ミスター雁之助が復帰戦でタッグ王者撃破も王座戦は拒否!
25日、新木場1stRingにて『ガッツワールドvol.110 武骨大戦2017』が開催された。
右顔面多発骨折により長期欠場していたミスター雁之助がこの日ガッツワールド復帰戦。タッグ王者組の松田慶三&YUJI KITOのIWA熱波軍に影山道雄とともに挑むと、そっくりな二人が入れ代わり立ち代わりリングに入り王者組を翻弄。影山が松田にレッグラリアートからハイキックを叩き込み、雁之助がダブルラリアットでなぎ倒すとKITOをファイアーサンダーで突き刺し3カウント。見事所属団体復帰戦で王者組を撃破してみせた。
この結果に松田は「俺達が組んだら絶対負けないチームだったんだよ。それなのにうっかりしたミスで俺が負けてしまった。俺は怒ったぞ!次回大会このベルトかけてもう一回勝負しようぜ!どうですかお客さん!」と煽るが、雁之助は「慶三!いまタッグのベルトは興味ないんだごめん」と断りさっさと会場を後にする。
バックステージでなぜ断ったのかを聞かれた雁之助は「俺、体重15kgくらい痩せちゃってさ。100kgあったのに85kgしかないんだよ。ちょっとパワー落ちちゃったな。……3ヶ月、4ヶ月くらい休んでたんでね。体調をもっと万全に戻して、5月の後楽園で出来なかったカードもあるし、今の段階でタッグのベルト云々は自分の口からは言えないね。まず自分を万全に戻してから」と慎重な発言。
5月の後楽園ホールではディック東郷とのシングルマッチが決定していたため、目下照準はディック東郷に絞られているようだ。
そのディック東郷は次回8月15日の新木場大会にて、新井健一郎&バファロー&丸山敦を相手に、折原昌夫&梁和平とともに持つ6人タッグ王座の防衛戦が決定した。