカルユニット×アイドル『TEN6〜テンシックス〜 』の志築杏里さんと藍川はるかさんらセコンドがジョイントマットを持ち逃げていく。
 リングに戻ったイデアが御堂にブレーンバスターからフォールも認められない。イデアがボディスラムから、正岡が投げ入れたジョイントマットを神威とともにセットし、正岡とイデアが御堂にダブルのブレーンバスター。神威がストンピングからナックルを叩きこんで、御堂はチョップ合戦に持ち込むがイデアがチョップでカット。
 ここでリングアナからリングサイドでお客さんが観戦してもいいと告知があり、リングサイドにお客さんが殺到。

 正岡が御堂に走り込むが、ラリアットの相打ち2連発。3発目で御堂が打ち勝ち伊東がドロップキックも神威が伊東にオーバーヘッドキック。セロが神威にトラースキックもイデアがセロにゼロ戦キック。御堂が走りこみイデアはビッグブーツから正岡とともにダブルのバックドロップ。フォールも2。

 御堂へ正岡とイデアはダブルのトーキックも、御堂は二人まとめてネックブリーカードロップ。セロが正岡にフェイスバスターから、伊東がバックドロップホールドも1。
 御堂がノーザンライトスープレックスホールドも正岡と神威がカット。
 御堂がイデアにボディスラムから、なぜかリング上にあった脚立に登りダイビングヘッドバッド。これをイデアが避けて、神威がシャイニングウィザードからイデアがみちのくドライバー。さらに正岡がシュバインを叩き込んで神威がその場飛びムーンサルト。フォールもセロと伊東がカット。

 神威が御堂をボディスラムから脚立に登りスワントーンボム。これで3カウント。

<試合後コメント>

ダイナ御堂
「あー、チクショウ!あー、悔しい!あれが僕らのやってるB168プロレス。見て分かる通り、マットでプロレスをやりました。リングは関係ないです。ロープも関係ないです。次、この後楽園に我々B168プロレスが来るときにはリングなんて邪魔だ!後楽園ホール大会でマットプロレスをやってやる!次は覚悟しとけ!以上!」

第4試合

 先発は陽樹と鉄生。ショルダータックルのぶつかり合いからエルボー合戦。鉄生がロープに飛んでショルダータックルで吹っ飛ばすと、再度走り込むも陽樹がラリアットを避けてショルダータックルで倒しフォールも2。額を擦りつけあい睨み合うが両者タッチ。

 リストの取り合いからトゥルエノがヘッドロック。YASUがロープに振るとリープフロッグからラリアットを避けてカサドーラから619。避けたトゥルエノがクロスボディアタックからコーナー駆け上り式のアームホイップ。、さらに走り込んでスライディングキックも、YASUがジャンプして避けてボディへのフットスタンプ。フォールも陽樹がカット。YASUは鉄生にタッチ。

 鉄生が首投げからYASUとともに後頭部へのドロップキック。さらに鉄生がヘッドバッドを投下しフォールも2。
 鉄生はストンピングからYASUの足にトゥルエノの顔面を叩き込んでYASUにタッチ。
 YASUは首投げからエプロンに降りてスワンダイブフットスタンプ。フォールも陽樹がカット。

 YASUが走り込むも、トゥルエノは風車式バックブリーカーで返し陽樹にタッチ。
 陽樹はショルダータックルで倒し、ボディスラムからフォールも2。陽樹はトゥルエノにタッチ。

 トゥルエノはバックブリーカーからマフラーホールド。さらに足4の字もYASUはロープへ。
 トゥルエノが走り込むも、YASUが避けて振り子式ドロップキック。YASUは鉄生にタッチ。

 鉄生はカットに来た陽樹をショルダー・タックルで吹っ飛ばすとトゥルエノに串刺しラリアットから串刺しボディスプラッシュ。さらにラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 鉄生は走り込むが、トゥルエノがドロップキックで迎撃し陽樹にタッチ。

 陽樹はショルダータックルでなぎ倒しフォールも2。
 陽樹はコーナーに押し込みチョップ連発から串刺しエルボー。そのままブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。
 陽樹はストンピングから走り込むが、鉄生はソバットでカットしYASUにタッチ。

 YASUはコーナーに叩き込んで、串刺しバックエルボーから鉄生が串刺しラリアット。さらにYASUがトカレフを発射し鉄生がデスバレーボム。そこへYASUがダイビングフットスタンプもトゥルエノがカット。

 YASUと鉄生がダブル攻撃をトゥルエノのに狙うが、トゥルエノはYASUを突き飛ばし鉄生に同士討ちすると、YASUを投げ飛ばすが鉄生がショルダーアタックで吹っ飛ばす。カットに来た陽樹もラリアットでなぎ倒すと、鉄生はトゥルエノに走り込むがトゥルエノは避けて鉄生が場外へ。トゥルエノはYASUへ串刺し攻撃を狙うが、避けたYASUへ陽樹が担ぎ上げてデスバレーボム。さらにトゥルエノがレランパゴから陽樹がファイヤーサンダー。フォールも鉄生がカット。

 鉄生が走り込むとトゥルエノがフランケンで場外に投げ捨て場外へのプランチャ。陽樹がYASUへブレーンバスターからフォールも2。
 陽樹がラリアットも、YASUがカットしチョップ連打からアッパーカット。さらに低空ドロップキックから腕極めスクールボーイも2。
 YASUが走り込むが、陽樹がラリアットで迎撃しフォールも2。陽樹はYCDで3カウント。

<試合後コメント>

陽樹&トゥルエノ・ゲレーロ
トゥエルノ「初めまして!東京、後楽園ホールの皆さん!俺達が福岡・北九州から来た、がむしゃらプロレス!」
陽樹「東京ォ!見たか、俺らのがむしゃら具合を!またどんどん興行乗り込んでやるからな!」
トゥエルノ「群雄割拠、其の二、其の三、あるんでしょう?殴り込んでやりますよ!」
陽樹「社会人のローカル団体だけど、どんどん喧嘩売っていくから。もっかい、後楽園来るから待っとけよ!!」

第5試合

 だらずプロレスが急襲し場外乱闘。ガイナがトペ・スイシーダを発射し、リングにはGとGENTARO。Gがエルボー連打からロープに振ろうとするが耐えたGENTAROがトーキックからミドルキック。さらに顔面にナックルからヘッドロックで捕らえナックル。GENTAROはロープに振ろうとするがGは耐えてエクスプロイダー。両者タッチ。

 バファローがマンモスにヘッドロックからショルダータックル。耐えたマンモスにショルダータックル連発も、マンモスは逆にショルダータックルでふっ飛ばしギロチンドロップ。フォールも1。
 マンモスは投げようとするが、バファローが逆にブレーンバスターで投げ捨てガイナにタッチ。

 ガイナがドロップキックも微動だにしないマンモスがドロップキックでふっ飛ばし、首投げからサッカーボールキックを叩き込んでGENTAROにタッチ。

 GENTAROは背中にエルボーからストンピング連打。GENTAROはマスク剥ぎを狙うが、これはバファローがカット。GENTAROは杉浦にタッチ。

 杉浦は強烈なチョップを叩き込み、チョップ合戦から膝蹴りを叩き込むとボディスラム。杉浦はエルボードロップからフォールもバファローがカット。

 ガイナに杉浦とマンモスが次々串刺しラリアット。杉浦はマンモスにタッチ。
 マンモスは膝蹴りから杉浦にタッチ。杉浦は顔面を蹴りつけ、エルボー連打からロープに振ってラリアット。ガイナはこれを避けてフランケンで投げ捨てるとGにタッチ。

 Gはランニングエルボーから出てきたマンモスにもエルボー。だが動じないマンモスがエルボーからチョークスラムを狙うが、サミングで返したGが走り込むもマンモスはラリアットで迎撃。
 杉浦をマンモスがGにたたきつけてフォールするもバファローがカット。

 GENTAROがGへサンセットフリップからフォールも2。GENTAROと杉浦がダブル攻撃を狙うが、避けて杉浦をGENTAROに叩きつけると、そこへガイナが二人まとめてミサイルキック。ガイナはロープに飛び乗りマンモスへバックエルボーからバファローがラリアットでなぎ倒し、バファローはGENTAROにもバックドロップからGがランニングエルボー。Gはダブルアーム式のシットダウンパワーボムからフォールも2。
 Gは担ぐがGENTAROはフェイスロックで切り返しGはギブアップ。

<試合後コメント>

ガイナタイガー&因幡のバッファロー&G
G「……もう一回やりたい!もう一回やったらまた、天下獲れるよ。群雄割拠でも何でもいい、もう一回やらせてくれ」
ガイナ「次は負けないです!絶対負けないです!」
バッファロー「群雄割拠、FREEDOMSさんが企画した、なんだろう。地方団体の祭典、社会人の団体が何チームか出てると思う。うちは僕以外完全な社会人で、(ガイナ、Gを指差して)明日も明後日も仕事。そういう条件でプロレスをやってる。プロレスが大好きだから。レスラーは日本全国にいるけど、ただ、俺は提供試合を見せようっていう、万博みたいな場をイメージしたのかもしれないけど、代表のGと共通で、「鳥取だらずプロレスのパッケージを見たければ鳥取に来て下さい」と。我々は鳥取県のものだと。いわば、観光地の一つでもあるんだ我々は、と。そりゃあうちだって、いつもやってる定番を見せるって手もあったけども、敢えて……ホントぶっちゃけ他にも何チームかいると思ったんだけど、プロと呼ばれる場……俺はプロだからそうなんだけど、例えば「社会人の団体なんでしょ」みたいなのがあるのを、正々堂々と受けてもらえる場だったんで、プロでやりたいのであるならば、FREEDOMSは場を用意しますよということだったんで、俺はそれで行きましょうと。代表も。俺らも一生懸命やってるんでね、場数を踏んだり経験値を積んだりとそういうもんじゃなく、なんだろうな、「俺らだってFREEDOMSとやれるんだ」っていう、心を、テンションを味わってもらいたかった。やっぱ実際悔しい。まあ、Gもガイナも、普段鳥取では見られない気迫と、テンションで当たってたけど、俺はやっぱ分かるんでね、FREEDOMSのあの三人がどういうテンションでやってるかってね。ちょっと悔しかったね。GENちゃんがね、刃物的なものを剥いてきたのが俺には感じられたよ。後楽園で10試合もあって、ケツがカッチリ決まっててスパーンと終わらせなきゃいけない。だからこその無情なまでの終わらせ方だったなと思った。俺は悔しいね。呼びましょうよ、GENTAROを鳥取に!」
G「でも群雄割拠で俺達が一番槍だから。FREEDOMSとやりたいって言ったのは俺達が一番だから。それはね、ちゃんと残しておいてほしいね。これから後にね、FREEDOMSとやりたいって言っても二番煎じだからね。俺達が最初にやったってこと。それが大事なことだから」
バッファロー「勇気いりましたよやっぱり、そりゃあ!もちろんやれると信じている仲間ですけども。プロレスで飯食ってる奴らと。舞台も後楽園じゃないですか。勇気いりましたよ。でもチャレンジですよ。リベンジしますよ。呼びましょうよ、鳥取に!FREEDOMSを呼びましょう」
G「うん、やろう!」
バッファロー「代表が獲られたんだ、スパーンと!あんな、食らったこと無いような……あんなん俺だって食らったこと無い。俺だってあんなの耐えられるかわかんないよ。ふざけんなだよ。ここで持ってる刃物、ナイフ使うことねぇだろって。以上です。……いやー、『いい経験できたね』ってだけで終わらせる気はないですよ!鳥取には我々を応援してくれている、この結果を待っててくれてるファンが居るんでね。ファンを悲しませることは出来ない!」

第6試合

 先発はフェアリーとポリス。フェアリーはスキップから自己紹介。だがポリスは構わずエルボーで殴り掛かると、フェアリーはラリアットで返そうとするが避けたポリスがコブラツイスト。そのまま丸め込むが2。
 ポリスは恥ずかし固めを狙うが、避けたフェアリーがステッキを持ち出し魔法で投げ飛ばす。さらにクロネコとにゃんば~も投げ飛ばし、グリ子にタッチ。
 グリ子は串刺しヒップアタックからもう一発を狙うが、ポリスがグリ子に恥ずかし固め。ポリスはこれを解くとにゃんば~にタッチ。

 にゃんば~はミサイルキックから走り込んできたグリ子をムーンサルトで避けて串刺しドロップキック。さらにスペースローリングエルボーからセカンドロープに帯び乗ってのクロスボディアタック。フォールも2。

 にゃんば~は猫パンチからロープに走ろうとするが、尻尾を引っ張ったグリ子がトラースキックを避けてグリコポーズからモンゴリアンチョップ。にゃんば~は走り込むが、尻尾がちぎれてグリ子がノーザンライトで投げ飛ばす。両者タッチ。

 クロネコに山下がエルボーも、クロネコがコーナーに振って串刺しビッグブーツから顔面を踏みつける。
 再度串刺しビッグブーツからダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
 クロネコがロープに飛ぶも山下は追走ラリアットから後頭部にランニングニー。フォールも2。
 山下はコーナーに振るも、駆け上ったクロネコが山下にぶら下がり首4の字。
 これをといたクロネコがダイビングエルボードロップからフォールも2。クロネコはポリスにタッチ。

 ポリスは顔面にドロップキックから投げようとするが、山下が丸め込むが互い切り替えしあい2。ポリスがDDTからブラックボックスを持ち出すと
そこへ向けてのDDTを叩き込んで、山下にボディスラムからコーナに登るも、フェアリーが魔法のステッキでデッドリードライブ。山下がそこへランニングエルボーからフォールもにゃんば~がカット。

 グリ子とフェアリーににゃんば~がスタンディングライオンサルトでカットし、クロネコが山下にビッグブーツから、ポリスがクロネコをフェイスバスターで山下に叩きつけてフォールも2。

 ポリスはムーンサルトを投下するが、避けた山下がバックドロップホールド。2で返したポリスのラリアットを避けた山下が膝蹴りからトラースキック。フォールもクロネコがカット。
 にゃんば~がフェアリーを羽交い締めにするが、クロネコのビッグブーツがにゃんば~に誤爆。フェアリーがステッキ攻撃からポリスがみちのくドライバーも、グリ子がお菓子の箱攻撃からフェアリーがステッキ攻撃。さらに山下がラリアットでなぎ倒しフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>

フェアリー日本橋&山下りな&三代目三崎グリ子
――今日は如何でしたか
山下「いや、休業してから久しぶりのOSAKA女子プロレスの試合でしたね」
フェアリー「OSAKA女子プロレスとしては、後楽園は初めてです!OSAKA女子を知らない方にも、見て頂けて光栄です!」
グリ子「またOSAKA女子が復活したときには、今日いるお客さんが見に来てくれたら嬉しいなと思います!」
山下「彼女は、三代目三崎グリ子ともうします。私が他団体とかよく出てて、私自身の知名度は上がってきていてると思うんですけど、そこにOSAKA女子がついてこないと意味が無いと思うので、こういうチャンスがまた有ればどんどん貪欲に掴み取っていきたいと思います!」

第7試合

 先発は小橋と愛澤。ショルダータックルの相打ちから愛澤が走らせるとゼロ戦キックで迎撃。愛澤はヤマダにタッチし、ヤマダが小橋に鉄板攻撃。踏みつけフォールも2。
 ヤマダはフェイスロックからフォールも2。ヤマダは首投げから愛澤にタッチし、愛澤はシャンパンコールからロープ往復式のエルボードロップ。フォールも2。愛澤はアンクルホールドも菊地がカット。愛澤はヤマダにタッチ。

 ヤマダが小橋をコーナーに振り串刺しエルボーからソバット。さらにキャノンボールからロープに振ってラリアット。避けた小橋がジャンピングショルダータックルからに菊地にタッチ。

 小橋はマシンガンチョップからローリングチョップ。倒れたヤマダにギロチンドロップから安全式ムーンサルトを投下。フォールも1。小橋は菊地にタッチ。

 菊地はヘッドバッド連発から小橋が菊地をヤマダに叩きつけていく。菊地はヤマダに走り込むが、ガットショットでカットしたヤマダがコーナーに向けてのブレーンバスター。ヤマダは愛澤にタッチ。

 愛澤はエルボー連打からコーナに振ると、串刺しニーからゼロ戦キック。ヤマダが菊地を担いで、愛澤と合体フェイスバスター。座り込んだ菊地にサンドイッチトラースキックから愛澤が火の玉ボム。フォールも2。

 菊地と愛澤はエルボー合戦。菊地が打ち勝ちロコモーションジャーマン・スープレックス・ホールドもヤマダがカット。
 小橋がヤマダをラリアットでなぎ倒し、菊地が火の玉ボム。フォールも2。
 菊地がラリアットでなぎ倒すが、すぐに立ち上がった愛澤に菊地はランニングエルボー。フォールし3カウント。

<試合後コメント>

菊地毅&小橋太っ太
菊池「小橋さん、アンタ、小橋太っ太、太っ太って言われてるけど、俺にとってはアンタが小橋だよ!ホント最高だよ!最高!」(握手を求める)
小橋「ありがとうございます!(握手を返す)やっぱりね、本物の小橋さんは、やっぱり色々アジアのベルトとか、全日本・NOAHでもやってたけど、小橋さんが引退した今、引き継げるのは自分しかいない!そういうわけで、今回後楽園ホールという大きいところで菊池さんと組んで、たくさんのお客さんの前で勝ちを取ることが出来たんで……菊池さん、ありがとうございました!」(握手)
菊池「今、DEWAプロレスで小橋太っ太さんとやって、これを機会にこれからどんどんどんどん東京で組んでいって、もっと全国に跳んでいきたい。是非とも呼んでくれ!俺は待っているぞ!」
小橋「小橋&菊池、いいタッグチームなんで、どんどんどんどん世に出ていかないと。小橋さんの分まで、俺がやっていきます!」
菊池「ヨロシクゥ!」(固く握手)

第8試合


 ロス・ノマダスが急襲し試合開始。ロス・ノマダスは3人同時のトペ・スイシーダを叩き込み流れをつかみ場外乱闘へ。

 リングに竹田とシクロベが戻り、シクロベが首投げから噛み付いていく。シクロベがショルダーアームブリーカーから腕を蹴り上げ、ジャックが足を掴みそこへミエドがヒッププレス。シクロベはミエドにタッチ。

 ミエドは首投げからジャックが振り子式エルボードロップ。ミエドはフォールも2。
 ミエドは首投げから顔面にドロップキック。フォールも2。ミエドは首投げからシクロベにタッチ。

 シクロベはシルバーブレッドから腕を掴みミエドにタッチ。ミエドはダイビングハンマーブローからロープに押し込む。ジャックが出てきてダブル攻撃を狙うが、竹田はスピアーもキャッチされる。だが竹田は負けじと二人まとめてブレーンバスターから葛西にタッチ。

 ラリアットの相打ちから葛西が打ち勝ちフォールも2。エルボー合戦から葛西がソバット。さらに延髄斬りから走り込むが、ジャックはレッグラリアートで迎撃しミエドにタッチ。

 エルボーの打ち合いからヘッドバッドの応酬。葛西はリバースタイガードライバーも。着地したミエドがカサノヴァ。避けた葛西に低空ドロップキックを叩き込んでフォールも2。
 ミエドは串刺しラリアットからマジックスクリュー。フォールも2。
 ミエドはフロッグスプラッシュも葛西は剣山で迎撃し竹田にタッチ。

 竹田は串刺しニーからローリングエルボーを叩き込んでニー。さらに串刺しニーからエクスプロイダー。フォールも2。
 ミエドが膝蹴りからロープに振ってエプロンからジャックが膝蹴り。ミエドはぶっこ抜きブレーンバスターを狙うが、耐えた竹田にエルボーからロープを貫いてのドロップキックで場外に叩き出す。そこへシクロベがケブラーダ。

 シクロベはハンドスプリングエルボーを狙うが、避けた竹田はライオンサルト式オーバーヘッドキックから延髄斬り。さらにラリアットも巻き込んだ竹田が膝蹴りからロッキンポ。竹田は吹本にタッチ。

 吹本と竹田はダブルのショルダータックルからジャックとミエドにもダブルのショルダータックル。耐えたジャックに葛西が延髄斬りから、再度葛西と吹本がダブルのショルダータックルで倒す。竹田がミエドをチョークスラムから葛西がパールハーバースプラッシュを投下し、吹本がラリアット。フォールも2。
 吹本がおあっケージドライバーを狙うが、ジャックがカットし山折り。ミエドがフォールも2。
 ジャックとミエドが次々串刺しラリアットから、シクロベが吹本の後頭部にダイビングフットスタンプ。ミエドがフィールも竹田がカット。

 ミエドが二段階式のジャーマンスープレックスホールドも2。ミエドはセットしファイヤーバードスプラッシュ。これで3カウント。
 

第9試合

 先発はヒートとグルクン。リストの取り合いからアームホイップの打ち合いとなりドロップキックの相打ち。両者タッチ。

 ソーキとみぃとなり、ソーキがヘッドロックからショルダータックルで倒しフォールも、ブリッジで抜けたみぃが走り込むがソーキはバックエルボーからフォール。再度ブリッジして抜けたみぃをバックエルボーからフォールもみぃはブリッジして抜ける。繰り返し続けるが、弱ってきたみぃがうつ伏せに倒れると、ソーキはボディスラムから顔面を踏みつける。するとみぃは泣き出すが、ソーキは素直に謝るとみぃは足の甲を踏み漬け顔面にドロップキック。両者タッチ。

 セイバーとジョーがチョップの打ち合いからセイバーがコルバタで投げ捨てるが、ジョーが走り込んでショルダータックルで倒す。ジョーはみぃにタッチ。

 みぃはエルボー連打も、セイバーは髪を掴んでナックル。避けたみぃがソバットから走り込むが、セイバーはボディスラムで迎撃しソーキにタッチ。

 ソーキは背中にダイビングハンマーからストンピング連打。ソーキはボディスラムからギロチンドロップ。フォールもヒートがカット。
 ソーキは背中にハンマー連発からグルクンの足にみぃの顔面を叩き込んでタッチ。

 みぃはエルボーを打ち込んでいくが、グルクンは顔面にナックルを叩き込んで倒す。グルクンは走り込むが、みぃはソバットからネックブリーカードロップ。みぃはジョーにタッチ。

 ジョーはアックスボンバーもソーキとセイバーが出てきてコーナーに振るが、ジョーはソーキにスピアーからセイバーにソバットを叩き込んでブレーンバスター。ジョーはソーキに串刺しスピアーからスライディングD。フォールも2。
 ジョーはボディスラムからダイビングヘッドバッドもソーキは避けてエルボーからボディスラム。さらにその場飛びエルボードロップからバタフライロックもヒートがカット。

 セイバーがヒートに延髄斬りもヒートはソバット。だがセイバーはハンドスプリングエルボーからその場飛びヴァルキリースプラッシュから走り込むが、ヒートはコンビネーションキックからネックブリーカードロップ。フォールも2。
 セイバーが走り込むもエプロンに避けたヒートが延髄斬りからミサイルキック。さらにその場飛びムーンサルトもグルクンがカット。

 グルクンはボディスラムで投げようとしたみぃの腕を足に挟んで動きを止めると、顔面を叩きボディスラムづえ叩きつけトビウオ。フォールも2。
 グルクンはゴリースペシャルもみぃはリバースパロ・スペシャルで切り返し丸め込むが2。
 みぃはラリアットを避けて正拳突き。さらにメサイアDDTからフォールも2。みぃはエルボー連打から走り込むも、グルクンは時間差ダメージで倒れみぃが困惑。みぃはフォールもソーキがカット。

 グルクン、セイバー、ソーキがそれぞれヘッドロックから中央に走ると衝突。全員カウント2で起きると、場外に転がり出てセイバーがケブラーダ。
 グルクンとセイバーにジョーが二人まとめてスピアー。ソーキがドラゴンリングインもジョーは迎撃。
 ジョーがソーキに串刺しスピアーからみぃが走り込んでビンタ。ジョーがソバットからカッキーカッターで叩きつけ、みぃをチョークスラムでソーキに叩きつける。フォールもセイバーがカット。

 ヒートがRKOでソーキを叩きつけ、スワントーンボムを投下。これで3カウント。

<試合後コメント>

グルクンマスク&美ら海セイバー&ウルトラソーキ&ハイビスカスみぃ&首里ジョー&ティーダヒート
――今日の試合は如何でしたか
グルクン「ホントいつもの、沖縄でやってる試合。そのままでしたね。何も気もてらってないし、何も特別なことやってないし。もうごく普通の、いつもの、琉球ドラゴンプロレスを皆さんに見てもらえたかなと」
美ら海「そうですね。今グルクンさんが言ったように、いつもの沖縄でやってる試合をやらせてもらったんですけど、それが自分らの中で一番いい試合だと思ってやってるんで、東京の方にも見ていただいて、沖縄にも見に来てもらえたらと思います」
ソーキ「今日、後楽園ホールでの試合だったんですけど、今度群雄割拠に呼ばれるときには、対抗戦にも!呼んで頂いて感謝しています。ありがとうございました!」
首里「今日は僕らがやってるいつもどおりの試合が出来たんで、いつもどおりの試合が自分たちの最高の試合だと信じてやって来てるので、それが出来て良かったです」
ティーダ「率直に。まだまだやり足りないなという感じですね。まだまだみんなのいいところを出し惜しんで今日のクオリティなんで、次呼んでもらったら……今日もまあ手応えしっかりあったんですけど、一番盛り上げようと思います!」
みぃ「……最後、私味方にやられたような気がしたんですけど」
首里「気のせい気のせい」
ティーダ「まあ勝ったんでね」
みぃ「うちはこの6人だけじゃなくて、いい選手がいっぱいいるので、もし次また呼ばれたら新たな選手を連れてこようかなと思います!」
グルクン「最後、いいですか?別に僕たちは、『今日後楽園に出られました。嬉しかったです。良かったねー』なんてそんなつまんないこと思ってないんで。僕らは、単独でこの後楽園で興行をやろうと思ってますから。その一歩、足がかり。その先は長いですけど、いつもどおりのクオリティを沖縄で磨いて、またこの場で試合させて頂けたらなと思います!ありがとうございました!」

第10試合

 乱闘で始まりリングにはパロマとキッド。会場には音楽が鳴り響き、ダブプロレススタイルに。
 キッドがナックルからボディスラム。キッドがコーナーに振って走り込むが、パロマが足を伸ばしてカットしコルバタで投げ捨て腰を振る。後ろからハヤタとグンソが殴りかかり、出てきた剣心をロープに振るが、剣心が交互に蹴りつけYO-HEYがダブルドロップキックで場外に叩き出す。ギンギンボーイズはトペかに見せてロープでとまり挑発。挑発を続ける剣心をYO-HEYが飛び越えトペ・コンヒーロ。そのまま場外乱闘へ。

 リングに戻り、YO-HEYがHAYATAに膝蹴りから剣心がナックル。ギンギンボーイズがダブルのバックエルボーから倒立させてYO-HEYが急所へどドロップキック。ギンギンボーイズがHAYATAの上に乗り挑発した後パロマにタッチ。

 パロマがセクシーな足4の字でHAYATAを苦しめ、キッドとグンソがサンドイッチドロップキックでカット。
 パロマはソバットから走り込むが、HAYATAはマンハッタンドロップで迎撃しドロップキック。そこへYO-HEYが出てきてカサドーラ。グンソがラリアットも避けたYO-HEYにフェイスバスターからサッカーボールキック。さらにDDT。グンソは剣心のハイキックを避けてサミングから走り込むが、剣心はスリングブレイドで迎撃。キッドが剣心にガットショットからDDT。剣心はミドルキック連発でキッドを倒し、フィッシャーマンを狙うが、キッドはライトニングスパイラルでフォールも2。

 キッドは投げようとするが剣士が着地しエプロンからYO-HEYが延髄斬り。さらに剣心がハイキックからYO-HEYが厳鬼。フォールも2。

 YO-HEYがセットしコーナーに登ろうとするが、パロマがタッチを要求しYO-HEYは仕方なくタッチ。
 パロマはアックスボンバーを狙うが、場外からグンソがイス攻撃。キッドが担いでグンソと合体バックドロップから連携攻撃のドロップキック。フォールもギンギンボーイズがカット。

 グンソは垂直落下式ブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。グンソはボディスラムからダイビングギロチンドロップ。これで3カウント。

エンディング

グンソ「今日は、ちょっとばかり、俺の話はなげーぞ。ちょっと聞いてってくれ、15年前のことだ!俺たちは、何も持ってなかったよ。普通に、働いて、ブラック企業ヤマト運輸で、時給800円で残業200時間普通だそんなもん。そこで金貯めて、みんなでなけなしの金かき集めてリング買って、初めて道場でリングを組んで、その上で俺は天井向いて寝て、泣いたよ。でも、ここに集まったローカルレスラー、みんなそうなんだ。みんなその瞬間があったはずだ。そうだよな!そう、俺達は、選ばれてプロレスラーになった人間じゃねー。認められてプロレスラーになったわけじゃねー。どっかに入門して明日からプロレスラーだって思えた人間じゃねーんだよ。俺たちをプロレスラーって認めてくれたのは、地元の、連れと、今日、俺達を見に来てくれてる一人ひとり1人!お客さんのおかげで俺たちはプロレスラーになることができたんだよ!そして、あそこに、佐々木貴っていう熱い男がいる!俺たちを見つけて、後楽園まで連れてきてくれた。本当にありがとう!今日、10団体?9団体?みんな後楽園に立った!こっから、今から地元を守るやつもいるだろう、上に上がってくる奴らもいるだろう。ただ一つ言っておきたい!後楽園に上がって万々歳か!?例えば!グルクンマスクと、グンソ、どっちがすげーか見たくねーか!?レイパロマとフェアリー日本橋、どっちがやべーか見たくねーか!?日本中で腕を磨いてきたやつで誰が一番かみたくねーか!(大歓声)そうらしいですよ佐々木貴さん」

貴「お集まりの皆さん、群雄割拠その一!面白かったですか!?この、続きが、まだまだ皆さん見たいですか!?グンソ、おめー良いこと言うな。グンソ、俺は今日の大会終わって、誰がそういうふうにアピールしてくれるか俺は心の中でずっと待ってたよ。群雄割拠その一が終わったら、当然そのニが、群雄割拠そのニをやらなきゃ嘘だろ!グンソ!その場所は、もう、用意してある。今日、参加した団体で、まだまだ、戦い足りねーってやつ、このプロレス界でトップを取りてーってやつ、また俺んとこ名乗りを上げてこい。(高井健吾とバキューンマスクがアピール)ごめんおまえらはもういい、今いい締めの場だから下がって。グンソ、グルクンマスク、群雄割拠そのニは、ここ後楽園ホールで、12月26日だ!グンソ、そこで、各団体が地域と応援してくれるファンと自分たちのプライドかけて、6人タッグワンデートーナメントヤローじゃねーか!それで納得するか」

グンソ「納得いたしました。なんかさ、がらにもねー良いこと言っちまったから元に戻すぜ。言っとくぜ、この中にどんな団体があろうとな、このグンソ率いるダブプロレスは、他の団体とは格が違うんだよ格が!アーハハハハ!」
(音楽が流れるがリングにどの団体も誰も上がってこない)
グンソ「そういうとこがダメなんだよアピールしろよ!」
貴「おーいじゃあお前ら!撤収時間てもんがあるんだ!この続きは12月26日ここ後楽園ホールで見せろ!どの団体が天下を取るか俺が見定めてやるからな!また覚悟を決めて後楽園に戻ってこい!」

<試合後コメント>

グンソ
「群雄割拠、面白かったんじゃね?色んなやつ出ててさ。色々、ホント有象無象だよ。ダブプロレス、ビックリしたか?みんな!こんなもんだよ。日の当たらないところで10年間も必死に曲を作ってきたんだよ!俺達のファーストアルバムは、これで以上だ。またもう一回、新しい曲作って、また12月26日に戻ってこようか。言っておくぜ、お前ら。この世の中さ、たまには西から日が昇ることもあるんだよ。以上!」

佐々木貴プロデューサー総括


佐々木貴
――第一回の群雄割拠が終わってみて如何ですか
「会場の熱というか、僕が思ってた以上にお客様の期待度だけじゃない、認知度も含め、初めて見るものに対する拒否反応みたいなものは一切なく、すごく温かい雰囲気の中で大会が進んでいったなと。『其の一』は、プロレス地方物産展という意味合いも正直無くはなかったので。いろんな地域のいろんな団体さんのスタイルがそれぞれ見えて非常に面白い大会だったなじゃないかなと思います。その中でも最後のグンソみたいな、その続きをやらせろと。それで、他の県の奴らにも『お前ら後楽園のリングに上って満足か?それで終わりか?噛みつかねぇのか?』と。僕自身も大会前からそれを言っていた通り、大会終わって『こんなもんじゃねぇぞ!もう一回やらせろ!もう一回その場をくれ!』と言ってくる人間がどっから現れてくるのかなっていうのは僕も楽しみにしていたので。みんないい試合だったし、申し分ない素晴らしい試合の連続だったと思うけど、最後の最後でそういう自己アピールをする人間が現れて、良かったなというかホッとしたというか。そういうのがないと正直面白くねぇなと思ってたし。僕もね、『其の一』ってタイトルを銘打った以上、『其の二』はやらなくちゃいけないとずっと思ってたし、誰にも相談せずサクっと12月26日の後楽園ホールを押さえてあったんですけど、もしあの場でグンソがそういうことを言ってくれなかったら、この日程どうしようかなと思ってたんだ。まあいいきっかけだったかなと思います。後は強いて言えば、どの試合も良かったです。どの試合も良かったですけど、じゃあ今日見てくれたお客さんの中で、ズバ抜けて良かった選手……まあ今日アンケートも取ってるんで、今日帰ったらゆっくりアンケート見させてもらいますけど、ズバ抜けてよかった選手って誰かっていうと、分からないかなと。ズバ抜けて面白かった団体どこって、全部良かったんですけど、全部良かったんですけど、ズバ抜けて一番ってどこかって、正直分かんない。逆を言えば、『とんだ一杯食わせ者』みたいな、『何だコイツら!こんなやつ呼ばなきゃよかったな!』みたいな、そんなのも無かったなと。そういう意味では、良くも悪くも無難に終わってしまったかなというのもあるんで。そういう意味では、またこれから其の二、其の三、其の四、其の五と続けて行く中で、今回呼びたかったけど呼んでない団体もあるし、自己主張して『俺呼んでください!』って言ったけど、正直断らせてもらった団体もあるし。日本全国くまなくチェックすれば、まだまだ沢山プロレス団体はあるんで、それを其の二、其の三以降につなげていければなと思っています。また群雄割拠に出るため、後楽園ホールに出るための予選みたいなのがあってもいいのかなって思うし、またああやって、喧嘩を売ってくるような奴がいるんであれば。もう何度かね、試合終わって、殿がいる本部席にチラチラ視線を送ってきて挑発してきたやつもいるんで。それを踏まえて、またFREEDOMS対抗戦をやるもよし。そういう熱が全国各地に飛び火することによって、またプロレスが熱く面白くなっていくんじゃないかと思う。其の一という意味では、私は大成功!満足はしております。まあ、とてつもなく変なのがいなかったことはちょっと残念かなってくらいで。まあそれは、其の二、其の三以降にご期待ください。群雄割拠と名をつけた以上は、各地各地を治める武将共が、ここ後楽園ホール、東京に集って、また天下統一を目指して戦いを始めなければいけないと。そういう意味ではグンソの言った、『お前らこれで満足か?戦わねぇのか?』という言葉が、僕自身非常に嬉しかったです。それをまた形にしていくのが群雄割拠のプロデューサーとしての殿の仕事かなと思っております」

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