中邑真輔がWWEスマックダウンデビュー戦で勝利のイヤァオ!
5月21日(米国現地時間)、イリノイ州シカゴのオールステート・アリーナにて『バックラッシュ2017』が開催された。
▼シングルマッチ
○中邑真輔
キンシャサ
●ドルフ・ジグラー
日本人スーパースター中邑真輔がついにスマックダウンデビューを果たし、因縁の相手ドルフ・ジグラーと対戦。
ジグラーのタックルを切ってヘッドロックで中邑は捕らえるが、バックの取り合いから中邑がグラウンドを要求。下から蹴り上げた中邑を避けたジグラーに、追撃のサッカーボールキックもジグラーはこれも避けて距離を取る。
ロックアップからジグラーがコーナーに押し込み平手打ち。中邑はトーキックからリストを取って捻り上げていくが、ジグラーは巻き込んで丸め込むが2。ジグラーはお返しとばかりに腕を捻り上げていくが、中邑も小手返しで返しロープに押し込むと平手打ち。
挑発した中邑にジグラーは走り込むも、ニーリフトで迎撃した中邑が顔面にニードロップからコーナーに押し込みブルブルと震える。
場外に降りたジグラーを中邑が追うと背中にエルボーからリングに投げ入れる。
ロープをまたいだ中邑だったが、ジグラーはロープを蹴り上げ急所攻撃から後頭部をリングに叩きつけ、サミングからスリーパー。中邑は首投げで逃れ走り込むが、ジグラーはドロップキックで迎撃しフォールも2。
ジグラーはナックルからエルボードロップ。ロープに押し込んでヘッドバッドからロープに振ろうとするが、中邑が腕を巻き込んで膝蹴りから二段蹴り式の回し蹴りを叩き込む。
ジグラーのナックルをガードした中邑がナックルからボディブロー。さらにミドルキックから顔面にサッカーボールキック。コーナーに押し込み串刺しランニングニーから再度串刺しランニングニー。
中邑はバックを取るがジグラーはスクールボーイ。これを腕ひしぎで切り替えした中邑だったがジグラーはロープへ。
中邑はブレーンバスターを狙うが、着地したジグラーがスネを蹴りつけてから飛びつきDDT。フォールも2。
ジグラーが走り込むも、中邑はニーリフトからキンシャサを狙うがジグラーはスクールボーイ。返されるとネーム・ドロッパーからフォールも2。
ジグラーはスーパーキックを狙うが、避けた中邑がビッグブーツ。だがジグラーはジグザグ。フォールも2。
ジグラーはパワーボムを狙うが、耐えた中邑が膝蹴りからかかと落とし。さらにブレーンバスターを狙うが、耐えたジグラーにリバースパワースラム。だがジグラーは着地し後頭部にスーパーキック。両者ダウン。
ジグラーが後頭部にハンマーブロー連発からボディを蹴りつけていくが、その足をキャッチした中邑にジグラーはヘッドバッド。中邑もナックルから前蹴りを叩き込みジグラーのタックルをカットするとグラウンドでボディへの膝蹴りを連発し、ロープに逃げたジグラーにエルボー連打。さらに後頭部を蹴りぬくと、エプロンを走り込んで顔面にスライディングニー。
コーナーに登った中邑がダイビングキンシャサも、避けたジグラーがスーパーキック。だが中邑もこれを避けエルボーからリバースパワースラムで叩きつける。さらに中邑はキンシャサを叩き込んで見事勝利。
中邑真輔がスマックダウンデビューを見事白星で飾り「イヤァオ!」と叫んでみせた。
今年4月4日にスマックダウンに初登場した中邑。デビュー戦がスマックダウンのPPV大会、アートワークはデビュー戦を前に異例とも言える中邑全面フィーチャーで注目を集めた。今回その実力を世界に示した「世界のナカムラ」は今後スマックダウンに所属するジョン・シナ、AJスタイルズ、ランディ・オートンら、スーパースターとの夢の対戦で大旋風を巻き起こすに違いない。
<試合後コメント>
中邑真輔
――初戦を終えて
「ペイパービュー以前から今日にも劣らない声援をいただいていたので、ある種自信はありました。日本を離れて1年NXTで培って、自分自身で持っているものを見せられたかなと思います」
――歓声について
「必要以上に乗せられすぎないようにコントロールしていました。ジグラーはもの凄い実力を持った選手なので、ペースというかリズムを握られると自分のやりたいことができなくなってしまう可能性があったので」
――ジグラーについて
「数いるスーパースターの中でも信頼できるベースとテクニックを持ち合わせている選手だと思ってます。もの凄く実力のある選手だと思います」
【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/
WWEネットワーク: http://network.wwe.com
DAZNオフィシャルサイト: http://www.dazn.com/
J SPORTSオフィシャルサイト: http://www.jsports.co.jp/
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