【試合結果】4・2 WWEキャンピング・ワールド・スタジアム大会 アンダーテイカーvsロマン・レインズ ブロック・レスナーvsゴールドバーグ AJスタイルズvsシェイン・マクマホン

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『レッスルマニア33』
日程:4月2日(米国現地時間)
会場:キャンピング・ワールド・スタジアム(フロリダ州オーランド)
観衆:75,245人

【キックオフ戦】
▼クルーザー級王座戦
○ネヴィル
vs.
●オースチン・エイリース

▼アンドレ杯バトルロイヤル
○モジョ・ローリー

▼IC王座戦
○ディーン・アンブローズ
vs.
●バロン・コービン

▼第1試合
○AJスタイルズ
vs.
●シェイン・マクマホン

▼第2試合 US王座戦
○ケビン・オーエンズ
vs.
●クリス・ジェリコ

▼第3試合 フェイタル4ウェイエリミネイション形式RAW女子王座戦
○ベイリー
vs.
●シャーロット・フレアー
●サーシャ・バンクス
●ナイア・ジャックス

▼第4試合 フェイタル4ウェイラダー形式RAWタッグ王座戦
○ハーディー・ボーイズ
vs.
●ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン
●エンツォ・アモーレ&ビック・キャス
●セザーロ&シェイマス

▼第5試合
○ジョン・シナ&ニッキー・ベラ
vs.
●ミズ&マリース

▼第6試合
○セス・ロリンズ
vs.
●トリプルH

▼第7試合 WWE王座戦
○ランディ・オートン
vs.
●ブレイ・ワイアット

▼第8試合 ユニバーサル王座戦
○ブロック・レスナー
vs.
●ゴールドバーグ

▼第9試合 SD女子王座戦
○ナオミ
vs.
●アレクサ・ブリス
●ベッキー・リンチ
●ミッキー・ジェームス
●カーメラ
●ナタリヤ

▼第10試合
○ロマン・レインズ
vs.
●アンダーテイカー

75245人の観衆を集めたレッスルマニアが歴代一位の記録へ!ジョン・シナが試合後ニッキーにプロポーズ!

 4月2日(米国現地時間)、フロリダ州オーランドのキャンピング・ワールド・スタジアムにて全米50州と62カ国から75,245人の大観衆を集めてWWE最大の祭典「レッスルマニア33」が開催された。このイベントでの収入は1450万ドルにのぼり、2015年のローリングストーンズのコンサートの収入を超え同スタジアムの記録を更新。また、観客数でも2008年の「レッスルマニア22」の記録を超え同スタジアム歴代1位となった。アーティストとしてはピットブル、フロー・ライダー、ランチマネー・ルイス、スティーブン・マーリーが登場し、公式テーマ曲「Greenlight」を披露して会場を盛り上げた。

第1試合

 レッスルマニア33でのWWE王座挑戦権を失ったAJスタイルズが、コミッショナーのシェインを批判、暴行したことで始まったこの一戦。試合はヘッドロックからグランドの攻防へお互いを探り合うような展開。その後もシェインは腕十字、三角締めなど関節技を繰り出すのに対し、スタイルズはカーフクラッシャー、スタイルクラッシュで応戦。そして、スタイルズのキックが誤ってレフェリーにヒットすると試合の流れは変わる。スタイルズがトラッシュカンを取り出すとコーナーのシェインに抱え込ませてフェノメナル・フォアアームを決めようとするも不発。逆にシェインがコースト・トゥ・コーストを決める。さらにシェインはスタイルズをアナウンステーブルに乗せてコーナーポストからダイビングエルボーを繰り出すが、スタイルズはこれを回避。リングに戻り、スタイルズがシェイン渾身のシューティングスターをかわすと、最後は必殺のフェノメナル・フォアアームを決めてスタイルズが勝利した。

第4試合


 ラダー形式RAWタック王座戦にハーディー・ボーイズがサプライズ参戦、6mラダー・スワントーン・ボムを決めてRAWタッグ王座を獲得。

第5試合

 因縁のカップルマッチが実現した。ニッキーとマリースで試合は始まるも、マリースは何もしないまま、ミズにタッチ。そのミズはコーナーでポーズを決めると、今度は場外でマリースとのキスを見せつけ、まったく捉えどころのないミズ&マリース。その後、ミズがシナにストンピング、顔面フロントキック、DDTと試合を優勢に進めるが、シナがニッキーにタッチすると状況が一変。ニッキーがマリースをパンチ一撃で倒すとシナもリングに上がり、You can’t see meのポーズ、ファイブナックル・シャッフル、AA&ラックアタックを同時に決めてピンフォール勝ち。カップル対決を制した。試合後にはシナがニッキーにプロポーズ。婚約指輪を渡し、勝利と婚約を祝った。

第6試合

 対戦を要求し続けるロリンズに「非公式試合で勝負してやる」とトリプルHが告げて決定したこの遺恨戦。ロリンズは積年の恨みを晴らすべく、この闘いに挑んだ。両者殴り合いで試合がスタートするとトリプルHは怪我をしているロリンズの右足をパイプイスや裏4の字固めで攻撃。一方ロリンズはダイブ2発、コーナーからのダイビングクロスボディでトリプルHに反撃する。その後、両者それぞれペディグリー、フェニックススプラッシュを決めるが勝負は決まらない。すると終盤、ロリンズがトリプルHの攻撃をよけると、エプロンに上がっていたステファニーと衝突寸前になる。しかし、寸前で止まったトリプルHにロリンズがスーパーキックを決めると、トリプルHとぶつかって吹き飛ばされたステファニーはリング下のテーブルに激突。これに動揺したトリプルHの隙をつき、ロリンズはペディグリーを炸裂。“キングスレイヤー”(王殺し)の名前通り、ロリンズがトリプルHに勝利して屈辱を晴らした。

第7試合

 ワイアットファミリーから造反して実現したこの一戦。試合が始まるとワイアットはオートンに異次元の心理戦を仕掛ける。ワイアットがコーナーで逆さになると、突然リングに巨大な芋虫が映し出される。すると動揺するオートンにワイアットがチョークスラム、セントーン、ショルダータックルでたたみ掛ける。その後、場外でお互いに必殺のシスター・アビゲイル、RKOを繰り出すも決着が着かない。リングに戻るとワイアットが再びリングに不気味な映像を映し出してシスター・アビゲイルを狙うも、オートンが不意打ちのRKOを決めてワイアットに勝利。オートンが元師弟対決を制して、新WWE王座を獲得した。

第8試合

 コールドバーグの電撃復帰後、「サバイバー・シリーズ」「ロイヤルランブル」でレスナーを圧倒したコールドバーグ。報復に燃えるレスナーはゴングが鳴ると、すかさずスープレックスを3発連続でゴールドバークに決める。しかし、ゴールドバーグはすぐさまお返しとばかりにスピアーを2発返すと、場外ではバリケードを破壊するスピアーをレスナーに見舞う。リングに戻ると、勢いに乗るゴールドバーグがスピアー、ジャックハマーを決めるがカウント2。倒れたレスナーにゴールドバーグが再びスピアーを狙うも、これを回避したレスナーが“スープレックスシティ”の名の通り、スープレックス7連発を決め、最後は必殺のF5でゴールドバーグを沈め、レスナーが新ユニバーサル王者となった。

第10試合

 レッスルマニアであの鐘の音が鳴り響いた。1月のロイヤルランブル戦でロマン・レインズにリングから落とされ、敗退させられたアンダーテイカー。その屈辱を晴らすためレッスルマニア33のリングに上がった。試合が始まるといきなりテイカーが襲い掛かり、レインズを場外に投げ飛ばすと「ここは俺の庭だ」と挑発。さらに激しい打撃戦になるとテイカーはスネークアイズ、レッグドロップを繰り出し、さらにはレインズの首を掴み、アナウンステーブルにチョークスラムを決める。しかし、今度はレインズがテイカーに別のアナウンステーブルに向ってスピアーを決め、一進一退の攻防を展開する。その後、レインズがスーパーマンパンチ2発、一方テイカーはチョークスラム、ツームストーン・パイルドライバーを決めるがカウント2。テイカーは奥の手ヘルズ・ゲートも繰り出すが、レインズは辛うじてロープエスケイプで逃げる。苛立つレインズはパイプイスで滅多打ちした後、スピアーを何度も決めるが、不死身のように起き上がるテイカー。しかし、最後はロープを使ったスピアーをテイカーに決めると3カウント。レインズがアンダーテイカーを破る快挙を達成した。試合後、アンダーテイカーはグローブ、コート、ハットをリングに残してリングを後にすると、惜しみない拍手と「サンキュー・テイカー」のチャントで会場は包まれた。

【関連サイト】
WWEオフィシャルサイト:http://www.wwe.co.jp/
レッスルマニア33特設サイト:http://www.wwe.co.jp/wm33/
WWEネットワーク:http://network.wwe.com
※生放送終了後、ビデオオンデマンド方式で視聴可能です。
※WWEネットワークは英語でのサービスです。日本語字幕はありません。
WWEネットワーク加入ガイド(日本語訳):
http://wwe.co.jp/network

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