【会見】KNOCK OUT一夜明け会見で森井と町田が早くも火花を散らす!小笠原は那須川天心に「本当にファンに期待される状況になってからやりたい」と言及

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 6月17日(土)、東京・TDCホールにて行われた『KNOCK OUT vol.3』の一夜明け会見が実施された。
 
 まずは小野寺プロデューサーが「昨日は本当に選手達が覚悟を持って激闘、死闘を繰り広げてくれたおかげで素晴らしい大会になった」とイベントを総括。全7試合中6試合がKO決着という、今回も数多くの名勝負が繰り広げられたイベントを振り返った。

 続いて激闘を繰り広げた選手が登場。まずは第1試合から第3試合で勝利をあげたT-98、能登龍也、小笠原瑛作の3選手が登場。


 まずは第1試合で”琉球タイガー”廣虎との超獣対決を行った”ムエタイゴリラ”T-98が登場。1Rから廣虎を攻め立て、最後はヒジ打ちでカットを奪いTKO勝利をあげた試合について、「欲を言えばパンチで完全に倒したかったけど、お客さんが盛り上がってくれたので、自己採点は80点かな」と笑顔で試合を振り返った。
 今回は自然界ではゴリラの天敵とも言われる虎をニックネームに持つ選手に勝利をしたことについては、「ゴリラ界にも注目されていたと思うので、ゴリラの為に勝ててよかったです」と安堵の表情。
 さらに今後対戦したい相手を尋ねられたT-98は、「虎を倒すことが出来たので、次はサイやゾウとかを倒したい。」と同席した小野寺プロデューサーにアピール。今後は獣のようなスタイルを持つ海外の強豪選手にターゲットを絞っての大暴れを宣言した。


 第2試合で”西の神童”石井一成と対戦。事前に行われていた勝敗予想アンケートで、勝利を予想が7%しかなかった試合を、鮮やかなKO勝利で下馬評を覆して見せた能登龍也。
 試合前の評価の低さについては、「最初にその結果を見たときは笑うしかなかった。でも相手がそれだけ期待されている選手なので、逆に勝ったら美味しいなと思っていました」と試合前に気負いするところはなかったとコメント。
 1Rからパンチのラッシュを仕掛けての勝利については、「最初からフックで倒してやろうと思っていたので狙い通りです。KNOCK OUTは本当に素晴らし舞台なので、ここで自分が一番ということを証明したい。またよろしくお願いします」と今後の飛躍を誓った。


 第3試合で勝利した小笠原瑛作は、ダウンの応酬となったワンチャローンとの試合について「1R目のラッシュでスタミナを使ってしまいかなりバテバテになってしまったけど、練習してきた事を出し切って、最後はKOで勝てたのは本当に良かった」とKNOCK OUT史上に残る名勝負となった試合を振り返った。
 対戦したワンチャローンについては、「蹴りも本当に強かったし、何回倒しても気持ちが折れずに向かってきたので、やっぱりムエタイの王者は強いんだなって試合をしながら感じていた。その選手に勝てたのは自信になった」と大一番で勝利し、選手としての成長があったことを伺わせるコメント。
 8月にKNOCK OUTへの出場が決まった那須川天心については、「直ぐにやりたい気持ちもあるけど、僕とKNOCK OUTがもっと注目されるようになって、本当にファンに期待される状況になってからやりたい」と期待の高まる対戦について言及。
 打倒那須川天心を掲げ、今や日本格闘技の象徴となった神童の背中を追う小笠原瑛作のストーリーはどう動くのか。今後の展開に注目だ。


 タフネスで知られるワンマリオを相手に、有言実行のKO勝利をあげた森井洋介が会見に出席。前日の勝利について「相手は梅野選手が判定で勝ってる選手で、負ければ問題外だったし、判定勝ちでもやる意味のない相手だと思っていました。俺の生きる道はKO勝利しかなかったので正直プレッシャーは感じていました」と試合に対して気負いもあったとコメント。
 3Rにローキックで攻め立て、ワンマリオ陣営からタオル投入を呼び込んだ結果については「本当はローからパンチでKOしたかったけど、相手のガードが堅かったのでローで押し通そうと思った。作戦通りだったけどもっと激しい試合をしてお客さんを盛り上げたかった」と盤石の内容でKO勝利した試合に対しても不満を口にした。
 前回大会でライト級トーナメント準決勝進出を先に決め、今回は志願の出場になったことについては、「昨日3試合行われたトーナメント1回戦の試合はどれも凄かったので、昨日は試合をしていて良かった。ワンマリオにもKOで勝てましたし、このトーナメントに出場している選手が世界に通用することを見せれたと思う」と振り返った。


 ライト級トーナメント1回戦で“王国戦士”DJ.taikiと対戦し、パンチで前に出る相手に苦戦を強いられながらも、僅差で判定勝利をあげた町田光が登場。
 KNOCK OUT vol.3 で唯一の判定勝利となったことについて町田は「僕の試合だけ判定だったし、内容も面白くなかったので申し訳なかった。でも僕はこのトーナメントで生き残り、どんな形でも優勝すると決めています。なのでファンの皆様には申し訳ないですが次もどんな形になっても生き残る試合をします」とうつむきながらコメント。
 対戦したDJ.taikiについては「身体が大きかったし噂通り強かった。距離をとって戦う選手だと予想していたけど、ガンガン前に来たので苦戦してしまった。」と苦戦の理由を明かした。


 町田光が勝ち上がったことにより、8月20日(日)に大田区総合体育館で行われる「KNOCK OUT vol.4」で森井洋介とのライト級トーナメント準決勝が決定。2人は2016年3月に対戦していて、その試合では町田光のスネが裂傷してしまいドクターストップ。森井洋介がTKO勝利をあげている。
 過去の試合について町田は「骨が見えている状態で試合を止められてしまったけど僕はまだやれた。あの試合では森井選手の心が折れる音が聞こえたので、次は僕が森井洋介を倒します」と会見に同席している森井を前にKO勝利を宣言。「このトーナメントは森井洋介が主役に進んでいるが、僕は人生の全てをこのトーナメントに懸けているので、僕なら森井洋介に勝てる」と決意表明。
 それを受けた森井は「今回の再戦はすねじゃなくて完全なノックアウトで勝つので期待しておいてください」と早くも闘志をむき出しにしながらこちらもKO勝利を予告。
 両者から早くもKO勝利が飛び出し、2か月後の試合に向けて早くも緊張感のある空気を漂わせていました。果たして8.20「KNOCK OUT vol.4」で決勝に生き残るのはどちらか。生き様を懸けた戦いに注目が集まる。

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