中邑真輔がWWE NXTデビュー戦で勝利!ASUKA(華名)がNXT女子王者へ!
4月2日、中邑真輔がWWE「NXT TakeOver」の第3試合にてWWEデビュー戦を行った。
新入場曲となる『The Rising Sun』が流れる中入場したナカムラは『イヤァオ!!』とポーズを決める。その姿を観戦する観客の中に飯伏幸太の姿が!?相手のセミ・ゼイン(エル・ジェネリコ)は感慨深い目でナカムラを見つめゆっくりと立ち上がり試合開始。
ゼインがロックアップに行こうとするもナカムラはこれを避ける。再度ロックアップからナカムラがロープに押し込み頭を押し付けるとクネクネ。走りこんできたゼインにナカムラはニーリフトから一度距離を取る。
ロックアップからゼインが手首を取り、ナカムラが側転して取り返すとゼインも回転して切り返し腕を捻り上げる。ナカムラがゼインをロープに振るがゼインはアームホイップ3連発。ゼインはコーナーに寄りかかるナカムラに手をこまねいて挑発。
ナカムラは手4つに行くと見せかけてミドルキック連発からニードロップ。フォールも1。
ナカムラはボディスラムで投げようとするも着地したゼインがバックをとるがナカムラは腕を極めてグラウンドへ。ゼインはそのまま立ち上がるとナカムラにバックエルボーから走り込むがナカムラはニーリフトから延髄斬り。ゼインはコーナーに座り込む。そのゼインの顔面を踏みつけたナカムラだったが、ゼインはその足を掴み立ち上がると。ナカムラはバックキック式の延髄斬りでゼインを倒しフォールも2。
ナカムラはフロントネックロックもゼインはブレーンバスター。フォールも2。
ゼインはエルボーからチョップ。ナカムラの顔面をコーナーに叩きつけナックルからロープに振ると片足ドロップキックで倒しフォールも2。
ゼインはエルボーでコーナーに押し込むがナカムラもエルボーからコーナーに登る。だがゼインはエルボーを叩き込みこれでナカムラが場外に落下。ふらつくナカムラがエプロンに登るとゼインは髪を掴むが、そのゼインにナカムラはオーバーヘッドキックから、倒れたゼインをエプロンに寝かせて上半身を場外に出すと、場外を走りこんでのジャンピングニー。ぐったりするゼインの後頭部にナカムラは断崖式ニードロップで場外に叩きつける。
リングに戻り、ナカムラはコーナーに座り込むゼインの顔面を踏みつけてブルブルすると、対角線コーナーから走り込むがゼインはこれを避ける。ナカムラはニーリフトからゼインをコーナートップに寝かせて串刺しジャンピングニーを腹に叩きこみフォールも2。
ナカムラはリバースパワースラムを狙うが着地したゼインが走りこんできたナカムラをロープをたゆませ場外に落下させるとトペ・コンヒーロ。ゼインはリングにナカムラを投げ入れるとダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
ゼインはナカムラにブレーンバスターを狙うが頭頂部にニーを叩き込み着地したナカムラはうつ伏せのゼインの腹に膝を連打。ナカムラはロープに飛び走りこむがゼインはカウンターのみちのくドライバー。両者ダウン。
ゼインが先に立ち上がりナカムラにエルボー。エルボー合戦でナカムラが鼻から出血。ナカムラがロープに飛んだゼインにエルボーから膝を連打。ロープにもたれかかるゼインの顔面を蹴り続けたナカムラは四つん這いになったゼインの顔面を蹴り上げゼインは仰向けにダウン。
ハーフダウンのゼインにナカムラは走りこむもゼインはカウンターのラリアット。ゼインは再度ラリアットで叩き伏せ、ナカムラをロープに振るもナカムラはロープを掴んでワンテンポ遅らせるとランニングニーからミノルスペシャル。クラッチを切らないゼインにナカムラは三角絞め。ゼインはナカムラの顔面にストンピング連打でこれを逃れる。
ゼインはナカムラの顔面にナックル連打から先ほどのお返しとばかりにナカムラの顔面を蹴り続ける。ナカムラもナックルから再度ナックルもゼインはコンプリートショットからコウジクラッチ。ナカムラはなんとか回転しフォールするとゼインはロックを切る。ナカムラは立ち上がったゼインにすぐさま延髄斬りで両者ダウン。
ナカムラはゼインのバックを取るとリバースパワースラムを狙う。バックエルボーで逃れたゼインにナカムラはジャンピングカラテキック。ナカムラはコーナーに走るとゼインは追走式のヘルヴァキック。これを避けたナカムラがリバースパワースラム。ナカムラはキンシャサ(ボマイェ)も避けたゼインがブルーサンダーで叩きつけフォールも2。
ナカムラは場外に転がり降り、ゼインはスウィンギングDDTを狙うがナカムラはその顔面にハイキックを叩き込みゼインはコーナー際で墜落。ゼインはリングに転がり、ナカムラはコーナーに登るもゼインが正面に立ちエルボー。ゼインは雪崩式ブレーンバスターを狙うが、ナカムラはボディブロー連発から頭突きでゼインをふらつかせ、前蹴りで叩き落とすとリングに降りて串刺し攻撃を狙う。だがゼインはエクスプロイダーの体勢でキャッチ。ナカムラはこれを耐えて後頭部にエルボー連打。フラフラと立ち上がったゼインの後頭部にナカムラはセカンドロープからのダイビングニー。改めてナカムラはキンシャサを叩き込みWWEデビュー戦を勝利で飾った。
20分以上の激戦を終えたナカムラはゼインに握手を求め、ゼインもこれに応じ抱き合う。ナカムラはゼインの腕を上げ、ゼインもナカムラの腕を上げ勝利を讃えた。
試合後バックステージではFUNAKIの通訳のもと「今日スゲータフな試合でまあでもスゲーエンジョイできました。Strong Style Has Arrived!(ストロングスタイルがやってきたぞ!)」とコメントした。
続く第4試合では、アスカ(華名)がベイリーの持つNXT女子王座に挑戦。
桜舞い散る中緑の涙を流した能面を被りアスカが入場。
試合が始まるとアスカが回し蹴りで牽制。ロックアップから腕の取り合い。アスカがエルボーを打ち込みベイリーは顎を押さえコーナーへ。
再度ロックアップからベイリーがヘッドロック。アスカを飛び越えたベイリーをアスカはショルダータックルで倒し走りこむがベイリーがアームホイップ。倒れたアスカにベイリーはスライディングラリアットも避けたアスカがスライディングキック。これをベイリーが避けて両者距離を取る。
アスカがハイキックで牽制しローキック連打。ベイリーはエルボーからアスカもエルボー。アスカはロープに振られるもヒップアタックを叩き込みブラジリアンキック。エプロンに逃げたベイリーにアスカはヒップアタックも、ベイリーはこれを避けロープにハマったアスカにフォアアーム。ベイリーはコーナーに登るとダイビングバックエルボーを叩き込んでフォールも2。
ベイリーはアスカをコーナーに押し込み腹にタックルを繰り返すと、串刺しバックエルボーから再度串刺し攻撃を狙うがアスカはベイリーを持ち上げエプロンに落とす。アスカのラリアットを避けたベイリーが腹にショルダーからダイビングクロスボディプレスでフォールも2。
ベイリーはランニングニードロップからランニングエルボードロップ。スライディングラリアットを狙った所をアスカが脇固め。たまらずベイリーはロープへ。
アスカはミドルキックでコーナーに押し込みコンビネーションパンチからセカンドロープに足をかけてハイキックも、これを避けたベイリーがアスカをコーナーに座らせ逆さ吊りに。ベイリーはサードロープからジャンプし断崖式のエルボードロップ。フォールも2。
ベイリーはコーナーにもたれかかったアスカに近づくも、アスカは両足を伸ばしてカットするとコーナーに登る。そこをベイリーはジャンピングエルボーを叩き込み正面に登ると雪崩式ウラカン・ラナ。返したアスカにフロントスリーパー。アスカは立ち上がるもベイリーは胴締めに移行。アスカは一瞬の隙をつき頭を抜くとアンクルホールド。ベイリーは前転し足を掴んだアスカを場外に投げ捨てる。場外のアスカにベイリーはリングからスライディング式のコルバタ。アスカをリングに投げ入れるとフォールも2。
ベイリーはエルボー連打から走り込むがアスカはこれを避けドロップキック。アスカはスピンキックからローキック、ミドルキックと叩き込むがベイリーがコーナーへ振る。だがアスカはコーナーに駆け上がりミサイルキック。
アスカはハーフダウンのベイリーにミドルキック連打。ベイリーはエルボーから走りこむもアスカはプッシュアップして顔面にハイキック。アスカはスライディングキックからフォールも2。
アスカはベイリーを起こそうとするもベイリーが双手刈からジャックナイフ。返したアスカがエルボー連打からロープに飛ぶとヒップアタック。これをキャッチしたベイリーがバックドロップ。立ち上がったアスカが二段式ハイキックでベイリーを倒し両者ダウン。
ドロップキックの相打ちからエルボーの相打ち。顔面を張ったアスカにベイリーは左右のビンタ。避けたアスカがハイキックもベイリーはこれをキャッチしヒールホールド。アスカはのたうちまわりなながらロープを目指すも、ベイリーはアスカの膝をリングに叩きつける。必死に立ち上がったアスカがミドルキックもベイリーはその足をキャッチしエルボーを投下。ベイリーはアスカの足へのココナッツクラッシュからドラゴンスクリュー2連発。
ベイリーは走りこむがアスカが飛びつき腕ひしぎ。そのまま回転しベイラーがフォールも2。
アスカは二段式ハイキックもベイリーはこれを避け首固め。返したアスカはバックをとるがベイリーはバックエルボーからブレーンバスター。ベイリーがスライディングラリアットからフォールも2。ベイリーが腕を固めてから丸め込むも2。アスカは走りこんで来たベイリーをキャッチ。アスカは回し蹴りを顔面に叩きこみ、前かがみになったベイリーをフロントスープレックス。アスカは腕ひしぎで捕らえ、暴れるベイリーのバックを取るとスイングさせてグラウンドに引き込みアスカロック。これでベイリーを落としアスカが新王者へ輝いた。
なおこの日のメインイベントではフィン・ベイラー(プリンス・デヴィット)がサモア・ジョー相手にNXT王座を防衛した。
(写真提供/WWE Japan)
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