4年9ヶ月ぶりの師弟対決で希月あおいが師匠・さくらえみに勝利!

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 4日、新木場にて開催された我闘雲舞『四十にして惑わず! 新木場大会』のメインイベントにて、さくらえみvs希月あおいの師弟対決が行われた。

 40歳の誕生日を迎える当日にさくらえみが対戦相手として選んだのはかつての教え子希月あおい。さくらがアイスリボンを退団してから、あおいは何度かさくらえみとの対戦を希望し様々な方法でアプローチしてきたが全くの無反応だった。今年の頭にあおいはフリーとなり、4年9ヶ月ぶりに念願叶ってのシングルマッチとなる。
 試合前にさくらは「希月あおいという太陽は明るいか。私には、すっかり影を落としたようにみえる。ストンピングの一回に誰よりも気持ちを込めて、チョップの一発に誰よりもメッセージを込めることができていた彼女は、いつしか内からのメッセージは尽きて外見を装うことに力を注いだ」と厳しいコメントを送っており、これを読んだあおいはかつてないほど精神的に追い込まれたという。

 試合が始まるとあおいが急襲。これを返したさくらがチョップを叩き込むと、あおいは後ろ手にまわしチョップを受けきっていく。容赦ないチョップを打ち込み続けたさくらはロープに飛んで走り込むが、あおいがジャンピングラリアットで迎撃しノーザンライトスープレックスからセントーン。だがさくらはあおいの動きを読み切りムーンサルトを投下するが、さくらの攻撃を返しきったあおいがムーンホープ・プレッシャーを投下し3カウントを奪った。

 試合後あおいは涙を流しながら「プロレスは終わりのないものなんだなって改めて思いましたし、えみさんがいるから今の自分がいるんだなって改めて思いました。一発一発の重みとか、気持ちを技に乗せてやっていくんだよというのはそれはほんとに変わらず、えみさんと闘ってる中で新人の気持ちをすごい思い出したというか、ほんとに今の自分が忘れていたものが沢山あるなって思いました」と笑顔を見せ、さくらは「本当に今あおいちゃんは自分自身と闘ってるんだなと感じたし、やっぱり私は女の子が悩んだりしてる姿を見るのが大好きなので、今日負けてしまったんですけど今日試合出来てよかったです」と弟子の成長を感じた様子。

 今さくらのもとにはかつての教え子である志田光、真琴も戻ってきており、里歩も19歳でデビュー10周年という快挙を成し遂げた。アイドルユニット「ガトームーブ」もベストアルバムがタワーレコードなど全国のCDショップで購入できるぐらいに成長し、プロレス少女たちの青春は着々と規模を広げ夢に近づいていっている。

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